プリムラ、クロッカス、ツバキ色々 & クリスマスローズの原種(後半)

 ウォーキング中に見た花です。どんどん春らしくなってきました。 プリムラ・マラコイデス 別名:プリムラ・メンコイデス(冗談デス) プリムラ・ジュリアン(バラ咲き「いちごのミルフィーユ」) 蕾のときには白かった花色が、次第にピンクへと変化していくのが特徴 クロッカス ビオラが咲いている長靴型の鉢 ツバキ色々  2月24日~27…

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紅梅、白梅、そして、黄梅 & クリスマスローズの原種(前半)

 ウォーキング中に見た花です。  どこでも梅の花が見頃を迎えているので、色々撮ってみました。 多分、八重寒紅 八重の枝垂れ紅梅 白梅に、一枝だけピンクの梅 白梅と思って撮ってきたのですが、うっすらピンクでした。 萼片は反り返っていないので、アンズではないようです。 → 豊後梅(nobaraさんから教えていただきました。感謝) これは明るいピンク …

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第18回クリスマスローズの世界展(1) ナーセリーがイチオシのクリスマスローズ & 銀葉アカシアなど

 池袋サンシャインで2月21日から23日まで開催された「第18回クリスマスローズの世界展」を妻と見に行ってきました。毎年開催されているのは知っていましたが、今回が初めてです。 入口正面のタイトルパネルとクリスマスローズの鉢植え 入口を入って左奥の特別装飾「幻想の森」 作者は塚越応駿(いけばな松風副家元・群馬県高崎市出身) クリスマスローズの花が宿った森の中にたたずむ古木をイメージ…

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松戸宿坂川の河津桜

 JR松戸駅の南西側、旧松戸伊勢丹の裏側を流れる坂川の両岸、約200数十mに渡って河津桜が数十本植えられています。2月23日に見に行ってきましたが、ほぼ満開でした。  このあたりは、旧水戸街道の松戸宿にあたり、例年3月初旬、「松戸宿坂川河津桜まつり」が行われますが、これも新型コロナウイルスの発生により中止になりました。 CPLフィルター使用で、空の色を暗くしています …

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世界らん展日本大賞2020(10=ラスト) 個別部門カトレア類の展示から

 世界らん展日本大賞2020は2月21日に閉幕しました。新型コロナウイルスの発生で来場者数が伸び悩んだのではないかと思われ、ラン好きとしては残念に思います。  今回のシリーズも長く引っ張ってしまい、もう飽きられているとは思いますが、トロフィー賞には至らなかったカトレア類の紹介をもって最終回とします。  ホワイトリボン(部門で3位)までとすると、やはり出展の常連さんが目立ちました。 カト…

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新坂川遊歩道にて(ヒメリュウキンカなど) & 世界らん展日本大賞2020(9) 個別部門トロフィー賞の作品

 久しぶりに、常磐線と流鉄流山線に沿って流れる新坂川の遊歩道をウォーキングしました。  ヒメリュウキンカが2ヵ所で群落を作っていたので、花を何枚も撮りました。 ヒメリュウキンカ(姫立金花) キンポウゲ科キンポウゲ属の多年草。原産はイギリス、ヨーロッパ大陸 花期は3月~5月。秋に芽が出始め、花後、実をつけた後、夏に休眠する 萼花弁は6~8枚。似たリュウキンカは5枚で、本種より遅く咲く…

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世界らん展日本大賞2020(8) 「令和の春を楽しむ」、個別部門トロフィー賞の作品 & 近所の河津桜

 東京ドームで開催されていた世界らん展日本大賞2020の報告を続けています。  会場には和室が設えられ、「Japan Botanical Style ~令和の春を楽しむ~」と題して、盆栽や春蘭が展示されていました。 「盆栽」(盆栽会の巨匠と言われる木村政彦さんの作品) 一位(樹齢800年。実に見事としか言葉が見つからない) 真柏(石付)(中国の水墨画の世界を思わせる) …

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世界らん展日本大賞2020(7) オーキッドパーク、美ら海水族館、IKKOさんの展示など

