ナツツバキ(紅葉、実)、ヤマボウシ(花)、ホトトギス(花)、ツワブキ(花)など

秋の皇居東御苑にて(5)  皇居東御苑の二の丸雑木林で花や実を撮りながら散策しています。  二の丸雑木林の中で撮った写真です。都心にあるとは思えないような光景ですよね。  雑木林の中でクマノミズキ(熊野水木)の葉に光が当たっていたので、逆光で撮ってみました。 ミズキ科ミズキ属の落葉高木  ナツツバキ(夏椿)の紅葉と実です。街中でも見られるのですが、先日撮影に失敗したので・・…

続きを読む

ヤマツツジ(花)、ヌルデ(実)、コバノガマズミ(実)、ゴンズイ(実)、シラヤマギク(花)など

秋の皇居東御苑にて(4)  皇居東御苑の二の丸雑木林で花や実を撮りながら散策しています。  あちこちでヤマツツジ(山躑躅)が何輪も戻り咲きしていました。 ツツジ科ツツジ属の半落葉低木  ヌルデ(白膠木)の黄葉が始まっていました。もっと赤くなることでしょう。 小さな実がついています。葉軸には翼があります ウルシ科ヌルデ属の落葉高木  ヤマユリ(山百合)の実が出来て…

続きを読む

クコ(実・花)、キンミズヒキ(実)、ノコンギク(花)、ヌスビトハギ(実)など

秋の皇居東御苑にて(3)  10月26日に行った皇居東御苑で見た花や実を紹介しています。前回までは、大手門から入ったかのような書き方をしましたが、実は、北側の平川門から入苑したのです。  平川門の途中から毎日新聞社の本社ビルを見た写真です。窓に大きな万国旗が飾られています。  東京2020オリンピックのオフィシャルパートナー(新聞)となった毎日新聞社がオリンピック開幕1000日前(10月2…

続きを読む

オトコヨウゾメ、ヒュウガミズキ(冬芽)、エゴノキ(実) & サンザシの実など

秋の皇居東御苑にて(2)  三の丸から百人番所の前を通り、中雀門に向かう坂を登る途中、左手に各種の低木が植えられています。  オトコヨウゾメ(男ようぞめ)はかなり紅葉し、と言うか銅葉色に変わっており、実はすべて鳥に食べられてしまったようです。葉の間に白いものが見えました。ズームで覗くと花でした。 レンブクソウ科(←スイカズラ科)ガマズミ属の落葉低木 花期は4月下旬~6月ですが、秋にもぼつ…

続きを読む

ジュウガツザクラ、ホソバイヌビワ、ミツマタ & ハロウィーン飾り

秋の皇居東御苑にて(1)  昨日(10月26日)は久しぶりの快晴だったので、皇居東御苑に花や実を撮りに行ってきました。  大手門発券所を入ると、三の丸尚蔵館の手前でジュウガツザクラ(十月桜)が咲いています。  ジュウガツザクラは、エドヒガンの系列でコヒガンの園芸品種です。毎年、4月頃と10月~1月初旬と、二度開花します。花弁は八重で、白ないし薄いピンクです。  大手休憩所…

続きを読む

ヒイラギモクセイ、四季咲きモクセイ、ソヨゴの実

 ウォーキング中に見た花などです。孫たちが住むマンションの生垣でヒイラギモクセイが咲いています。台風の後なので花がかなり落ちてしまったようです。 ヒイラギモクセイ(柊木犀) モクセイ科モクセイ属の常緑小高木 ヒイラギ(柊)とギンモクセイ(銀木犀)の雑種と考えられている 雌雄異株で、雄株のみが知られている 花にはほのかな芳香がある。花径約8-10mm 雄しべが2本(中央に退…

続きを読む

つくば植物園の温室にて(11) オオサンショウモ、キバナノオモダカなど

つくば植物園にて(13)  10月4日に行ったつくば植物園で見た花を紹介しています。  今回は「水生植物温室」で見た花を紹介します。オキナワズズメウリ以外は初めて見た花です。 オオサンショウモ(大山椒藻) サンショウモ科サンショウモ属の水生植物の一種。熱帯アメリカ原産 在来種のサンショウモと競争し、駆逐する危険性があるため、 外来生物法により要注意外来生物に指定されている …

続きを読む

つくば植物園の温室にて(10) エキナンサス、ムシトリナデシコなど

つくば植物園にて(12)  10月4日に行ったつくば植物園で見た花を紹介しています。  今回も、「熱帯雨林温室」で見た花を紹介します。 エスキナンサス・エリプティクス イワタバコ科エスキナンサス属(ナガミカズラ属)の多年草 ニューギニア島原産。 匍匐性なので、鉢から垂れ下がる 花の長さは7~8cmになるという アシナガムシトリスミレ(足長虫取菫) タヌキモ科ムシト…

