スイカズラなど

 今日も雨模様。花の写真が撮れませんので、撮り溜めた中から投稿します。

 最近よく目にするスイカズラ(吸葛、スイカズラ科スイカズラ属)です。親指を下にして手を広げた形という形容が出来ますが、狐の顔のようにも見えます。咲き始めは白く、次第に黄色くなるので、キンギンカ(金銀花)という別名があります。ニンドウという別名もありますね。
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 つぼみ(花弁の外側)が赤いスイカズラもあり、ベニバナスイカズラとかハニーサックル・ヘクロッティーとか呼ばれる園芸種です。
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 テイカカズラ(定家蔓)です。カズラと名がついてますが、スイカズラとは異なり、キョウチクトウ科テイカカズラ属です。こちらは船のスクリューのような形ですね。
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 先日名前を知ったヒューケラ・ドルチェ(ユキノシタ科ツボサンゴ属)の別種を見かけました。花をマクロで撮ったら、中々興味深い形をしていました。
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 バイカウツギ(梅花空木、アジサイ科バイカウツギ属)です。枝が細いので、伸びると枝垂れてしまうようです。
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この記事へのコメント

  • nobara

    甘い香りが、特にお天気の悪い日は匂い立つようですよね~ハニーの名前が成る程と思います。テイカカズラは藤原定家さん縁なので・・定家の方かも知れませんね。ねじれ方はオトギリソウ科の巴草を彷彿します。私も花のブログの再出発(初めてブログ開設した時不慣れで混乱しました)の花はこのテイカカズラの壁いっぱいの満開からでしたので思い入れがあるんですよ。バイカウツギの華奢な枝にさくそのお花が好きです。福岡はどんよりとしていますが雨にはなっていません。祇園に活きイカを食べにいこうかと思案中です。入荷してればいいのですが・・
    2009年05月30日 13:38
  • 寿々木

    スイカズラの花もそろそろお終いのようですね。良い香りで楽しませてくれましたが、放置しますと際限なく伸びて他の木に巻き付いて困ります。

    nobaraさん、生きイカって刺身のことでしょうか?
    2009年05月30日 15:37
  • 長さん

    nobaraさん、こんにちは。
    テイカカズラの漢字は変換ミスで、定家蔓が正しいです。ご指摘ありがとうございます。オトギリソウの実物は見たことがありませんが、写真で見ると確かにねじれて見えますね。
    祇園で生きイカって聞いてビックリしましたが、博多にも祇園があったのですよね。4年ほど前でしたか、呼子漁港で生きイカを食べたことがありましたが、美味しかったなー。
    2009年05月30日 16:43
  • 長さん

    寿々木さん、こんにちは。
    スイカズラはどんどん伸びるようですね。上の4枚の写真もハナゾノツクバネウツギの生け垣の様なところから顔を出していたものです。
    生きイカは生簀で泳いでいたものをすぐに刺身にした料理です。新鮮ですから透き通っていて、シコシコと歯ごたえがあり、美味しいです。
    2009年05月30日 16:49
  • 目黒のおじいちゃん

    スイカズは花にふさわしい趣がありますけどニンドウとは面白いネーミングですね。テイカカズは当在でも賑々しくはびこっています。ところで今日駒沢公園へ寄ったときビヨウヤナギに似た黄色の花を見つけました。名前を同定したいのであとでお立ち寄りをお願いします。
    2009年05月30日 19:12
  • なおさん

    雨の日ですと出かけるのがついおっくうになりますね。小雨ていどでしたらかえっていい場面を撮れることもありますが、自分やカメラが濡れてしまいそうになるので、その用意もしておかないとダメですよねえ。

     さて、スイカズラの甘い香り、またやや違うテイカカズラの香りもどちらも良いですね。テイカカズラもいとしい人の墓石にまとわりつく、という執念の花ですね。花はかわいらしいのですが、ものすごく這いまとわりついているのを見ると、伝説もなるほどと思いますね。

     バイカウツギも香りがあるものがありますね。花も大きくて見事で良いですよね。
    2009年05月30日 19:49
  • 長さん

    目黒のおじいちゃん、こんばんは。
    ニンドウは忍冬と書きます。冬でも茎の先の葉が落葉せずに残っている様子から名付けたそうです。
    お尋ねのビヨウヤナギに似た花はヒペリカム・ヒドコートのようですよ。
    2009年05月30日 21:43
  • 長さん

    なおさん、こんばんは。
    雨だと写真の発色が悪く、平板になってしまいますから、ちょっと敬遠してしまいます。
    藤原定家は鎌倉時代の人で、その人にまつわる伝説からテイカカズラの名がついたそうですね。それ以前は「まさきのかずら」と言っていたらしいです(これ、Wikipediaの受け売りです)。
    2009年05月30日 21:54
  • ケン坊

    こんばんは。
    ビックリです。何故? いまブログをアップして長さんのブログを見たら”スイカズラ”の文字が目に飛び込んできたからです。(たった今調べ終わって)
    ケン坊が見たのは白と黄色でした。長さんの説明で納得しましたが、白から黄色に変わっていく花なんですね。
    バイカウツギって、よく畑の中ほどに境かなんかの目印にするような感じで咲いている花に似ていますが・・・花魁草(おいらん)のような四方八方に花をつけた枝が飛び散っているような?
    2009年05月30日 22:01
  • 長さん

    ケン坊さん、こんばんは。
    スイカズラは同日投稿でしたね。
    バイカウツギは2mほどになるようですが、これは古木の話のようで、放っておくと写真の様に勝手な方向に枝垂れてしまうようですよ。4弁の花なので見分けが簡単ですよね。
    2009年05月30日 23:44
  • ミキの雑記帳

    こんばんは。
     この季節の香りのいい花が並びました。
    どれも大好きです。野山でスイカズラに
    出会うと嬉しくなります。
    先日テイカカズラも見かけました。この花の
    風車のような形は可愛らしいですね。

    ヒュウケラ・ドルチェの花雄花と雌花とが
    対になって咲いているのでしょうか?
    とても面白い花ですね。
    2009年05月31日 01:00
  • 長さん

    ミキさん、おはようございます。
    スイカズラもテイカカズラも良い匂いがするようです。
    ヒューケラ・ドルチェですが、調べてみたところ、雄花・雌花の別はないようです。恐らく、先に咲いた花の雄しべが先に萎れたか、脱落したのではないかと思っています。
    2009年05月31日 08:39

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