ピメレア‘フォーシーズンズ’、フランネルフラワー、ヒメコスモスなど

筑波実験植物園にて(11)  筑波植物園の温室群の中では一番大きなサバンナ温室で見た花です。ここでも、ピメレアという初めて知る植物がありました。 ピメレア・リニトリア ‘フォーシーズンズ’ ピメレアはオーストラリア東部を中心に80種ほどある そうで、これは四季咲きの園芸種と思われます 細いブッシュ状の枝先に、小さな花を多数付けます ジンチョウゲ科ピメレア属の半耐寒…

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タイワンツバキ、ニオイサンタンカ、チユウキンレン

筑波実験植物園にて(10)  今回は熱帯資源植物温室及びサバンナ温室と、熱帯雨林温室の間で見た花たちを紹介します。 タイワンツバキ (台湾椿) 一昨年の「みごろの植物」(10月22日付)で「今週の第1位」となっていま したが、花の落下量から推測すると、9月初旬から咲き始めるようです 日本の椿より、葉が細長いです。花径は5~10cmとばらつきがある 花が地上に落下した様…

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ルエリア・シンプレクス、エリカモドキ、ヒポクシス・デクンベンス

筑波実験植物園にて(9)  今回は、熱帯資源植物温室や熱帯雨林温室の周辺で見た花を紹介しようと思います。 ルエリア・シンプレクス 一般にルエリア(ルイラソウ)として流通している中の一種ですが、 シンプレクスは初めて見ました。しかも、紫・ピンク・白の3色も。 別名は、メキシカンブルーベル、メキシカンペチュニアなど キツネノマゴ科ルイラソウ属の多年草 メキシコ、…

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奇妙な咲き方をするドルステニアの仲間

筑波実験植物園にて(8)  今回も多目的温室で見た植物です。花の咲き方は種や属によって様々ですが、ドルステニアの花の咲き方にはビックリしました。実に変った咲き方です。 ドルステニア(ドレステニア)の仲間 上の方に2つ、右の方に1つ、花がついていますが… ヒトデのような形の花托の中にある、小さな白いものが花らしい もう一種類、展示されていました クワ科ドルステニ…

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マイハギ・・・音に反応して葉が動く?

筑波実験植物園にて(7)  前記事で紹介した「さわろう植物コンテスト」と同じコーナーで面白い植物が展示されていました。それは、マイハギやゴバンノアシです。 マイハギ (舞萩) 説明札に、「音に合わせて葉が舞うように動きます(大きな 葉は動きません)。暑い日に良く動きます」とあります。 早速、近くで拍手をして大きな音を出したのですが、動きません 拍手で出来た風でわずかに…

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「さわろう植物コンテスト」 第1位はラムズイヤー

筑波実験植物園にて(6)  多目的温室では、夏休み中に「さわろう植物コンテスト」という企画が行われました。色々な植物を触ってみて、さわり心地の良いものに投票するというものですが、その結果が発表されていました。写真に写っている白抜き数字は、順位ではなく、エントリー番号です。 第1位 ラムズイヤー 柔らかいふわふわとした毛のような感触。まさに兎の耳 こんな花が咲きます(昨年5月末…

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ミズアオイ、タイリンオモダカ、ヒロハシャゼンオモダカなど

筑波実験植物園にて(5)  植物園の入口からメタセコイアなどの並木を抜けると、温室群の右手前に中央広場があります。その中央には大きな植栽があり、その一部で水生植物が咲いていました。 ミズアオイ (水葵) 準絶滅危惧 (NT) ミズアオイ科の名の基になった植物です 初めて見ましたが、伸びすぎたホテイアオイみたい ミズアオイ科ミズアオイ属の一年草 水田の畦や湖沼など…

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シモバシラ、ハマゴウ、ハマツルボなど

筑波実験植物園にて(4)  W9(山地草原・高地性)区画でフウロソウ属の花たちを見て、温室へ戻る途中、W10(山地草原・低地性)区画でシモバシラの花を見ました。 シモバシラ (霜柱) 冬に茎の根元から白い氷の結晶ができるのが名の由来ですが、 結晶を雪に見立てて、ユキヨセソウ(雪寄草)とい別名もあります シソ科シモバシラ属の多年草。花期は9~10月 日本固有種で関東地方…

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ビッチュウフウロ、アサマフウロ、ツリフネソウなど

筑波実験植物園にて(3)  W9(山地草原・高地性)区画でビッチュウフウロが見頃を迎えているというので、見に行ってきました。付近には、アサマフウロやゲンノショウコも見られました。 ビッチュウフウロ(備中風露) 花径は2cmと、小型のフウロソウです フウロソウ花に特有な形の実ができていました 赤い筋が綺麗です フウロソウ科フウロソウ属の多年草。花期は8~10月 名…

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ネリネの仲間や中国原産のリコリス

筑波実験植物園にて(2)  前記事の続きで、ヒガンバナ科の花の紹介です。  先ずは、ネリネの仲間です。ネリネは南アフリカで発祥し、アフリカ大陸を北上、地中海沿岸地方に広がったそうです。それが、ヒマラヤ山脈の南側から更に中国へと渡り、ヒガンバナ属(リコリス属)に変化したとされています。 ネリネ・マソノルム 草丈は20cmほどで、葉は細いです。波打った花弁は6枚 熱帯資源植物温室に…

