国営ひたち海浜公園にて(4) ウコンザクラ、フデリンドウなど

 4月23日に国営ひたち海浜公園へ行ってきました。  これまでの3回で、ネモフィラ、チューリップ、スイセンを中心に投稿してきましたが、今回はそのほかの花を投稿します。 ウコンザクラ (鬱金桜) 左手奥はスイセンガーデンです アップで 根元でも咲いていた まだ、ハナモモが咲いていた 寒咲きハナナ(F1信濃の春)、カラシナ、ナノハナ(N-1)の混植 …

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国営ひたち海浜公園にて(3) スイセンガーデン

 4月23日、国営ひたち海浜公園に行きました。ネモフィラ、チューリップを見て、「スイセンガーデン」に行きました。  西口ゲートから見ると左手奥にあり、「松林の下に広がる約1万㎡のエリアに、約100万本のスイセンが植えられており、3月下旬から4月上旬にかけて、白や黄色の花のじゅうたんが広がります」(公園のHPから)とのことですが、まだ多くのスイセンが咲いていました。 スイセンとヒメリンゴ …

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国営ひたち海浜公園にて(2) チューリップ(たまごの森フラワーガーデン)

 快晴の4月23日、妻と国営ひたち海浜公園に行ってきました。  「みはらしの丘」のネモフィラを見た後は、同じ道を戻り、「たまごの森フラワーガーデン」のチューリップを見に行きました。木々の間に約260品種約27万本のチューリップが咲いています。 左手に風車、右手には白いたまご(子供の遊具)が見えます 青いムスカリは川を表現したものだそうだ 色とりどりの縞模様が美しい …

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国営ひたち海浜公園にて(1) ネモフィラ(みはらしの丘)

 4月23日、国営ひたち海浜公園に行ってきました。右下の写真は、西口ゲートです。  目的は、規模・花数とも日本一と言われるネモフィラです。約3.5haもの「みはらしの丘」に、450万本のネモフィラの花が咲くのです。チューリップが咲く「たまごの森フラワーガーデン」を右手に見て、「みはらしの丘」へ急ぎます。  見頃としてはゴールデンウィークが良いのですが、この日は七分咲きでした。快晴とは言え、空…

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エルサレム・セージ & 珊瑚寺の桜、赤城南面千本桜

 日比谷公園で4月22日に撮影した花です。そのうち名前を調べようと思っていたところ、nobaraさんのブログに、花の咲く前の写真ですが、「エルサレムセージ」が投稿されていた(こちら)ので、思い出しました。 エルサレム・セージ シソ科フロミス属(オオキセワタ属)の耐寒性常緑多年草 原産は南ヨーロッパ(地中海東部) 花期は5~9月 別名フロミス・フルティコサ、キバナキセワタ(黄花被綿…

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雪国植物園にて(6) 雪割草(オオミスミソウ)

2015雪割草街道の旅(13) (4月9日)  「雪国植物園」で、ボランティアガイドのたじまさんに案内をしてもらい、たくさんの植物を教えていただきました。  今回の最大の目的は雪割草ですが、園内の北側の斜面で多くの雪割草に出会うことが出来ました。  雪割草(オオミスミソウ)のいろいろをご覧いただきたいと思います。植物園の方針で、すべて園芸種ではありません。 …

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雪国植物園にて(5) エンレイソウ、ヒトリシズカ、アズマシロカネソウなど

2015雪割草街道の旅(12) (4月9日)  「雪国植物園」で、ボランティアガイドのたじまさんに案内をしてもらっています。  植物園の北側にある山に登っていくとまだまだ雪割草(オオミスミソウ)が綺麗に咲いていましたが、ご紹介は次回まとめてということにして、その他の植物の紹介を続けます。 エンレイソウ (延齢草) ユリ科エンレイソウ属の多年草。別名タチアオイ 花弁のように見える…

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雪国植物園にて(4) エチゴルリソウ、オオバキスミレ、ニリンソウなど

