ツキヌキニンドウ、キンギンボク、チョウジソウ、ハクウンボク

小石川植物園にて(5) 4月22日撮影  今回は小石川植物園の分類標本園で見た花です。 ツキヌキニンドウ(突抜忍冬、突貫忍冬) スイカズラ科スイカズラ属の常緑(半常緑)のつる性小低木 北アメリカ地方原産。。別名ロニセラ 名の由来は、花序に近い葉が2枚合着し、葉を 貫いて茎が伸びているように見えるから キンギンボク(金銀木) スイカズラ科スイカズラ属の落葉低木 …

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セイシカ、コマユミ、ツクバネウツギ、コツクバネウツギ、ハコネウツギなど

小石川植物園にて(4) 4月22日撮影  小石川植物園の林を抜けて、ツツジ園に行ったのですが、殆どの花が盛りを過ぎていました。その中では、セイシカが一番元気そうでした。  その他、ツツジ園近くの林で見た花です。 セイシカ(聖紫花) ツツジ科ツツジ属の常緑小高木。別名:ヤエヤマセイシカ 石垣島、西表島に分布。中国(中南部)、台湾にも分布 名の由来は、花が紫色を帯び美しく清楚なことか…

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ハンカチノキ、ガクウツギ、オオカナメモチ、トサミズキの花後など

小石川植物園にて(3) 4月22日撮影  小石川植物園のほぼ中央に大きなハンカチノキが2本あります。もう、ハンカチに例えられた花弁(実は白く変化した苞)がたくさん落ちていました。ハンカチノキの近くでは、ガクウツギが満開でした。 ハンカチノキ(ハンカチの木) ミズキ科ハンカチノキ属の落葉高木。中国固有種 別名:ダビディア、幽霊の木、鳩の木 地上に落ちた「ハンカチ」    …

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労組OB・OG会のフォトコンテスト

 4月24日に労組OB・OG会のフォトコンテストが開催されました。今回のお題は「桜」。6名から、労組OB・OG会のお花見(仙台堀川公園など)で撮影された写真など、合計40点の作品が出展されました。  審査は写真学校を卒業された司郎さんとナグさんにお願いし、出展者からプレゼンテーションを受けた後、各人2点を各賞候補として選出していただきました。  さらに審査の結果、私の作品が最優秀賞に選出され…

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ケラマツツジ、ヒトツバタゴ、タラヨウ、ヒョウスイボク

小石川植物園にて(2) 4月22日撮影  小石川植物園で見た花を紹介しています。  日本庭園の池越しに旧東京医学校本館(総合研究博物館小石川分館)を見たところです。 池の縁でアヤメが咲いていました ケラマツツジ(慶良間躑躅) ツツジ科ツツジ科の常緑低木 琉球(奄美大島-沖縄諸島) に分布。絶滅危惧Ⅱ類 (VU) しべが花弁化した花が見つかった  日本庭園…

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セリバヒエンソウ、タニウツギ、スイカズラ、ヌマミズキ、ニッサボク

小石川植物園にて(1) 4月22日撮影  良い天気だったので、朝食中に思い立ち、小石川植物園に行ってきました。  小石川植物園は、正式には「国立大学法人東京大学大学院理学系研究科付属植物園」と言います。  今回は、正門を入ってすぐ左手へ進み、日本庭園からを見て、崖を登り、林間を抜けて、分類表本園などを見てきました。この日、気温は29℃まで上がったそうで、日に焼けて帰ってきました。 セ…

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ベニバナトチノキの並木、アカツメクサ、ヤセウツボ、コマツヨイグサなど

 千葉県北西部に流山街道がありますが、流山市の松戸市寄りに、約800mに亘ってベニバナトチノキの並木があります。今年はどの花も早く咲くので、早めに見に行ったのですが、もうかなり咲いていました。 ベニバナトチノキ(紅花栃の木、紅花橡の木) トチノキ科トチノキ属の落葉高木 セイヨウトチノキ(西洋栃の木=マロニエ)とアメリカアカバナ トチノキ(アメリカ赤花栃の木) を交配して作られた園芸品…

