「ガンガラーの谷」ツアー(3)、カエンボク、ニライカナイの橋・・・沖縄南部観光(7)

2017沖縄旅行記(13) 2月6日(月) その7  「おきなわワールド」と隣接する「ガンガラーの谷」見学・体験ツアーに参加しています。  ツアーもいよいよ最終盤、かつ、重要な意味を持つ鍾乳洞跡にやってきました。  前後が崩れて、光の入るこの鍾乳洞は古代人にとって住みやすい場所だったに違いありません。板が置かれた場所やシートがかけられた場所は、発掘途中の場所です。  2007年か…

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「ガンガラーの谷」ツアー(2)・・・沖縄南部観光(6)

2017沖縄旅行記(12) 2月6日(月) その6  「おきなわワールド」と隣接する「ガンガラーの谷」見学・体験ツアーに参加しています。  イナグ洞の先に、数10万年前の鍾乳洞跡と見られるイキガ洞があります。イナグ洞とイキガ洞を合せて「種之子御嶽(サニヌシーウタキ)」と呼ばれ、琉球時代から地元で信仰された御願所(ウガンジュ)となっています。  イキガ洞の中は照明がないので、ガイドの安里…

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「ガンガラーの谷」ツアー(1)・・・沖縄南部観光(5)

2017沖縄旅行記(11) 2月6日(月) その5  「おきなわワールド」と県道17号線を隔てて「ガンガラーの谷」という場所があり、見学・体験ツアーが行われています(HPはこちら)。今回は14時出発のツアーに申し込みました。  ガンガラーの谷は、数十万年前までは鍾乳洞だった場所が崩れてできた、豊かな自然が残る亜熱帯の森。  約1万8000年前に生きていた「港川人」の居住区としての可能性も高…

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おきなわワールドで見た花たち・・・沖縄南部観光(4)

2017沖縄旅行記(10) 2月6日(月) その4  予定より早く、13時ちょっと前に「おきなわワールド」に到着しました。昔、「玉泉洞」(鍾乳洞)を見学したことがありますが、それを含む広大な敷地を「おきなわワールド」というテーマパークにしたものです。  敷地の一部に「ガンガラーの谷」というエリアがあって、今回はその見学ツアーに参加しますが、14時の開始までには時間があるので、「王国村」と呼ば…

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世界らん展日本大賞2017 個別部門 奨励賞(2)

世界らん展日本大賞2017にて(5)  2月17日まで東京ドームで開催されていた世界らん展日本大賞の個別部門で奨励賞を受賞した作品の続きを紹介します。 カトレア ドミニアナ(1859) ‘ネオ クラシック’ C. Dominiana(1359) 'Neo Classic' 須和田農園/江尻宗一さん(千葉県) (隠し画像あり) シンビジューム ゴエリンギー(春蘭) ‘西神…

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屋宜屋(ソバ屋)と付近の花たち・・・沖縄南部観光(3)

2017沖縄旅行記(9) 2月6日(月) その3  平和祈念公園から次の目的地である沖縄ワールドに向いますが、その途中で昼食です。  この日も妻がネットで見つけた店で、「屋宜屋」(やぎや、HPはこちら)という沖縄そばの店です(予約すれば沖縄料理のセットも注文出来ます)。  ちょっと分かりにくい場所にありますが、カーナビが探してくれました。右下は、入口ですが、門の奥に「ヒンプン」が建ててあり…

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世界らん展日本大賞2017 個別部門 奨励賞(1)

世界らん展日本大賞2017にて(4)  2月17日まで東京ドームで開催されていた国内最大級の蘭展です。  今回は個別部門の作品紹介の続きです。初回の報告で、日本大賞、優秀賞、優良賞の受賞花を紹介しました(こちら)ので、今回は奨励賞の作品を紹介します。 トリコセントラム スプレンディダム ‘アキコ’ Trt. splendidum 'akiko' 斉藤正博さん(茨城県)・・・日本大賞…

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平和祈念公園(沖縄戦終焉の地)・・・沖縄南部観光(2)

