ブプレウルム(ツキヌキサイコ)

 花屋さんに仏花を求めに行ったら、ある種のユーフォルビアに似た小さな花を見かけました。花の名前を聞くと、ブプレリウムだとのことで、1本加えてもらいました。
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 早速、ネットで情報を集めてみると、和名はツキヌキサイコ(突抜柴胡、セリ科ミシマサイコ属)と分かりました。ヨーロッパ~西アジア原産の耐寒性一年草だとのことです。和名の由来は、下の写真のように、葉が茎を巻き、茎が葉を突き抜けるように見えることから。
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 ブプレウルム、ブプレリウム、ブプレウラムなどの名で流通しており、フラワーアレンジメントの引き立て役としての需要が多いそうです。
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 高さ60-150cm程度になり、全体は無毛でよく分岐する。葉は茎を抱くようにつき、上部の分岐部分に付く葉は完全に茎を取り巻くため、茎が葉を貫いているような外見になる。花は複散形花序である。一段目の花序には、花弁状に見える緑色をした数枚の小総苞がつき、その中心部から、黄緑色の小花が散形花序をなしている。(Wikipediaより)

この記事へのコメント

  • 菜の花

    ブプレウルムですか、意識して見た事のない植物です。ミシマサイコの仲間と聞いて親しみを覚えました。出会ってみたいものです。
     ブプレウルムとはミシマサイコ属の学名なのですね。名前を忘れてしまってもミシマサイコからその名に辿りつけそうです。

     ミシマサイコは興味があって、種子をゲット、手元で育てておりますが、現在は地上部がありません。
    2011年01月19日 08:54
  • 菜の花

    追伸、・・・もしかしたらどこかで写しているかもしれない、という事で古い画像を見てみました。そしたら、ありました。ブプレリウムとなっておりました。西武ドームでの国際バラとガーデングショウでした。販売ブースで10本1000円、値段まで付いておりました。画像の順番などからして、だんだん思い出して来ました。復習?が出来ます。ありがとうございました。
    2011年01月19日 09:04
  • 目黒のおじいちゃん

    ツキヌキサイコにはびっくりしました。珍しいものを教えていただきありがとうございます。去年見たキバナノツキヌキホトトギスを思い出しました。世の中には色々不思議な花があるものですね。
    2011年01月19日 10:03
  • shuuter

    ツキヌキサイコ もちろん初めてです。
    可愛い花ですいね、なんだか野草ポイかんじですが。
    花屋さんで見てみたいと思います。
    2011年01月19日 10:25
  • たかようじ

    フラワーアレンジメントも 最近は 随分と 
    変わって気ました。 花屋さんで 聞いても 
    覚えられない 花が 増えました。
    グリーンと 白の花の アレンジメントが
    若い方に 人気です。
    ツキヌキサイコも その ひと花でしょうね。
    小さな 黄色の 花が ビッシリで、可憐です。
    ”ノウサギノミミ”の方が 覚えやすいですね。
    2011年01月19日 10:35
  • 寿々木

    突き抜きサイコですか、赤い茎が目を引きます。
     ツキヌキと名のついた花はいろいろあるようですが、以前ツキヌキニンドウを育てていて、同じような形の葉でした。
    2011年01月19日 10:56
  • 長さん

    菜の花さん、コメントありがとうございます。
    ブプレリウムの写真、見つかりましたか。私が購入したのは1本200円でしたが、結構な値段ですね。妻が「どうしたの?けちなのに」とびっくりしていました。
    ミシマサイコの花はこれによく似ているようですね。ネットで検索したら、小総苞がないだけの感じでした。
    2011年01月19日 15:12
  • 長さん

    目黒のおじいちゃん、コメントありがとうございます。
    確かどなたかのブログでこのような葉を見たと思ったのですが、おじいちゃんのブログだったんですね。コメントを頂いて思い出しましたよ。
    2011年01月19日 15:15
  • 長さん

    shuuterさん、コメントありがとうございます。
    花屋さんの店先で花の写真を撮るのははばかられるので、1本買ってきました。可愛い花ですが、引き立て役に徹しているようです。
    2011年01月19日 15:17
  • 長さん