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ツリバナ、姫ライラックなど

 先日、ニシキギの花を見たので、これもきっと咲いているに違いないと思って、心当たりのお宅に行ってきました。 ツリバナ(吊花) ニシキギ科ニシキギ属の落葉低木 小さくて(径6~8mm)、地味な花です 名の由来は、ご覧のように花が吊り下がって咲くから 4月19日撮影 秋にはこんな実が出来ます 昨年10月11日撮影  ツリバナが咲いていたお宅と同じ道路を東に…

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日比谷公園、東京ミッドタウン日比谷など

 4月18日、所用が少々長引き、日比谷公園に立ち寄れたのは17時近くになりました。しかし、日が長くなったので、まだ写真は撮影可能です。  ツツジ山の手前にはハナミズキの林があります、この木は昭和36年にニューヨーク市から贈られた苗木の一部を植えたのが始まりだそうです。  つつじ山と第二花壇の間に植えられたチューリップは殆どの花弁が落ち、遅咲きらしき白花種のみが咲き残っていました。 …

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オオデマリ、ニシキギ、ナナカマド

 ウォーキング中に見た花です。  オオデマリを探しているうちにすっかり白くなってしまいました。 オオデマリ(大手鞠) スイカズラ科ガマズミ属の落葉低木。ヤブデマリの園芸品種 花は手まり咲きのアジサイに似ている 葉はガマズミに似ている  先日、アメリカハナズオウを紹介した老人ホームの敷地で、ニシキギとナナカマドの花が咲いています。 ニシキギ(錦木) ニシ…

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タイリントキソウ、セラスチウム、ライラック、スパラキシスなど

 ウォーキング中に見た花です。  最初は、近所の中華料理屋さんの店頭に置かれたタイリントキソウです。いつも、4月下旬にエビネと一緒にお披露目されるのですが、今年はタイリントキソウのほうが一週間ほど早く咲いたようです。また、鉢が一つ増えており、そちらの方は球根の一部が咲き始めていました。 タイリントキソウ(大輪朱鷺草) ラン科タイリントキソウ属の多年草 4月16日撮影 …

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アメリカエゴノキ(ハレーシア)、アジュガ、コムギ、ダッチアイリスなど

 先日、運転免許証書き換え前に必要な認知機能検査を受けるため、自動車教習場に行きました。結果は問題なし。元気が出たので、帰り道は電車に乗らず歩いて帰ることにしました。  その道すがら、淡いピンクの花がうつむいて多数咲く木を見つけました。ネット検索をしても見つからないので、今回も「お尋ねコーナー」のお世話になりました。  その結果、エゴノキの仲間であることが分かりました。日本ではまだ珍しい花木…

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白モッコウバラ、2種類のシラー、アネモネ

 ウォーキング中に見た花です。黄色に続いて、白のモッコウバラも咲き始めました。 モッコウバラ(木香茨、木香薔薇) バラ科バラ属の常緑つる性低木。中国原産 4月12日撮影 4月16日撮影 シラー・カンパニュラタ キジカクシ科ヒアキントイデス属の多年草 原産はヨーロッパ、アジア、アフリカ 和名はツリガネズイセン(釣り鐘水仙) 4月12日撮…

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アメリカハナズオウ、白花ハナズオウ

 ウォーキング中に見た花です。  江戸川近くにある老人ホームの敷地でちょっと変わったハナズオウが咲いています。北米原産のアメリカハナズオウの園芸種で、‘フォレスト・パンジー’という品種です(別名カナダスオウ)。 アメリカハナズオウ‘フォレスト・パンジー’ マメ科ハナズオウ属の落葉高木 花はハナズオウより小柄 花柄はハナズオウより長め ハナズオウの枝は上に伸びるが、これ…

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ロードレイア・ヘンリー、トキワマンサク、コデマリ、西洋テマリカンボクなど

 ウォーキング中に、珍しい花を見つけました。名前を調べたのですが、なかなか分からず、お尋ねコーナーのお世話になりました。 ロードレイア・ヘンリー マンサク科ロードレイア属の常緑高木。中国雲南省原産 別名シャクナゲモドキ(葉姿がシャクナゲに似ることから) 4月13日撮影 別のお宅で、4月15日撮影  こちらはシャクナゲですが、葉はシャクナゲモドキに似ていませんよ…

