クコの花、マサキ、カンナ、ホウセンカ、ルドベキアなど

 ウォーキング中に見た花です。  一級河川・坂川と歩道のフェンスまでの間に、付近住民が畑代わりに使ってる帯状の土地があります。多分国有地だろうと思うのですが、許可をもらっているかどうかは分りません。  そこで、クコの花を見ました。クコは赤い実がなりますが、杏仁豆腐のトッピングとしても有名ですね。 クコ(枸杞) ナス科の落葉低木。原産は東アジア(中国~日本) 食用や薬用に利用される。別名…

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半夏生、西洋人参木、サフラン擬、ブラックベリー、極小輪日日草

 ウォーキング中に見た花です。  住宅街で半夏生に出会えるとは思いませんでした。場所は、孫たちが通っていたスイミングスクールの裏側の通りです。 ハンゲショウ(半夏生、半化粧) ドクダミ科半夏生属の落葉性多年草 名前の由来は、半夏生(7月2日頃)の頃に花を咲かせることから  セイヨウニンジンボク(西洋人参木)が咲き出しました。クマツヅラ科ハマゴウ属の耐寒性落葉低木で、原産…

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オシロイバナ、カシワバアジサイ、八重咲きピンクアナベルと思いきや

 ウォーキング中に見た花です。  あるお宅のブロック塀に沿ってオシロイバナが咲いていました。 オシロイバナ(白粉花、白粧花) オシロイバナ科オシロイバナ属の多年草または一年草。南アメリカ原産 種子には粉状の胚乳があり、これからオシロイバナの名の由来  オシロイバナには花弁がなく、花弁に見えるのは萼で、筒の付け根にある緑色の部分は苞だそうです。  転居前の我が家で白…

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再びの白花ネムノキとムギワラギク、トレニア・カタリーナ、花オレガノなど

 ウォーキング中に見た花です。  メインの道路から路地を覗くと白い花が見えたので、奥に行ってみると、樹高3m位の白花ネムノキが植えてありました。 白花ネムノキ(白花合歓木) マメ科ネムノキ属の落葉高木。ネムノキの白花種 夕方だったので、葉が閉じ始めています  先日見つけたムギワラギクはピンクだったので、ようやく見つけた黄花種を投稿します。 ムギワラギク(麦藁菊) …

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ハゼラン、八重クチナシ、カリブラコア、タカノハススキ、ザクロなど

 ウォーキング中に見た花です。  ハゼランが咲き始めたのに気付きました。ちょっとバックが悪く、花が分りにくいですが…。 ハゼラン(爆蘭) スベリヒユ科ハゼンラン属の一年草。西インド諸島の原産 赤いツヤツヤしたつぼみが午後3時頃、爆ぜるように開花 するので、サンジソウ(三時草)という別名があります 花径は6mmくらい。風で揺れるのでピントが中々合いません 八重クチ…

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ヒマワリ、ヒメヒオウギズイセン、シマトネリコ、ソリタゴ

 ウォーキング中に見た花です。  近年は矮性種のヒマワリを見かけることが多くなりましたが、まだ大きくなるヒマワリを咲かせているお宅もあります。 ヒマワリ(向日葵) キク科ヒマワリ属の一年草。原産は北アメリカ 別名:ニチリンソウ(日輪草)、ヒグルマ(日車)、ヒマワリソウ (日回り草)、ヒュウガアオイ(向日葵)、サンフラワーなど これは畑で咲いたいたもの。1枚目のヒマワリ…

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シロタエギクの帯化現象、白花ルリマツリ

 先ず、普通のシロタエギク(白妙菊)を見ていただきましょう。茎や葉が白い毛に覆われ、今頃は黄色い花が咲いています。  こちらは、小学校低学年の交通安全見守りに立つ交差点付近で見かけた、帯化現象の発生したシロタエギクです。  昨年末、我が家の小菊が帯化した写真を投稿しました(こちら)が、茎が帯化しているのは初めて見ました。  これらの茎の何本かに根元から10cm位のところから「帯化」…

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エンジェルズトランペット、コムラサキ、サンゴシトウ、チョウセンアサガオ

 6月17日、日本橋蛎殻町のホテルで、14年前の定年まで勤務していた職場の同窓会が初めて開催されました。今はもう存在しない職場ですが、5名ほどの幹事さんが130名ほどに声をかけてくれ、50名が集まりました。 幹事さんたちと 記念撮影  その帰り、秋葉原駅までのウォーキング中、千代田区町名由来板「岩本町一丁目」の傍でキダチチョウセンアサガオが咲いていました。町名由来板に書かれてい…

