
この歳になると、食べ放題と言われても、そんなに入るものではないので、コース料理を食べに行ってみることにした。お店の名前は紀尾井町の「十二庵」、赤坂プリンスホテルとニューオータニの間、清水谷を上っていったところ。途中にある清水谷公園、昔とはすっかり変わって、きれいに整備されていた。
予約すると得点があり、更に何かの記念日ならドリンク一杯が無料とのことで、10月生まれの上の息子をだしにして「誕生日記念」で予約を入れた。
ところが当日、息子は会社から緊急呼び出しを喰らい、出勤するはめに。だもんだから、二次的な名目だった「結婚37周年」記念の会食を2人だけで、と相成った。
いただいたコースは「彩懐石」(全12品)、献立書きによると、「季節の野菜をふんだんに使い、素材を生かした、体にやさしい本格懐石」。これに予約特典料理が1品。
我ら夫婦、普段美味しいものを食べていないので語彙が少ない。よって、岸朝子さん風にどれも「たいへんおいしゅうございました」。
しかし、翌日から朝夕のおかずの質が低下するという「お釣り」がきています。
先付(胡麻豆腐)と前菜 お造り(鮪、関鯖、鰈、帆立)


焼物(鰤の山椒焼き) 予約特典の牡蠣グラタン


煮物(炊き合わせ) 揚物(かさごの唐揚)と酢物


この記事へのコメント
Dr.Alison
いつもおいしいものには目がないようで、食べ物に趣味のある方は羨ましい。小生は戦時のひもじさ原体験組なので食べ物は「命を継続するためのもの」らしくそれほどの好みもなく、余程でない限りどんなものも「腹がすいていれば」食する。外国へ行っても選ぶ必要もないので食事に困ることはなかった。逆に空腹状態が適切でないと王侯貴族の料理にも感動できない。
アルコールは別バラらしいが・・・・
長さん
食に関しては、私もDr.Alisonに近いものがありますが、女性は旨いものに飛びつきたくなるものらしいですね。