ホタン、マルメロ、ヒトツバ、モッコウバラ、ノダフジなど

板橋区立赤塚植物園にて(5)  ユリノキ並木を抜けて、植物園の管理棟前を直進すると、正面に牡丹園がありました。 ボタン (牡丹、ボタン科ボタン属)  Wikipediaによると、別名は「富貴草」「富貴花」「百花王」「花王」「花神」 「花中の王」「百花の王」「天香国色」 「名取草」「深見草」「二十日草」 「忘れ草」「鎧草」「ぼうたん」「ぼうたんぐさ」など多数、としてありました。 …

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ムレスズメ、ラショウモンカズラ、ハンカチノキ、ヤエコデマリ、ジャーマンアイリスなど

板橋区立赤塚植物園にて(4)  赤塚植物園は区民の憩いの場でもあります。木立に囲まれた芝生広場でお弁当を広げる人たちです。 ムレスズメ 群雀、マメ科ムレスズメ属の落葉低木。中国原産、江戸時代に渡来 名の由来は、花がたくさん咲く様子が雀が群れているように見えるから 見ごろを過ぎており、花の色が茶色に変色していた シャクナゲ 石楠花、ツツジ科ツツジ属の耐寒性常緑低木…

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キバナホウチャクソウ、アマドコロ、ツクバネウツギ、セイヨウクモマグサ、ハマカンザシなど

板橋区立赤塚植物園にて(3)  園内で見た花の種類は40種を上回りました。ピッチを上げないと10日以上かかってしまう。 キバナホウチャクソウ 黄花宝鐸草、ユリ科チゴユリ属の多年草。ホウチャクソウの仲間 中国、朝鮮の他、日本(対馬のみ)に分布する絶滅危惧種 初めて見ました アマドコロ 甘野老、クサスギカズラ科(←キジカクシ科)アマドコロ属の多年草 ホウチャクソウと間…

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ニリンソウ、セリバヒエンソウ、サクラソ、ヒメウツギ、アレナリア、ビオラ

板橋区立赤塚植物園にて(2)  ニリンソウは板橋区の花だけに、園内のあちこちで見ることができます。 ニリンソウ 二輪草、キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。花径2cm程度 ヤマブキソウとのコラボ セリバヒエンソウとのコラボ アップで セリバヒエンソウ 芹葉飛燕草、キンポウゲ科オオヒエンソウ属の一年草 中国原産、小石川植物園からの逸出帰化種 …

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シジミバナ、リュウキンカ、ヤマブキソウなど

 4月23日、天気が良かったので、都内板橋区にある区立赤塚植物園に行ってきました。  OSAMIさんのブログ(こちら)に時々登場するので、いつかは行ってみたいと思っていたのです。  東武東上線の成増駅からバスで5分ほど、赤塚8丁目で降り、植物園に向かう途中、見事な八重桜に出会いました。  図鑑をあれこれ見ると、‘松月’が一番近いのではないかと思います。 松月(松月桜、野田大桜とも…

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アネモネ、ノゲシ、シロヤマブキ、尋ね花 (日比谷公園にて)

 4月に日比谷公園で見た花たちの最終回です。 アネモネ キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。地中海地方原産 和名はボタンイチゲ(牡丹一華)、ハナイチゲ(花一華)、 ベニバナオキナグサ(紅花翁草) 八重の品種 こんなに花弁数の多い八重は初めて見ました ノゲシ 野芥子、キク科ノゲシ属の植物の多年草。別名ハルノノゲシ、ケシアザミ シロヤマブキ 白山吹、バ…

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ベニバナトキワマンサク、ヒイラギモチ、ユーフォルビア (日比谷公園にて)

 日比谷公園で見た花たちが続いています。 ベニバナトキワマンサク 紅花常盤万作、マンサク科トキワマンサク属の小高木 中国原産、別名アカバナトキワマンサク(赤花常盤万作) 葉が見えないほどびっしり花が咲いている 紐状の花弁は4枚だが、3~5個一緒に咲くので、多弁花に見える 巻いたテープがほぐれるように咲く 若葉は赤紫色で次第に緑色に変わるが、殆どが緑色にならない紅葉種もあ…

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ポピー、ムラサキサギゴケ、キランソウ、アジュガなど (日比谷公園にて)

