野口雨情の生家・資料館、国民宿舎鵜の岬

春の茨城温泉旅行(7)  3月21日、茨城県北部を旅行しています。  五浦(いづら)の天心遺跡から車で10分少々、野口雨情の生家と資料館に立ち寄りました。見学は15時までなので、ダメかなと思ったのですが、幸いにも見学のOKが出ました。  2階建ての建物が野口雨情の生家で、明治時代の初めに建てられています。  冠木門をくぐって見た生家の南面です。  水戸光圀がこの家を訪れた際、海…

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東漸寺の枝垂れ桜

 旧水戸街道の小金宿(松戸市)に東漸寺があります。ここには樹齢300年以上(一説には330年以上)と言われる枝垂れ桜があります。  市川市にある真間山弘法寺の枝垂れ桜「伏姫桜」が咲いたと言う情報を見て、昨日(3月29日)、急きょ東漸寺に行ってきました。  これは総門から仁王門に行く途中で咲いている桜です。少々早咲きなので、ソメイヨシノではないと思います。  仁王門の先、中雀門をくぐると…

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五浦の天心遺跡(2) 六角堂、天心邸

春の茨城温泉旅行(6)  3月21日、五浦の天心遺跡を訪れています。  天心記念館、ウォーナー像を見学し、海の方に向かうと、右手に六角堂が見えてきます。  六角堂は国登録の有形文化財でしたが、3年前の東日本大震災による津波で木の台座板を残して流失してしまいました。  現在の建物は、平成24(2012)年、国の復旧予算と寄付金によって創建当時に再建されたものです。  ガラ…

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五浦の天心遺跡(1) 長屋門、天心記念館

春の茨城温泉温泉旅行(5)  3月21日、茨城県天心記念五浦美術館で日本画を鑑賞した後、近くにある天心遺跡に回りました。  無料駐車場近くにあった黄門の井戸です。  天心遺跡は現在、茨城大学五浦美術文化研究所として公開されています。  岡倉天心は明治36(1903)年、40歳の時に五浦を訪れ、ここの風景がすっかり気に入って、明治38年に自ら設計した邸宅と六角堂を建築し、翌年には横山大…

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茨城県天心記念五浦美術館(天心記念室、佐藤太清展)

春の茨城温泉旅行(4)  3月21日15時頃、茨城県天心記念五浦美術館(HPはこちら)に到着しました。あと5Kmほど走ると福島県の勿来の関があるという、茨城県の最北部です。五浦はいづらと読みます。  五浦は岡倉天心が住んでいたことでも知られていますが、この地に茨城県が、「岡倉天心をはじめとする五浦の作家を顕彰し、日本美術の情報の発信基地とする」等の目的で、平成9年11月に開設したのがこの美術…

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水戸植物公園にて(3) 球根ベゴニア展

春の茨城温泉旅行(3)  3月21日に訪れた水戸植物公園です。露地植えの花を楽しんだ後、熱帯果樹温室に入ってみました。  熱帯果樹温室では、この日まで「魅惑の球根ベゴニア展」が開催されていました。 さほど広くない空間ですが、こうして並べられていると壮観です。 展望デッキから見下ろしたところです 品種名は不明ですが、ご覧ください 球根ベゴ…

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水戸植物公園にて(2) シクラメン・コウム、アイリス・レティキュラタなど

春の茨城温泉旅行(2)  3月21日に水戸植物公園を訪れました。  石段の両脇にある花壇を下ると、水の流れは大きな池へと誘います。  池には多くのマガモや白サギが飛来してきます。池の縁を歩いているマガモに向かって「グァー、グァー」と呼びかけたら(笑)、番いで寄ってきました(写真左下の左側が雌、右側が雄です)。公園の係員にお尋ねしたら、この2羽は人に良く慣れているそうです。雌の方が人なつ…

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水戸市植物公園にて(1) クリスマスローズ、ネモフィラ

春の茨城温泉旅行(1)  3月21日から1泊で茨城県に旅行してきました。行程は以下の通りです。  自宅 → 水戸市植物公園 → 天心記念五浦美術館、六角堂  → 野口雨情生家・記念館 → 茨城県立国民宿舎「鵜の岬」(泊) → 鵜の岬・ウミウ捕獲場 → つくば植物園 → 自宅 (2家族4人、すべて自家用車2台による移動。企画:長さんトラベル)  今回も、高崎在住のTADAOさんご夫妻に…