続きを読む

つくば植物園の温室にて(9) 珍しいランの果実、タカクマホトトギスなど

つくば植物園にて(11)  10月4日に行ったつくば植物園で見た花を紹介しています。  今回も、「熱帯雨林温室」で見た花を紹介します。  温室の2階回廊には開花中のランが展示されていますが、今回は珍しいものを見ました。、 デンドロビウム・ロセイオドルム ベトナムの標高1000~2000mの岩や枝に分する着生種 ほのかな香りだったが、開花時には強いバラの香りがするそうだ …

続きを読む

日比谷公園ガーデニングショーの前日に(1) & つくば植物園の温室にて(8)

 日比谷公園ガーデニングショー2017が10月21日(土)から始まりましたが、初日から雨にたたられています。  開幕の前日、新橋に所用があったのですが、予定より早く終わったので、16時頃、準備が進む会場を覗いてみました。  今夜から明日にかけて超大型台風も通過するとのことで、一番被害に遭いそうなのは、繊細なアレンジがされたハンギングバスケット部門の作品ではないでしょうか。  と言うわけで、…

続きを読む

日比谷公園にて(2) 秋バラ & つくば植物園の温室にて(7)

 久しぶりに晴れた日、所要のついでに日比谷公園に立ち寄りました。   第一花壇のペリカンの噴水です。  その周囲に植えられた植物はボランティア団体が管理しており、現在はメランポジウムやブルーサルビア、アメジストセージが咲いています。  第一花壇では何種類かのバラが咲いていますが、その中から5種類を取り上げました(説明は立て札から)。 花 房 1981年、京成バラ園 明…

続きを読む

日比谷公園にて(1) シロハギ、タイワンホトトギスなど & ルリトウワタ

 10月18日、所用で新橋まで行きました。当日は久しぶりの良い天気だったので、少し早めに家を出て、日比谷公園に立ち寄りました。  日比谷門近くでシロハギ(白萩、マメ科)が咲いていました。もう終盤のようでした。  シロハギの隣で、コムラサキ(小紫、シソ科←クマツヅラ科)の実がきれいでした。  さらに歩を進めると、タイワンホトトギス台湾杜鵑草、ユリ科)がたくさんの花を咲かせています。ホ…

続きを読む

つくば植物園の温室にて(6) ニオイサンタンカ、ヤコウボクなど

つくば植物園にて(8)  10月4日に行ったつくば植物園で見た花を紹介しています。  今回も、「熱帯資源植物温室」で見た花を紹介します。 ニオイサンタンカ(匂山丹花) アカネ科サンタンカ属の常緑低木。インド~ミャンマー原産 別名:イクソラ・オドラータ スタンホペア・種名不詳 ラン科スタンホペア属の着生ラン。原産は熱帯アメリカ スタンホペア属は中南米に55種ほど分布…

続きを読む

グレビレア、ツリバナの実 & つくば植物園の温室にて(5)

 ウォーキング中に見た花などです。  先週、労組OB・OG会の企画で、大崎・品川近辺の企業博物館巡りをした際、見た花と実です。 グレビレア ‘ロビンゴードン’ ヤマモガシ科グレビレア属の半耐寒性常緑低木 グレビレアはオーストラリアを中心に300種類以上が存在 写真の種は園芸種。和名:ハゴロモノマツ(羽衣の松) ツリバナ(吊り花)の実 ニシキギ科ニシキギ属の落葉低木 …

続きを読む

ゴンフォスティグマ、コンロンカ & つくば植物園の温室にて(4)

 ウォーキング中に見た花などです。  先週、労組OB・OG会の企画で、大崎・品川近辺の企業博物館巡りをしました。具体的には、「容器文化ミュージアム」(東洋製罐グループホールディングス)、「ソニー歴史資料館」、「物流博物館」(公益財団法人利用運送振興会。前身は「日本通運・通運史料室」)です。  その道すがら、初めて見る植物を発見しました。 ゴンフォスティグマ・ヴィルガツム ゴマノハグサ…

続きを読む

ニワナナカマド、モッコクの実 & つくば植物園の温室にて(3)

 ウォーキング中に見た花などです。  驚いたことに、ニワナナカマドが咲いていました。花期は6〜8月ですが、花後に剪定すると、伸びた新芽にまた花が咲くのだそうです。好きな花なので、歓迎です・。 ニワナナカマド(庭七竈) バラ科ホザキナナカマド属の落葉低木。中国北部原産  モッコクの実が開裂し始めました。 モッコク(木斛) ツバキ科モッコク属の常緑高木 江…