2017沖縄旅行記(8) 2月6日(月) その2  ひめゆりの塔から車で7,8分東にある平和祈念公園へ行きました。  平和記念公園は、「本島南部の『沖縄戦終焉の地』糸満市摩文仁の丘陵を南に望み、南東側に険しく美しい海岸線を眺望できる台地にあります」(県営平和祈念公園のHPから)。広すぎて全景は写せません。  先ずは、花束を買い求め、摩文仁の丘に作られた「霊域参道」に向います。  左下は、…

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ランの花溢れる会場で(2)

世界らん展日本大賞2017にて(3)  蘭展の会場で望遠ズームレンズを使用してランの花などを撮ってみました。今回はその後編です。  ランの種類はあえて表示していません。 こんな小物が配してあるのは楽しい こっちは大物だー ふと前を見るとよく似た人物が・・・鏡に映った自分だった これが一番小物だなー。しかも仏頂面し…

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ひめゆりの塔で反戦平和を誓う・・・沖縄南部観光(1)

2017沖縄旅行記(7) 2月6日(月) その1  左下は、沖縄旅行2日目の朝食です。宿泊したホテルはビュッフェ形式なので、糖尿病患者にとっては体に合うものがチョイス出来るので便利です。右下、この日から最終日までレンタカーを借りました。営業所はホテルから徒歩数分です。内地から予約センターで3日間予約するより、現地営業所のHPで1日単位で予約した方が半分以下の料金になります。これっておかしくない…

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ランの花溢れる会場で(1)

世界らん展日本大賞2017にて(2)  これまで、蘭展の報告というと、上位作品の紹介が主だったのですが、今回は望遠ズームを持参して、この蘭展ならでしか撮れないような写真に挑戦してみました。ディスプレー部門はランの花が一定のスペースに盛りだくさんなので、前ボケや後ろボケが生かせる写真になるのではないかと・・・。今回はその前編です。  ランの種類はあえて表示していません。 …

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壺屋やちむん通りで見た花、平和通り、沖縄料理「うりずん」

2017沖縄旅行記(6) 2月5日(日) その6  窯元や陶器店が並ぶ壺屋やちむん通りを散策している途中で見かけた花です。  沖縄と言えばこの花、サンタンカ(アカネ科、イクソラ・コッキニア)。オオゴチョウ、デイゴと並んで沖縄の三大名花の一つで、沖縄ではサンダンカと呼びます。  沖縄では、ハイビスカス(アオイ科)もあちこちで見かけます。  T字路に建つこのお宅、屋根に草が生えていて…

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沖縄焼物のふるさと・・・壺屋やちむん通り

2017沖縄旅行記(5) 2月5日(日) その5  首里城を見学した後は、妻の提案で「壺屋やちむん通り」に行くことにしました。  「やちむん」を「やむちん」と記憶違いしてしまい、当日まで「やむちん」と言っていました。当日、やちむん通りを歩いていたら、すれ違った女性グループも「やむちん」と言っていました。語呂は「やむちん」の方が良いですからねー。  「壺屋やちむん通り」の東側の入口です。幟旗…

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世界らん展日本大賞2017はデンドロビューム・グロメタラムに

世界らん展日本大賞2017にて(1)  2月13日に東京ドームで開催中の「世界らん展日本大賞」を見てきました。月曜日の10時頃入場したのですが、予想に反して混んでいました。 オーキッド・ゲート 宝塚歌劇団が監修。右手には実際使用された衣装が並ぶ オーキッド・ロード 各種のランが豪華に飾られていました (右手奥に日本大賞受賞花が見える) ディスプレイ部門の展示では…

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首里城見学はガイドツアーで

2017沖縄旅行記(4) 2月5日(日) その4  首里城見学は、奉神門(写真)から先が有料になります。奉神門とは「神をうやまう門」という意味で、首里城正殿のある「御庭(うなー)」へ入る最後の門です。ここから先が聖域というわけです。  これも定番、首里城正殿の写真です。首里城は沖縄戦で消失したため、現在の建物は1989年以降に復元されたものです。  首里城公園のHPに無料ガイドツア…

