セントポーリア、ベニヒモノキ、ウナヅキヒメフヨウ、フリワケサンゴバナなど

夢の島熱帯植物館にて(4) 温室編(その3)  滝の裏を通り抜けるとBドームに入りますが、遊歩道を突き当たりに木立性ベゴニア(シュウカイドウ科ベゴニア属)が咲いていました。  滝の下に当るトンネルの壁面でセントポーリア(イワタバコ科セントポーリア属)の一種が赤紫の花を咲かせていました。和名はアフリカスミレです。  19世紀の終わり、当時ドイツの統治下であったタンザニアで、総督サン・…

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サンタンカ、ベニバナクサギ、コエビソウ、パピルス、ベニツツバナ、ランなど

夢の島熱帯植物館にて(3) 温室編(その2)  温室といえども、周年開花の花でも、花数が少なくなるようです。  サンタンカ(山丹花、アカネ科サンタンカ属の常緑低木)も同様でした。原産は中国南部~マレー半島で、学名はイクソラ・キネンシス。沖縄では、三段花(サンダンカ)と呼ばれます。  こちらは、Cドームで咲いていたベニバナサンタンカ(紅花山丹花)です。サンタンカより花弁が細く、赤みが…

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熱帯性スイレン、フウリンブッソウゲ、ハイビスカス、フウリンブッソウゲなど

夢の島熱帯植物館にて(その2) 温室編(その1)  夢の島熱帯植物館の入口の右側に作られた花のタペストリーです。黄色いビオラで来年の干支・イノシシが描かれているようです。  12月24日だったので、入口ホールにはまだクリスマスの飾り付けがしてありました。  右手の通路には、クリスマスにちなむ植物が展示されていましたが、記事を投稿する頃には時期外れになるので、写真を撮りませんでした。…

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ゴクラクチョウカ、ヒネム、ヒメノウゼンカズラ、カミヤツデなど & ブラシノキ

夢の島熱帯植物館にて(その1) 屋外編  ネタ切れになってきたので、12月24日、妻を誘って夢の島熱帯植物館に行ってきました。  温室にいたる手前でナデシコ科の植物が咲いていました。品種を調べたのですが、分かりませんでした。  シモツケ(下野)がまだ咲いていました。一部は紅葉しています。  自販機でチケットを買って敷地に入りました。建物入口の左手、前庭の花壇にはゴクラクチョウ…

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サザンカ(赤・一重、ピンク・八重)、ナンテン、シロミナンテン

 ウォーキング中に見た花などです。  近所で、深紅のサザンカが咲き出しました。遅咲きですが、とても綺麗です。  こちらはピンクのサザンカです。 しべが5つの纏まりになっているものがありました  ナンテンです。まだ実がたくさん残っていますが、果柄だけのものがあるから、鳥が食べに来ているのでしょう。  こちらは、ナンテンの変種、シロミナンテンです。実は白と言…

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二の丸雑木林、タチカンツバキ、ジュウガツザクラ & キルタンサス、ポインセチア

12月の皇居東御苑にて(その6)  係員に退出を急かされて、急ぎ足で歩いた二の丸雑木林の様子です。  日が陰ってきたので、紅葉に露出を合わせたら、空の色が飛んでしまいました。  大手休憩所付近のサザンカです。樹形からすると、タチカンツバキらしい。  尚蔵館近くのジュウガツザクラです。9月頃からずっと咲いています。  12月15日撮影。  (シリーズ終了…

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ヒメリンゴも狂い咲き & オオモミジ、ツバキなど

 我が家の近所に、ヒメリンゴ(姫林檎)の木があります。  持ち主のご主人が亡くなって数年、剪定がされないので、ぐんぐん伸びています。先々週、赤い実がなっているのに気付きました。この日、数えてみたら14個なっていました。  実の写真を撮りに行ったら、何と花が咲いているではありませんか。ヒメリンゴの花期は4~6月で、この木は毎年4月中旬に見頃を迎えますから、完全に狂い咲きですね。 …

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富士見櫓付近の紅葉、ヤブツバキ、蜜柑の古品種、オトコヨウゾメ

12月の皇居東御苑にて(その5)  皇居東御苑の南西角にある富士見櫓です。いつもは、「野鳥の島」付近から立ち入れないのですが、この日は富士見櫓のすぐ近くまで行くことができました。  富士見櫓の左手前はちょっとした広場になっており、その奥から富士見櫓をバックにカエデを撮りました。15時半頃で、少し赤みを帯びた太陽光が紅葉を照らしだし、とても綺麗でした。江戸時代の武士たちもこんな風景を楽…

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まだ咲いているサクラはジュウガツザクラでしょうか?

