540年の古刹、東漸寺の紅葉

 11月27日、旧水戸街道小金宿にある古刹、東漸寺の紅葉が見頃だと、ブログ「オグリ君の散歩道 & 写真で一句575」(こちら)で知ったので、急遽、見に行ってきました。JR常磐線北小金駅から徒歩6分くらいです。 旧水戸街道に面した「総門」です 紅葉1 仁王門 可愛いお地蔵さん 鉢植えの花はボランティアさんが置いてくれたもの 紅葉2 中雀門 …

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JOGA秋の洋らんフェア2023にて(3) 出展作品から(2) カトレア類、セロジネなど

 11月23日、昭和記念公園の花みどり文化センターで開催された「2023年 JOGA秋の洋らんフェア」(11/23~26)を見に行ってきました。  今回も、平台展示の作品から紹介します。 カトレア・ラビアタ ティポ ‘セプテンバー クイーン’ C. labiata tipo 'September Queen'  渡辺信一郎さん labiataは、ブラジル北西部・アマゾン川河口の南側に…

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昭和記念公園のイチョウ並木 & 「名倉あき作品展」から

 11月23日、昭和記念公園の花みどり文化センターで開催された「2023年 JOGA秋の洋らんフェア」(11/23~26)を見に行ってきました。  ランの紹介が2回続いたので、今回は花みどり文化センターの南側で「ゆめひろば」を見渡せる場所でランチを済ませた後、立川口へ向かう途中で見たイチョウ並木の黄葉を紹介します。 みどり橋から南側を見下ろしたところ。紅葉、黄葉とも樹種は不明 …

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JOGA秋の洋らんフェア2023にて(2) 出展作品から(1) カトレア類など

 11月23日、昭和記念公園の花みどり文化センターで開催された「2023年 JOGA秋の洋らんフェア」(11/23~26)を見に行ってきました。  今回から、平台展示の作品から紹介します。 平台展示の一部です 奥の窓の下にも展示があり、これで全体の7割程度でしょう カトレア・ブランチェ ルブラ ストレイン ‘ユーフォリア’ C. Blanche rubra strain '…

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JOGA秋の洋らんフェア2023にて(1) 優秀作品・各賞受賞作品の紹介

 11月23日、昭和記念公園の花みどり文化センターで開催された「2023年 JOGA秋の洋らんフェア」(11/23~26)を見に行ってきました。この日は晴れて、気温も上がると言うことで、予定を2日早めました。  あけぼの口から入りました。それなりに気温は上がりましたが、雲が多く、落葉樹の紅葉も写りがイマイチです。 ↑ イタヤカエデ    メタセコイア ↓  花みどり文化センターに入…

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第116回(2023年)笠間の菊まつり(その5) 総合花壇(特作花壇)など

 11月18日、茨城県「笠間の菊まつり」(開催期間は10月21日~11月26日)を見に行ってきました。3年ぶり、3回目です。  今回は、一番奥まったところに展示された総合花壇(特作花壇)などをご紹介します。その前に、 笠間稲荷美術館の入口階段の左右に展示された 懸崖作り です 菊まつりの会場は美術館の裏手、細い通りを越えたところにもあります 総合花壇(特作花壇とも言う) …

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第116回(2023年)笠間の菊まつり(その4) 大菊、三本仕立て、懸崖作り、花手水、盆養組など

 11月18日、茨城県「笠間の菊まつり」(開催期間は10月21日~11月26日)を見に行ってきました。3年ぶり、3回目です。  今回は、茨城県菊花連盟による品評会への出展作品の続きと、懸崖や花手水をご紹介します。 大 菊 花の直径が18cm以上のもので、花弁の状態や咲き方によって、厚物、厚走り、 大掴み、太抱え、太管、間管、細管、針管、一文字、美濃菊にわけられる 「国華金山」 …

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第116回(2023年)笠間の菊まつり(その3) 菊人形 & 献穀献繭、大黒天

 11月18日、茨城県「笠間の菊まつり」(開催期間は10月21日~11月26日)を見に行ってきました。3年ぶり、3回目です。  今回は、菊人形(「家康と瀬名」と「門三郎稲荷・全四景)をご紹介します。 菊人形 「家康と瀬名 ~はるかなる夢~」 楼門の右手前に展示されていたもの。3年前もNHKの大河ドラマがテーマ になっていましたが、今回は「どうする家康」からの一場面だけでした  …