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キクザキイチゲ、スミレ、雪割草など

春の花々とクレマチス展にて(7)  池袋サンシャインシティで行われていた展示会で、鉢やポット物として販売されていた花たちです。 キクザキイチゲとフクジュソウ ともに、花弁に見えるのは萼片 キクザキイチゲ 菊咲一華、キンポウゲ科イチリンソウ属 別名キクザキイチリンソウ(菊咲一輪草) フクジュソウ 福寿草、キンポウゲ科イチリンソウ属 別名ガンジツソウ(元日草)、…

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サキシフラガ、西洋オキナグサなど

春の花々とクレマチス展にて(6)  池袋サンシャインシティで行われていた展示会で見た花たちです。 サキシフラガ(ユキノシタ科ユキノシタ属) 別名西洋クモマグサ(洋種クモマグサ)。初めて見ました サキシフラガ・イルビンギー サキシフラガ・ジェンキンシア サキシフラガ・ポリアングリカ濃色 アネモネ? フランネルフラワー 西洋オキナグサ (西洋…

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シクラメン、ヘリクリサム・カシアナムなど

春の花々とクレマチス展にて(5)  池袋サンシャインシティで行われていた展示会で見た花たちです。  今回は、まだ売られていたシクラメンから。 シクラメン・チモ 八重咲きミニシクラメン チモ魂(ちもだましい) 八重咲きシクラメン MCローゼス サイネリア ゼラニウム ヘリクリサム・カシアナム(キク科) オーストラリア原産の非…

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クレマチス、色々

春の花々とクレマチス展にて(4)  池袋サンシャインシティで行われていた展示会で見た花たちです。  今回はクレマチスの色々を投稿します。 シャコンヌ 早生咲大輪系、新旧両枝咲、花期5~9月 美佐世(みさよ) 早生咲大輪系、新旧両枝咲、花期5~9月 はやて フロリダ系、新旧両枝咲、花期5~10月 イワン・オルソン 早生咲大輪系、新旧両枝咲、花期4~1…

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クレマチス、マーガレット、オステオ・スペルマムなど

春の花々とクレマチス展にて(3)  池袋サンシャインシティで行われていた展示会で見た花たちです。 クレマチス モンタナ エリザベス 香りマーガレット・風恋花(ふうれんか) マーガレット・サンデーリップルとハナワギクの交配種 レベンダーの香り成分を含むが、ラベンダーとは別の甘い香り 無花粉なので、鼻を近づけても大丈夫 マーガレット各種 黄色の丁字咲きも(下)…

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プリムラ、クレマチス、オレンジマーマレードなど

春の花々とクレマチス展にて(2)  池袋サンシャインシティで行われていた展示会で見た花たちです。 プリムラ、シクラメンなど プリムラ・ポリアンサ これもプリムラ? オステオスペルマム クレマチス・モンタナルーベンス 春一季咲き。ピンクのモンタナの代表的存在だそうです アジサイ ‘星の桜’ 花弁の先端が尖り、星のような花弁になる。八…

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春の花々とクレマチス展

春の花々とクレマチス展にて(1)  3月13日、池袋サンシャインシティで「春の花々とクレマチス展」が開かれると知って、見に行ってきました。会場は地下1階の噴水広場です。3階まで吹き抜けとなっており、よくイベントが開催されている所です。  会場を1階から見た所です。  花の展示会ですが、業者が集まっての展示即売会というような雰囲気でした。  会場の一角にステージと椅子席が設けら…

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ヤマルリソウ、モクレイシなど

 3月14日、松岡美術館(新聞販売店の3月分も当選)に行ったついでに、目黒の自然教育園に立ち寄りました。目黒のおじいちゃんのブログにヤマルリソウが咲いているとの報告があったからです。ヤマルリソウ、咲いていました。   前日が大雨で、この日も時折パラつく天気。花も写真も状態は悪いですが、ご覧ください。 ヤマルリソウ (山瑠璃草、ムラサキ科ルリソウ属 ) 花径は1cmくらい。葉の両面に…

