夢の島熱帯植物館のCドームには小笠原諸島の固有種が展示してあります。
シマシャリンバイ(島車輪梅)もそのひとつです。バラ科シャリンバイ属の常緑小高木です。小笠原ではアレキサンドルとも呼ばれているそうですが、名札に興味深いことが書かれています(右下)。
葉が厚いので、別名アツバシャリンバイ。
小笠原固有種のコーナーで、赤い実を見ました。近くに、ジュズサンゴがあったのですが、それよりかなり大きいものです。ネットで検索したんですが、さっぱり分からず、植物館に写真を付けて問い合わせをしました。
アスパラガス・ファルカツス(Asparagus falcatus、キジカクシ科(ユリ科)アスパラガス属)で、和名はヤナギバテンモンドウ(柳葉天門冬)だそうです。原産は熱帯アジアなので、小笠原の固有種ではないようです。
日本に自生するアスパラガス属の植物にクサスギカズラがあり、天門冬とも呼ばれているそうです。
今回の洋ランのGIFアニメは、リカステ(黄色)→コチョウラン(白にピンク)→リカステ(黄色にピンク)→バンダ(紫)の順に変化します。
1月23日撮影。
この記事へのコメント
信徳
長さん
シマシャリンバイはシベが長いですね。花は小さいで得すが、仰るように、フトモモ科のフェイジョアを連想させる花です、
たかようじ
説明が ありましたが、梅より やはり バラ科
だけに、また小笠原諸島の 花のせいか もっと
濃厚な 雰囲気が 漂っているかに 見えます。
香りは いかがでしたか?
nobara
シマと名の付くのって多いですよね~
シマ百日紅などが浮かんできます。
お花のアップを見てフェイジョアみたいって思いました。
アスパラガスの赤い実も見応えありますね。
shuuter
葉も厚いのですね。
長さん
マルバシャリンバイは、梅というよりバラに近い印象ですねが、シベが長いのが特徴ですね。
この花の香りをかぐのを忘れました。
長さん
普通のシャリンバイはこんなにシベが長くないですよね。やはり、フェイジョアを連想されましたか。独特の進化をしたのでしょうね。
シマとつく植物は沖縄や南西諸島に多いようですね。
アスパラガスの花は見たことがありますが、実は初めて見ました。
長さん
シマシャリンバイの花は内地のシャリンバイよりシベが長いですね。花弁もほっそりした感じです。
葉はツバキの葉位の厚さですから、厚葉とするには?ですね。
行き当たりばったり
なおさん
シマシャリンバイは、ふつうにその辺で見るシャリンバイとずいぶん雰囲気が違いますね。
紅い実のアスパラガスも面白いですね。
ランも色とりどりで、気分もランラン?となりますよねえ。
ドラちゃん
ご無沙汰していました。
シマシャリンバイの島での呼び名、
アレキサンドルが
ax handle (斧の柄)に由来する
というのは面白いですね。
毎日の積み重ねって
すごい{%びっくり1webry%ですね。
興味のある記事がいっぱいなのに
膨大な量でなかなか読んでいられません。
毎日訪問するといいんですけど、
なかなかね・・・
時間の使い方が下手だから、
1日があっと言う間に過ぎていきます。
ケン坊
3枚目と4枚目の写真は両方ともシマシャリンバイですよね? 一見違うようにも見えましたが...
それにしても今日は寒かったですね。我が家も初めてお湯が出なくなってしまいました。
今朝は氷のような水で顔を洗いましたが何十年ぶりですね。昔は顔は冷たい水が当たり前だったんですが...何時の間にか暖かい水に慣れて? 堕落ですね。
長さん
シマシャリンバイの花を初めて見ました。小笠原諸島は遠いですが、東京都です。それを夢の島熱帯植物館という同じ都内で見られるのはありがたいですね。
小梨
長さん
東洋のガラパゴスにも固有種が多いらしいですね。シマシャリンバイも独自の進化を遂げたのでしょうね。
アスパラガスに赤い実がなるなんて知りませんでしたよ。
ランでランランですか。
長さん
小笠原に英語に由来する方言があるというのは面白いですね。
女性は家事などが多いですから、お忙しいでしょうね。たまにで結構ですので、お出かけ下さい。
長さん
3枚目、4枚目は同じシマシャリンバイですが、シベの色が違いますね。咲き始めは白く、次第に赤く変化するようです。
こちらに引っ越してきて、一番の寒さです。お宅ではお湯が出なくなりましたか。それは難儀ですね。その日のうちに復旧したんですか?
長さん
シマシャリンバイは白い花弁が赤い葯と赤いシベを引き立てていますね。
GIFアニメ、たまには変化をつけないと…。
寿々木
長さん
小笠原諸島固有種のシャリンバイでシマシャリンバイというんです。南方の固有種だけに耐寒性の問題はあるでしょうね。
菜の花
アスパラガス・ファルカツス?こちらも記憶に無いです。アスパラガスならうちの畑にもあるのですが。アスパラガスは雄株と雌株がありますが、アスパラガス・ファルカツスも雌雄の別はあるのでしょうか。
クサスギカズラは花を見た事があります。東京薬科大学に見かけない蔓があって花が咲いていたので、伺ったらクサスギカズラとの事でした。地植えになっておりました。
ラン・らん・蘭はいいですね。
長さん
シマシャリンバイは小笠原固有種ですから、温室でないと育たないのでしょうね。
食用とするアスパラガスは雌雄異株だそうですが、アスパラガス属の中には両性花をつけるものもあるそうです。スパラガス・ファルカツスがどちらなのかはネット情報もなく、不明ですが、クサスギカズラは雌雄異株だそうですから、これもそうかも知れませんね。
クサスギカズラの花を検索したら、白い6弁花がでてきました。