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ヒガンバナ、ステルンベルギア、秋咲きスノーフレーク

筑波実験植物園にて(1)  4ヶ月ぶりにつくば植物園に行ってきました。生憎、曇り時々雨の予報ですが、雨が降っても温室の中なら撮影に支障がないだろうと、出かけていったのです。何とか雨には遭わず、温室の周辺から少し足を伸ばしてみました。  傘やお茶、インスリン注射セットも持参したので、今回は高倍率コンパクトデジカメによる撮影です。 ヒガンバナ(彼岸花) ボランティアガイドさんが「やっ…

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藕糸蓮(ぐうしれん)

 19日(敬老の日)、花を求めてつくば植物園へ行ってきました。その帰り、「みずほの村市場」内の「蕎舎(そばや)」で遅めの昼食としました。そばが美味しいので何度か通っています。  案内されたのは土間の格子戸に面したカウンター席。  窓から30mほど先に池があり、蓮の葉が見え、その中にピンク色が見えたのです。  食後、池まで行ってみると、蓮の花が3輪ほど咲き残っていました。写真の奥、茅葺風…

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平成28年 敬老の日お祝い会

 19日は「敬老の日」ですね。わが町会は昨日「敬老の日お祝い会」が近くの市民センターで開かれました。対象は町内(約600戸)にお住まいの70歳以上の方。そのうち、約70名ほどが参加されました。私も4回目の招待を受け、出席させていただきました。 来賓あいさつ(左端が町会長) 老人会会長が乾杯の音頭 料理と記念品 料理の中身は撮り忘れたが、中身を指定して折り詰めを…

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もっこの葬送式

 昨日(9/16)、妹のもっこのためのキリスト教式「葬送式」が、もっこの自宅で行われました。  次男の大ちゃんからは「家族葬」と聞いたいたんですが、行ってみたら、教会の牧師さん始め、信者の方々や歌のお仲間などが大勢参加されたので、ビックリしました。  死亡翌日の記事(こちら)で、「神様は何と無慈悲なんだろう」と書きましたが、牧師さんは「そう思われるかも知れませんが、もう楽になりなさいとお救い…

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糖尿病治療&教育入院の記(その4) 各種検査について

 10日間の「糖尿病治療&教育入院」では、様々な検査が行われました。それは、糖尿病の状況を知るためのものと、合併症の兆候があるかどうかを知るものでした。  写真は、検査前日、ベッドサイドに掲示される案内です。 1.血糖  血液中のブドウ糖の濃度を測定するため、入院2日と9日目に実施された。  それぞれ6回(毎食前と食後2時間後)採血し、日内変動を調べる。  空腹時の基準値は80~1…

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ツルボ

 昨日は、手術後初めて交差点の旗振りに立ちました。  2ヶ月近く合わなかった一年生たち、少し成長しているように感じられました。  その帰り道、ユリノキ並木の下の植栽でツルボがひと茎伸びて、花を咲かせていました。ここで見たのは初めてです。  近所の人が植えたらしき玉竜の中から伸びているので、その株の中に種が紛れ込んでいたのではないかと思います。 ツルボ(蔓穂) キジカクシ科ツルボ属…

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糖尿病治療&教育入院の記(その3) 入院中の生活について

 今回は「糖尿病治療&教育入院10日間」の生活について記録しておきたいと思います。  主目的が糖尿病の治療と糖尿病に関する教育ですから、色々なプログラムが組まれていました。以下、項目と若干の説明です。 1.インシュリン注射と血糖測定の指導  看護師により、入院初日と2日目に行われ、毎回の血糖測定値と測定時刻、インスリン注射の単位を記録した。 2.糖尿病の知識  入院初日、病院が…

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もっこ、昇天す

 妹のもっこが昨日(9月11日)、昇天しました(敬虔なクリスチャンだったのです)。71歳でした。  昨年6月、乳がんと子宮がんを摘出、その後、何度も抗がん剤の投与を受けていましたが、今年6月にがんが肺に転移していることが判明。これが死因となったようです。昨年1月4日に、苦労させられ続けた連れ合いを見送り、やっと肩の荷が下りたと思ったのに…。  私が再入院した後、不在着信があり、折り返し電話を…

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糖尿病治療&教育入院の記(その2) 血糖値の測定について

 今回は血糖値の測定について記しておこうと思います。  糖尿病患者にとって、自分の血糖値がどのように推移しているのかを知ることが重要です。そのため、自分自身で測定できる器具が開発されており、次第に小型化してきているようです。  入院に際して病院から貸与された器具は「ワンタッチウルトラビュー」という製品でした。これは、指先に細い針を刺し、毛細血管から出た血液中のグルコース濃度を測定し、血糖値に…

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糖尿病治療&教育入院の記(その1) インスリン注射について

 8月31日から9月9日まで再入院していましたので、ほぼ10日ぶりの更新です。  その間、多くの気持ち玉やメッセージを頂戴し、誠にありがとうございました。  今回の入院目的は、主に2つありました。ひとつは、インシュリン注射の適正量はどの程度か、どんなタイプのインシュリン注射の組み合わせが適切なのかを判断することです。  もう一つは、患者本人が糖尿病について正しい知識を身につけること、特…

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