近くの団地の生垣代わりにされているピラカンサ(バラ科)です。上の方についた実は、花が咲くのが遅かった分、まだ橙色です。和名は、赤い実の品種をトキワサンザシ(常盤山査子=ヨーロッパ南部原産)、オレンジ色の実の品種をタチバナモドキ(橘擬き=中国原産)と区別しているそうです。
ところで、ピラカンサ、ピラカンサス、どちらが正しいのでしょうね。学名(属名)はPyracanthaなので、ピラカンサが正しいと思うのですが…。
「季節の花300」には、「Pyracantha(ピラカンサ)は、ギリシャ語の『pyro(炎)+ acantha(刺)』が語源。(中略)枝にはいっぱいとげがあるところから。これに『ス』がついて『ピラカンサス』」、とありました。一方、「ピラカンサは総称で、種類が多いから『ス』を付けた」、という説もありましたが、どうも和製英語のような気がします。
セイヨウヒイラギナンテン(西洋柊南天、メギ科ヒイラギナンテン属)が咲き始めました。別名チャリティー。よく似たヒイラギナンテンは春先にならないと咲きません。
こちらは町内のYさん宅のウェルカムフラワーです。寄植えを買ったとのことですが、彩りも良く、クリスマスからお正月にはぴったりではないでしょうか。
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この記事へのコメント
庭花
OSAMI
ポン太
が正しいのかなと思っていました。私は迷
いながらスをつけていたように思います。
皆さんのお宅、クリスマス、お正月
バージョンで美しいですね。楽しませて
貰っています。
寿々木
長さん
ピラカンサの実はオレンジというか黄色の実を見かけますよ。花に差はないのに実の色が違うのは面白いですね。
長さん
ピラカンサは実の付きが良いので、鳥たちも困りませんね。チャリティーはお宅の近くではまだ咲いていませんか。
長さん
私もピラカンサスで覚えましたが、どうやらピラカンサのほうが正しいようですね。
この寄せ植え、花の日持ちが良さそうですね。
長さん
ネットの植物図鑑もピラカンサを採用していますね。ピラカンサスと誤記するのは日本だけではないでしょうか。
shuuter
鳥が飛んでくるのでにぎやかでよろしいですね。
セイヨウヒラギナンテンは花房が大きく伸び花の少ないときですので、目立ちますね。
長さん
ピラカンサはたしかに刺があるので、剪定が大変ですね。赤い実は鳥たちの好物なのでしょうね。
セイヨウヒイラギナンテンの花は黄色い上、花穂を上に伸ばすので目立ちますね。
(コメントが重複していましたので、1通は削除させていただきました)
信徳
ケン坊
寄せ植えが綺麗ですね。何種類の花が植えられて
いるのか...
えっ! この寄せ植えって椅子の上に? ビックリ?
長さん
ピラカンサを食べる鳥はいろいろあるそうですね。我が家の周りだと、ヒヨドリやメジロなどでしょうね。
長さん
ピラカンサ、ピラカンサス、正しいのはピラカンサ、ゴロが良いのはピラカンサスでしょうか。
この寄せ植え、良いですよね。実はこの椅子、壊れてしまったので、鉢置きに転用されているんです。
たかようじ
目をやりました。今は まだ、赤い実がついて
いますが、しばらくすると 鳥たちが 大勢
押し寄せて、ピイ、ピイ、ギャアと うるさく、
あっと言う間に 淋しい木となってしまうのです。
可愛い”ウエルカムボード”。年末と言うのに、
この家の 主の 心の余裕を 感じさせる
素敵な 寄せ植えで、 ホッと します。
なおさん
紅い実が沢山ですと見応えがありますね。
セイヨウヒイラギナンテンは花穂が垂れずに立ち上がるのもあり、面白いですね。ヒイラギナンテンは冬の紅葉もなかなか綺麗に色付くのがあり、楽しめます。
この頃は冬の花もいろいろ種類が多くなり、楽しめますね。
長さん
鳥たちにとっては、まだピラカンサより大きな実が目標でしょうが、やがてこの実にも殺到するでしょうね。
この寄せ植え、Yさん宅のおばあちゃんの見立てだそうです。
長さん
ピラカンサは実の付き方が良く、枝じゅうに赤い花が咲いたようにも見える気があったりして、今の時期楽しいものですが、いずれヒヨちゃんたちの餌食になりますね。
ヒイラギナンテンの紅葉は春になると次第に緑が復活してきますね。