 今回も日比谷公園で見た花たちです。 アイスランドポピー ケシ科ケシ属の多年草。園芸上は秋まき一年草扱い 和名はシベリアヒナゲシ(西比利亜雛罌粟)だが、ほとんど使われない ムラサキサギゴケ 紫鷺苔、サギゴケ科サギゴケ属の多年草。白花は単にサギゴケと言うそうだ トキワハゼに似ているが、それより大きい 右下に、タチイヌノフグリの花が写っている 下唇の奥に毛が生えている…

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ハナニラ、ノトスコルダム、ムスカリ、キンギョソウ? (日比谷公園にて)

 日比谷公園で撮った取り置き画像で申し訳ありませんが…。 ハナニラ 花韮、ネギ科(←ユリ科)ハナニラ属の多年草。原産はアルゼンチン 別名セイヨウアマナ(西洋甘菜)、イフェイオン、ベツレヘムの星 花色は白みがかった淡いブルーや紫、白など 以下は、フェリーチェガーデンの植え込みで見た花です たまに珍しい花を見ることができます ノトスコルダム・モンテビデンセ(らしい) ネギ…

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ヘビイチゴ、コハコベ、オランダミミナグサ、ハナイバナ (日比谷公園にて)

 日比谷公園で撮った花の写真です。日比谷見附の石垣から少し歩いた、心字池の近くで撮りました。 ヘビイチゴ 蛇苺、バラ科キジムシロ属の多年草。野いちごの一種 名の由来については、諸説あり。実は食べても美味しくない ヘビイチゴとコハコベ 左側の小さな花は何だろう? コハコベ 小繁縷、ナデシコ科ハコベ属の越年草 ハコベはハコベ属の総称。春の七草 オランダミ…

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アメリカハナズオウ、ヒメリンゴ & 高齢者講習

 ハナズオウのピンクの花が目立つ時期ですが、我が家の近くにはちょっと変わったハナズオウが咲いています。 アメリカハナズオウ 写真は、北米原産のアメリカハナズオウ(マメ科ハナズオウ属の落葉高木) の園芸種で、‘フォレスト・パンジー’という品種。別名カナダスオウ 中国原産のハナズオウの枝は上に伸びますが、これは横に広がります 花の形はハナズオウと変わりませんが、やや小振りです ハ…

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キケマン、クサノオウ、濃彼岸桜  (日比谷公園にて)

 4月は日比谷公園の近くに行く所用が多く、その度に日比谷公園に立ち寄って花の写真を撮りました。 キケマン 有楽門を入って、心字池の手前、日比谷見附の石垣際で咲いていました 黄華鬘、ケマンソウ科(←ケシ科)キケマン属の越年草。全草が有毒 筒花の先端から雄しべが飛び出していた 早くも実が出来ていた クサノオウ 瘡の王、ケシ科クサノオウ属の越年草 つぼみは毛むく…

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シラー・シベリカ、ハナミズキ、ニワザクラ

 近所のお宅の裏手、北側の道路際で見慣れない小さな花が咲いていました。ネット図鑑で見当たらず、お尋ね掲示板のお世話になりました。 シラー・シベリカ ユリ科(ヒヤシンス科)シラー属、秋植え球根、別名スキルラ、花期3~5月、 草丈は10cmほどです。シラーの原産はヨーロッパ、アフリカ、アジア シラー・シビリカブルーと言う名でも流通している 青、ないし、青紫の花弁に濃い筋が入っています …

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クロモジ & つくば植物園熱帯雨林温室にて

 先週、所用で新宿へ行った帰り、代々木公園へ立ち寄りました。  ソメイヨシノは終盤でしたが、若者でにぎわう中央広場の一角で品種不明の白い桜が満開でした。  中央広場の最奥部あたりに、黄色い花を咲かせた木がありました。  ネットの図鑑で調べたのですが、時間がかかりそうなので、お尋ねサイトに投稿して、教えて頂きました。  これはクロモジ(黒文字、クスノキ科クロモジ属の落葉…