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ギンバイカ、ノウゼンカズラの比較、ヒロハノレンリソウ

 ウォーキング中に見た花です。  我が家の近くでギンバイカが見つかりました。このお宅、2年前に新築戸建てで入居されたのですが、昨年は植えたばかりで花が咲かなかったのです。 ギンバイカ((銀梅花、銀盃花) フトモモ科ギンバイカ属の常緑低木。地中海沿岸原産 英語でマートル。ドイツ語ではミルテ。属名からミルトスとも呼ぶ 花が結婚式などの飾りによく使われるので「祝いの木」ともいう 別名:…

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アフリカハマユウ、クリナム・パウエリー、アガパンサス、アジサイの色の変化

 ウォーキング中に見た花です。  貸し農園の一角でアフリカハマユウが咲いていました。この花を見て、クリナム・パウエリーを思い出し、心当たりを探しに行きました。 アフリカハマユウ(阿弗利加浜木綿) ヒガンバナ科ハマオモト属の常緑多年草。南アフリカ原産 明治時代に渡来した時、インドハマユウとして紹介され たが、近年、アフリカハマユウが正しいと判明した インドハマユウは花弁の中央に薄い…

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コマツヨイグサ、ヒルザキツキミソウ、ニワフジ、カボチャなど

 ウォーキング中に見た花です。  ヨイマチグサかと思って近づいたのですが、マツヨイグサだったので、同属のヒルザキツキミソウと比べてみました。 コマツヨイグサ(小待宵草) アカバナ科マツヨイグサ属の一年草または多年草 北アメリカ原産。20世紀初頭に渡来したと言われる帰化植物 花径が4cm位だったので、マツヨイグサから訂正しました ヒルザキツキミソウ(昼咲月見草) アカ…

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カンパニュラ、ソケイノウゼン、スモークツリー、原種系アルストロメリア

 近所の花です。  同じ町内のKさん宅ですが、玄関前の両側に置かれた鉢で2種類のカンパニュラの仲間が咲いていました。紫系がお好きらしい。 フウリンソウ(風鈴草) キキョウ科ホタルブクロ属の二年草((秋まき一年草) 北半球の温帯地方が原産。別名:カンパヌラ・メディウム モモバキキョウ(桃葉桔梗) キキョウ科ホタルブクロ属の常緑多年草 ヨーロッパからコーカサス地方に分布 …

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ゴクラクチョウカ、トキワヤマボウシ、フクシア、ドイツアザミ、アーティチョーク

 ウォーキング中に見た近所の花です。  まさか、温室では定番の花が玄関先で咲いているとは思いませんでしたよ。 ゴクラクチョウカ(極楽鳥花) ゴクラクチョウカ科ゴクラクチョウカ属の多年草 別名:ストレリチア。南アフリカ原産 3℃以上あれば冬越しは可能だそうですが… 反対側から トキワヤマボウシ(常緑山法師) ミズキ科ミズキ属(ヤマボウシ属)の耐寒性常緑広葉樹 原産は中…

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八重咲きキンギョソウ、ペチュニア、カーネーション、ルドベキア、クチナシ

 ウォーキング中に見た花です。  地域生協の店舗前で見慣れない花が咲いていました。ゴマノハグサ科だと思ったのですが該当するものが見つかりません。時間もないので、お訊ねサイトで教えていただきました。キンギョソウの改良種で、八重咲きキンギョソウでした。これがキンギョソウねー! 八重咲きキンギョソウ ゴマノハグサ科(←オオバコ科)キンギョソウ属の多年草(一年草扱い) 原産は南ヨーロッパと北…

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セイヨウキョウチクトウ、アカメガシワ、コウホネ、ボタンクサギ、ナンテン

 ウォーキング中に見た花です。  キョウチクトウが咲き始めましたが、我が家の近くには黄色い花が咲くキョウチクトウがあります。キョウチクトウの花とは雰囲気が違うので、キョウチクトウの黄花種ではなく、セイヨウキョウチクトウの黄花種だと思います。  なお、最近の研究では、キョウチクトウはセイヨウキョウチクトウの変種とされているようです。中南米にはキバナキョウチクトウという別種(キバナキョウチクトウ…

