ベランダの観葉植物の葉が枯れ始めている・・・と思って、よく観ると蝶でした。ガラス戸をそっと開け、手元にあったカード型デジカメで10枚ほど撮影しました。飛び立つ準備か、時折翅を動かしていましたが、葉に止まったままなので、ベランダに出て更に近くから撮影しようとしたら逃げられてしまいました。
撮影後、ウェブの図鑑で調べてみると、「ツマグロヒョウモン」(タテハチョウ科)であることが分かりました。西日本一帯に分布しているが、最近は地球温暖化の影響で、関東地方でも見られるようになったとのことです。幼虫期に寒いと死んでしまうので、以前は三浦半島が北限と言われていたそうです。
ツマグロヒョウモンを漢字で書くと「褄黒豹紋」(褄は端のこと)で、翅の模様を見事に表現していますね。
写真はメスで、先端の黒と白の模様が特徴ですが、オスは翅の後端のみが黒いのだそうです。
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この記事へのコメント
ねも
一番多いときは70匹ほどの幼虫たちに家のスミレを食べ尽くされ、次々にわが家から巣立って行きました。
うちの子では・・・と思うと楽しくなります。
(ウチは千葉です)
長さん
ねも
わが家は松戸市に程近い鰭ヶ崎というところです。
じつは新松戸のケーキ店を検索していてたまたまこちらのブログに伺い、この記事を拝見いたしました。近所でこの美しい姿を見かけるたびに、うちの子かなあ、さすがにここまでは来ないかなあなどと話しておりました。
昨日はうれしくて唐突にコメを残し失礼いたしました。
長さん
ねも
じつはちょうど昨日、久しぶりにこのチョウが我が家を訪れてくれました。もうこんなに寒くなってきていたので感激もひとしおでした。姿をよく見ますと羽がぼろぼろ・・・きっといろいろなところへお邪魔し、いろいろなことがあったのだと推察し、しばらく写真を撮ったり見つめ合って別れました。
西馬橋まで伺ってきたかもしれませんね。