ネモフィラの咲く「みはらしの丘」 その2

国営ひたち海浜公園にて(2)  4月25日、国営ひたち海浜公園でネモフィラが咲く丘に行ってきました。  この前に立ち寄った静峰ふるさと公園の売店で買ったおこわ弁当を食べながら、動画を撮りました。 表示されない場合はこちらへ → https://youtu.be/_rvlGcDh0w0  植えられているネモフィラは、殆どがインシグニス・ブルーという品種です。  白は、…

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ネモフィラの咲く「みはらしの丘」 その1

国営ひたち海浜公園にて(1)  4月25日、茨城県那珂市で八重桜を見た後、国営ひたち海浜公園へ行きました。勿論、目的はネモフィラです。  西駐車場に車を置き、西池や鬱金を左手に見ながら奥へと進みます。  「みはらしの里」から見た「みはらしの丘」です。手前に菜の花、奥にネモフィラのライトブルーが広がります。  「みはらしの丘」の全景はこの右手に倍以上の広がりがありますが、これは頂上…

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八重桜を追って・・・静峰ふるさと公園にて(2)

静峰ふるさと公園(茨城県那珂市)にて(2)  4月25日に行った「静峰ふるさと公園」で見た八重桜の報告の続きです。現在、「八重桜まつり」が開催中です(記事末コラム参照)。  先ず、初めて見た品種から。これらの他に、天の川という樹種もあるそうですが、見つかりませんでした。 松月(しょうげつ、サトザクラ系統) 関東地方に多く植栽されており、あまり大きくならない 淡紅色の八重。京都にある…

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八重桜を追って・・・静峰ふるさと公園(1)

静峰ふるさと公園(茨城県那珂市)にて(1)  4月25日、八重桜の北上を追って(ちょっとオーバー)、常磐道那珂ICから20分ほどの所にある、「静峰ふるさと公園」に行ってきました。妻がネットで見つけた八重桜の名所で、「八重桜まつり」が開催中です。  この後、ネモフィラが咲く「ひたち海浜公園」に行きましたが、報告は後日。 駐車場から「交流センター管理事務所」まで八重桜の並木が続きます 直…

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リビングストン・デージー、シバザクラ、フリルパンジー、修善寺寒桜の実など

東松戸・ゆいのはな公園にて(その5)  この公園は2007年の開設です。松戸市内の篤志家が用地(約1万㎡)を造成し、レストハウスまで建てた上で、松戸市に寄贈してくれました。  下の写真、リビングストン・デージーなどが咲く花壇の右手上にあるのがそのレストハウスで、屋根が木蓮の花弁をしていることから「マグノリアハウス」と名付けられています。各種イベントにも使われる他、地階が公園事務所になっていま…

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シャクナゲ、シラー・ヌタンス、イヌシデ、ガマズミ、ハウチワカエデなど

東松戸・ゆいのはな公園にて(その4)  立ち入り禁止となっているロックガーデンで ツツジ が咲き出していました。 下から 上から 2枚目の写真で、右手前は シャクナゲ キレンゲツツジ はまだつぼみだった シラー・ヌタンス 今まで、青い花のシラー・カンパヌラータ(和名はツリガネズイセン。釣鐘水仙) の色違いと思っていたのですが、正確にはヌタン…

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ハナミズキ、オオデマリ、マグノリア‘イエローバード’など

東松戸・ゆいのはな公園にて(その3)  今年は ハナミズキ が例年より早く咲き出しましたが、この公園でもかなり葉が伸びている樹もありましたから、同様なのでしょうね。 スイカズラ科の オオデマリ です。咲き始めの花は黄緑色 ヤブデマリを品種改良して、全部装飾花としたもので、やがて白くなります 黄色い木蓮があり、マグノリア‘イエローバード’ と記されていました…