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第116回(2023年)笠間の菊まつり(その2) 切り花部門 & ジャンボ福助

 11月18日、茨城県「笠間の菊まつり」(開催期間は10月21日~11月26日)を見に行ってきました。3年ぶり、3回目です。  今回は、茨城県菊花連盟による品評会への出展作品からご紹介します。  他の菊花展でも同様らしいですが、3年前と比べると、出展作品が大幅に減少していました。コロナ禍や栽培する人々の高齢化等が影響していると思われます。  なお、出品票の文字が小さく、各賞の札が見えないも…

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第116回(2023年)笠間の菊まつり(その1) 大鳥居から拝殿に向かう

 11月18日、茨城県「笠間の菊まつり」(開催期間は10月21日~11月26日)を見に行ってきました。3年ぶり、3回目です。今回、神社の駐車場は有料になっていました。 笠間の菊まつりとは  笠間の菊まつりは日本で最も古い菊の祭典で、明治41(1908)年に始まりました。笠間稲荷神社をメイン会場に、立ち菊、懸崖菊、千輪咲き、古典菊、盆栽菊など、多種多様で色鮮やかな菊の花をお楽しみいただけます。…

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23年秋の温泉一泊旅_Part2(10) とちぎ花センターにて(その5) 鑑賞大温室(3)

 11月7日から1泊で、栃木県へ温泉旅行に行ってきました。  今回は、2日目の午後に訪れた「とちぎ花センター」の「とちはなちゃんドーム」(鑑賞大温室)で見た植物の最終回です。面白い植物や珍しい植物の色々紹介します。 バオバブ パンヤ科バオバブ属の落葉高木。原産はアフリカのサバンナ地帯 樹高30m、直径約10m、樹齢は1000年にもなる(5000年とも) 「星の王子様」にも出てくる、上下…

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23年秋の温泉一泊旅_Part2(9) とちぎ花センターにて(その4) 鑑賞大温室(2)

 11月7日から1泊で、栃木県へ温泉旅行に行ってきました。  今回は、2日目の午後に訪れた「とちぎ花センター」の「とちはなちゃんドーム」(鑑賞大温室)見た花などの続きです。 ディコリサンドラ・ティルシフロラ ツユクサ科ディコリサンドラ属の常緑多年草。原産はブラジル、ペルー 和名はオオタチカラクサ(大立唐草)、コダチムラサキツユクサ 葉がショウガに似ているので、英名はブルージンジャー…

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23年秋の温泉一泊旅_Part2(8) とちぎ花センターにて(その3) 青いバラ & 鑑賞大温室(1)

 11月7日から1泊で、栃木県へ温泉旅行に行ってきました。  今回は、2日目の午後に訪れた「とちぎ花センター」で見た花などの3回目です。  前記事で紹介した展示温室の右手には「ブルーローズ」のコーナーがありました。このコーナーは、栃木県佐野市に生まれたアマチュア育種家・小林森治氏が作出した「青いバラ」を一堂に収集・展示し、その遺伝資源を後世に残すための保存をしている、世界で唯一のバラ園です。…

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23年秋の温泉一泊旅_Part2(7) とちぎ花センターにて(その2) 鑑賞温室の花 & 秋バラの色々

 11月7日から1泊で、栃木県へ温泉旅行に行ってきました。  今回は、2日目の午後に訪れた「とちぎ花センター」で見た花などの2回目です。  大花壇の上部にあるバラ園の撮影途中で、その背後にある展示温室に入ってみました。 展示温室の入り口付近に置かれたバラのフローティング オリエンタル・ハイブリッドの新品種 スワインソナ・ガレギフォリア  初見です マメ科ス…

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23年秋の温泉一泊旅_Part2(6) とちぎ花センターにて(その1) 秋バラの色々

 11月7日から1泊で、栃木県へ温泉旅行に行ってきました。  2日目の午後、最期の目的地、「とちぎ花センター」にやってきました。  とちぎ花センターは、東北道の藤岡佐野ICから車で5分ほど、万葉集にも登場する三毳山(みかもやま)の麓に有り、四季折々の花が楽しめます。また、一棟建ての温室としては国内最大級の鑑賞大温室もあります。 園内マップです 大花壇 年3回植替えを行い、季…