 2月21日まで開催されていた世界らん展日本大賞2020の展示物を紹介しています。  今回は、ちょっと息抜きのような展示からです。  「オーキッドパーク」と名づけられたコーナーでは、「見て楽しむ」、「香りを楽しむ」、「食べて楽しむ」などのランが展示されていました。 < 食べ物に似た香りを楽しむラン > リンコレリオカトレア・ビッキーゴールド 柑橘類の香り 左下:リンコスティ…

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世界らん展日本大賞2020(6) フラワーデザイン部門とハンギングバスケット部門の作品から & 近所の花

 東京ドームで開催中の世界らん展日本大賞2020で見た展示物を紹介しています。  今回は、フラワーデザイン部門とハンギングバスケット部門の作品のうち、優秀な物を紹介します。 フラワーデザイン部門の展示風景 < 最優秀賞 > アレンジメント 「ANNIVERSARY」 稲葉 達 < 優秀賞 > ウェディングブーケ 「光の春」 長谷喜佳 < 優良賞 > …

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世界らん展日本大賞2020(5) ディスプレー部門の作品から

 2月15日に見に行った、世界らん展日本大賞2020の作品を紹介しています。  今回は、広いスペースを使って展示されたディスプレー部門の作品の中から優秀なものを紹介します。  ディスプレー部門は3つのクラスに分かれていますが、今年は高校生がショーディスプレイクラスで最優秀賞と優秀賞を獲得する快挙を遂げました。 ショーディスプレイクラス < 最優秀賞 > 岐阜県立恵那農業高等学校 「…

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世界らん展日本大賞2020(4) フレグランス部門の上位作品から、女性駐日大使のテーブルディスプレー、日本生け花三大流派の展示

 2月14日から開催中の世界らん展日本大賞2020で見た作品の紹介を続けています。  今回はフレグランス部門の作品から紹介します。申し訳ありませんが、香りは文字で表現できません。 最上位3賞の作品です < 最優秀賞 > リンコレリオカトレア ボブ クラウダー ‘イエロー リボン’ Rlc. Bob Crowder ’Tellow Ribbon' (Rlc. Waianae …

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世界らん展日本大賞2020(3) 特別展示「奇跡のカトレア」 & 個別部門の優秀作品から(トロフィー賞)

 2月14日から開催中の世界らん展日本大賞2020で見た展示作品を投稿しています。  先回、特別展示「至宝の蘭」を紹介しましたが、もう一つの特別展示「奇跡のカトレア」の展示物を紹介します。その目玉は「世界初のカトレア交配種 カトレア・ドミニアーナ」でした。  カトレア・ドミニアーナは、イギリスの園芸業者「ヴィーチ商会」のジョン・ドミニーが、ブラジル原産の原種「インターメディア」とエクアドル原…

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世界らん展日本大賞2020(2) 特別展示「至宝の蘭」 & 個別部門の優秀作品(奨励賞) & フラワーアアーティストの世界

2月15日、東京ドームで開催中の「世界らん展日本大賞2020~花と緑の祭典~」を見に行ってきました。  今回は個別部門・優秀作品の紹介の2回目、奨励賞の作品ですが、その前に、「30周年記念特別展示」の「至宝の蘭」を紹介します。 富貴蘭 豆葉縞「粋月(スイゲツ)」 Vanda falcata 'Suigetsu' (説明パネルから)元禄時代、当時は高価な為、富貴な人しか楽しむことが出来…

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世界らん展日本大賞2020(1) 日本大賞は黄色いパフィオペディラムに

 2月15日、東京ドームで開催中の「世界らん展日本大賞2020~花と緑の祭典~」(今年で30回目)を妻と見に行ってきました。土曜日なので混むかと思いましたが、新型コロナウイルスの影響か、予想よりは空いていたように感じました。 会場の全景です(スマホのパノラマ写真)  たくさんの蘭で飾られた「オーキットゲート」を潜るとトロフィー賞の作品が左右に並び、突き当たりに「日本大賞」に選ばれたランが…

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第69回関東東海花の展覧会(14) 品評会の出品物から(ラスト)