 我が家の近所にちょっと変わった桜があります。  このサクラ、9月、まだ葉が青々としている頃からぽつぽつ咲き始めます。その後もずっと咲き続け、葉が殆ど落ちた頃、花数が増してきて、まだ写真のようにたくさん咲いています。咲き方から判断すればジュウガツザクラだと思われますが・・・。  12月18日撮影。  このお宅の外壁は白いタイルなので、花が目立ちません。それなら、夜に撮影してみたらどのよ…

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サザンカ、カンツバキ、ムラサキシキブ、ミヤマシキミ、ウメモドキなど

12月の皇居東御苑にて(その4)  本丸休憩所のWCで用を足した後、中雀門の方向へ歩きました。その途中で、見た花や実です。 カエデの紅葉をバックに、2色のサザンカ 品種名は不明です カンツバキ(寒椿) サザンカ ‘富士の峰’   乙女サザンカ              不明 ムラサキシキブ(紫式部)の実 マンリョウ(万両) ミヤマ…

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ヤブツバキ、カエデの紅葉、フユザクラなど & 東京ドームシティのイルミネーション

12月の皇居東御苑にて(その3)  苑内のあちこちで、ヤブツバキが咲いていました。 西日に輝くカエデ類の紅葉  (富士見多聞付近で) フユザクラ(冬桜)  (本丸休憩所近くで) 春に咲くニワザクラ(庭桜)が咲き始めていた  (本丸休憩所近くで)  12月15日撮影。  (つづく) ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~…

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サザンカ、白侘助、イロハモミジ、ハマギクなど & 労組OB・OG会の文化交流会

12月の皇居東御苑にて(その2)  書陵部前のツバキ(初雁)は咲いておらず、天守台の方に左折する角に、赤とピンクのサザンカが咲いており、サザンカに挟まれるように白いツバキ(白侘助)が少し咲いていました。 ツバキ(白侘助) 純白、一重、猪口・ラッパ咲、極小輪、秋咲、江戸古種、ワビスケ系 サザンカ(赤) 品種不明        サザンカ(ピンク) 品種不明 イロハモ…

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タチカンツバキ、ハルサザンカ & 新丸ビルのクリスマスツリー、行幸通りのライトアップなど

12月の皇居東御苑にて(その1)  12月15日、天気が良かったので、午後から皇居東御苑へ行ってきました。今回は、北側の平川門から入苑です。  平川門から松原門跡の間で、タチカンツバキとハルサザンカが咲いていました。 タチカンツバキ(立寒椿) ツバキ科ツバキ属の常緑低木 カンツバキはサザンカから品集改良されたものといわれ、 その中で立性のものをタチカンツバキと言うようです …

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丸の内仲通りの電飾 & 丸ビルのクリスマスツリーなど

 12月12日の夜、と言ってもまだ17時を過ぎたばかりですが、丸の内仲通りのイルミネーションが点灯したので、行幸通り付近から有楽町に向かって歩いて見ました。  端まで行ってもあまり変化はないので、丸ビルの方まで戻ることにしました。  その途中、明治安田生命ビル1階アトリウムにある丸の内マイプラザに置かれたクリスマスツリーです。シャンデリアビーズをオーナメントに使用した、高さ10m…

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丸の内界隈のクリスマスツリー & KITTEの巨大クリスマスツリー

 12月12日、薄暮の日比谷公園で紅葉や黄葉を撮影した後、有楽町から丸の内までウォーキングするついでに、大きなクリスマスツリーを探して歩きました。  右は、日比谷交差点に面したホテル、ザ・ペニンシュラ東京のクリスマスツリーです。球形の部分と熊のサンタが下から明るくなっていきます。  ホテルのロビーにもツリーが置かれ、小さなLEDが点滅していました。  ザ・ペニンシュラ東京の裏側…

