屋根の構造を作りました

<住宅模型の4作目、製作16日目>
 1階、2階と、主たる構造が出来たので、屋根の構造に取り掛かかりました。屋根自体は切妻なので難しくはありませんが、軒のラインを2階の天井ラインに合わせなければならないので、少々工夫が必要です。
画像 上から見ることは出来ないのですが、構造補強を兼ねて、小屋裏収納の壁を作ることにしました。屋根の構造に必要なパーツは右の写真の通りです。右上の2枚が屋根になります。罫線が引いてありますが、屋根材を貼る際のガイドラインです。その左、正方形のものが2階の天井を兼ねた屋根のベースです。開口部は2階から小屋裏へ上る階段室になります。

 ベースに切妻側の壁を付け、ベース上に小屋裏収納の壁面を立てました(写真左下)。屋根は6/10(10cm進むと6cm上がる)の勾配なので、ベースの先端や壁の上端を約60度に削り取ってあります。そして、北側の屋根を接着したところです(写真右下)。屋根は上端を約60度に、下端を約30度にカットしてあります。手前にあるコの字型のパーツは水平な軒裏になります。
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 屋根を2枚接着した後、南北の軒先に軒裏パーツを接着します。けらば(切妻屋根の両側端)の先端の形を整えるために三角形のパーツを現場合わせではめ込み、屋根の構造が完成です。
画像 左の写真は、完成後のコーナーの拡大です。屋根の先端を約30度にカットした意味が分かっていただけますよね?写真は正直で、軒の出を計算違いしたため、5mmほど材料を継ぎ足したところも移ってしまいました。この上に着色のための紙を貼るから隠れてしまいますが・・・。

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