2015雪割草街道の旅(11) (4月9日)  「雪国植物園」で、ボランティアガイドに案内をしてもらった植物を紹介しています。 エチゴルリソウ (越後瑠璃草) ムラサキ科ルリソウ属の多年草。ルリソウとヤマルリソウの中間型 新潟・富山・福井県などの日本海側のみ育成 2週間も咲き続けるという ザゼンソウ (座禅草) サトイモ科ザゼンソウ属の多年草。葉が大きくなっていた …

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雪国植物園にて(3) シュンラン、ユキツバキ、マルバマンサク、ホクリクネコノメソウなど

2015雪割草街道の旅(10) (4月9日)  「雪国植物園」で、ボランティアガイドに案内をしてもらった植物を紹介しています。  雪国植物園は、長岡市より委託を受け、社団法人平成令終会が運営管理と継続した植栽補強などを行っています。  社団法人平成令終会では、事業継続のための個人及び企業法人による賛助会員の増強をお願いしております。 (植物園のHP=こちら=より) シュンラン (春蘭…

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雪国植物園にて(2) カタクリ、トキワイカリソウ、アラゲヒョウタンボクなど

2015雪割草街道の旅(9) (4月9日)  「雪国植物園」で、ボランティアガイドのたじまさんに案内をしてもらっています。  雪国植物園は雪国越後の里山をそのまま利用し、高山植物・外来植物・園芸植物等を一切入れず、自然植生を大切にして造り上げた自然植物園です。  今日までの20数年の永きにわたるひたむきなボランティア活動で山道を復活させ、そこに根付いてきた野草がのびのびと育ち広がるよう…

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雪国植物園にて(1) オオミスミソウ、オクノカンスゲ、オクチョウジザクラなど

2015雪割草街道の旅(8) (4月9日)  雪割草に出会う旅をしていますが、最後の目的地は「雪国植物園」(HPはこちら)で、13:30頃到着しました。  雪国植物園は、里山の自然を取り戻す市民運動によって誕生した植物園です。  雪国植物園の理念 1.雪国低山の植物生態系・里山の自然生態系保護。 2.高齢者の方々をはじめとする市民の社会参加(ボランティア活動)の受け皿となる。 …

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ウコン、マルメロ、カリン、ムベ

日比谷公園と街路樹の花(3)  日比谷通りの日比谷公園側(帝国ホテルの向かい側)に植えられた街路樹の花です。 ウコン (鬱金、サクラの栽培品種) 開花当初は淡黄色だが、萌葱色に変わる 最盛期を過ぎると赤みを帯びる マルメロ バラ科マルメロ属の落葉高木(1属1種)。中央アジア原産 別名セイヨウカリン。つぼみはピンク 花径は5cmほど …

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西山雪割草園

2015雪割草街道の旅(7) (4月9日)  柏崎市西山町の「大崎雪割草の里」で自生の雪割草を見た後、近くの「西山雪割草園」(HPはこちら)へ行ってみました。  「西山雪割草園」は、栽培種や交配種を育成・販売する雪割草専門の園芸店です(季節営業)。  自生の雪割草を見ることが出来なかった場合でも、ここへ行けば雪割草を見ることが出来るのではないかということで、予定に組み込みました。  …

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大崎雪割草の里② トキワイカリソウ、キクザキイチゲなど

2015雪割草街道の旅(6) (4月9日)  柏崎市西山町にある「大崎雪割草の里」で見た、雪割草以外の花たちです。  今年は雪割草(オオミスミソウ)が咲き終わるの早く、その群生は見ることができませんでしたが、2年前の雪割草最盛期には見ることができない花も見ることができました。 トキワイカリソウ  (常盤碇草、メギ科) 日本海側の山野の林内に生える。日本固有種 白、赤、紫の花…

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大崎雪割草の里① 自生の雪割草

2015雪割草街道の旅(5) (4月9日)  旅行2日目の朝は、上越市の鵜の浜温泉から柏崎市西山町にある「大崎雪割草の里」に向かいました。西山町はあの田中角榮の出身地として知られています。  「大崎雪割草の里」は日本海近くの小高い丘で、雪割草の自生地として知られており、約30万株が群生しています(関係HPはこちら)。  写真は、「大崎雪割草の里」の丘の上から日本海を見たところです。 …