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日比谷公園の紅葉・黄葉をHDR撮影

 12月12日、労組OB・OG会の仲間と共に、有楽町の雀荘で「健康麻雀」(賭けない、吸わない、飲まない)を楽しんだ後、日比谷公園に立ち寄りました。  既に16時を回っていましたが、まだ紅葉や黄葉が残っていたので、iPhoneで写真を撮ってきました。iPhoneに限らず、他のスマホにもあると思いますが、HDR(ハイダイナミックレンジ合成)機能を使うと、夕方でも肉眼で見るよりは明るい写真を撮ること…

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ツバキ、ルリマツリ、ソヨゴ & つくば植物園にて(ラスト)

 ウォーキング中に見た花です。  早咲きのツバキが散見されるようになりましたが、新松戸のけやき公園で薄いピンクの一重にピンクの斑が入ったツバキを見ました。こんなにたくさん咲いているのツバキの木を見たのはこの冬になってから初めてです。 ネットの椿図鑑を当ったのですが、園芸種が多すぎて同定できませんでした          → nobaraさんから‘初雁’に似ているとの情報を頂きました。感…

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カンザキハナナ、銅葉ヒマ & カトレアとその近縁種(4)

 ウォーキング中に見た花です。  いまや誰でも名前を知っているマツモトキヨシですが、新松戸にある、その本社前の通りを東に進んで、最初の信号の付近で菜の花が咲き乱れていました。今頃咲くのはカンザキハナナでしょうね。  その翌日、銅葉のヒマ(トウゴマ)の実が見つかりました。 カンザキハナナ(寒咲き花菜) アブラナ科アブラナ属の一年草。ハナナの園芸品種。開花期は12月~4月 根元近く…

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ストックの花、アカメガシワの黄葉 & カトレアとその近縁種(3)

 ウォーキング中に見た花です。  あちこちで、ストックをよく見かけるようになりました。 ストック アブラナ科アラセイトウ属の多年草。地中海地方原産 和名はアラセイトウ(紫羅欄花、荒世伊登宇) 主な開花期は3月~5月ですが、温室ものの開花株が10月頃から出回る 無分枝(スタンダード)系品種と、側枝に花を咲かせる分枝(スプレー)系品種があるそうだ   12月4日撮影。 …

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サガギク、シクラメン・ワーリーギグなど & つくば洋蘭会の作品から

 ウォーキング中に見た花です。  サガギクをたくさん咲かせているお宅に出会いました。サガギク(嵯峨菊)は、嵯峨天皇の時代に大覚寺大沢の池に自生していた野菊を品種改良してできたと言われています。管状の繊細な花弁(舌状花)をたくさん付けるのが特徴です。 サガギク(嵯峨菊) キク科キク属の多年草  玄関先の鉢植え(近所の畳屋さん宅で) キク(ちょっと変わった咲き方ですね)…

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オキシペタラム、マルバシャリンバイ、キク(丁字咲き) & カトレアとその近縁種(2)

 ウォーキング中に見た花です。  オキシペタラムがまだ咲いていました。実が出来たマルバシャリンバイも咲いていますが、これはいつものことです。 オキシペタラム(ブルースター) キョウチクトウ科(←ガガイモ科)ルリトウワタ属の常緑多年草~低亜木 ブラジル、ウルグアイ原産。別名:ルリトウワタ(瑠璃唐綿)。花期は7月~10月 全部で6輪咲いていました マルバシャリンバイ(丸葉車輪…

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シジミバナ、ハツユキソウ、シコンノボタンなど & カトレアとその近縁種(1)

 ウォーキング中に見た花です。  季節外れの花がまだ見つかります。 葉を殆ど落としたシジミバナに花がさいていました。これは春の花ですね。夏の花であるハツユキソウもまだたくさん咲いています。  シコンノボタンもまだたくさん咲いています。しべが白いので、‘コートダジュール’という品種でしょう。 シジミバナ(蜆花) バラ科シモツケ属の落葉低木。中国原産 別名:ハゼバナ(爆ぜ花)。花期は4…

