ツマグロヒョウモン

 ベランダの観葉植物の葉が枯れ始めている・・・と思って、よく観ると蝶でした。ガラス戸をそっと開け、手元にあったカード型デジカメで10枚ほど撮影しました。飛び立つ準備か、時折翅を動かしていましたが、葉に止まったままなので、ベランダに出て更に近くから撮影しようとしたら逃げられてしまいました。
 撮影後、ウェブの図鑑で調べてみると、「ツマグロヒョウモン」(タテハチョウ科)であることが分かりました。西日本一帯に分布しているが、最近は地球温暖化の影響で、関東地方でも見られるようになったとのことです。幼虫期に寒いと死んでしまうので、以前は三浦半島が北限と言われていたそうです。
 ツマグロヒョウモンを漢字で書くと「褄黒豹紋」(褄は端のこと)で、翅の模様を見事に表現していますね。
 写真はメスで、先端の黒と白の模様が特徴ですが、オスは翅の後端のみが黒いのだそうです。

画像

画像

この記事へのコメント

  • ねも

    この夏、次男の夏休みの研究でツマグロヒョウモンを育てた者です。
    一番多いときは70匹ほどの幼虫たちに家のスミレを食べ尽くされ、次々にわが家から巣立って行きました。
    うちの子では・・・と思うと楽しくなります。
    (ウチは千葉です)
    2007年11月20日 15:29
  • 長さん

    ねもさん、お尋ねいただきありがとうございます。我が家は松戸市です。でも、可能性を考えると楽しくなりますね。
    2007年11月20日 16:14
  • ねも

    お返事ありがとうございます!
    わが家は松戸市に程近い鰭ヶ崎というところです。
    じつは新松戸のケーキ店を検索していてたまたまこちらのブログに伺い、この記事を拝見いたしました。近所でこの美しい姿を見かけるたびに、うちの子かなあ、さすがにここまでは来ないかなあなどと話しておりました。
    昨日はうれしくて唐突にコメを残し失礼いたしました。
    2007年11月21日 08:33
  • 長さん

    ねもさん、我が家は西馬橋です。鰭ヶ崎から直線距離で2、3Kmほどしかありませんから、可能性十分ですよ。
    2007年11月21日 09:37
  • ねも

    ありがとうございます。そう考えるとほんとうにうれしいです。
    じつはちょうど昨日、久しぶりにこのチョウが我が家を訪れてくれました。もうこんなに寒くなってきていたので感激もひとしおでした。姿をよく見ますと羽がぼろぼろ・・・きっといろいろなところへお邪魔し、いろいろなことがあったのだと推察し、しばらく写真を撮ったり見つめ合って別れました。
    西馬橋まで伺ってきたかもしれませんね。
    2007年11月23日 17:03

この記事へのトラックバック