    たかようじさん、コメントありがとうございます。
    たまには花屋さんを覗いてみるのも良いですね。思いがけないものを発見できました。スーパーやホームセンターだと発見が少ないのです。
    ブプレウルムの英名のひとつがHare's Ear(野ウサギの耳)でしたね。
    2011年01月19日 15:31
  • 長さん

    寿々木さん、コメントありがとうございます。
    ツキヌキとつく植物は、検索してみると、ツキヌキサイコ、ツキヌキニンドウの他に、ツキヌキホトトギス、ツキヌキソウ、ツキヌキユーカリ、ツキヌキオトギリなどが出てきました。葉は茎や枝から出るものという概念が変わってしまいますね。
    2011年01月19日 15:34
  • nobara

    ミシマサイコそのものが繊細なお花ですよね~
    トウダイグサにも似ていますね~
    この頃この手のお花が添え花になって
    モダン?な感じになっていますよね~
    葉っぱだけ見たらユーカリのような雰囲気も。
    花だけでなく葉の形態でも種分けするのね~
    茎の紫っぽい華奢な感じも好きですヘ(^o^)/
    2011年01月19日 18:26
  • 長さん

    nobaraさん、コメントありがとうございます。
    トウダイグサもこんな雰囲気ですね。ツキヌキユーカリも不思議な植物ですよね。
    フラワーアレンジメントの添え物というか副花材としてはカスミソウなんかが有名ですね。というか、それしか知りませんでした。セリ科のホワイトレースフラワーなんていうのもあるそうで、これも小さな花が主題の引き立て役になるのでしょうね。
    2011年01月19日 19:59
  • ポン太

    ツキヌキサイコ、面白い花ですね。
    3つ目の写真、本当に突き抜けていますね。
    そしてツキヌキ○○とつくものがいろいろあるのですね。
    吃驚しました。
    2011年01月19日 20:04
  • eiji

    ブプレウルムは脇役でどんな花にも合いそうですね。
    目立たない控えめですがよく見ると味わいがありますね。好みの花です。
    2011年01月19日 20:32
  • 長さん

    ポン太さん、コメントありがとうございます。
    花の形も面白いですし、葉の付き方も面白いですね。茎が二つに分かれるとこに葉が付いているのですが、どのように葉が成長するのでしょうね。こんな葉の付き方の植物が色々あるから本当にビックリです。
    2011年01月19日 20:32
  • 長さん

    eijiさん、コメントありがとうございます。
    フラワーアレンジメントの添え物とはいえ、繊細な花で形も特徴があり、なかなかの存在感ですよ。
    2011年01月19日 20:37
  • なおさん

    ツキヌキサイコ、葉の形も花も面白いですね。添え物にしておくのは惜しいような気もしますが、僕は見かけたことがありません。もっともこの頃は花屋さんもじっくりと見たことがないので、何軒か見て回ると出会えるかもしれませんね。
    2011年01月19日 22:55
  • 長さん

    なおさん、コメントありがとうございます。
    枝分かれしたところを囲むように葉が出ているんですかた、全く、変わった形の植物があるものです。一度実物をご覧になってください。
    2011年01月19日 23:03
  • ケン坊

    花の名前って意外と見たまんまの表現が多いですね。
    特に和名は。この”ツキヌキサイコ(突抜)”も。
    いつも長さんの観察力には脱帽です。ケン坊だったら何気に通り過ぎてますよ。赤い茎が目立ちます。
    2011年01月19日 23:17
  • 長さん

    ケン坊さん、コメントありがとうございます。
    仏花のアレンジを依頼して、お金を払おうとレジに向かったら、レジ前にこれが数十本まとめて花瓶に挿してあり、いやでも目につきました。
    ブプレリウムって覚えにくい名前ですね。花屋で名前を聞いて、他の用事を済ませて家に帰ったら、もう名前を忘れていました。仕方なく、電話して聞きました。
    2011年01月19日 23:30
  • 信徳

    初めて見る草花です。花屋さんにも色々な花が有るのですね。花屋さんにはもう20年も行っていません。
    2011年01月20日 22:59
  • 長さん

    信徳さん、コメントありがとうございます。
    今回、スーパーの仏花ではちょっと味気ないので、本格的な花屋さんを訪ねてみたんです。
    ホームセンターの園芸部には時々行きますよ。しかし、こういう所は売れ残ると困るのか、あまり珍しい品種は置いていないようです。
    2011年01月21日 08:38

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