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葉ボタン、ポピー、ビオラ、アルメリア、アングロステンマ

東松戸・ゆいのはな公園にて(その2)  公園の門を入った正面に、葉ボタン のサークルが作られています。花茎が伸び、冬とは全く異なる姿になっています。サークルの中央にはモミの木?にカラフルな球が結び付けられて・・・、クリスマスの飾りの名残でしょうか。 葉ボタンはアブラナ科で、いわゆる菜の花と同じような花が咲く 門のすぐ内側では ポピー が咲いていた > 葉ボタン…

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駿河台匂、そして、再びの鬱金・普賢象

東松戸・ゆいのはな公園にて(その1)  4月19日(この週も火曜日が好天気)、原チャリで東松戸にある「ゆいのはな公園」に行って、花を色々撮ってきました。 公園入り口です  最奥部で、桜が3本咲き残っていました。 駿河台匂(スルガダイニオイ) オオシマザクラの品種の中で特に香りが良い品種 名の由来は江戸の駿河台にあり、匂いの良い品種だったから 花弁は白で、5~10枚 梢…

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和リンゴ、日本ナシ、オトコヨウゾメ、ジューンベリーなど

皇居東御苑にて(その6)  皇居東御苑の百人番所前を通り、中雀門があった坂を登ると、右手に「果樹古品種園」があります。ここでリンゴとナシの園芸種に花が咲いていました。リンゴとナシ、それぞれそっくりな花ですが、ご覧ください。  写真下の解説は「皇居東御苑果樹古品種園の整備計画について」から引用しています。 ワリンゴ (和林檎、バラ科リンゴ属) ワリンゴは、江戸時代には中部以北で果樹とし…

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サトザクラ(太白、千里香)など

皇居東御苑にて(その5)  皇居東御苑でみたサトザクラの栽培種の紹介です。  今回は、白い花が咲く2種類です。ともに「ケヤキの芝生」で撮りました。 「ケヤキの芝生」の南端から(中央奥が天守台) サトザクラ(太白=タイハク) 白色の花弁で、5枚 日本では絶滅された品種とされ、イギリスから逆輸入された品種 花径はサクラの栽培品種の中で、最大(5~6cm) …

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山桜、八重紅枝垂れ、染井吉野、豆桜、冬桜など

皇居東御苑にて(その4)  皇居東御苑で桜を色々見てきました。これまでに6種類のサトザクラを紹介しましたので、今回は異なる品種の桜を紹介します。 ヤマザクラ (山桜) 白色~淡紅白色の花弁で、5枚 本州の南半分の山地や平地に広く、分布している エドヒガンザクラに次いで寿命が長く、全国各地に名木がある 花の色、若芽の色、形状に変異が多く、全く花の咲かない個体もある ↑ 石垣を…

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サトザクラ(普賢象、一葉)など

皇居東御苑にて(その3)  皇居東御苑でサトザクラの栽培種を色々見てきました。今回はピンク系のヤエザクラの紹介に戻りました。 サトザクラ(普賢象=フゲンゾウ) 淡紅色の花弁で、10~20枚。普賢堂とも書く 京都市上京区千本閻魔堂にあったといわれ、室町時代から知られている 普賢象とは、二本ある葉化した雌しべが、まるで普賢菩薩が象(象の牙)に 乗っているように見えることから名がついた…

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サトザクラ(御衣黄・鬱金)など

皇居東御苑にて(その2)  皇居東御苑でサトザクラの栽培種を色々見てきました。今回は‘黄色い’八重桜、御衣黄と鬱金を紹介します。  その前に、前記事で最初の写真にも写っている、天守台のオオシマザクラです。樹高が低くなるように剪定されているのでしょうか。  上のオオシマザクラを左手から撮ったものです。左の大きな樹はサトザクラの御衣黄です。  これは、「松の芝生」の東側で撮った鬱金(…

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サトザクラ(東錦、関山)など

皇居東御苑にて(その1)  4月12日、天気が良かったので、昼食後に最寄り駅を出発し、皇居東御苑まで行ってきました。  この時期の見所はやはりサトザクラの八重咲き種です。  1枚目の写真は、「松の芝生」の西側から天守台を撮ったものです。天守台の石垣に見える桜はオオシマザクラです。その左、光線の加減で色が濃く見える桜がサトザクラの東錦、左端の薄いピンクに見える桜が同じく関山です。 写真…

