紅葉の白神山地を訪ねる・・・その6

10月22日
 最終目の今日は、秋田県藤里町の奥(北)にある「岳岱(だけたい)自然観察教育林」を目指す。ここは、約12haのブナ原生林の中に、巨木や巨岩を縫うように約1.8Kmの遊歩道が設けられており、世界遺産に登録された白神山地(基本的に立ち入り禁止)の疑似体験ができるところ。
画像 朝8時、十和田湖や奥入瀬に廻るNさん夫婦と別れ、10名でレンタカーをとばす。今日は運転を池○さんに代ってもらったので、ラクチン。途中、道の駅ふたついで秋田こまちのおにぎりを調達。

 黒石林道の悪路で車の腹をこすりながらやっと駐車場に到着。ここは国有林、遊歩道の入口には監視カメラが据え付けられている(右)。

 自然のままの姿を保つため、遊歩道以外は立ち入り禁止だ。ローブ越しに紅葉したブナ林を写した。ブナのほかには、イタヤカエデ、ヤダモチ、ホオノキ、サワグルミなどが自生しているそうだ。
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画像 大きなブナの幹に耳をつけ、水が吸い上げられる音を聞く。ドクン、ドクンと聞こえるようだが、もしかしたら自分の脈拍? 後で調べたところ、聴診器を使うのがよく、ザーザーと聞こえるそうだ。

画像 推定樹齢400年のブナの木があった。樹高26m、幹周4.85m。「森の巨人たち100選」(2000年、林野庁が国有林に生える後世に残すべき樹木の中から選出)の中で、「白神のシンボル」として紹介されている。
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 黒石林道を戻る途中にも紅葉の見所がいっぱい。
 
 白神山地の紅葉を堪能した我々は、無事に秋田空港まで戻り、17:20発のJL1266便で羽田への帰ることができた。 (旅行記・・・完)

 解散後直ぐに帰路についた皆さんと別れ、我々夫婦は第1ターミナル内の和食店「京ぜん」で夕食をとることにした。注文したのは嵯峨野定食。写真はその一の膳(左)と二の膳(右)。京都の老舗「たん熊北店」が監修しているだけあって、美味しかったし、見た目もきれい。
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