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枝垂れ桜で有名な東漸寺の紅葉、ギンモクセイ

 小学生の下校時、交通安全見守り活動を終えた後、急に思い立って、JR常磐線北小金駅近くの東漸寺に紅葉を見に行ってきました。自宅から歩いて行ったので、16時を回ってしまいました。  紅葉の時期的にはちょっと遅くなってしまいましたが、露出をマイナス補正して撮ってみたら良い雰囲気に写りました。   総門                 東漸寺の由来など 山 門(文化元年(1804)に…

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ホウセンカ、ハギ(江戸絞り) & つくば蘭展 ランの香り人気投票

 ウオーキング中に見た花です。  前回に続いて、時期外れの花です。 ホウセンカ (鳳仙花) ツリフネソウ科ツリフネソウ属の一年草(春蒔き) 花期は7月~9月。花屋さんで売られている種は八重が多いようです 八重咲きの矮性種のようです。それとも、遅れて発芽したのでしょうか?  11月30日撮影。 ハギ・江戸絞り マメ科ハギ属の落葉中木。江戸絞りはヤマハギの変種です 花期…

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スイートバジル、クレマチス、カクトラノオ & つくば植物園野生蘭コレクションから(7)

 ウォーキング中に見た花です。  今年は咲き残りというか、時期はずれに咲く花が多いと思います。そんな花を探してみました。 スイートバジル シソ科メボウキ属の多年草 花期は6月~9月 クレマチス キンポウゲ科センニンソウ属  花期は4月~10月(品種により異なる) このように大きな花が咲くのは春や夏に咲く品種だと思うのですが・・・ カクトラノオ(角虎の尾) …

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原種系グラジオラス、プリムラなど & つくば植物園野生蘭コレクションから(6)

 ウォーキング中に見た花です。  原種系グラジオラスがまだ咲いていました。花色から推定すると、春咲き(スプリンググラジオラス)のセッションという品種に似ています。セッションは2月下旬から3月下旬に開花する早咲きだそうです。  更に調べると、スプリンググラジオラスの仲間には秋咲き種があり、カルネウスやステファニアエなどの品種は10月~11月頃花を咲かせるそうです。多分これでしょう。 原種…

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大輪アンゲロニア、アブチロン & つくば植物園野生蘭コレクションから(5)

 ウォーキング中に見た花です。  少し大きめな花のアンゲロニアを見つけました。アブチロンもまだ元気に咲いていました。 大輪アンゲロニア エンジェルフェイスシリーズの「ウェッジウッドブルー」 ゴマノグサ科アンゲロニア属の非耐寒性常緑多年草 原産は中央アメリカ。開花期は春~晩秋 草丈は25~60cmになるようです。シリーズには、他に、紫、白、ピンクがある アブチロン …

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マンデビラ、バラ、ツタ & つくば植物園野生蘭コレクションから(4)

 ウォーキング中に見た花です。  11月末だというのに、マンデビラがまだ元気に咲いています。中央アメリカ~アルゼンチンが原産ですから、寒さには弱いはずですが、耐寒性を増した園芸種が出来ており、関東南部では露地植えで冬を越すものもあるそうです。 マンデビラ(八重) キョウチクトウ科マンデビラ属の非耐寒性常緑つる性植物 別名デプラデニア(旧属名から)、サンパラソル(サントリーの商品名から…

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秋の八芳園にて(その2)

 11月28日、労組OB会の仲間と都内港区白金台にある八芳園に紅葉を撮りに行ってきました。今回はそのレポート、2回目です。  池に映った紅葉と「水亭」です。園内には5つほどの古い石灯籠が配置されています。 一部は大久保彦左衛門の屋敷だった(八芳園の庭園の歴史)  江戸時代前期には譜代の江戸幕府旗本・大久保忠教(彦左衛門)の屋敷(但し、現在の園全域ではなく一部が彦左衛門の屋敷地)であった…

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秋の八芳園にて(その1)

 11月28日、労組OB会の仲間と都内港区白金台にある八芳園に紅葉を撮りに行ってきました。  八芳園は、1万2000坪の敷地内に庭園のあるレストラン・結婚式場です。庭園の名称は「四方八方どこを見ても美しい」に由来しています。  右下は「正門」です。大名門と庄屋門との中間様式で、明治の初めの作りです(当時は草葺き屋根)。 八芳園の庭園について(公式パンフレットから)  八芳園の庭園様式…

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