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東漸寺の八重桜

 4月11日、風が冷たい日でしたが、天気が良くなったので、東漸寺(記事末コラム参照)に行ってきました。樹齢330年と言われる枝垂れ桜はとおに葉桜で、参道のソメイヨシノも殆ど散りましたが、お目当ては附属幼稚園の園庭に咲く八重桜です。 参道はソメイヨシノの花むしろ ゴツゴツした根と柔らかな色合いの花弁の対比が面白い 附属幼稚園の八重桜です 幼稚園の門前からですが、 …

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雪国植物園にて⑥ 番外編(売店の山野草)

2016えちご雪割草街道の旅(3/25~26) その12  3月26日、ボランティアガイドのなかがわさんにお礼を申し上げた後、売店の山野草展示を見ました。室内には雪割草の園芸種が展示されていましたが、屋外の山野草の花を撮ってみました。 桃花エンゴサク (ケシ科←ケマンソウ科) エンゴサクの園芸種? コガネネコノメソウ (ユキノシタ科) 本州(関東以西)、四国、九州に分布(山…

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雪国植物園にて⑤ 雪割草の群生に感動

2016えちご雪割草街道の旅(3/25~26) その11  3月26日の午後、ボランティアガイド・なかがわさんの案内で、雪国植物園の北側、里山の南向き斜面を登ると、雪割草の群生地があります。  昼前から青空が広がり始めたので、これまで眠っていたつぼみも一斉に開花したようです。なかがわさんも今年一番の素晴らしさだと嬉しそう。 しべが花弁に変…

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雪国植物園にて④ フクジュソウ、カタクリ、オクチョウジザクラ & ギフチョウ

2016えちご雪割草街道の旅(3/25~26) その10  3月26日の午後、ボランティアガイド・なかがわさんの案内で、雪国植物園の花などを見て歩いています。  日当たりの良い斜面でフクジュソウがパラボラを広げ、カタクリが咲き出していました。 フクジュソウ (福寿草) 典型的なスプリング・エフェメラル。夏になると地上部が枯れる カタクリ (片栗) これもスプリング・エフェメラ…

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雪国植物園にて③ ホクリクネコノメソウ、コシノコバイモ、コシノチャルメルソウなど

2016えちご雪割草街道の旅(3/25~26) その9  3月26日の午後、ボランティアガイド・なかがわさんの案内で、雪国植物園の花などを見て歩いています。 ネコノメソウ (猫の目草) 茎の頂に淡黄色の小花が集まってつく。蕚片は4つで淡黄緑色 花弁はない。おしべは4本で蕚片よりも短い 花の近くの葉は黄色になる。葉の縁には低い鋸歯がある 裂開した果実がネコの目のように見えるところか…

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雪国植物園にて② ミズバショウ、ユキツバキ、ザゼンソウなど

2016えちご雪割草街道の旅(3/25~26) その8  3月26日の午後、ボランティアガイドのなかじまさんの案内で、雪国植物園の花などを見て回っています。  ミズバショウが咲き始めていました。昔、棚田だったところで、当時の農業用水路を利用しています。所々に段差を設け、水が緩やかに流れる工夫をしているそうです。 ユキツバキ (雪椿) 積雪の重みに負けないよう、幹や枝が…

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雪国植物園にて① ショウジョウバカマの白花

2016えちご雪割草街道の旅(3/25~26) その7  3月26日の午後、国営越後丘陵公園から雪国植物園(HPはこちら)に向かいました。天気は確実に好転しているようです。  雪国植物園は、記事末のコラムにも書きましたが、「外国の植物・園芸植物・海浜の植物は植栽しない」を方針としています。  昨年同様、ボランティアガイドさんがおられるかどうか、入り口で伺ってみましたが、午後2時から団体の予…