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八重桜、鬱金、里桜、御衣黄など

 4月15日、所用で西新橋へ行く途中、いつものように日比谷公園に立ち寄りました。  まず、目指すはテニスコートの北側にある八重桜(品種名は表示されていません)です。11日には2分咲き程度でしたが、今回は満開と言って良いでしょう。 葉の色は少し赤みを帯びています  大に花壇の北側を通って幸門から日比谷公園を出ようとしたら、日比谷通りに面した街路樹が目に入りました。  鬱金桜です。昨…

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ハウチワカエデ & つくば植物園の野生蘭コレクションから(5)

 日比谷公園で撮影したモミジ(カエデ)の新緑です。枝の先端に赤い花が見えますね。  我が家の近所で撮ったハウチワカエデ(羽団扇楓)の花です。カエデ類の花の中では一番美しいとされています。 雄花(黄色いおしべが飛び出している)と中性花が同じ形  新葉が赤い品種のカエデ(赤地錦、千染、出猩々、紅セイガ、清玄などの品種がある)。秋のモミジに対して春モミジと言うそうです。 …

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キクモモ、サクランボ & つくば植物園の野生蘭コレクションから(4)

 先日、町内を自転車で走っていたら、路地の奥に赤い花が見えました。早速、寄り道して、キクモモの花であることを確認し、デジイチを持って引き返しました。 キクモモ(菊桃) バラ科サクラ属の落葉小高木で桃の1品種。名前は、花弁が細長く菊に似て いることに由来する。別名は、ゲンジグルマ(源氏車)。Wikipediaより。  キクモモの隣に緑の実がなっている木がありました。…

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アメリカザイフリボク、ヤマシャクヤク & つくば植物園の野生蘭コレクションから(3)

 4月から消費税が8%になりましたね。大企業の法人税をまけてやって、庶民からひったくる、しかも、消費税増税の実質1割しか社会保障制度に回らないそうじゃないですか。来年には10%にすると言うし、全く腹立たしいことです。  そんなことを思いながら近くの郵便局へ、官製ハガキに貼る2円切手と封書用の82円切手を買いに行きました。  郵便局の前の家で、白い花が咲き誇っています。  これはアメ…

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シキミ & つくば植物園の野生蘭コレクションから(2)

 3年前に見つけたシキミ、花の頃だと思い出し、写真を撮りに行きました。  たまたま庭に奥様がいらして植木の手入れをされていました。「シキミですよね。関東では珍しいですね」と声をかけますと、「うちは信州ですから…」と。  信州じゃなく真宗、つまり浄土真宗のことで、真宗では仏壇にシキミを供えることになっているそうです。20年ほど前、ご主人が亡くなられた際、仏前に供えたシキミを挿し木にした…

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カバノキ科の雄花序 & つくば植物園の野生蘭コレクションから(1)

 我が家から徒歩10分くらいの所に「しらかば公園」という小さな公園があります。シラカバの木は枯れてしまったようで見当たりませんが、同じカバノキ科のアカシデとイヌシデ(共に、クマシデ属)があり、雄花序が風に揺れています。 アカシデ ハンノキ 赤四手、カバノキ科クマシデ属の落葉高木 雌雄同株ですが、雌雄異花です。写真は雄花序です 菜の花さんのご指摘により、ハンノキからアカシデに訂正しまし…

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ニワザクラ & つくば植物園・熱帯資源植物温室の通常展示から

 近所でニワザクラ(庭桜)を見つけました。 ニワザクラはバラ科サクラ属の落葉低木で、原産は中国です 葉より早いか同じ頃、八重の花が咲きます 花径は2cmほど。花色は薄紅色で、このような純白の品種もある 一重咲きのニワウメ(庭梅)の変種で、結実しません  4月5日撮影。 ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ …

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ヒスイカズラ & オオシマザクラ、スズランスイセン

 3月22日、つくば植物園に行きました。  水生植物温室と熱帯雨林温室で、大好きな ヒスイカズラ が咲いていました。花色が何とも言えない美しい色なんです。  ヒスイカズラ(翡翠葛)は、マメ科ヒスイカズラ属で、フィリピンのルソン島に自生する熱帯つる性植物です。  つくば植物園シリーズはつづきます。 ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ 近…

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ハナカイドウ & つくば洋蘭会の出展作品(3)