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ヒメウツギ、斑入りアマドコロ、西洋オダマキ、ボタンなど

 我が家の近くの民家で、早くもヒメウツギが咲き出しました。その隣では斑入りアマドコロも咲いています。 ヒメウツギ(姫空木、姫卯木) アジサイ科ウツギ属の落葉低木。花期は5~6月 上の写真の右手前はカナダオダマキ 斑入りアマドコロ(甘野老) キジカクシ科ナルコユリ属(アマドコロ属) 花期は4〜6月。別名:ナルコラン(鳴子蘭)  以上、4月13日撮…

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八重桜(普賢象?)、豌豆の花、芝柳、桑、家を取り囲む野田藤

 今回も八重桜からです。  新松戸の江戸川に近くに新松戸西パークハウスという大きな団地があるのですが、その敷地の西側、約200数十mにわたって八重桜が数十本植えられており、今が見頃になっています。  葉化した雄しべが2本あるように見えるので普賢象ではないかと思います。 4月12日撮影 地域の小学校の裏庭で咲くのも普賢象らしい 4月13日撮影普賢象とは(「このはなさく…

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ハウチワカエデ、ハナミズキ、ツツジ、シャクナゲ、カンヒザクラ

 市民センターで行われた町内会老人会の総会に初出席した帰り、近所でハウチワカエデの花を見ました。 ハウチワカエデ(羽団扇楓) ムクロジ科(←カエデ科)カエデ属の落葉高木。日本固有種 葉が天狗の羽団扇に似る。別名メイゲツカエデ(名月楓) 雄しべが飛び出した雄花としべのない中性花がある ↑ 中性花の小房にはブーメランのような翼果がついている 4月8日撮影。  あちこち…

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八重桜(一葉、関山)、ライラック & 雪国植物園にて(4)

 我が家から南へ40分ほど歩いた所にある、坂川(一級河川)に面したお宅で一葉という品種の八重桜が咲くことを思い出し、行ってきました。葉がかなり出ていましたが、まだ綺麗な花が残っていました。 八重桜 「一葉」 もと東京の荒川堤で栽培されていた品種です。花の中にある1本の雌しべが葉化していることからこの名がつけられました。(日本花の会のHPから引用) ↖ 左はベニバナトキワマンサ…

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スズメノエンドウ、シマトネリコ & 雪国植物園にて(3)

 ウォーキング中に見た花です。  新松戸の住宅街を歩いているとマメ科らしい葉の茂る草むらの中にごく小さな花が咲いているのに気づきました。かねてから出会ってみたかったスズメノエンドウだったのです。マクロレンズを持っていて良かった。 スズメノエンドウ(雀野豌豆) ソラマメ属ソラマメ属のつる性の越年草 花は普通4個つき、白紫色で長さ3〜4mm 和名は、カラスノエンドウより小…

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シキミ、モクレン、フリージア & 雪国植物園にて(2)

 ウォーキング中に見た花です。  近くに駐車場にもならない細長い空き地があるのですが、その空き地の奥に面したお宅の木が黄緑色に染まっているように見えました。良く通りがかる道路で、昨年までは新葉の色かなと思っていたのですが、今年はやけに黄緑色が多いのです。それで空き地に入っていくと、何とシキミの花が咲いていたのです。今年は花の当たり年? シキミ(樒、櫁、梻) マツブサ科(←…

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ギョイコウ & ヒメリンゴ、ニワザクラ、ナツグミ、ユウゲショウ

 ウォーキング中に見た花たちです、  枝垂れ桜の並木をご紹介した新坂川で、クワらしき木の花穂を撮っていたところ、「上流で天皇の桜が満開だよ」と教えてくださる男性がおられました。天皇の桜?ああ、ギョイコウのことかなと思い、早速行ってみました。ここに、ギョイコウがあったなんて、初めて知りました。 ギョイコウ(御衣黄)  ギョイコウはウコン(鬱金)と良く似ているのですが、咲き始めは花…

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雪国植物園にて(1) ナニワズ、オウレン、キクザキイチゲなど

