室内に取り込んだ我が家の仏桑華、冬至の日の昨日、今期最後のつぼみを開花させました。
日を同じくして、89歳の義母が介護施設で、眠るように大往生を遂げました。
一昨日から食事がほとんど喉を通らず、昨日往診していただいた医師からは、いつ逝っても不思議でない状況と言われた矢先でした。その時は、医師や妻の呼びかけに反応したり、笑顔を見せたりしており、しばらくは命を長らえるのではという希望もいだかせました。
その夕刻、介護スタッフの呼びかけに応え、奇跡的にかぼちゃの煮付けを少々食べたそうです。しかし、それが最後の力だったようで、数時間後の午後9時42分、妻や私、孫、医師、介護スタッフらに見守られ、安らかな寝顔のまま静かに旅立ちました。
このハイビスカス、あえて仏桑華と書きましたが、義母が我が家に帰ってきたかのように思われました。
「おばあちゃん、さようなら。これからおじいちゃんと一緒に暮らせるね」 合掌。
しばらくブログの更新を休みます。
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