続きを読む

ハヤトウリの花 & つくば植物園の温室にて(2)

 ウォーキング中に見た花です。  現在は無住らしきお宅でつる性の植物がはびこっており、小さな花が咲いていました。  名前が分からないので、お尋ねサイトで教えていただきました。 ハヤトウリ(隼人瓜) ウリ科ハヤトウリ属の多年草。熱帯アメリカ原産 別名:センナリウリ(千成瓜)、チャヨテ 雌雄同株、雌雄異花です 茎の途中から花茎が伸び、その付け根に雌花がつくようです 雌…

続きを読む

ハゴロモルコウソウ、ホソバヒイラギナンテン & つくば植物園の温室にて(1)

 ウォーキング中に見た花です。久しぶりにハゴロモルコウソウとホソバヒイラギナンテンに出会いました。 ハゴロモルコウソウ(羽衣縷紅草) ヒルガオ科ルコウソウ属の一年草 熱帯アメリカ原産のコウソウとマルバルコウソウの交配種 別名:モミジバルコウソウ 実はアサガオに似ている ホソバヒイラギナンテン(細葉柊南天) メギ科メギ属の常緑低木。花期は9~10月 冬に開花するヒイ…

続きを読む

シュウメイギク、ハナミズキ、ビデンス‘エンジェルチーク’ & 大型の雑草

 ウォーキング中に見た花です。  やっと<シュウメイギク(秋明菊)のピンクが見つかりました。しかし、手前にフェンスがあって、花の角度がちょっと悪い。  隣で咲いていた白いシュウメイギクを前ボケに使ってみた。  ハナミズキ(花水木)の赤い実が目立つ季節になりましたが、来年に咲く花芽もしっかり立ち上がっています。  今までに見たことがないような配色の花が咲いていました。…

続きを読む

ハチジョウイタドリ、ハマツルボなど & ベニチョウジ、ムラサキルエリア

つくば植物園にて(5)  10月4日に行ったつくば植物園で見た花を紹介しています。  今回は、「砂礫地植物(山地性・海岸性)区画」で見た花です。 ハチジョウイタドリ(八丈虎杖) タデ科イタドリ属の多年草。花期は7~10月 イタドリの変種。イタドリより大型で、葉が大きく、厚い 八丈島固有種ではなく、伊豆七島に分布している 別名:ミハライタドリ(三原虎杖)、八丈島ではイタガラと呼ぶ…

続きを読む

テンニンソウ、ツクシミカエリソウ、ビッチュウフウロ、ゴンズイの実など

つくば植物園にて(4)  10月4日に行ったつくば植物園で見た花を紹介しています。  「山地草原(低地性・高地性)区画」でシモバシラが咲いているというので、行ってみました。 テンニンソウ(天人草) シソ科テンニンソウ属の多年草。花期は9~10月 日本固有種。本州、四国、九州に分布する (注)シモバシラとしていましたが、テンニンソウに訂正しました ツクシミカエリソウ(…

続きを読む

キボウホウヒルムシロ、ウォーターバコパ、オクトリカブト、アラゲナツハゼなど

つくば植物園にて(3)  10月4日に行ったつくば植物園で見た花を紹介しています。  今回は、中央広場の水生植物の続きと、池の周囲の花や食用となる植物区で見た果実です。 キボウホウヒルムシロ(喜望峰蛭蓆) レースソウ科レースソウ属の多年草 名の通り、南アフリカの南端、喜望峰の付近が原産 別名ケープヒルムシロ。ミズサンザシ(水山査子)という名で流通  葉に穴が開くことで有…

続きを読む

ルエリア、エリカモドキ、タイワンツバキ、ミズトラノオ、ミズアオイ、ヌマハッカなど

つくば植物園にて(2)  10月4日につくば植物園に行ってきました。群馬県から来たという高校生たちが何人も。高校の校外学習らしいです。  温室の周辺で見た花の続きです。 ルエリア・シンプレクス キツネノマゴ科ルイラソウ属の多年草。メキシコ、カリブ海、南米に分布 一般にルエリア(ルイラソウ)として流通しているうちの一種 別名:メキシカンブルーベル、メキシカンペチュニアなど 紫、ピ…

