水戸市植物公園「水戸徳川家の蘭」展(その2)

茨城県3植物園巡りと湯治の一泊旅(1月19~20日)その10  今回も、20日に訪れた水戸市植物公園の「植物館」で開催されていた「水戸徳川家の蘭」展(1月6日~21日)の様子を投稿します。  水戸徳川家の4代当主圀斉(くになり)氏が育てていたパフィオペディルムと、会場内のフラワーディスプレイを取り混ぜています。 ギンレイ Ginrei (Chardmoore x Mayumi)…

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水戸市植物公園「水戸徳川家の蘭」展(その1)

茨城県3植物園巡りと湯治の一泊旅(1月19~20日)その9  今回から、20日に訪れた水戸市植物公園の「植物館」で開催されていた「水戸徳川家の蘭」展(1月6日~21日)の様子を投稿します。 水戸徳川家の蘭 ~限りなく白い花をめざして~   水戸徳川家の14代当主圀斉(くになり)氏(明治45年~昭和61年)は洋ランのパフィオペディルムの育種家です。  限りなく白い花を理想とされたので、残さ…

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ヒメフヨウとウナズキヒメフヨウ、グレビレア、キオナンツス・ラミフロルスなど

茨城県3植物園巡りと湯治の一泊旅(1月19~20日)その8  今回も、19日に訪れたつくば植物園のサバンナ温室で見た花たちです。 ヒメフヨウ(姫芙蓉) アオイ科ヒメフヨウ属の常緑低木。原産はメキシコから南米にかけて 花弁の基部がめしべに巻き付き、開かない構造になっているため これ以上開かない。 別名ヒメブッソウゲ(姫仏桑華)。 ウナズキヒメフヨウ(頷き姫芙蓉) アオ…

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原種アヤメ、ライスフラワー、ニュージーランドのクリスマスツリーなど

茨城県3植物園巡りと湯治の一泊旅(1月19~20日)その7  今回も、19日に訪れたつくば植物園のサバンナ温室で見た花たちです。 モラエア・ポリスタキア アヤメ科モラエア属の多年草。南アフリカ~地中海沿岸原産の多年草 本来なら、茎は立ち上がる。花径は6cmほど フィロテカ・ディフォルミス ミカン科フィロテカ属の常緑低木。原産はオーストラリア東部 別名:エリオステ…

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「ハリー・ポッターと秘密の部屋」に登場したマンドレイクなど

茨城県3植物園巡りと湯治の一泊旅(1月19~20日)その6  今回は、19日に訪れたつくば植物園のサバンナ温室で見た花たちです。  最初は、マンドレイク(別名マンドラゴラ)です。マンドレイクは、ナス科マンドラゴラ属の多年草で、初めて知りました。  マンドレイクは地中海地域から中国西部にかけてに自生、同じマンドラゴラ属には3種類があるが、ともに根に数種の神経毒を伴うアルカロイドが含まれている…

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水戸市植物公園熱帯果樹温室にて(球根ベゴニア、ピタンガ、ジャイアントパッションフルーツなど)

茨城県3植物園巡りと湯治の一泊旅(1月19~20日)その5  今回は、1月20日に訪れた水戸市植物公園の熱帯果樹温室で見た花です。ここでは「魅惑の球根ベゴニア展」が行われていました(1/6~3/21)。 シュウカイドウ科ベゴニア属の多年草(球根)。半耐寒性で暑さに弱い ペルー、ボリビアなどのアンデス高山地帯に分布する植物の交配種 キンレンカ(金蓮花) ノウゼンハ…

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茨城県植物園の温室展示から

茨城3植物園巡りと湯治の一泊旅(1月19~20日) その4  茨城県内の三つの植物園で見た花などを投稿していますが、今回は茨城県植物園の「熱帯植物館」の展示から紹介します。  今の時期はやはりランの展示が多かったです。 ネオスティリス ルー スニリ Neost. Lou Sneary (Neof. falcata x Rhy. coelestis) ネオスティリス属はフ…