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国営越後丘陵公園④ 雪割草群生地

2015雪割草街道の旅(5) (4月8日)  国営越後丘陵公園のカタクリ群生地から、無料周遊バスで雪割草群生地まで戻りました(14:42発、14:55着)。  雪割草群生地は「自然探勝路」の途中にあり、バス停から「彩の小径」を「緑の千畳敷」に向かって下りながら花を観賞します。  毎年1万株の雪割草を植え付け、現在は13万株だそうです。2年前の4月8日に来たときは雪に覆われていましたが、…

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国営越後丘陵公園④ カタクリ群生地で(2)

2015雪割草街道の旅(4) (4月8日)  国営越後丘陵公園のカタクリ群生地とその付近で見た花たちです。ボランティアガイドのあらのさんに案内してもらっています。 ショウジョウバカマ (猩々袴、ユリ科) つぼみ キクバオウレン (菊葉黄連、キンポウゲ科) リョウメンシダ (両面羊歯、オシダ科) 葉の裏と表がそっくり 左下、古民家(…

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国営越後丘陵公園③ カタクリ群生地で(1)

2015雪割草街道の旅(3) (4月8日)  国営越後丘陵公園の園内周遊バスでカタクリの群生地まで運んでもらいました(古民家というバス停です)。バス停の名の通り、長岡市内にあった江戸時代の古民家が移築復元されています。ここから、ボランティアガイドのあらのさんにカタクリ群生地を案内してもらいました(写真右下、黄色いウインドブレーカーの男性)。  雪割草群生地に戻るバスは14:42発なの…

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国営越後丘陵公園② 園内周遊バスの車窓から

2015雪割草街道の旅(2) (4月8日)  国営越後丘陵公園のウェルカムゲートを抜けた先には「緑の千畳敷」と呼ばれる広い空間が広がっています(写真左下)。雪割草群生地はウェルカムゲートから見て、東側の丘陵地にあり、「緑の千畳敷」から登っていきます(写真右下の右手)。  雪割草群生まで歩いて行けますが、園内には無料の周遊バスがあるので、13:30発を利用することにしました。  …

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国営越後丘陵公園① オオミスミソウ(園芸種)

2015雪割草街道の旅(1)  4月8日から10日まで越後雪割草街道を中心に旅をしてきました。  一緒に旅をしていただいたのは、高崎市在住のTADAOさんご夫妻、都内在住のMITSUGUさんご夫妻。息子からワゴン車を借用し、3組の夫婦旅となりました。  朝、関越道走行中はみぞれでしたが、集合地の高崎では小降り程度でした。  今回から、花の写真を中心に旅の報告を始めますが、いつもの…

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ヒスイカズラ、ロードデンドロン‘シンブ・サンセット’など

つくば植物園にて(14)  今回は、熱帯雨林温室で見た花の紹介です。 ヒスイカズラ (翡翠葛) マメ科ヒスイカズラ属のつる性植物。原産はフィリピン(ルソン島) 今回も、このすてきな花色に出会うことができた  フィリピン諸島のごく限られた熱帯雨林にしか自生しないつる性植物。自生地では、熱帯雨林の減少とともに絶滅が危惧されている。熱帯雨林温室では本種の人工受粉を行っており、…

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蜂になったラン 「ビー・オーキッド」

つくば蘭展から(13)  つくば蘭展の第三会場となった研修展示館の2階には、「ハチになった?ラン ビー・オーキッド」の展示がありました。  それは、世界らん展日本大賞2015の特別展示「ランの妖精・オルキス」と共に展示されていた、オルキスの近縁種「オフリス」です。  オフリスは、昆虫みたいな花だなと思ったのですが、実は「雌蜂に擬態」していたのです(詳しくは、末尾のコラム参照)。 …

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タチテンノウメ、シマカコソウ、シマムラサキ & 我が家のスミレ