 今回は大好きな花の一つ、ハナカイドウを投稿します。 雨の日にスマホで(4月4日) その翌日、マクロレンズで 咲き始め 淡黄色の葯が新鮮 一輪、旗弁(コラム参照)を付けた花があった  ハナカイドウ(花海棠)は、バラ科リンゴ属の耐寒性落葉高木で、4月始め、桜が咲く頃開花します。中国原産。別名カイドウ(海棠)、スイシカイドウ(垂絲海棠)、ナンキンカ…

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白いワスレナグサ & つくば洋蘭会の出展作品(2)

 近所のゆりのき通りに面したお宅でワスレナグサを見ました。通常見かけるのはライトブルーの花ですが、白花も咲いていました。白花を見たのは初めてです。  ワスレナグサ(勿忘草、忘れな草))はムラサキ科ワスレナグサ属の多年草で、写真の花は園芸種です。 花の中央に黄色い‘目’がありますが、白い‘目’もありました  ワスレナグサは、広義には、ムラサキ科ワスレナグサ属の種の総称。狭義に…

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新坂川の桜 & つくば洋蘭会の出展作品(1)

 4月5日、天気が良いので、我が家の近所の新坂川へ桜見物に行きました。連日の桜投稿で恐縮ですが、記録のためにアップしました。 ソメイヨシノはまだ十分美しい 新坂川に並行して走るのは流鉄流山鉄道 桜並木の対岸でスノーフレークが咲いています 川面に向かって伸びるソメイヨシノの枝 桜並木に1本だけクヌギ(ブナ科)の木が… 雄花序です 左手奥の白い花は…

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本土寺の桜 & 近所の花々 ドウダンツツジ、ニワウメ、ハナズオウ

 4月4日、あじさい寺で知られる松戸市の本土寺へ桜を見に行ってきました。労組OB・OG会の花見です。  前日降り続いた雨が早朝まで残り、天気が心配でしたが、昼頃から青空が広がり、花見日和になりました。  最寄り駅(JR馬橋駅)の駅前広場のソメイヨシノです。前日の雨でかなり花弁が散りました。  本土寺はJR北小金駅から徒歩10分少々です。本土寺の黒門跡を過ぎると仁王門(赤門)まではソ…

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黒澤醤油店、蕎舎、みずほの村市場

春の茨城温泉旅行(9)  3月22日、旅行2日目の目的地はつくば植物園ですが、途中、一旦常磐道を降りて、ひたちなか市にある醤油店(黒澤醤油店。HPはこちら)に向かいました。ここは妻の希望で立ち寄ったところです、地元では日本一と評判だとか。  店舗は狭いですが、6台分の駐車場は満杯。妻は、濃い口醤油やぽん酢醤油、万能たれをお買い上げ。  昼食は、つくば中央ICを降りてすぐ、農産物…

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樹齢750年・大勝院の山桜(千葉県松戸市)

 4月1日、流山市の清瀧院で枝垂れ桜を見た後、松戸市の大勝院を訪ねました。  山門の横と左裏にある、3本の大きなソメイヨシノが満開でした。右奥は推定樹齢500年以上のイチョウです。 南側から この桜を見て本堂に向かうと、左手に枝垂れ桜があります。  上の写真で、枝垂れ桜の右手に竹片(プラスチック)が巻かれた太い幹があります。花ははっきり見えないと思いますが、こ…

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清瀧院の枝垂れ桜(千葉県流山市)

 千葉県流山市に清瀧院というお寺があって、樹齢400年の枝垂れ桜が見頃と、Blog友の「オグリ君の散歩道&ひとり言」に紹介されていたので、早速、4月1日に見に行ってきました。  前日のような快晴とはいきませんでしたが、見事な枝垂れ桜やソメイヨシノなどを撮ってきました。   境内から 本堂前から 縦位置で アップで エドヒガンは萼の下部に球状のふくらみ…

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鵜の岬散策 ウミウ捕獲場

春の茨城温泉旅行(8)  3月21日から茨城県立国民宿舎鵜の岬に1泊しました。  国民宿舎は眺望の良い場所に建っています(パンフレットから)。  この最上階(8階)に温泉浴場があり、夜と朝、都合3回湯に浸かりました。  写真は更衣室から撮った北茨城の海(北方向)です(浴室からも同じ眺め)。  国民宿舎の周辺は伊師浜国民休養地として整備されており、出発前に散策しました。  …

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