アメリカタカサブロウ

 田んぼの間の小道で、小さな菊のような花を発見しました。直径は1cmにも満たない位です。
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 帰宅後、早速ネットの図鑑で検索すると、アメリカタカサブロウ(亜米利加高三郎、キク科タカサブロウ属の1年草)と判明しました。南米原産で、第二次世界大戦以降、日本に持ち込まれた帰化植物だとのことです。
 タカサブロウは世界の温かい地域に広く存在するそうです。在来種のタカサブロウと良く似ていて、葉に鋸歯が明瞭なのがアメリカタカサブロウのようです。
 上の写真で、花の右側にある緑色のブツブツは実です。ヒマワリの種に似た種が出来るそうです。種には翼状のものが付いており、それがないタカサブロウと区別できるとのことです。 
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 タカサブロウとは変わった名前ですが、その名の由来は諸説あって不明だそうです。

この記事へのコメント

  • 信徳

    初見です。帰化植物で繁殖力が強かったりしたら何処にでも有りそうです。
    2009年09月22日 20:24
  • 長さん

    信徳さん、こんばんは。
    この花を撮った後、付近を探したのですが、見つけられたのはここだけでした。小さな花ですから、他の雑草にまぎれて見つからないのかもしれません。
    2009年09月22日 21:08
  • なおさん

    ついタカサブロウとひとくくりにして呼んでしまうのですが、厳密には違うのですよね。
     水田雑草とひとまとめに呼ばれるもののなかにも、いろいろ可愛らしいもの、面白いものが多く、夏から秋にはいろいろ花も咲いて楽しめますので、田んぼの畦道、休耕田を見てまわるのも面白いですよね。
    2009年09月23日 10:53
  • 長さん

    なおさん、こんにちは。
    先週この花を見かけたのですが、調べてみるとタカサブロウと似たアメリカタカサブロウのようでした。今回、葉の鋸歯を確認するため、改めて観察し直してきました。
    2009年09月23日 13:48
  • peko^^*

    このお花も、大きくしてみると
    とっても綺麗な花ですね^^*
    普段雑草として見過ごしてしまいそうなお花も
    こうして見せて頂くと、新しい発見がありますね~☆
    2009年09月24日 20:10
  • 長さん

    ペコちゃんさん、こんばんは。
    マクロレンズを持つと小さなものにカメラを向けたくなりますね。
    2009年09月24日 21:37

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