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茨城県植物園 「早春の洋ラン展」から

茨城3植物園巡りと湯治の一泊旅(1月19~20日) その3  茨城県内の三つの植物園で見た花などを投稿していますが、訪問順ではありません。  今回は、1月19日の午後に立ち寄った茨城県植物園ですが、丁度、「早春の洋ラン展」が行われていると知ったからです(1月21日終了)。  県立の植物園ですが、ありがたいことに、県外でも70歳以上であれば入園無料でした。  右上は、洋ラン展の会場となった…

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ソシンロウバイ、シナマンサク、スノードロップ、原種ツバキなど

茨城3植物園巡りと湯治の一泊旅(1月19~20日) その2  今回の一泊旅行で巡った植物園は、19日に筑波実験植物園(つくば植物園)と茨城県植物園、20日に水戸市植物公園の三カ所です。  今回から三つの植物園で見た花などを投稿しますが、今回は屋外で咲いていた花などです。 ソシンロウバイ(素心蝋梅) まだ、つぼみがたくさん残っています 良い香りがしました ロウバイ科ロウバイ…

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氷が溶けてしまった袋田の滝

茨城3植物園巡りと湯治の一泊旅(1月19~20日) その1  1月19日から一泊で、骨折のリハビリを兼ねて奥久慈・大子温泉に行ってきました。その行き帰り、茨城県内の三つの植物園を回ってきました。  今回は、2日目の朝に立ち寄った袋田の滝の報告です。1月20日は大寒で滝の凍結を期待して行ったのですが、3日前の雨で氷は全部溶けてしまい、残念でした。 第1観瀑台から 第2観瀑台…

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第57回全日本蘭協会洋らん展 カトレアの仲間たち(2)

第57回全日本蘭協会洋らん展   サンシャインシティ世界のらん展2018にて(その9)  今回も、出展作品の中からカトレアとその仲間たちを選んでみました。出展者名は省略させていただきました。 カトリアンセ マジック・ベル Ctt. (Pot.) Magic Bell 'New Treck' (C. loddigesii x Ctt. Trick or Treat) 濃いサーモ…

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オステオスペルマム、クチナシの実、シンビジュームなど

 ウォーキング中に見た花などです。  咲いたばかりらしいオステオスペルマムに出会いました。寒いのに元気に咲いています。‘パッション’という園芸種らしい(花色はピンク、ローズ、パープル、ホワイトがある)。 キク科オステオスペルマム属の常緑多年草 南アフリカ原産で、園芸種が多彩。別名:アフリカンデージー 花期は春だが、耐寒性があり、秋から冬にかけても咲く よく似たディモルフォセカは…

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第57回全日本蘭協会洋らん展 カトレアの仲間たち(1)

第57回全日本蘭協会洋らん展   サンシャインシティ世界のらん展2018にて(その8)  今回は、出展作品の中からカトレアとその仲間たちを選んでみました。出展者名は省略させていただきました。 カトレア パーシバリアナ セルレア ‘オンディーヌ’ C. percivaliana coerulea 'Ondine' ベネズエラに自生する原種。オンディーヌは優良種として知られてい…

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ヒイラギナンテン‘チャリティー’、ロウバイなど

 ラン展で見た花は1回お休みにして、ウォーキング中に見た花などを投稿します。  かなり冷え込んできて、撮りたい花も少なくなってきたのですが、江戸川の堤防から降りてきたとき、ヒイラギナンテンの黄色い花が見つかりました。開花時期から判断すると、‘チャリティー’という園芸種でしょう。 柊南天、メギ科メギ属(←ヒイラギナンテン属)の常緑小低木 原産は中国南部、台湾、ヒマラヤ  剣…

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千寿七福神巡り(4) 千住本氷川神社(大黒天)

 1月9日、労組OB・OG会の仲間と共に千寿七福神巡りに行ってきました。  今回はその報告、4回目です。  7番目の大黒天を祀る千住本氷川神社に向かう途中、千住新橋のたもと近くにある足立区の施設「学びピア21」に立ち寄りました(写真、左下)。この建物の4階デッキ(写真、右下)から荒川が見渡せます。  デッキから荒川の堤防へ降りて撮った写真。左下は千住新橋。右下は首都高中央環状線とJ…