越後雪割草街道の旅⑥  3月26日、越後雪割草街道の3番目の訪問先は雪国植物園(HPはこちら)です。  右は植物園の東口入口ですが、まだ雪が残っていました。  雪国植物園は、「外国の植物・園芸植物・海浜の植物は植栽しない」を方針としています。  4度目の訪問ですが、今回もボランティアガイドに雪割草群生地まで案内していただきました。  今回から、雪割草群生地までの散策路で咲いていた花たち…

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花桃(紅白・源平)、灯台躑躅、蜆花 & 花クイズ

 桜や越後雪割草街道の旅の記事を続けているので、その他の花の写真が溜まっています。今回はその中から紹介しようと思います。  ウォーキング中に、豪邸の玄関アプローチで見つけた紅白の花桃です。ほうき性のみたいなので照手シリーズではないかと思います。その右手には源平桃が咲いていました。3本はこのお宅のシンボルツリーでしょうね。 これは町内のTさん宅の源平桃。枝垂れの若木です。  以上、3…

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新松戸のヤエベニシダレ & キクモモ

 今年は異常な早さでソメイヨシノが満開になりましたが、ヤエベニシダレも早かったです。  新松戸のかやぶき蕎麦やぶの敷地にある枝垂桜です。多分、ヤエベニシダレ(八重紅枝垂)だと思います。毎年、咲きっぷり記録しています。  4月2日に見に行ったときは既に満開を過ぎており、花色が少し薄くなっていました。ヤエベニシダレはエドヒガン系の園芸品種なので、花色は紅色から次第に淡い色になります。  2日、…

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国営越後丘陵公園にて(2) 雪割草園芸種の展示

越後雪割草街道の旅⑤  国営越後丘陵公園の「雪割草まつり」は「花と緑の館」で行われていましたが、会場の多くのスペースを使って国際雪割草協会甲信越支部の展示、及び即売会が行われていました。  様々なタイプ、色合いの、雪割草の園芸種が展示されており、総数は180鉢以上に上るのではないかと思われます。  今回は出展作品の中から紹介します。銘が見えたものは記載しました。 標準花 「潮風」 …

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仙台堀川公園の桜

 3月30日、労組OB・OG会の仲間と、都内江東区にある仙台堀川公園にお花見に行ってきました。  仙台堀川公園は中川と隅田川を結ぶ運河だったところ。その殆どが埋め立てられて親水公園になっており、広さは都内最大です。  左下は公園の北端で咲いていた桜。右下は、公園の案内図です。南北が反対ですが、左側が仙台堀川公園、右側が横十間川親水公園。  公園には全長900mの桜並木があります。満開の…

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国営越後丘陵公園にて(1) 雪割草まつり

越後雪割草街道の旅④  雪割草街道の旅で2番目の訪問地は国営越後丘陵公園です。ここでは早春フラワーフェスティバルとして、3月10日から4月15日まで「雪割草まつり」が行われています。  写真は正門と駐車場に残っている雪と、みどりの千畳敷と呼ばれる広場です。右上の写真に写っている丘陵地に雪割草群生地があるのですが、今年は雪が多く、4月1日から公開とのことでした。  「雪割草まつり」の展示…

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新坂川のしだれ桜並木

 先日、新坂川の桜並木をご紹介しました(こちら)が、その少し下流(南側)に20本ほどの枝垂れ桜並木があります。  記憶では2011年か2012年頃、若木が植えられ、その後本数が増やされました。当初は貧弱でしたが、今年は結構見られるしだれ桜並木になりました。今年はソメイヨシノの開花が早く、同じ頃見頃を迎えました。  1枚目は南側から写したものですが、花色に濃淡があり、3種類の品種が植えられてい…

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大崎雪割草の里にて(3) 雪割草以外の花たち

越後雪割草街道の旅③   今回は、柏崎市にある大崎雪割草の里で見た、雪割草以外の早春の花を紹介します。 キクザキイチゲ(菊咲一華) キクザキイチリンソウ(菊咲一輪草)とも呼ばれる キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草 キクバオウレン(菊葉黄連) 早春に咲くオウレンには、他にセリバオウレン、バイカオウレン があるが、キクバオウレンは葉が菊に似ている故の命名 …

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