カエンキセワタ(夢の島熱帯植物館…屋外編その3)

 昨日紹介したケストルム・クルトゥムの隣で咲いていた花で、初めて見たものです。名札にはレオノティス・レオヌルスと書かれていました。
 花はビロードのような毛で覆われています。近くで見ると、つぼみから花が成長する過程が分かって、面白いです。
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 帰宅後調べると、和名はカエンキセワタ(火焔着せ綿)と分かりました。シソ科カエンキセワタ属の常緑小低木(多年草とするサイトもある)で、原産は南アフリカのケープ地方です。花期は10月~12月だそうです。丈は2m以上ありました。
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 和名は、シソ科メハジキ属のキセワタ(着せ綿)に似て、花が炎のようだからということでしょうね。英名はライオンズイヤー(ライオンの耳)、これは属名に由来しているそうです。

 こちらは、ご存じのフヨウの実がはじけた後の様子です。
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画像 ランタナが寒さでしおれていました。その下に実が出来ています。

 
             1月23日撮影。

この記事へのコメント

  • フ~

    凄いな~ぁ毎日毎日とても私には真似ができません。
    子供の時夏休みの絵日記も1週間に1日纏め書き
    この頃は寒いので畑も不精しております。
    2011年01月25日 12:27
  • 長さん

    フ~さん、コメントありがとうございます。
    リタイアして毎日が日曜日なので、時間はあるんですが、ブログネタを探すのが結構大変なんですよ。
    植物園などはまとめて取材ができるので、手間が省けます。
    2011年01月25日 12:33
  • ポン太

    毎日珍しい花を見せてもらってありがとうございます。
    レオノティス・レオヌルス。読むのも難しくてすぐ忘れそうです。名前のつけ方って面白いですね。
    カエンキセワタ、炎のようだからカエン、ビロードのような毛でおおわれているからキセワタ。
    初め誰が考えたのでしょうね。
    芙蓉、花だけでなく実になっても、その実がはじけても絵になりますね。
    2011年01月25日 14:53
  • shuuter

    珍しい花がつづきますね。
    シソ科のカエンキセワタですか。
    南アフリカ原産のもの変わったものが多いですね。
    2011年01月25日 15:56
  • たかようじ

    本当に 珍しい花ばかり。カエンキセワタなんて
    名前、よく考えついたものです。
    フヨウの実、UPに耐える 可愛らしさ、このまま
    ドライフラワーとして 飾りたいです。
    ランタナも この寒さの中、よく頑張りました。
    こうして 世代交代 して いくのですね。
    2011年01月25日 16:12
  • tomi

    こんばんは;
    びっくりするほど色々な花をご存知で、私なんか見ている傍から忘れて行きます。

    七福神まいり楽しませていただきました、この七福神まいりは谷中にも有りませんか? 前にどなたかグループで行かれていました。

    東京は懐かしいです 浅草生まれの私は下町っ子ですから
    浅草の飯田やの泥鰌鍋(子供は食べられませんから柳川鍋ですが)花やしき、少し長じて浅草松竹歌劇を見ましたがきれいでした、ここから 倍賞姉妹が出たんですね と
    先日浅草の人形焼9袋買ってアメリカに帰りましたが何よりのお土産です。
    2011年01月25日 16:30
  • nobara

    カエンキセワタも今の時期だから?でしょうか・・
    火の勢いが少しだけ?衰えてるようですね(^-^)
    やっぱり低木とする方が良さそうですね~
    芙蓉の花後は面白いので私も何度か・・
    それだけで素敵なドライフラワーになりますネ
    コバノランタナの方が寒さに強いですね。
    紅葉しながらも元気でいます。(^O^)
    2011年01月25日 16:47
  • 寿々木

    ライオンノミミですね。寒い冬の日には暖かそうに見えます。
    2011年01月25日 16:57
  • ケン坊

    カエンキセワタ...雰囲気が伝わってきます。
    丈が2㍍とは随分と大きくなるんですね。
    フヨウの実はよく見かけますね。紫陽花と同じで
    ドライフラワー状になっていても写真にも絵にも
    耐えられますよね。
    次々と際限なく珍しい花が登場しますね。
    素晴しいです。
    2011年01月25日 19:47
  • 信徳