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第57回全日本蘭協会洋らん展 初めて見たランたち

第57回全日本蘭協会洋らん展   サンシャインシティ世界のらん展2018にて(その7)  ランは品種が多いのが特徴ですが、今回初めて見る原種ランがあったので記録しました。  なお、出展者名は省略させていただきました。 ゼレンコア オナスタ Zelenkoa onusta 'Everglades' パナマ、コロンビア、エクアドル、ペルーの25~1200mに自生する 着生種。花…

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千寿七福神巡り(3) 元宿神社(寿老神)、氷川神社(布袋尊)

本文  1月9日、労組OB・OG会の仲間と共に千寿七福神巡りに行ってきました。  今回はその報告、3回目です。  5番目の寿老神を祀る元宿神社は、千住神社から墨堤通りへ出て北へ、西新井橋の近くで右折したところにありました。立派な社号碑が建っています。  鳥居をくぐると社殿は目の前。戦後の建物でしょう。  寿老神は本殿の左手前に祀られていました。この石像も新しいですね。 …

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第57回全日本蘭協会洋らん展 香りの審査部門受賞作品など

第57回全日本蘭協会洋らん展   サンシャインシティ世界のらん展2018にて(その6)  今回は香りのラン審査部門で受賞された作品です。どんな香りと表現できないのが残念です。その他も、やはりカトレア系が多かったです。 < 資生堂賞 > カトレア ワルケリアナ 交配種 C. walkeriana Sib (coerulea Happy Field x alba White Beaut…

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千寿七福神巡り(2) 八幡神社(毘沙門天)、千住神社(恵比寿天)

 1月9日、労組OB・OG会の仲間と共に千寿七福神巡りに行ってきました。  今回はその報告、2回目です。  3番目の毘沙門天を祀る八幡神社(白幡八幡神社)は、稲荷神社(福禄寿)がら日光街道を北に進むと、すぐでした。  こぢんまりした社殿の右手前に毘沙門天の石像が安置されています。  青いスカーフを巻かれた毘沙門天はユーモラスに見える。  本殿の内部です。 白幡八幡神社…

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第57回全日本蘭協会洋らん展 各賞受賞作品(その4)

第57回全日本蘭協会洋らん展   サンシャインシティ世界のらん展2018にて(その5)  今回も各賞受賞作品ですが、ほぼ下の写真の手前に展示されています。 < 新垣洋らん園賞 > パフィオペディラム リーアナム Paph. Leeanum 由井恭子氏 ( P. insigne x P. spicerianum ) < OCgarden賞 > リンコレリオカ…

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千寿七福神巡り(その1) 氷川神社(弁財天)、稲荷神社(福禄寿)

 1月9日、労組OB・OG会の仲間と共に千寿七福神巡りに行ってきました。毎年新春恒例の行事で、今回はJR北千住駅に12時半集合、参加者は26名でした。  千寿七福神巡りは、千住の町おこしを願って、旧日光街道千住宿近辺の神社や寺院に七福神の石造を安置したのが始まりで、平成20年以降はすべて神社に安置されています。  今回は、案合図に基づき、氷川神社(弁財天)から時計回りに歩き、最後は千住本氷川…

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第57回全日本蘭協会洋らん展 各賞受賞作品(その3)

第57回全日本蘭協会洋らん展   サンシャインシティ世界のらん展2018にて(その4)  今回も各賞受賞作品ですが、ほぼ下の写真に展示されているものです。 < 所沢洋蘭会賞 > デンドロビウム アメジストグロッサム Den. amethystoglossum 'FN-Beat' 中島文子氏 フィリピンに原生する着生ラン。唇弁にアメジスト色が入る 落葉した古いバルブ…

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第57回全日本蘭協会洋らん展 各賞受賞作品(その2)

