松岡美術館 絵画の旅(2) 西洋の風景②

 松岡美術館で展示されていた「松岡コレクションでめぐる旅」(2013/10/3~12/23)の「絵画の旅 西洋の風景・東洋の風景」で見た絵画を紹介しています。   (解説は美術館の案内板から) 旅愁 大國章夫(大正12年~平成18年) 昭和57年(59歳)、第46回新制作展、油彩・カンバス、130.0×194.0cm 私はパリの庶民街に住み、窓の映り動く空の映像に。その日その日…

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松岡美術館 絵画の旅(1) 西洋の風景①

 11月初旬に白金台の松岡美術館(HPはこちら)へ行ってきました。古い撮り置き画像で申し訳ありません。  今回の企画展は「松岡コレクションでめぐる旅」と題されたもので、12月23日(月・祝日)まで展示されていたものです(11月19日から一部入れ替え)。  企画展は、「やきもの どこへ行く」と、「絵画の旅 西洋の風景・東洋の風景」に分けて展示してありました。  以前にもご紹介したこと…

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パイナップル・オーキッドなどの原種ラン

 夢の島熱帯植物館のらん展で見た原種ランのご紹介(最終回)です。   ロビクェテア・パンセリアナ (Robiquetia pantherina) フィリピンとインドネシアに分布する着生ランです 小さな花が塊になっており、とても変わったランですね パイナップル・オーキッドという別名があるそうです オンシジューム・イリカラー (Oncidium iricolor) …

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アメヤ横町

 上野のアメ横と言えば、ご存じの方が大半でしょう。26日、東京に所用があったので、そのついでに歩いてみました。この土日から大晦日にかけて大混雑するでしょうから、その前に、年末の風物詩として写真を撮ってみました。  昔、この辺りに飴屋や200軒近くあったことからアメヤ横町(略称アメ横)と言われ、上野駅しのばず口側から御徒町駅手前までのJRガード下とその向かい側の商店街です。   アメ横の上野…

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ランの栽培種(2) カトレアの近縁種など

 夢の島熱帯植物館のらん展で見た栽培種のご紹介、その2です。  今回はカトレアの近縁種を取り上げてみました。 リンコレリオカトレアの仲間 ブラッサボラ属とカトレア属を交配して作り出された属のひとつです 1枚目は、リンコレリオカトレア・ゴールデンゼル ‘レモンシフォン’ 2枚目は、リンコレリオカトレア・レプチャンリジェンド ブラッソカトレアの仲間 ブラッサボラ…

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ランの栽培種(1) エピデンドラム、ファレノプシスなど

 夢の島熱帯植物館のらん展で見た栽培種のご紹介です。  やはり、原種より華やかなものが多いです。 エピデンドラムの仲間 エピデンドラムは、中南米に広く分布するランです。現在の交配種は 茎を短く改良され、オレンジ色が主流だった花色は、品種改良が進む につれ、赤、黄色、ピンク、白などもふえています シンビジュームの仲間 我が家にもある位ですから、とてもポピュラーなラ…

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原種のランたち(6) 小型蘭とセロジネ・ムーレアナ

 夢の島熱帯植物館のらん展でみた原種のランたちを紹介しています。  今回も小さなランです。 トリコグロッティス・ブラキアタ (Trichoglottis brachiata) 先日ご紹介したトリコグロッティス・アトロプルプレアによく似ています これもフィリピン原産の着生ランです。白いひげをつけた唇弁が面白い プロステケア・カラマリア (Prosthechea calam…

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原種のランたち(5) 小型蘭 リンコステレ・ビクトニエンシスなど

 夢の島熱帯植物館のらん展でみた原種のランたちを紹介しています。  今回はちいさなランです。 アナサリス・リネアリフォリア (Anathallis linearifolia) ブラジルの標高900~1400mの熱帯雨林に分布する着生ラン 旧名称:プレウロタリス・リネアリフォリア レナンセラ・モナキカ (Renanthera monachica) フィリピン(ルソン…

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原種のランたち(4) バルボフィラムの仲間

 夢の島熱帯植物館のらん展でみた原種のランたちを紹介しています。  今回はバルボフィラム属の仲間ですが、とても変わった花がありました。 バルボフィラム・ハブロティナム (Bulbophyllum habrotinum) ボルネオ島(標高600~800mの森林地帯)で発見された着生ランだそうです これでも蘭?と首をかしげたくなります バルボフィラム・プテログロッサム (B…

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原種のランたち(3) カトレアの原種

 夢の島熱帯植物館のらん展でみた原種のランたちを紹介しています。  今回は日曜日とあって(笑)、カトレア(カトレヤ)の原種を集めてみました。 カトレア・ワルケリアナ (Cattleya walkeriana) カトレアの中では小型種で、ブラジルのサバンナ地域の樹木、岩肌に着生 これで十分美しいので、原種のままで栽培されていることが多い カトレア・クアドリカラー (Cat…

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原種のランたち(2) デンドロビューム属とデンドロキラム属