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23年秋の温泉一泊旅_Part2(5) 日塩もみじライン & もみじ谷大吊橋

 11月7日から1泊で、栃木県へ温泉旅行に行ってきました。  1泊目は鬼怒川温泉で、いつもの温泉ホテルに宿泊しました。2日目は、妻の希望で、久しぶりに「日塩もみじライン」(県道19号線、鬼怒川温泉と塩原温泉をつなぐ、全長28Kmの観光道路)を走ってみることにしました。名の通り、自然のモミジが多く、マッ方紅葉が見られる道です。2020年12月10日までは有料道路でした。 日塩もみじラインの紅葉…

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23年秋の温泉一泊旅_Part2(4) 日光植物園にて(その4)

 11月7日から1泊で、栃木県へ温泉旅行に行ってきました。  今回は、初日に立ち寄った日光植物園で見た花や実、紅葉などの4回目です。 実験室(歴史的建造物) 太平洋戦争中に田母沢御用邸に疎開されていた平成天皇(当時は皇太子)が勉強部屋として使われていた建物。その後、ボヤにより部分的に焼失してしまったため、再建された。現在は、植物園の研究室として利用されている カワラノギク(河原野菊…

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23年秋の温泉一泊旅_Part2(3) 日光植物園にて(その3)

 11月7日から1泊で、栃木県へ温泉旅行に行ってきました。  今回は、初日に立ち寄った日光植物園で見た花や実、紅葉などの3回目です。 シンワスレナグサ(真勿忘草) ムラサキ科ワスレナグサ属の多年草。ヨーロッパ原産。まだ咲き残っていた ゴマナ(胡麻菜)の綿毛 キク科シオン属の多年草。開花期は8~10月。こんな花です アキノタムラソウ(秋の田村草)? シソ科アキギリ…

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23年秋の温泉一泊旅_Part2(2) 日光植物園にて(その2)

 11月7日から1泊で、栃木県へ温泉旅行に行ってきました。  今回は、初日に立ち寄った日光植物園で見た花や実、紅葉などの2回目です。 園内の紅葉(その3) やっと紅葉が見えてきたが、日が陰ってしまい、色が冴えない カエデの紅葉(樹種は不明) タマブキ(玉蕗・球蕗) キク科コウモリソウ属の多年草。日本固有種。別名:イワブキ 花期は8~10月。名の由来は、むかごを玉に見…

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23年秋の温泉一泊旅_Part2(1) 日光植物園にて(その1)

 11月7日から1泊で、温泉旅行に行ってきました。今回は、日光植物園に立ち寄り、鬼怒川温泉で1泊、翌日は紅葉の日塩もみじラインを走って、もみじ谷大吊橋を徒歩で往復、午後、とちぎ花センターに立ち寄って、帰宅しました。  旅行一日目、前夜からの雨は止み、青空が見え始めた日光宇都宮道路(日光道)を北上したのですが、紅葉は芳しくありません。1枚目の写真は日光東照宮の神橋手前、金谷ホテル入口付近の紅葉で…

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日比谷公園ガーデニングショー2023にて(4) ライフスタイルガーデン部門の出展作品から

 10月28日、「日比谷公園ガーデニングショー2023」(会期は10/21~29)を見に行ってきました。  今回はそのレポート4回目、ライフスタイルガーデン部門の出展作品から紹介します。作品は小音楽堂の西側の通路の両側に、18作品が展示されていました。その中から、優秀作品を含む10作品を取り上げました。 「転送装置」(ぽーたる) 江崎慎吾さん  環境大臣賞 「美都里(…

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京成バラ園にて_2023年秋(5) 秋バラ 16品種

 10月25日、京成バラ園の秋バラを見に行ってきました。  今回はその5回目で、シリーズ最終回とします。上から8品種はこれまで、当ブログで紹介していなかったものです。 ピース HT、剣弁高芯咲き、大輪、中香、1945年・仏・メイアン 1976年世界ばら会連合バラの栄誉殿堂入り ヘルムット・シュミット HT、剣弁高芯咲き、大輪、微香、1979年・独・コルデス、独の元首相の名…

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日比谷公園ガーデニングショー2023にて(3) コンテナガーデン部門の出展作品から

