松戸市内・大勝院の枝垂れ桜

 3月30日、松戸市内にある大勝院(遠矢山普門寺大勝院・真言宗豊山派)の桜を見に行ってきました。先日、東漸寺の枝垂れ桜をご紹介しましたが、ここにも枝垂れ桜があるのです。  このお寺が経営する幼稚園は二人の孫がお世話になりました(ひろ君は3年前、さーちゃんは今年卒園)。 山門の左手とその奥に大きなソメイヨシノがあり、四分咲き程度か 右奥は樹齢750年と言われる大銀杏 左奥に見え…

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ネコヤナギ色々 & つくば蘭展(第二会場)

つくば植物園にて(8)  今回も、つくば植物園のW区(世界の生態区)の北側で見た植物ですが、ネコヤナギの色々を紹介しようと思います(説明は、つくば植物園のHPなどから)。 ネコヤナギ (猫柳) 自然分布は、北海道・本州・四国・九州、朝鮮・中国・ウスリー 花の穂が猫の尾に似ているのでこの名がついた 別名カワヤナギ,、エノコロヤナギ これは雌株と思われる(柱頭が2つに分かれている…

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東漸寺の枝垂れ桜

 オグリ君さんのブログ(こちら)でお知らせがあったので、3月28日、松戸市北小金にある 東漸寺の枝垂れ桜 を見に行ってきました。11時頃行ったのですが、薄雲が晴れないので、午後出直しました。 東漸寺の山門です。山形由美さんのコンサートが行われるようです 教育委員会による東漸寺の説明板には枝垂れ桜のことも書かれています コンサートのポスターには14時開演と書かれ、本堂が会…

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アキタブキ、オキナグサ、ハチジョウキブシなど & つくば蘭展から

つくば植物園にて(7)  今回は、つくば植物園のW区(世界の生態区)の北側で見た植物をご紹介します(説明は、つくば植物園のHPなどから)。 ソノウサイシン (園生細辛) ウマノスズクサ科カンアオイ属の多年草 東北に分布するミチノクサイシンの変種・別名ツルダシアオイ、ツルダシサイシン 通りがかった母子が、不気味な花にびっくりしていた アキタブキ (秋田蕗) キク科…

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坂川放水路のハナモモ並木

 3月26日、新松戸を流れる坂川放水路のハナモモ並木を見に行ってきました。我が家から徒歩30分以上かかりますが、原チャリなら5,6分です。  坂川放水路の右岸、関の橋~欅通り橋~差向橋(さこうはし)の間、約400mに渡って100本以上のハナモモの木が並んでいます。これは、新松戸郷土資料館(閉館)の元館長大井弘好さんが14年ほど前に、紅・桃・白の3種類、約130本を植えたものです。 関の橋…

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キンシベボタンネコノメソウ、コチャルメルソウなど & つくば蘭展より

つくば植物園にて(6)  今回は、つくば植物園のW13「水生植物区画」で見た植物をご紹介します(説明は、つくば植物園のHPなどから)。 ミツガシワ (三槲) ミツガシワ科ミツガシワ属の多年草(一属一種) 自然分布は、北海道・本州・九州/千島・樺太/その他北半球 名前の由来は、3枚の小葉がカシワ(柏)の葉に似ていることから  北半球の温帯から亜寒帯域に広く分布し、日本で…

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ミスミソウ、ユキワリイチゲ、フクジュカイ & つくば蘭展

つくば植物園にて(5)  今回は、つくば植物園のW12「岩礫地(山地性)区画」で見た植物をご紹介します(説明は、つくば植物園のHPなどから)。 ミスミソウ (三角草) キンポウゲ科ミスミソウ属の多年草。‘雪割草’のひとつ 落葉広葉樹林の林床に生える多年草。径約1-1.5cmの花を咲かせる 色は白色・淡紫色・淡青色・淡紅色。 日本固有種。絶滅危惧種(NT) 自然分布は、本州(中…

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2種類のツバキの原種など & つくば蘭展(デンドロビウムの色々)

つくば植物園にて(4)  今回は、つくば植物園の熱帯資源植物温室と熱帯雨林温室の間で見た植物をご紹介します。 ミケリア・プラティペタラ モクレン科オガタマノキ属の常緑高木(20~30mになる) 中国中部~南部の標高1,200m~1,500mに分布 ハクモクレンとコブシを足して2で割り、葉を添えたら似てくるかも シラハトツバキ (白鳩椿) ツバキ科ツバキ属の常緑小…