 1月31日から2月2日まで開催された第69回関東東海花の展覧会のレポートを続けています。  この展覧会には、関東東海1都11県の花の生産者が育てた自慢の切花や鉢物が出品されていますが、今回は品評会の優秀出品作の中から紹介します。 カーネーション部門 スプレーカーネーション「ファンシーフリル 複色」 山田寿美子(静岡県) < 銀賞・園芸文化協会会長賞 > カーネーション部門 …

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第69回関東東海花の展覧会(13) フローラルアクセサリーの作品、品評会の作品から

 1月31日から2月2日まで開催された第69回関東東海花の展覧会のレポートを続けています。  「フラワーデザインコンテスト」の出品作のうち、これまでにブライダルブーケ部門とアレンジメント部門の優秀作品を紹介してきましたが、今回は「フローラルアクセサリー部門」の紹介をしようと思います。この部門は、今年から新設されたものだったせいか、20点ほどの出品に止まりました。 展示風景です …

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第69回関東東海花の展覧会(12) 品評会の出品物から(キク、カーネーション、枝物、一般鉢物)

 1月31日から2月2日まで開催された第69回関東東海花の展覧会のレポートを続けています。  この展覧会には、関東東海1都11県の花の生産者が育てた自慢の切花や鉢物が出品されていますが、今回はバラ部門以外の出品作品の中から紹介します。 キク部門 「かがり弁 黄」 杉浦信義(愛知県) < 金賞・愛知県知事賞 > キク部門 「サーシャ ピンク」 鈴木俊博(愛知県) < 金賞・農…

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第69回関東東海花の展覧会(11) フラワーデザインコンテスト(アレンジメント部門)

 1月31日から2月2日まで開催された第69回関東東海花の展覧会のレポートを続けています。  前々回、「フラワーデザインコンテスト」のブライダルブーケ部門の優秀作品を紹介しましたが、今回は「アレンジメント部門」の優秀作品です。出展作品が多く、金・銀・銅共に、多数だったので、銀賞まで取り上げました。 展示の様子 「春のおとずれ」 松下由樹(東京都) < 金賞・農林水産大臣賞…

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第69回関東東海花の展覧会(10) 品評会の出品物から「バラ」

 1月31日から2月2日まで開催された第69回関東東海花の展覧会のレポートを続けています。  この展覧会には、関東東海1都11県の花の生産者が育てた自慢の切花や鉢物が出品されていますが、今回はバラ部門の出品作品の中から紹介します。皆さんが好きになれそうな品種があるでしょうか。 「リメンブランス ピンク」 齋藤治一(群馬県) < 金賞・群馬県知事賞 > 「アマダ 赤」 矢入秀明…

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第69回関東東海花の展覧会(9) フラワーデザインコンテスト(ブライダルブーケ部門)

 1月31日から2月2日まで開催された第69回関東東海花の展覧会のレポートを続けています。  今回から「フラワーデザインコンテスト」の優秀作品を紹介します。関東東海地域1都11県の花の専門家が出品し、創造性や制作技術を競うもので、従来のブライダルブーケ部門とアレンジメント部門に、今回はフローラルアクセサリー部門が増えました。  今回は、ブライダルブーケ部門です。 「Be Born」…

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第69回関東東海花の展覧会(8) ジャパンフラワーセレクションの受賞花から

 1月31日から2がゥ2日まで開催された第69回関東東海花の展覧会では、会場の最奥部で、「ジャパンフラワーセレクションの受賞花」が展示されていました。  「ジャパンフラワーセレクション」とは「いい花の新基準。」を合い言葉に、2006年4月からスタートした日本における統一的な新品種のコンテストです。  一般財団法人日本花普及センター、日本花き取引コード普及促進協議会等で構成する「ジャパンフラワ…

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第69回関東東海花の展覧会(7) 産地紹介コーナーの展示(その2)