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ヒメシャラ、ナツツバキ、サツキ

 ウォーキング中に見た花です。  ヒメシャラやナツツバキが咲き始めました。どちらもツバキ科ナツツバキ属の落葉高木ですが、ナツツバキに比し、ヒメシャラは花も葉も小振りです。 ヒメシャラ(姫沙羅) 葉腋から1つずつ、小さな白い花を咲かせる 別名:ヤマチシャ、アカギ、コナツツバキ、サルスベリ、サルタノキ 花径は2cm位で、葉先は尖る ナツツバキ(夏椿) 葉腋から出る花柄に…

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ルリヤナギ、ブーゲンビレア、矮性ダリア、フェンネルなど

 毎度ですが、ウォーキング中に見た花です。1枚目は我が家の3軒お隣のYさん宅のルリヤナギです。初夏から秋口まで、花期の長い植物です。 ルリヤナギ(瑠璃柳) ナス科ナス属の常緑小低木。原産はブラジル、ウルグアイ、ペルー 別名:リュウキュウヤナギ、スズカケヤナギ、ハナヤナギ 花は確かにナス科の顔をしています  Yさん宅の前を通り過ぎて、150mほど。スナックの入口に置いてあった…

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デュランタ・レペンス、白花ネムノキ、コモチラン、グラジオラス

 ウォーキング中に見た花です。タイワンレンギョウで良く目にするのはデュランタ‘タカラヅカ’ですが、久しぶりに薄紫の品種を見ました。 デュランタ・レペンス クマツヅラ科ハリマツリ属の常緑低木ないし小高木 原産地は北アメリカの南部や南アメリカ 和名はタイワンレンギョウ(台湾連翹)、別名はハリマツリ(針茉莉) 濃い紫で白覆輪の‘タカラヅカ’はこの改良種 白花ネムノキ(合歓木…

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日比谷公園から和田倉濠へ歩くと…

 先週の6日、新橋に所用があったので、その帰りに日比谷公園を周り、更に、日比谷通りをお堀に沿って大手町まで歩きました。その際、見た花たちです。  先ずは、日比谷公園から。  第一花壇で見たバラです。上段は、「ブルグント’81」(独・コルデス社・1981年)、下段は、「ローラ」(仏・メイアン社・1981年)です。  同じく第一花壇で咲いていたヘメロカリス(ススキノキ科)。  ア…

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アメリカノウゼンカズラ、原種系アルストロメリア、オオバンソウの実など

 ウォーキング中に見た花です。真っ赤なアメリカノウゼンカズラが咲き出しました。良く比較されるノウゼンカズラはまだ咲いていません。 アメリカノウゼンカズラ(亜米利加凌霄花) ノウゼンカズラ科ノウゼンカズラ属。北米原産。大正時代に渡来 落葉性のつる性木本ですが、ノウゼンカズラのように枝垂れず、 蔓の先端にまとまって沢山の花をつけるので、見分けは容易  6月4日(1枚目)、9日撮…

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ムギワラギク、ネズミモチ、ワルナスビなど

 ウォーキング中に見た花たちです。ムギワラギクが綺麗に咲いていました。 ムギワラギク(麦藁菊) キク科ムギワラギク属の多年草 頭花は目立たないが、周囲の幾重にも重なる総苞片が舌状花のように 見える。総苞片は麦藁のようにカサカサに乾いており、光沢がある 別名:テイオウカイザイク(帝王貝細工)、ヘリクリサム ネズミモチ(鼠黐) モクセイ科イボタノキ属の常緑小高木。別名:…

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クチナシ、宿根カスミソウ、ロータス・ブリムストーン

 ウォーキング中に見た花です。良い匂いが漂ってきて気付きました。クチナシが咲いていたのです。 クチナシ(梔子、巵子、支子) アカネ科クチナシ属の常緑低木。日本や中国に自生 実は漢方薬や黄色い食品着色料として利用される 花の中央で黄色い蛸が踊っているように見えるんですが(笑) 同じ日には、状態の良い八重の花には出会えなかった 八重には実ができない 宿根カス…

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キンシバイ、セイヨウキンシバイ、アナベル、ハタザオキキョウなど