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本土寺の梅

 昨日(3/15)、松戸市にある本土寺と東漸寺へ行ってきました 4月第一週に労組OB・OG会で行く、花見と旧水戸街道を歩くイベントの下見(所要時間計測)です。本土寺はあじさい寺として有名ですが、桜の頃も良いのです。  本土寺の仁王門です。  五重塔です。右手にある桜も見事に咲く(はず)。  あじさいの植え込みでヒメリュウキンカ(姫立金花、キンポウゲ科)が咲いていました。  菖…

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アカバナトケイソウ、パボニア・インテルメディア

清水公園花ファンタジアにて(7)  花ファンタジアシリーズの最後は、温室で咲いていた赤い花を2種類紹介しようと思います。 アカバナトケイソウ (トケイソウ科) 別名ベニバナトケイソウ、パッシフローラ・コッキネア 原産はボリビア、ブラジル、ガイアナなど 花径は10cmほどあり、単独で咲いていても見事 温室内ではマーマレードの木と絡み合って咲いています パボニア・イ…

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カエンカズラ、コエビソウなど

清水公園花ファンタジアにて(6)  温室で咲いていた花です。外を歩いたらもう12時半、レストランで食事をした後、温室を巡りました。 カエンカズラ(火焔葛) ノウゼンカズラ科 原産はブラジル~パラグアイ 花が密につくので炎が燃え盛るように見える 1月末の沖縄旅行ではあまり咲いていなかった コエビソウ(小海老草) 苞から顔を出した白い部分が花です ブッドレア …

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マーマレードの木など

清水公園花ファンタジアにて(5)  花ファンタジアには温室もあります。それほど広くはないのですが、今回は初めて見る花が咲いていました。 マーマレードの木 ナス科ストレプトソレン属の常緑半つる性低木です 原産はコロンビア~エクアドルで通年開花。日本での花期は4~5月 花の色は黄色からオレンジに変わる。花径2cmほど 別名オレンジマーマレード。英名はマーマレードブッシュ マーマレー…

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フクジュソウ、ネコヤナギ、キバナハナニラ

清水公園花ファンタジアにて(4)  今回も黄色い春の花です。その名はフクジュソウ 園内ではこんな所で咲いていました 萼片の裏側には縦縞があります ネコヤナギ 雌雄異株。雌花序は絹色でフサフサ。これを猫の尻尾に見立てた 若い雄花序は葯が紅色(やがて黒くなる)。上の写真も雄株 日本スイセン ラッパスイセン セロウィアナム …

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サンシュユ、ウメ、エリシマム

 早いもので、東日本大震災から丸3年ですね。改めてお亡くなりになった方に哀悼の意を捧げます。被災地では未だに復興のめどが立たない地域が多いと聞きます。現政権は復興政策や原発事故の後処理に及び腰なのが明確で、大企業の方にばかり目を向けているのではないでしょうか。4月から消費税が上がります。これは被災者に追い討ちをかけるような仕打ちじゃないですか。 清水公園花ファンタジアにて(3)  早春の…

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マンサク、シナマンサク

清水公園花ファンタジアにて(2)  野田市は千葉県内でも最北部に当たるためか、早春の花も遅れがちのようです。 シナマンサク 枯れ葉が落ちない マンサク シナマンサクほど赤みがない 上下ともフラッシュ使用 サルスベリ 高く伸びた先に実柄が残っていた スカーレット・オーク(ブナ科コナラ属) 綺麗な紅葉になった葉は枯れても殆ど落ちないようだ …

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ソシンロウバイ、ロウバイ、クロッカス

清水公園花ファンタジアにて(1)  3月4日、天気が良かったので、千葉県野田市にある清水公園花ファンタジアに行って、遅ればせながら早春の花を撮ってきました。 ロウバイ 梢が高く、花のアップは難しかった こちらは、花芯が赤っぽくないので、ソシンロウバイ ニシキギ(左下)やボタン(右下)の葉芽が伸びてきました クロッカスが綺麗に咲いていました ハ…