 1月31日から2月2日まで開催された第69回関東東海花の展覧会のレポートを続けています。  今回は各県の新品種や特産の花などが展示された「産地紹介コーナー」の紹介、後半です。 埼玉県 洋ラン、ユリ、バラなどの切花で作った「選手を称えるブーケ」を展示 神奈川県 手前にガーベラ、カーネーション、スイートピーなどが見えますが、メインはバラの展示 岐阜県…

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第69回関東東海花の展覧会(6) 産地紹介コーナーの展示(その1)

 1月31日から2月2日まで開催された第69回関東東海花の展覧会のレポートを続けています。  今回から、各県の新品種や特産の花などが展示された「産地紹介コーナー」を紹介します。最初は、我が千葉県から。 千葉県 スプレーカーネーション、ガーベラ、カーネーション、ホワイトレースフラワー、サンダーソニア、デルフィニウム、日本水仙、ストック、菜の花(以上、南房)、オリエンタルユリ(市川・佐倉・…

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第69回関東東海花の展覧会(5) 特別賞コーナーの花々(3)

 1月31日から2月2日まで開催された第69回関東東海花の展覧会のレポートを続けています。  花の品評会で上位に入賞した出品物の紹介、3回目です。 サンシュユ < 全国農業協同組合中央会会長賞 > 受賞者:境野一郎(群馬県) 受賞のポイント:花付き、枝振りなど枝の品質が高く、それを枝折る技術、枝先から基部まで均一に蕾を付ける管理技術など、高い技術が感じられる素晴らしい出品物でし…

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第69回関東東海花の展覧会(4) 特別賞コーナーの花々(2)

 1月31日から2月2日まで開催された第69回関東東海花の展覧会のレポートを続けています。  前回に続き、花の品評会で上位に入賞した出品物の紹介です。 サクラ「ケイオウザクラ」 < 農林水産大臣賞 > 受賞者:千島幸三(埼玉県) 受賞のポイント:花付き、枝の揃いが良好で、開花か枝の上下で揃っており、本来の花色も十分に出ていました。また、枝の寄せ方、花の配置、結束など枝折り技術も…

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第69回関東東海花の展覧会(3) 特別賞コーナーの花々(1)

 第69回関東東海花の展覧会の様子を紹介しています。  千葉県の特別展示を通り抜けると、「花の品評会」の展示が続きます。品評会は10の部門があり、会場スペースの7割くらいを占めています。  品評会の出品物は後日紹介することにして、奥まったところにある「特別賞コーナー」に向かいました。特別賞コーナーには、花の品評会の各部門において、上位に入賞した出品物が展示されています。 …

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第69回関東東海花の展覧会(2) 千葉県特別展示(その2)

 1月31日から2月3日まで開催された「第69回関東東海花の展覧会」をレポートしています。  今回は、開催県である千葉県特別展示の紹介、後半です。 千葉の花 メインディスプレイ 使用されている千葉県産花きは、菜の花・カーネーション・カラー・ ストック・ガーベラ・サンダーソニア・シクラメン・ベゴニアなど 中央は、伝統的な植木の造形技術で成形された、千葉県の木「マキ」 …

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第69回関東東海花の展覧会(1) 千葉県特別展示(その1)

 1月31日から2月2日まで開催されている「第69回関東東海花の展覧会」を見に行ってきましたので、シリーズで紹介しようと思います。  この展覧会は、身近な花や緑に親しんでもらうと共に、花の生産者の次述向上を図るため、関東東海地域の1都11県・花き関係6団体が主催するもので、半世紀以上の歴史と伝統がある展覧会です。  会場内には、全国でもトップレベルの技術を持つ花の生産者が丹精込めて栽培した花…

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神代植物公園にて(10) 特別企画展「世界のなかで日本の植物が果たした役割と影響」(その2)

 神代植物公園の植物会館展示室で開催された「世界のなかで日本の植物が果たした役割と影響」と題した特別企画展のパネル展示を紹介しています。  今回は、前記事の続きです。パネル写真を横1000ピクセルで投稿しますが、字が読めないかも知れないので、各画像の下にPDFをリンクしてあります。ご興味がおありでしたら、リンクを開き、拡大してご覧下さい。 日本の植物の普及「外貨獲得の旗手となった日本の園…

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