第57回全日本蘭協会洋らん展   サンシャインシティ世界のらん展2018にて(その3)  今回も各賞受賞作品ですが、下の写真の手前と右奥に展示されています。 < 大谷園芸賞 > レリオカタンセ センセーショナルバリュー Laeliocatanthe Sensational Value 秋山恒雄氏 隠し画像あり(画像クリックで表示されます) (Cattlianthe C…

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第57回全日本蘭協会洋らん展 各賞受賞作品(その1)

第57回全日本蘭協会洋らん展(1/5~1/8 15時)    サンシャインシティ世界のらん展2018にて(その3)  今回から、入賞作品コーナーの各賞受賞作品を紹介します。 < 努力賞 > リンカトレアンセ モーニング・コール Rth. Morning Call 'Full Moon' SM/JOGA 佐藤春雄氏 (Rhyncattleanthe Love Passio…

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第57回全日本蘭協会洋らん展 上位入賞作品

第57回全日本蘭協会洋らん展   サンシャインシティ世界のらん展2018にて(その2)  今回のラン展に出展された作品は約1,200。その中から、審査を経て優秀と認められた作品が選ばれます。更に、協会関連賞やスポンサー賞、友好蘭会関連賞が授与されます。  今回から、それらの作品を順次ご紹介していきますが、「入賞作品展示コーナー」の中央上段に上位入賞作品が集められています。 …

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第57回全日本蘭協会洋らん展 サンシャインシティ世界のらん展2018

 1月5日、池袋サンシャインシティで開催中(1/8まで)の「第57回全日本蘭協会洋らん展 サンシャインシティ世界のらん展2018」に妻と行ってきました。開催概要はこちらです。  この蘭展は、大きな蘭展としては新年に入って最初のものです(小規模なものは1月2日から14日までの「板橋区立熱帯環境植物館ラン展」が最初)。  右指がかなり自由の動かせるようになったので、ミラーレス一眼による撮影です。…

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イチゴノキ、クロガネモチ、スイセン

 ウォーキング中に見た花などです。  イチゴノキ(苺の木)にまだ花が咲いていました。 うっすらピンクがかっています ツツジ科イチゴノキ属の常緑低木 地中海地方と西ヨーロッパ北部、西フランス、アイルランドに分布 翌年の秋に熟す実がイチゴに似ている 英名はストロベリーツリー  クロガネモチ(黒金黐)の実です。葉が丸まっているのは水分が不足しているかららしい。このところ、…

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ツバキ、ミニバラ・グリーンアイス

 昨年末のウォーキングで見た花です。  ツバキです。品種名が分かりませんがヤブツバキ系でしょうね。花弁が少し痛んでいます。  → nobaraさんから‘初雁’とご教示がありました。初雁だと侘助系ですね。  多分バラだと思うのですが、品種が分からないので、お尋ねコーナーで教えてもらいました。ミニバラ・グリーンアイスだそうです。  グリーンアイスは四季咲きで、蕾のうちは紅…

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十月桜、満開

 新松戸にある「かやぶき蕎麦やぶ」の敷地でジュウガツザクラ(十月桜)が満開です。  ジュウガツザクラは、エドヒガンとマメザクラの自然交配種であるコヒガンザクラからつくられた園芸種で、花が秋に咲くことで知られています。全体の蕾の1/3が10~12月頃に少しずつ開花し、残りの蕾が4月上旬頃に開花するそうです。  この木は少し遅れて11月初旬に開花し始めました(11月12日の様子はこちら)。そのせ…

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明けましておめでとうございます

 皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします  本年もどうぞよろしくお願い申し上げます  昨年は血糖値もコントロールでき、大過なく過ごせるかと思いきや、11月に左膝蓋骨骨折、それが直りきらぬうちに右手橈骨遠位部骨折と、アクシデントが続きました  膝の方はリハビリ歩行の結果も順調ですが、右手が不自由なまま新年を迎えました  歳は取りたくないものですが、本年は4月末から後期高齢者の仲間入りで…

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