続きを読む

四季咲きミモザ、ミント・マリーゴールド、フィゲリウス・アエクアリス ‘レッド・エンペラー’など

つくば植物園にて(1)  10月4日、つくば植物園(国立科学博物館 筑波実験植物園)に行ってきました。我が家から常磐自動車道を使うと1時間ちょっとで到着します。65歳以上は入園無料も嬉しいことです。  主に、温室の花を見に行ったのですが、屋外にも色々咲いていましたので、順次ご紹介しようと思います。  先ずは、温室付近で咲いていた花たちです。 アカシア・デアネイ(四季咲きミモザ) マ…

続きを読む

熱川バナナワニ園にて(10) ノランティア・ギアネンシス、ルエリアの仲間、オオハマオモトなど

2017年秋・富士・箱根・伊豆の旅(その20)  9月6日に訪れた熱川バナナワニ園の植物園(本園)の紹介を続けます。今回は熱帯スイレン温室、観葉植物温室で見た花です。 ノランティア・ギアネンシス マルクグラフィア科ノランテア属の常緑蔓性低木。ギアナ原産 赤い花のように見えるのは苞(袋状になって蜜を貯める) タチハナアナナス(チランジア・キアネア) パイナップル科チラン…

続きを読む

カラスウリの実、シュウメイギク、チロリアンランプ

 ウォーキング中に見た花などです。  8月末にカラスウリの開花を投稿しました(こちら)が、そろそろ実が赤くなったのではないかと、10月3日に見に行ってきました。 カラスウリの実 ウリ科カラスウリ属のつる性多年草 葉に隠れて全部は写っていませんが、沢山なっています 若い実は緑に白い線が入っている(大きいもので60mmくらい) 熟してくると、橙色から朱色に変わる(この…

続きを読む

熱川バナナワニ園にて(9) 3種のコンロンカ、ニオイサンタンカ、大きなスバティフィラムなど

2017年秋・富士・箱根・伊豆の旅(その19)  9月6日に訪れた熱川バナナワニ園の植物園(本園)の紹介を続けます。今回もオオオニバスの温室で見た花ですが、3種類のコンロンカが咲いていました。 コンロンカ(崑崙花) アカネ科コンロンカ属の蔓性常緑低木。沖縄、台湾原産 白い萼と黄色い花の対比が鮮やか。別名ハンカチの花 白い萼を、中国の崑崙山に 積もる雪に見立てた名前 ヒ…

続きを読む

ツバキ(炉開き)、シオン、ザクロ、ブドウ

 ウォーキング中に見た花です。  花径4~5cm位の小さなツバキの花が咲いていました。先日、なおさんのブログで拝見した炉開き(こちら)と同じ品種ではないかと思います。 ツバキ(炉開き) ツバキ科ツバキ属の常緑樹 チャノキとユキツバキの自然交雑種。花期は9月~2月 コガタスズメバチやオオチャバネセセリなどが吸蜜に来ていた 右の写真…

続きを読む

熱川バナナワニ園にて(8) パラグアイ・オニバス、オオバミズオジギソウ、ベニマツリなど

2017年秋・富士・箱根・伊豆の旅(その18)  9月6日に訪れた熱川バナナワニ園の植物園(本園)で見た花などの紹介を続けます。今回はオオオニバスの温室に入りました。  前回(5月)の報告にはオオオニバスとパラグアイ・オニバスを区別せずに投稿してしまいましたが、今回はその違いをはっきり確認しました。 パラグアイ・オニバス スイレン科オオオニバス属の一年草 原産はパラグアイ・北部アルゼン…

続きを読む

熱川バナナワニ園にて(7) 珍しい植物4種と可愛い生き物

2017年秋・富士・箱根・伊豆の旅(その17)  今回から、9月6日に訪れた熱川バナナワニ園の植物園(本園)で見た花などの紹介を続けます。上から4種類は熱帯花木温室などで見た植物ですが、名前が分らず、当園の学芸員・清水さんにメールして、教えていただきました。 メガスケパスマ・エリトロクラミス キツネノマゴ科メガスケパスマ属の常緑小低木で、一属一種 原産地はベネズエラ。別名ブラジリアン…

続きを読む

熱川バナナワニ園にて(6) 熱帯スイレン、タリア・ゲニクラータなど

2017年秋・富士・箱根・伊豆の旅(その16)  9月6日に訪れた熱川バナナワニ園の植物園(本園)で見た花などの紹介を続けます。  ハイビスカスやブーゲンビリアなどが咲く熱帯花木温室、シダ温室、食虫植物室、ホヤ温室を見て、プロメリア温室にやってきました。プロメリアの花は見られませんでしたが、同じパイナップル科のグズマニアやエクメアなども展示してあります。  上の写真の中央から左へ、鉢植…

続きを読む