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大白猩々袴、琉球馬酔木、筑波鶯神楽 & つくば蘭展

つくば植物園にて(3)  3月18日に、つくば植物園のH4区・H5区で見た絶滅危惧種の植物です。Hは生命を支える多様性区の記号で、H4には絶滅危惧種が、H5区には筑波山固有種が展示されています。 オオシロショウジョウバカマ (大白猩々袴) シュロソウ科(←ユリ科)ショウジョウバカマ属の常緑多年草 琉球列島に分布。日本固有種。絶滅危惧Ⅱ類(VU) リュウキュウアセビ …

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ユーフォルビア・ピチューサ、アネモネ・パボニアナなど & つくば蘭展

つくば植物園にて(2)  つくば蘭展を見に行った日に、熱帯資源植物温室の周囲で見た花です。 ユーフォルビア・ピチューサ トウダイグサ科トウダイグサ属の常緑多年草 地中海のバレアレス諸島原産。ヨーロッパ~東アジアに分布 涼しい季節には、葉からリンゴのような香りがするそうだ アネモネ・パボニナ キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草 地中海地方原産。フランス~トルコに…

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サンシュユ、ヒュウガミズキ、トサミズキ & つくば蘭展

つくば植物園にて(1)  3月18日、つくば植物園(国立科学博物館 筑波実験植物園)に行ってきました。3月22日まで開催されているつくば蘭展を見るためですが、屋外の花も色々撮ってきました。 サンシュユ (山茱萸) ミズキ科ミズキ属の落葉小高木 サバンナ温室手前の西側遊歩道で咲いている ハルコガネバナ、アキサンゴ、ヤマグミとも呼ばれる 中央広場の植え込みでヒュウ…

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ヒロハノアマナ、ユキワリイチゲ、フクジュソウ

自然教育園にて(4)  都内目黒区にある自然教育園に立ち寄り、春の気配を感じてきました。今回は、水生植物園と武蔵野植物園の区画で見た花などです。 ガマの穂綿が揺れる水生植物園です ノイバラ(野茨)の新葉です 冬芽の名残が赤く残って印象的だった 1枚目のベンチの近くで、数本のツクシ(土筆)が見られた スギナ(トクサ科トクサ属)の胞子嚢です シダ植物の仲間だって…

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フッキソウ、アセビ、花芽各種 & 松岡美術館(4)

自然教育園にて(3)  松岡美術館に行く前に、近くにある自然教育園に立ち寄り、春の気配を感じてきました。  路傍植物園でフッキソウ(富貴草)が咲き始めていました。  ツゲ科フッキソウ属の常緑小低木で、ちょっと変わった花が咲きます。  別名はキチジョウソウ(吉祥草)ですが、ユリ科にもキチジョウソウがあります(こちら)。  アオキ(青木)の花芽です。アオキはガリア科…

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シキミ、ヤブツバキ、ムクロジの実

自然教育園にて(2)  松岡美術館に行く前に、近くにある自然教育園に立ち寄りました。路傍植物園で見た花などを紹介します。  シキミの花です。  シキミ(樒、櫁、梻)はマツブサ科シキミ属の常緑高木です。サカキが神事に使われるのに対し、シキミは仏事に使われます。有毒植物で、特に実は食すると死に至ることがあります。  淡黄色の花弁は細長く、10~15枚あります。 …

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モクレイシ、ウグイスカグラ、ヤマウグイスカグラ、フキノトウ

自然教育園にて(1)  3月11日に自然教育園(国立科学博物館附属自然教育園)へ行ってきました。  正門から路傍植物園が北方向に伸びていますが、すぐ右手に黄緑色の小さな花が咲いている木があります。  モクレイシ(木茘枝)と言い、ニシキギ科モクレイシ属の常緑小高木です。  雌雄異株ですが、残念なことに2本とも雄株です。  神奈川県高麗山産の♂株です。雌株は朱色の仮果皮が目…

