メタルフレームのメガネが壊れた。メガネの鼻に当たる部分とレンズフレームを繋ぐ部品で、釣り針のような形をした部分だが、これが折れてしまった。
メガネとは小学3年生からの付き合いだが、この部品、何と言う名称か知らなかった。ネットで調べてみたところ、「クリングス」と言うのだそうだ。ちなみに、鼻にあたる部分は「パッド」、レンズを固定している枠は「リム」と言うのだそうで、全く勉強不足でした。
クリングスは、その形状を変化させて、メガネの位置や高さを調節する部分で、もっとも力のかかる部品なんだそうだ。
愛用のメガネはチタン製だが、金メッキが一部剥げるほど長年使っているので、クリングスに金属疲労を起こしたらしい。
早速メガネ屋に行くと、ロー付けも可能だが、細い部品だけに長持ちしないとのこと。となると、フレームの交換が必要、その上、全く同じ形のフレームはないから、レンズも新調ということになるらしい。私にとっては生活必需品とはいえ、クリングスが折れただけで7~8万円はかなり痛い出費だ。
私のメガネは、近視、乱視、老眼の3種混合、その上、遠近両用。従って、レンズが壊れると生活に極めて支障をきたす。レンズを注文しても出来上がりに一週間かかるので、予備のメガネも必要と思い、ドライブ用に作ったメガネがある。2年前に作ったものだが、あまり使ってはおらず、今回壊れたほうのメガネで免許更新が出来たので、ドライブ用のメガネのフレームを生かすことにした。これならレンズ代だけで良い。
レンズを新調するならと、ついでに検眼もしてもらったところ、近視が少々進んだという。左右の見え方にも差が出ているようで、調整しなおしてもらうことになった。レンズ代金42,000円、痛いなー。
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この記事へのコメント
Dr.Alison
CMなどでみると安くできるはずと思っていたら
結構5~6万円以上もする。あのズレはなんでしょうね。クリングスっていうんですかあれは。一つ覚えました。小生の「病院」では時には「そのような細い金具」に補強芯を入れ(極細!)接着や溶着(半田付けやロウ付け)をすることがあります。
いわゆる(お宝もの)の治療ですけど。
芯を入れないと繋ぎは無理ですね。眼鏡屋さんではやらないでしょうね。なんでも「やってみる病院」ですからうちは・・・・。
moo_san
かって、飛行機やさんは何でも直したものです。
私の最後の仕事は、顧客のバーバリーのカフスボタンの修理(片方は折れて、もう一方は変形)。沖縄に赴任したばかりの後輩が引き受けてきた物です。もうその当時は工務の仕事だったので、ロー付け技能を持つ先輩を口説き落として2人でやり遂げました。金メッキが剥げないようドライアイスで冷やしながらやりましたヨ。お礼にJTAのキーホルダーが送ってきましたネ。
長さん