連休の谷間の昨日、道路は空いていたんですが、家を出るのが遅く、急きょ目的地を国営武蔵丘森林公園に変更しました。先回は3月24日だったので、5週間ぶりですが、森林公園にふさわしく、木々の緑が美しかったです。
今回は南門を入り、すぐに自転車を借り、展望レストランに直行しました。左下は、南門広場の噴水。右下は、展望レストランの近くで撮ったコブシの葉です。
森林弁当でお腹を満たした後、野草コースへ向かいます。コース入口の開花情報を確認すると、8種類の花が見られそうです。
先ずは、ラショウモンカズラ(羅生門葛、シソ科ラショウモンカズラ属の多年草)です。名前はこの花を渡辺綱が羅生門で切り落としたとされる鬼女の腕に見立てたものとされる(Wikipedia)。腕に毛が生えていたのでしょうか?花弁の先端にご注目。
今回のお目当てはクマガイソウ(熊谷草、ラン科アツモリソウ属)です。3月にカタクリが花を咲かせていた斜面で、妻が三輪を見つけてくれました。しかし、残念ながら、花は最盛期を過ぎ、両腕を広げたように見えていたはずの花弁が下を向いたり、枯れ始めていたりでした。
この記事へのコメント
なおさん
クマガイソウもやや花は遅かったようですか。1週間違うと花もだいぶ咲き方が変わりますので、なかなか最盛期にあたるのも難しいですよね。斜面の上の方に花が多いのですが、やや遠いですよね。
でもなんとか見られたようでなによりです。
ケン坊
ハッキリとした時期を意識してなかったので・・・独特の雰囲気をもった花ですよね。
ラショウモンカズラ・・・花はよく見かけますが、名前と一致していませんでした。
命名にはいろんな背景があるんですね。面白いです。
長さん
このラショウモンカズラの写真は、野草コース入口で撮ったものです。柵際にも咲いていたので、アップが撮れました。
急に思いついて行ったので、三脚の用意がなく、斜面の上のほうに咲いているクマガイソウを撮るのは大変でした。幸い、望遠ズームは持っていたので、柵の杭にカメラを乗せて撮ったのですが、やはりブレやピンずれで殆どが失敗でした。
長さん
和名の由来を調べると古人の観察力と知性が感じられますね。
クマガイソウと対比されるアツモリソウというのがあるそうですが、まだ見たことがありません。
庭花
クマガイソウですか、個性的な形をしていますね。花の最盛期は過ぎていたようですが、なんとか間に合いましたね。
長さん
ラショウモンカズラは、命名の由来を聞かなければ、可愛い花ですよね。
クマガイソウはぎりぎりセーフの感じでした。