 ウォーキング中に見た街の花です。やっとキンシバイが見つかったので、ヒペリカム・カリシナムと比べてみました。 キンシバイ(金糸梅) オトギリソウ科オトギリソウ属の耐寒性常緑低木。中国原産 ヒペリカムの仲間では一番花が小さい(花径2cm~2.5cm) 枝は下垂し、その先端に花をつける。花弁は丸みがあり、平開しない 葉は対生で、地面に対して水平に出る ヒペリカム・カリシナ…

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ブルーハイビスカス、コエビソウなど & 蘭友会らん展にて(2)

 ウォーキング中に見た花です。  ブルーハイビスカスに初めて出会いました。 ブルーハイビスカス アオイ科アリオギネ属(←フヨウ属)の非耐寒性常緑低木 南西オーストラリア原産。 花径は7~8cmくらいだった ハイビスカスの仲間ではないが、花の形が似ている事による 別名ライラック・ハイビスカス、アリオギネ・ヒューゲリー ハナツルソウ(花蔓草) ハマミズナ科アプテニ…

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第57回蘭友会らん展にて(1) 会長賞はデンドロビウム サブクラウスム

 第57回蘭友会らん展が6月1日から4日まで開催されました。初夏に行われる蘭展は少ないので、ラン好きとしては見逃す訳にはいきません。早速、初日の午前中に見に行ってきました。  主催の蘭友会は日本で最も古いラン愛好家の全国団体ですが、他団体からの出品も多数展示されていました。  先ずは、会場一番奥にある「入賞花コーナー」へ。  以下、入賞花の紹介です。出展者の敬称は省略しています。…

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チョウセンキハギ、カシワバアジサイ、トケイソウ、サフランモドキなど

 近所の花やウォーキング中に見た花です。  もう、萩が咲いていました。このお宅の奥様にお伺いすると、「萩でしょうが、ちょっと早すぎるわね。珍しい品種だと言ってお友達からもらったのよ」とのこと。ヤマハギにも似ていますが、ちょっと雰囲気が違います。  ネットの図鑑をあれこれ調べた結果、チョウセンキハギ(朝鮮木萩)らしいです。 チョウセンキハギ(朝鮮木萩) マメ科ハギ属の落葉低木。朝鮮半島、中…

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タチアオイ、ゼニアオイ、ウスベニアオイ、ナツグミ、ニーレンベルギア

 タチアオイ(立葵)が目立つ季節になりましたね。茎の頂点まで咲ききると、梅雨が明けると言いますが、今年の梅雨入りは何時になるのでしょう?  タチアオイはアオイ科タチアオイ属の多年草で、西アジアから中国にかけてが原産です。色々なタイプの花を集めてみました。  次は、ゼニアオイ(銭葵)です。アオイ科ゼニアオイ属の多年草で、原産地はヨーロッパ南部です。日…

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シモツケ、キョウガノコ、コヒルガオ、イヌツゲ、ハコベホオズキなど

 ウォーキング中に見た花です。シモツケやキョウガノコが咲き始めました。 シモツケ(下野) バラ科シモツケ属の落葉低木 シモツケソウと区別するため、キシモツケ(木下野)とも呼ばれる キョウガノコ(京鹿子) バラ科シモツケソウ属の多年草 花はシモツケによく似ています ジューンベリーの実 バラ科ザイフリボク属の落葉低木~高木。アメリカザイフリボク キョウガ…

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熱川バナナワニ園にて(10) ミッキーマウスノキ、アセロラ、巨大なスイカズラ

 熱川バナナワニ園の分園にある温室で見た花や実の紹介を続けます。  ミッキーマウスノキの実が膨らみ、色が濃くなりつつありました(オクナ科オクナ属の常緑低木)。花後、一旦萼が閉じ、中の実が膨らみ始めると赤く変色します。やがて実が黒くなり、赤い萼は反転します。 トランキライザー(Rauwalfia sp.) 「キョウチクトウ科。原産地:メキシコ」と表示されていたが、キョウチ …

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熱川バナナワニ園にて(9) ピンポンの木、フトモモ科の果樹など

 熱川バナナワニ園の分園にある果樹温室で見た花や実です。  初めて見たピンポンの木に面白い花が咲いていました。 ピンポンの木 アオギリ科ピンポンノキ属の常緑高木。中国南部~インドシナ半島原産 葉の大きさに比べ、小さい花です(花径5mmくらい) 本数は違うけれど、クレーンゲームの爪みたい 風で揺れて、ピントが上手く合いません  中国語で頻姿(ピンポー)と呼ばれ、発音から英…

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