最近よく目にするスイカズラ(吸葛、スイカズラ科スイカズラ属)です。親指を下にして手を広げた形という形容が出来ますが、狐の顔のようにも見えます。咲き始めは白く、次第に黄色くなるので、キンギンカ(金銀花)という別名があります。ニンドウという別名もありますね。
つぼみ(花弁の外側)が赤いスイカズラもあり、ベニバナスイカズラとかハニーサックル・ヘクロッティーとか呼ばれる園芸種です。
テイカカズラ(定家蔓)です。カズラと名がついてますが、スイカズラとは異なり、キョウチクトウ科テイカカズラ属です。こちらは船のスクリューのような形ですね。
先日名前を知ったヒューケラ・ドルチェ(ユキノシタ科ツボサンゴ属)の別種を見かけました。花をマクロで撮ったら、中々興味深い形をしていました。
バイカウツギ(梅花空木、アジサイ科バイカウツギ属)です。枝が細いので、伸びると枝垂れてしまうようです。
この記事へのコメント
nobara
寿々木
nobaraさん、生きイカって刺身のことでしょうか?
長さん
テイカカズラの漢字は変換ミスで、定家蔓が正しいです。ご指摘ありがとうございます。オトギリソウの実物は見たことがありませんが、写真で見ると確かにねじれて見えますね。
祇園で生きイカって聞いてビックリしましたが、博多にも祇園があったのですよね。4年ほど前でしたか、呼子漁港で生きイカを食べたことがありましたが、美味しかったなー。
長さん
スイカズラはどんどん伸びるようですね。上の4枚の写真もハナゾノツクバネウツギの生け垣の様なところから顔を出していたものです。
生きイカは生簀で泳いでいたものをすぐに刺身にした料理です。新鮮ですから透き通っていて、シコシコと歯ごたえがあり、美味しいです。
目黒のおじいちゃん
なおさん
さて、スイカズラの甘い香り、またやや違うテイカカズラの香りもどちらも良いですね。テイカカズラもいとしい人の墓石にまとわりつく、という執念の花ですね。花はかわいらしいのですが、ものすごく這いまとわりついているのを見ると、伝説もなるほどと思いますね。
バイカウツギも香りがあるものがありますね。花も大きくて見事で良いですよね。
長さん
ニンドウは忍冬と書きます。冬でも茎の先の葉が落葉せずに残っている様子から名付けたそうです。
お尋ねのビヨウヤナギに似た花はヒペリカム・ヒドコートのようですよ。
長さん
雨だと写真の発色が悪く、平板になってしまいますから、ちょっと敬遠してしまいます。
藤原定家は鎌倉時代の人で、その人にまつわる伝説からテイカカズラの名がついたそうですね。それ以前は「まさきのかずら」と言っていたらしいです(これ、Wikipediaの受け売りです)。
ケン坊
ビックリです。何故? いまブログをアップして長さんのブログを見たら”スイカズラ”の文字が目に飛び込んできたからです。(たった今調べ終わって)
ケン坊が見たのは白と黄色でした。長さんの説明で納得しましたが、白から黄色に変わっていく花なんですね。
バイカウツギって、よく畑の中ほどに境かなんかの目印にするような感じで咲いている花に似ていますが・・・花魁草(おいらん)のような四方八方に花をつけた枝が飛び散っているような?
長さん
スイカズラは同日投稿でしたね。
バイカウツギは2mほどになるようですが、これは古木の話のようで、放っておくと写真の様に勝手な方向に枝垂れてしまうようですよ。4弁の花なので見分けが簡単ですよね。
ミキの雑記帳
この季節の香りのいい花が並びました。
どれも大好きです。野山でスイカズラに
出会うと嬉しくなります。
先日テイカカズラも見かけました。この花の
風車のような形は可愛らしいですね。
ヒュウケラ・ドルチェの花雄花と雌花とが
対になって咲いているのでしょうか?
とても面白い花ですね。
長さん
スイカズラもテイカカズラも良い匂いがするようです。
ヒューケラ・ドルチェですが、調べてみたところ、雄花・雌花の別はないようです。恐らく、先に咲いた花の雄しべが先に萎れたか、脱落したのではないかと思っています。