    読むだけでもシンドイ名前です。世の中には色んな植物が有るものですね。
    2011年01月25日 20:06
  • なおさん 

    国営武蔵丘陵森林公園のボーダー花壇で、毎年見ているのですが、11月頃見るものです。そちらでは今頃咲いていますか。やはりそちらの方が温暖なのでしょうね。
     花には細かい毛が生えていて、なかなか面白いですよね。オレンジの炎のようであたたかそうです。
     芙蓉の実も何処となく趣がありますよね。種子の様子も毛が生えていて面白いですね。
    2011年01月25日 21:37
  • 長さん

    ポン太さん、コメントありがとうございます。
    学名は馴染めないので、覚えにくいですね。カエンキセワタなら何とか記憶の留められそうです。
    花の名前がどのように定着していったかも興味が湧くところです。
    フヨウの実は鑑賞に耐えますね。
    2011年01月25日 21:46
  • 長さん

    shuuterさん、コメントありがとうございます。
    南アフリカは大陸の先端ですから、独自の発展をした植物が多いのでしょうか。変わったものが多いです。
    2011年01月25日 21:49
  • 長さん

    たかようじさん、コメントありがとうございます。
    火炎着せ綿と漢字で書くと、この花の特徴がよく伝わりますね。昔の人はうまい名付けをしたものです。
    フヨウの実は生花の素材としても使われているのでしょうか。
    2011年01月25日 21:53
  • 長さん

    tomiさん、コメントありがとうございます。
    さすが植物園、変わった植物が展示されていましたよ。
    江戸時代、各地で七福神巡りが作られてようです。谷中にも、またtomiさんがお生まれになった浅草にもありますよ。浅草の人形焼は有名ですね。
    2011年01月25日 21:59
  • 長さん

    nobaraさん、コメントありがとうございます。
    カエンキセワタを秋に見たら、シソ科特有の何段にも咲く様子を見られたと思います。昨年11月にも行ったんですが、こちらの方には回らなかったんですよ(残念)。
    大きな部屋ならフヨウのドライフラワーを飾ったら似合うかも知れません。
    ランタナもしっかり紅葉するんですね。
    2011年01月25日 22:14
  • 長さん

    寿々木さん、コメントありがとうございます。
    ライオンの耳と言うには小さいかも知れませんが、確かに暖かそうに見える花です。
    2011年01月25日 22:15
  • 長さん

    ケン坊さん、コメントありがとうございます。
    火炎着せ綿の文字のほうがこの花の感じがよく分かりますね。シソ科と言っても木本のようですから、もっと大きくなるのかも知れません。
    困ったときの植物園です。今回も収穫がありましたよ。
    2011年01月25日 22:20
  • 長さん

    信徳さん、コメントありがとうございます。
    ラテン語の学名は馴染めませんねー。和名も書き添えておいてくれるとありがたいのですがねー。
    2011年01月25日 22:23
  • 長さん

    なおさん、コメントありがとうございます。
    ムサイ級料森林公園より温かいでしょうが、背後にレンガを貼った外壁があり、これが保温効果を高めているのではないでしょうか。
    橙色の毛が生えており、ライオンの耳より火炎着せ綿のほうがしっくりきますね。
    フヨウは枯れても絵になる植物ですね。
    2011年01月25日 22:28
  • 菜の花

    カエンキセワタが今も咲いているのですね。2m以上あったら見上げるようですね。秋でも目立つ花ですから今でしたらもっと目立つのでしょうね。
     花の恋しい季節なのにフヨウのような姿を見るとほっとします。変なものですね。
     11.14(日)の木場公園で元気だったランタナも今頃は必死で寒さを耐えているのかしら、ふっとそう思いました。
    2011年01月26日 08:30
  • 長さん

    菜の花さん、コメントありがとうございます。
    こんなに大きくなると花は見上げる高さになりますね。数本背が低いものがあったので、アップの写真が撮れました。
    フヨウの実は絵になりますね。
    ランタナは耐寒性がありますね。我が家の近所でもまだ咲いているのを見かけますから、木場でもまだ咲いているのではないでしょうか。
    2011年01月26日 08:51
  • 目黒のおじいちゃん

    カエンキセワタ、つよく印象に残りました。この近くに
    むかし第五福竜丸が展示されていましたね。今は焼津に帰ったのでしょうか?
    2011年01月27日 16:17
  • 長さん

    目黒のおじいちゃん、コメントありがとうございます。
    第五福竜丸は、この植物館の近くに都立の展示館があり、その中に今でも展示されています。入場無料ですから、休館する月曜以外は、誰でも見ることが出来ますよ。
    2011年01月27日 16:37

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