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松戸宿坂川の河津桜

 3月14日(土)~15日(日)にかけて、松戸宿坂川河津桜まつりが行われましたが、その前日の13日午後、妻と写真を撮りに行ってきました。  松戸宿は旧水戸街道の宿場町ですが、JR常磐線松戸駅の西側一帯にあたります。旧水戸街道と常磐線の間を流れる坂川に、10年ほど前から近隣の方々によって河津桜が植樹され、今年は6回目の河津桜まつりとなりました。松戸駅から見ると、松戸伊勢丹の裏手、松戸神社付近から…

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世界らん展日本大賞2015 (17) オーキッド・ロード(5)

 世界らん展日本大賞2015(2月14日~22日)で見た作品を紹介しています。  今回はその最終回(のつもり・・・笑)、オーキッド・ロードに展示してあったランのうちから、洋ランの女王と言われるカトレアとその仲間をご紹介したいと思います。 以下の画像には全て隠し画像があります 画像をクリック(タップ)してご覧下さい カトレア シュロデレー アルバ ‘ハーキュリーズ’ (…

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ヤマザクラ、カンヒザクラ、ジンチョウゲ、松岡美術館(1)

 3月11日、松岡美術館に行ってきました。我が家の芸術鑑賞は殆ど新聞販売店からゲットした招待券に頼っています。  都営地下鉄の白金台駅から地上に出ると近くに「港区立白金台どんぐり児童遊園」がありますので、美術館に行く前にちょっと寄り道。  児童公園の目黒通りに面した場所で2本の桜が咲いていました。  東側にあるのが、カンヒザクラ(寒緋桜)です。ヒカンザクラ(緋寒桜)とも呼ばれますが、ヒ…

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世界らん展日本大賞2015 (16) オーキッド・ロード(4)

 世界らん展日本大賞2015(2月14日~22日)で見た作品を紹介しています。  今回は、オーキッド・ロードに展示してあったランのうちから、カトレアとその仲間を除く品種をご紹介したいと思います。 リカステ ヘンティ ‘スプラッシュ’ Lyc. Henty ‘Splash’ 田辺 茂氏 リカステ ヘンティは交配種(Lyc. Shoalhaven x Lyc. Leo)です …

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ふなばしアンデルセン公園(4) クリスマスローズコレクション(3)

 ふなばしアンデルセン公園でクリスマスローズコレクションが開催中です(~3/15)。  今回も、コミュニティーセンターの展示室に並べられたクリスマスローズ(業者の販売品)の中から投稿しています。 デンマークの風車職人が手がけたデンマーク式粉挽き風車です 船橋市は、この風車を景観法に基づき、重要建造物第1号として指定 千葉県内では船橋市の風車が初の指定となった (平成23年12月)…

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世界らん展日本大賞2015 (15) オーキッド・ロード(3)

 世界らん展日本大賞2015(2月14日~22日)で見た作品を紹介しています。  今回は、オーキッド・ロードに展示してあったランのうちから、ちょっと変わった品種をご紹介したいと思います。 以下の画像には全て隠し画像があります 画像をクリック(タップ)してご覧下さい アスコセントラム クリステンソニアナム ‘コスモダーク’ Asctm. christensonianum ‘C…

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ふなばしアンデルセン公園(3) クリスマスローズコレクション(2)

 ふなばしアンデルセン公園でクリスマスローズコレクションが開催中です(~3/15)。展示されたもの(業者の販売品も含む)の中から投稿しています。  イベント広場の東側には童話館(写真左下)があり、アンデルセンの部屋を再現したギャラリーやシアター、絵本があるという。童話館の前にはアンデルセンと子供たちの銅像がある(写真右下)。この銅像は、第1回オーデンセ市国際アンデルセン賞」を受賞した記念と…

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世界らん展日本大賞2015 (14) オーキッド・ロード(2)

 世界らん展日本大賞2015(2月14日~22日)で見た作品を紹介しています。  今回は、オーキッド・ロードの裏側と言いますか、業者ブースの側に展示してあった東洋ラン(春蘭、セッコク、エビネ)をご紹介したいと思います。 以下の画像には全て隠し画像があります 画像をクリック(タップ)してご覧下さい 春蘭 ‘玉英’ Cym. goeringii ‘Gyokuei’ みのうらん…

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ふなばしアンデルセン公園(2) クリスマスローズコレクション(1)