つくば植物園にて(13)  つくば蘭展の第三会場(研修展示館)では「<写真展>世界自然遺産・小笠原諸島の自然とラン」という展示が行われていましたが、ランと共に、小笠原諸島固有の植物 がいくつか展示されていました。 タチテンノウメ (立ち天の梅) バラ科テンノウメ属の常緑低木。 花径は12、3mmくらい 父島、兄島、妹島、聟島にのみ分布(乾燥した岩石地) 小笠原で見られる類似…

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面白い水生植物の花 & つくば蘭展(第三会場)

つくば植物園にて(12)  中央広場の池で見た水生植物ですが、面白い花が咲いていたので、2種類、紹介します。 キボウホウヒルムシロ (喜望峰蛭筵) レースソウ科レースソウ属の多年草 別名:ケープヒルムシロ。流通名:ミズサンザシ(水山査子) 焦げ茶色に見えるのが花被片(一つの花に1枚)。大きな白いものは萼?  水底に塊根があり、葉身は水面に浮かび葉脈は網目状にはならない。花…

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アフリカアヤメ、赤い歯ブラシ & つくば蘭展より(第二会場)

つくば植物園にて(11)  今回は、つくば蘭展の第一会場となった熱帯資源植物温室の西側に建つ、サバンナ温室で見た花を紹介します。 ディエテス・イリディオイデス アヤメ科ディエテス属の多年草。原産は南アフリカ、アフリカ東部~ケニア 花径は6cmほど。和名はアフリカアヤメ ディエテス・グランディフロラ アヤメ科ディエテス属の多年草。原産は南アフリカ 花径は7~8cm。草…

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神田川の花見(その3)・鳩山会館

 4月2日に、労組OB会で行った神田川の花見報告・その3です。 椿山荘庭園を出て、再び神田川へ戻りました 大滝橋から見た花筏です(上流方向) 下流方向を見ると、一艘のカヌーがやってきます 隅田川から遡ってきたのでしょうか、ワンちゃんもいっしょでした 江戸川公園には屋台も出て賑やか 一休橋から見た上流方向です 同じく、下流方向です …

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神田川の花見(その2)・椿山荘

 労組OB会の仲間と行った、4月2日の花見報告、その2です。  11時10分頃、JR高田馬場駅を出発し、神田川を下流方向へ歩くこと1時間ほどで豊橋までやってきました。距離にして約2キロといったところ。 豊橋から下流方向です 河床が削られた跡ににサクラの花弁が集まり、縞模様に 時折風が吹き、桜吹雪が舞います 駒塚橋の上です。前方の建物はホテル椿山荘東京です…

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神田川の花見(その1)

 4月2日、労組OB会の仲間たち15名で、神田川のお花見に行ってきました。心配されていた天気はラッキーにも晴れてくれました。  11時過ぎ、JR高田馬場駅から出発し、神田川沿いを下流方面(東方向)へ歩きましたが、ソメイヨシノが満開でした。橋を渡るたびにため息が出てしまうほど綺麗。1.5ヶ月ほど前に日程を決めたのですが、今年はぴったり当たりました。  光線の加減で、同じような絵柄が並びますが、…

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姫有明葛、断崖の女王など & つくば蘭展から(第二会場)

つくば植物園にて(10)  今回も、つくば植物園の熱帯資源植物温室で見た植物です。 ハナソウカ (花束荷) ショウガ科ハナミョウガ属の多年草 小笠原諸島と沖縄県の南北両大東島に分布 ソウカはゲットウ(月桃)のこと 葉を裂いて、植物などを束ねるのに使った アブチロンの一種 アオイ科アブチロン属の常緑低木 ヒメアリアケカズラ (姫有明葛) キョウチクトウ科…

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千成バナナの花、時計草の花と実など & つくば蘭展(第二会場)

つくば植物園にて(9)  今回は、つくば植物園の熱帯資源植物温室で見た植物です。 ホヘンベルギア・ステラタ パイナップル科ホヘンベルギア属の多年草。南アメリカ北部原産 赤いイガのようなものが苞で、紫色の部分が花 センナリバナナ (千成バナナ) バショウ科バショウ属の常緑多年草。原産はマレーシア 実は親指大で、食用には向かない → 観賞用・飼料用 房が長く伸…

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