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穴守稲荷神社の白梅

 3月6日、所用で羽田空港の近くまで行きました。京浜急行穴守稲荷駅を降りて数分、あるお宅の玄関先でジンチョウゲの花が咲き始めていました。 沈丁花、ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の常緑低木  所要が終わり、穴守稲荷神社の境内を覗くと、うっすらピンクの梅が満開状態でした。  17時近くなので、夕陽を浴びて少々赤みを帯びていますが…。 ~ * ~ * ~ * ~ * ~ …

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東京ステーションギャラリー(2) 丸の内北口ドームの回廊

 2月28日に訪れた東京ステーションギャラリーの報告、その2です。  東京駅駅舎が創建された当時の煉瓦以上に興味があったのは、復元された丸の内北口ドームの回廊です(南口も同じ構造)。勿論、1階からは見上げたことがあるのですが、この回廊に出るには東京ステーションギャラリーを見学するか、東京ステーションホテルを利用するしかないのです。  2階の回廊から撮った写真です。アクリルプレートの上に手…

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東京ステーションギャラリー(1) 創建当時のレンガ壁

 2月28日、山種美術館の特別展を鑑賞した後、恵比寿から東京駅に回りました。  丸の内南口を出てKITTEでお茶した後、丸の内北口にある東京ステーションギャラリー(HPはこちら)へ。  ここの招待券も新聞販売店の抽選でゲットしたもの。最近、ラッキーなことに、毎月連続当選で、本当にありがたいです。  今回の展示は「プライベート・ユートピア ここだけの場所 ブリティッシュ・カウンシル・コレクシ…

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山種美術館の特別展

 2月28日、都内広尾にある山種美術館(HPはこちら)に行ってきました。今回も新聞販売店の招待券プレゼントで当選したものを利用させて頂きました(感謝)。  2月14日に行きたかったのですが、大雪で断念。会期末になってしまいました。見たいのは、チケットにも印刷されていますが、伊藤若冲の「樹下鳥獣図屏風」に描かれた‘白い象’。  東京メトロを乗り継ぎ、恵比寿駅で下車。駅頭には恵比寿様が鎮座し…

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スタッフ同窓会 in 浜松町

 2月28日、「ひょうたん島&キッズスキースタッフ同窓会」が開かれ、24名が集まりました。  実は私、在職中に小学生を飛行機に乗せて、瀬戸内海の無人島でキャンプをさせたり、北海道でスキー教室を開いたりという企画を1990年から実施していました。企画が終了して14年になるのですが、そのスタッフとして参加してくれた旅行会社、キャンプ指導のベテラン、整備士、客室乗務員、関連会社社員などとの「同窓会」…

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椿と梅(旧古河庭園にて)

 2月25日、六義園で梅を見た後、旧古河庭園に回りました。  石造りの洋館とバラやツツジが見事ですが、梅園もあるらしいのです。  旧古河庭園は、東京都北区にある都立庭園である。明治の元勲・陸奥宗光の土地であったが、宗光の次男・潤吉が古河財閥の養子になったことから、古川家の所有になり、1917年(大正6年)に古河虎之助男爵の邸宅として現在の形に整えられた。洋館と西洋庭園はジョサイア・コンドルの…

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六義園にて(白梅編) & 花の展覧会

 2月25日に行った六義園の報告の続きで、今回は白梅編です。  大泉水に面した吹上茶屋の背後を北東方向へ回ります。  左手に、園内で一番高い築山「藤代峠」(標高35m)に登りました。  上の写真に写っている白梅をズームします。  「藤代峠」からこの白梅の東側(画像では右側)に降りてきます。  角度を変えて寄ってみましょう。  他にも数本の白梅がありました。 …

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六義園にて(紅梅編) & 花の展覧会

 2月25日、カメラクラブの仲間と六義園に行ってきました。毎度言っていますが、カメラを持って旅行するクラブです。  目当ては梅の花です。  六義園は柳沢吉保が築園した「回遊式築山泉水」の大名庭園。江戸時代の大名庭園の中でも代表的なもので、明治時代には岩崎弥太郎の別邸になり、昭和13年に岩崎家から東京市に寄付された。昭和28年には国の特別名勝に指定された。  正門を入ると、枝垂れ桜の大き…

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