 10月28日、「日比谷公園ガーデニングショー2023」(会期は10/21~29)を見に行ってきました。  今回はそのレポート3回目、コンテナガーデン部門の出展作品から紹介します。作品は芝生広場(通常は立ち入り禁止)の中央植栽を取り巻くように、54作品が展示されていました。 展示風景です 「秋色に染まる」 群馬県佐波郡玉村町 田中敏子さん  国土交通大臣賞 「凜とし…

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京成バラ園にて_2023年秋(4) チャイナローズ 10品種 & 秋バラ 6品種

 10月25日、京成バラ園の秋バラを見に行ってきました。  今回はその4回目で、「愛のガゼボ」に向かって左側に植えられた「チャイナローズ」などを紹介します。 チャイナローズとは  中国の中部(貴州省、湖北省、四川省)を原産地とするバラ(ロサキネンシス)で、今日の四季咲き性のバラを誕生させるのに重要な品種。このバラと、西洋のガリカ、ダマスク、アルバローズとの交配により、品種改良が進められ…

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日比谷公園ガーデニングショー2023にて(2) ハンギングバスケット部門の出展作品から(その2)

 10月28日、「日比谷公園ガーデニングショー2023」(会期は10/21~29)を見に行ってきました。  今回はそのレポート2回目、ハンギングバスケット部門で、惜しくも受賞を逃した作品の中から紹介します。  5年前に観に行ったとき、一人の出品者が花の入れ替えをしていました。会期が長いので、気遣いをされたのでしょう。地方からの出展者はどうされているのでしょうね。 展示の様子 午後2時…

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京成バラ園にて_2023年秋(3) 秋バラ 16品種

 10月25日、京成バラ園の秋バラを見に行ってきました。  今回はその3回目で、16種類のバラを投稿します。 杏 奈 F、半剣弁咲、中輪、微香、2012年・京成バラ園・武内俊介 ポラリス・アルファ F、ロゼット咲、中輪、中香、2015年・独・タンタウ ファビュラス! F、丸弁八重咲き、中輪、超微香、1998年・米・J&P 和 音 F、半剣弁咲、中…

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日比谷公園ガーデニングショー2023にて(1) ハンギングバスケット部門の出展作品から(その1)

 10月28日、「日比谷公園ガーデニングショー2023」(会期は10/21~29)を見に行ってきました。  日比谷公園ガーデニングショーは、公園開園100年を記念して、2003年に始まり、新型コロナで2回中断しましたが、昨年に続いて開催され、今年は21回目となりました。  各種団体の出店やキッチンカーなどが並びますが、コンテナガーデン部門、ハンギングバスケット部門、ライフスタイルガーデン墓門…

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京成バラ園にて_2023年秋(2) 秋バラ 16品種

 10月25日、京成バラ園の秋バラを見に行ってきました。  今回はその2回目で、16種類の秋バラを投稿します。 はまみらい HT、半剣弁高芯咲、大輪、微香、2006年・京成バラ園芸・武内俊介 横浜開港150周年記念として2007年6月に選定。名称は公募で決定 ルージュ・ロワイヤル HT、クォーターロゼット咲、大輪、強香、2000年・仏・J. Mouchotte 20…

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京成バラ園にて_2023年秋(1) モモシキブ、マルバフジバカマ & バラ11種類

 10月25日、妻の希望で、京成バラ園の秋バラを見に行ってきました。  最初の実と花はチケット売り場の近くで見たものです。 モモシキブ(桃式部)‘ピンクパール’ クマツヅラ科ムラサキシキブ属の落葉低木 ピンクの実をつけるコムラサキの変種だそうです マルバフジバカマ(丸葉藤袴) キク科アゲラティナ属の多年草。花期は7~10月。今年2度目の出会い バラ園に入…

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23年秋の温泉一泊旅(11) ハーブ庭園旅日記 富士河口湖にて③ 庭園のハーブの花や、実など

 10月17日から1泊で、箱根湿性花園や山中湖花の都公園、ハーブ庭園旅日記 富士河口湖庭園を廻ってきました。  今回は、「ハーブ庭園旅日記 富士河口湖庭園」の屋外で見た花や実などを投稿します。ここには温室のハーブ以外にも、約200種類のハーブが植えられているそうで、最近は紅葉の名所としても知られるようになったとか。 紅葉が始まった園内 池の中の巨石は噴水になっています セ…

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