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首里城公園で琉球舞踊を観賞

2017沖縄旅行記(3) 2月5日(日) その3  首里城の赤い広福門(写真)を入ると、「下ノ御庭」に出ます。  「下ノ御庭」は首里城正殿のある「御庭」へ入る前の広場で、正殿前で行われる様々な儀式の控えの場として利用されました。  広福門を入って右手に系図座・用物座(けいずざ・ようもつざ)と呼ばれる建物がありますが、ここで琉球舞踊が行われるとのことで、テントの下で休憩がてら14時まで待…

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守礼門、琉球の華みぐい(琉球フラワーフェスティバル)

2017沖縄旅行記(2) 2月5日(日) その2  昼食後、龍潭通りを首里城公園(世界遺産)へ向いました。  途中、沖縄県師範学校附属小学校跡(現県立芸術大学)で見た黄色いハイビスカス。  歓会門付近で見たガジュマルの木。  これはオオムラサキシキブ(大紫式部、クマツヅラ科)。名の由来は、ムラサキシキブより実が大きいから。  守礼門と歓会門の間にある園比屋武御嶽石門(そ…

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那覇空港ではランの花がお出迎え

2017沖縄旅行記(1) 2月5日(日) その1  2月5日から3泊で沖縄旅行をしてきました。ご同行いただいたのは、今回もTadaoさんご夫妻。  今回の目的は、定番の首里城見学、久しぶりの南部観光、沖縄海洋博公園で行われている蘭展、寒緋桜が咲く今帰仁城跡などです。今回も長い旅行記になりそうですが、お付合いいただければ幸いです。  羽田空港から8:25発のJAL905便で那覇空港へ向け…

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黄色いツバキ(金花茶、白鳳、黄鳳)など

夢の島熱帯植物館にて(10)  夢の島熱帯植物館の温室で咲いていた花を紹介しています。今回はイベントホールで咲いていた花などです。  以前、ここで初めて見た黄色いツバキが今年も展示されていました。 キンカチャ (金花茶) 幻とされてきた黄色いツバキ。中国広西省(ベトナム国境近く)で1965年に 発見され、日本には1979年にもたらされた。以来、交配種が作られている 黄色いツバ…

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アシナガムシトリスミレ、アングレカム・セスキペダレなど

夢の島熱帯植物館にて(9)  夢の島熱帯植物館の温室で咲いていた花を紹介しています。今回は、Cドームやイベントホールで咲いていた花などです。 コダチヤハズカズラ (木立ち矢筈葛) キツネノマゴ科ツンベルギア属のつる性小低木 熱帯西アフリカが原産。別名ツンベルギア・エレクタ シャリンバイ (車輪梅) バラ科シャリンバイ属の常緑低木 日本、韓国、台湾までの海岸近くに分布する…

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ゴレンシ、メガスケパスマ・エリトロクラミス、サラダノキなど

夢の島熱帯植物館にて(8)  夢の島熱帯植物館の温室で咲いていた花を紹介しています。今回は、Bドームで咲いていた花などです。 ゴレンシ (五歛子) カタバミ科ゴレンシ属の常緑高木 原産は、マレー半島を中心とした東南アジア 別名:スターフルーツ 断面が星形をした実が鈴なりでした あちこちの植物園で実は見るのですが 花は見たことがありません 右はWikipediaから拝借した画…

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サンタンカ、フリワケサンゴバナ、アメリカシャガなど

夢の島熱帯植物館にて(7)  夢の島熱帯植物館の温室で咲いていた花を紹介しています。今回も、温室の中央部・Bドームで咲いていた花などです。 フェロデンドロン・ウェンドインベ サトイモ科フィロデンドロン属の常緑多年草 ブラジルの南東部に分布するオルナツム種の園芸品種 赤紫の部分が仏炎苞。内側は白で、肉穂花序も白だという イソクラ・コッキネア (イソクラ・コクネシア) アカ…