 ふなばしアンデルセン公園でクリスマスローズコレクションが開催中です(~3/15)。展示されたもの(業者の販売品も含む)の中から投稿します。 ヘレボルス・ニゲル ヨーロッパ中部から南部、西アジア原産 クリスマスローズの原種で、ヨーロッパの暖かい所では、クリス マスの頃に咲くため、クリスマスローズといえば本種を指す ヘレボルス・HGCピンクフロスト 数種の原種をハイブリッド…

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世界らん展日本大賞2015 (13) フラワーデザイン審査部門、アート審査部門

 世界らん展日本大賞2015(2月14日~22日)で見た作品を紹介しています。  まだ続けるのかと思われているかも知れませんが、あと数回お付合い願います。  今回は、フラワーデザイン審査部門と、アート審査部門の作品の中からご紹介します。 フラワーデザイン審査部門 蘭を主たる素材としてデザインされたフラワーデザイン作品で ディスプレイデザイン、インテリアアレンジメント、ブーケ…

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世界らん展日本大賞2015 (12) オーキッド・ロード(1)

世界らん展日本大賞2015(2月14日~22日)で見た作品を紹介しています。  今回は、オーキッド・ロードの左右に飾られた作品(個別審査部門とフレグランス審査部門)をご紹介します。  個別審査部門は、洋蘭、東洋蘭、日本の蘭などあらゆる蘭の花、株そのものが審査対象であり、フレグランス審査部門は、洋蘭、東洋蘭、日本の蘭などあらゆる蘭の香りが審査対象です。 以下の画像には全て隠し画像があ…

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ふなばしアンデルセン公園(1) イベント広場にて

 世界らん展日本大賞2015の紹介の途中ですが・・・。  2月28日、天気が良くなったので、予定を前倒しして、千葉県船橋市にある「ふなばしアンデルセン公園(HPはこちら)」に行ってきました。お目当てはイベント広場で3月15日まで開催されている「クリスマスローズコレクション」です。  南ゲートから入りましたが、小さなお子さん連れの家族が目立ちました。 ふなばしアンデルセン公園とは  船…

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世界らん展日本大賞2015 (11) ミニチュアディスプレイ審査部門

 世界らん展日本大賞2015(2月14日~22日)で見た作品を紹介しています。  今回は、予定を変更して、ミニチュアディスプレイ審査部門の作品をご紹介します。  ランの鉢花と植物、オーナメントなどを混合した作品が審査対象となります。  こんな作品が、お店のショーウインドーやロビーなどに飾られていたら素敵ですね。 「煌めき」 < 優秀賞 > 西頼祐介氏 「こもれびの杜」…

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世界らん展日本大賞2015 (10) フレグランス審査部門

 世界らん展日本大賞2015(2月14日~22日)で見た作品を紹介しています。  今回は、フレグランス審査部門の作品をご紹介します。  洋蘭、東洋蘭、日本の蘭などあらゆる蘭の香りが審査対象です。香りも一緒に紹介できないのが残念です。 トップ・スリー(最優秀賞、優秀賞、優良賞)に選ばれた作品 以下の画像には全て隠し画像があります 画像をクリック(タップ)してご覧下さい …

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世界らん展日本大賞2015 (9) ディスプレイ審査部門

 世界らん展日本大賞2015(2月14日~22日)で見た作品を紹介しています。  今回は、ディスプレイ審査部門の作品をご紹介します。今回は農業高校の学生たちが頑張っていました。 全日本蘭協会(東京) 「夢の大樹(こだま)」 < 愛好家クラス 最優秀賞 > 埼玉洋蘭会(埼玉県) 「竹取物語」 < 愛好家クラス 優秀賞 > 京葉洋ラン同好会(千葉県) 「天使の園」 …

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仁阿弥道八の作品展@サントリー美術館

 2月27日、サントリー美術館で開催されていた仁阿弥道八の作品展を見に行ってきました(3月1日で終了)。サントリー美術館は六本木ミッドタウン・ガレリア3階にあります。今回も新聞販売店の抽選で当選した招待券です。  ガレリアは地下1階から4階まで吹き抜けになっています。1階から見下ろすと、サモトラケのニケ(複製)が飾ってありました(2枚目の写真は帰り際に撮ったものです)。  ルーブル美術館…

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