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新坂川のさくら並木

 前回の記事の続きで、近所のサクラを投稿しています。  常磐線と流鉄流山線に沿って流れる新坂川を、JR馬橋駅からJR新松戸駅方向に進んでいます。  これは前回の枝垂れ桜の少し北寄りの桜で、14時55分の撮影です。 花弁が散り始め、ゆっくりと流れていきます  更に新松戸駅方向に進むと、法面に菜の花が咲いていたので、法面に降りてみました。15時少し前です。 午後になって…

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近所のソメイヨシノ、枝垂れ桜

 4月6日、天気が良くなったので、近所のソメイヨシノを見てきました。近所と言っても、我が家から1~1.5キロほど離れていますが…。  坂川放水路のさくら並木です。JR新松戸駅から西へ1.5キロぐらいです。10時40分頃、風がなかったので、川面に染井吉野の並木が映っていました。  坂川のさくら並木です。JR馬橋駅から西へ1.4キロぐらい。14時10分頃の撮影です。 これは…

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小石川植物園で見た花たち

 3月31日、労組OB会の花見で立ち寄った小石川植物園で見た花たちです。 ハチジョウキブシ (八丈木五倍子) キブシ科キブシ属の落葉低木。キブシの地域変種 関東地方南部、伊豆半島、伊豆諸島に分布し、海岸近くに生える 基本種よりも全体に大形で、花房が長い 雌雄異株で、これは雌花 ムレスズメ (群雀) マメ科ムレスズメ属の落葉低木。中国の北部と朝鮮半島に分布 日本には江戸…

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国営越後丘陵公園④ 国際雪割草協会の展示

2016えちご雪割草街道の旅(3/25~26) その6  国営越後丘陵公園では、3月12日から4月3日まで「雪割草まつり」が開催されており、3月中は週末ごとに、雪割草の逸品展示が行われていました。  3/26~27は、国際雪割草協会甲信越支部の展示でした。  展示の中から銘が見えたものを中心に紹介します。 一重 大福 二段 初鏡 八重 遠州 八重 十…

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小石川植物園の桜(その2)

 3月31日に小石川植物園で見た桜の続きです。  園内には樹齢130年のソメイヨシノがあるそうですが、枝が丸くカーブを描いているものもありました。  以下は、ソメイヨシノ以外の桜です。 オオシマザクラ (大島桜) ヤエノオオシマザクラ (八重の大島桜) オオシマザクラの変種で、花が重弁化したもの ヤマザクラ (山桜) チョウジザクラ (丁字桜) …

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国営越後丘陵公園③ 雪割草まつりの展示(逸品展示)

2016えちご雪割草街道の旅(3/25~26) その5  国営越後丘陵公園では、3月12日から4月3日まで「雪割草まつり」が開催されています。  3月中は、園内の「花と緑の館」で、週末ごとに雪割草の逸品200点以上が並ぶ展示会が行われ、業者による即売会も行われました。  こちらは「雪割草まつり」の期間中、特設された雪割草の植え込み。  天候の関係で旅行日程を1日遅らせた結果、この…

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小石川植物園の桜(その1)

 3月31日、労組OB会の仲間たちと花見に行った報告の続きです。  文京区小石川の播磨坂でさくら見物をした後、近くの小石川植物園に向かいました。  小石川植物園は、正確には、東京大学大学院理学系研究科付属植物園と言います。およそ300年前、徳川幕府が設けた小石川御薬園がその前身です。  園内にはソメイヨシノなどのサクラ林があり、ここも満開と言って良さそうでした。  サクラ林の下は芝生…

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文京さくらまつり(播磨坂さくら並木)

 3月31日、労組OB仲間と「文京さくらまつり」と小石川植物園の桜を見に行ってきました。  当日は、ちょっと薄い雲が出ていましたが、まあまあ上天気で、ソメイヨシノもほぼ満開となっていました。  「文京さくらまつり」は文京区小石川4丁目と5丁目の境にある播磨坂で開催中です(播磨坂の由来とさくら並木については末尾のコラム参照)。  小石川植物園の方向に向け下りになっている播磨坂には、120本の…

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