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皇居東御苑「梅林坂」の梅、梅、梅

皇居東御苑にて(5)  皇居東御苑の中で、梅が何本もまとめて植えられている梅林坂へ行ってみました。梅林坂から書陵部の前まで20本くらいの梅の木が植えられていますが、開花しているものを撮ってみました。  梅林坂の入口を南東側から見たところです。  これは東側から見たところ。  石垣をバックにした白梅と紅梅です。  名前の分る梅の花を紹介します。 白加賀 (しろかが) …

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ロウバイ、ツバキ(数寄屋、太郎冠者、藪)、ウメ(白加賀)など

皇居東御苑にて(4)  大手門側から二の丸庭園に向うと、白鳥濠の向かい側に皇居正門石橋旧飾電燈が設置されています。この手前にソシンロウバイが咲いており、ほんのり香りが感じられました。  上の写真の左手奥で咲いていたロウバイです。このロウバイは花弁が細いタイプです。  二の丸池です(東側の滝口辺りから撮ったもの)。風は弱く、水面は静かです。  二の丸池の東側で見たツバキ(数…

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リュウキュウカンヒザクラ、カワヅザクラ、ツバキ(初雁)

皇居東御苑にて(3)  1月27日付の「花だよりの地図」によると、バラ園の近くでリュウキュウカンヒザクラ(琉球寒緋桜)が前週から咲いていると記されていたので、行ってみました。  和名は琉球寒緋桜ですが、学名はPrunus(=Cerasus) campanulata ‘Ryukyu-hizakura’ですから、琉球緋桜でも良いのでしょう。  来週、沖縄に寒緋桜を見に行きますが、琉…

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シナマンサク、カンザクラ

皇居東御苑にて(2)  百人番所を左に見て、大番所前からダラダラと坂を登る途中でボケ(木瓜)の花がささやかに咲いていました(左下)。右下は、大手発券所付近のボケですが、こんなに花色が濃いのは初めて見ました。  中雀門から坂を登り切ると、正面には大きなケヤキの木が目立ちます。写真の奥に天守台が見えますが、手前の広場は「ケヤキの芝生」と呼ばれています。その奥が「松の芝生」です。  富士…

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池袋らん展から 最後はやはりカトレアでしょう

サンシャインシティ「世界のらん展2017」にて(その19)  「第56回 全日本蘭協会洋らん展 サンシャインシティ 世界のらん展2017 ~温室がなくても蘭~」(1月5日~9日開催)で見たランの中から紹介しています。今回で最終回です。 カトレア ランドパーク C. Land Park 'Spring Grand' ( = Sophrolaeliocattleya Land Park) …

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サザンカ、ハルサザンカ、白加賀、鹿児島紅

皇居東御苑にて(1)  2月1日、このところ暖かい日が続いているので、皇居東御苑にウメと早咲きのサクラを見に行ってきました。朝、家を出る時は厚い雲だったのですが、写真を撮り始めて間もなく快晴になりました。  夢の島熱帯植物館シリーズをちょっとお休みして、東御苑で見た花などを先に投稿します。  いつものように大手門から入ると、発券所の脇にサザンカが咲いていました。  尚蔵館の手前の…

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池袋らん展から カトレアとその近縁種

サンシャインシティ「世界のらん展2017」にて(その18)  「第56回 全日本蘭協会洋らん展 サンシャインシティ 世界のらん展2017 ~温室がなくても蘭~」(1月5日~9日開催)で見たランの中から紹介しています。 カフザカラ ミウラオトメ ‘クリスマスソング’ Cahuzacara Miura Otome 'Cristmash Song' 西崎菊男さん(全日本蘭協会) カトレヤ…

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ルエリア・バルビラナ、ペリストロフェ・ヒッソピフォリアなど & 池袋らん展から

夢の島熱帯植物館にて(6)  夢の島熱帯植物館の温室で咲いていた花を紹介しています。この日は、絵画のグループが入館しており、花や観葉植物などをスケッチしておられました。写真は、デンドロビウム・ファレノプシスをスケッチする女性ですが、中には細い見学路に足を伸ばして座り込むという大胆な方も・・・。  温室の中央部、Bドームで咲いていた花などです。 ルエリア・バルビラナ キツネノマゴ科…

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