 夢の島熱帯植物館のらん展でみた原種のランたちを紹介しています。  今回はデンドロビューム属(デンドロビウム属)と、デンドロキラム属(デンドロキルム属)です。名前は似ていますが、花穂の付き方が全く異なります。 デンドロビューム・ナカハラエ (Dendiribium nakaharae) 原産は台湾で、発見者の日本人・中原さんにちなんだ名前です 花径は2.5cmほど。和名は中原石斛…

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原種のランたち(1) ドロリゲチアナ・デコラなど

 夢の島熱帯植物館の温室を出るとイペントホールへ降りるらせん階段があります。その途中で、らん展の会場を撮ったものです。  左の四角い展示台が園芸種、右の丸い展示台が原種のランたちです。原種ランは40点ほど、園芸種と合わせると60点ほどが展示されていました。  今回から、原種ランの一部を紹介しようと思います。  (学名の前半が属名、後半が種名です) ロドリゲチアナ・デコラ (Rod…

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労組OB・OG会の文化交流会

 12月18日の午後、浜松町の港区施設で労組OB・OG会の第9回文化交流会が開かれました。  出品者は24名(家族3名を含む)で、当日の参加者は32名(家族3名を含む)でした。  写真、絵画、彫刻、旅の記録、農産物・加工品、園芸作品、焼き物、書、工作、住宅模型と多彩なジャンルで、皆さん自慢の作品が並びました。 会場風景です 作品PRタイム Eさんの臨書 …

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ファレノプシス、カトレア、オンシジウムなど

 昨日から、画像をクリックした際の見え方が突然変わってしまいました。実際の大きさを表示するには更にクリックしなければならなくなりました。ヤプログみたいで、不便。  夢の島熱帯植物館の温室で見た花です。  ベニヒモノキ(トウダイグサ科の常緑低木)は温室展示の定番ですね。  先月は咲いていたオオゴチョウ(マメ科)ですが、もう実が出来ていました。右下は11月9日の画像です。  …

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オヒルギ、クロトン、サポジラなど

 夢の島熱帯植物館の温室に入ると、ちょっと広いスペースがあり、周囲を見渡せるようになっています。  左手は池で、人口の滝が流れ落ち、滝の裏側が巡回路になっています。  広いスペースから見て、正面やや右手に大きな木があり、細長い実が出来ていました。 これは、オヒルギ(雄蛭木、雄漂木)です。 ヒルギ科オヒルギ属の常緑高木で、マングローブ樹種のひとつ。 別名アカバナヒルギ(赤花蛭木、赤花…

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クレロデンドルムの仲間

 夢の島熱帯植物館の温室に入りました。11月にも来ていますが、花の種類は一層少なくなりました。  その中で、今回はシソ科(←クマツヅラ科)クレロデンドルム属(クサギ属)の仲間を取り上げました。 クレロデンドルム・ウガンデンセ ウガンデンセというのは、ウガンダの花という意味だそうです。 英名はブルーバタフライブッシュで、和名はありません。  園芸種にブルーウイングがあります。 …

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クリスマスを彩る植物展(その2)

 夢の島熱帯植物館で「クリスマスを彩る植物展」が行われていました。今回はその2です。 < クリスマスを彩る植物たち > ポインセチア  赤と緑の対比が鮮やかで、クリスマスと言えば誰でも思いつく植物ですね。  原産地のメキシコでは「ノーチェ・ブエナ(聖夜)」と呼ばれているそうです。  トウダイグサ科。 西洋ヒイラギ  ケルト人や古代ローマ人の時代から聖なる樹とされてきた西洋ヒ…

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クリスマスを彩る植物展(その1)

 夢の島熱帯植物館のエントランスホールから右手へ進むと、通路の先、左手に温室の入口があります。  その通路を利用して「クリスマスを彩る植物展」が行われていました。  2回に分けて、展示されていた植物を紹介します。   < 「クリスマス」の名がつく植物たち > クリスマスローズ  クリスマスローズという名は、本来12月に開花する「ニゲル」という原種のみに付けられていた名前だそうです…

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マホニア・チャリティー、アメリカデイゴ

 夢の島熱帯植物館に行く途中、多目的コロシアムの北側でマホニア・メディア‘チャリティー’が咲いていました。和名はセイヨウヒイラギナンテン(西洋柊南天)。  マホニア・メディアはメギ科ヒイラギナンテン属の常緑低木で、ヒイラギナンテン(中国原産)とマホニア・ロマリフォリア(台湾原産)との人工交雑種です。チャリティーはそうした園芸品種の1つだということです。開花期は12月~1月。日本産のヒイラギナン…

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パパイアの並木道?

 ネタ切れ時の植物園ということで、夢の島熱帯植物館へ行ってきました。  明治通りから第五福竜丸展示館前を通り、植物館へ向かったのですが、歩道の左側にこんな形の木が20本弱並んでいました。 下の写真で、右上に写っているのが夢の島熱帯植物館です。  これはパパイアの‘木’です。パパイア科パパイア属の熱帯植物で、メキシコ南部が原産です。雌雄異株が基本で、両生株もあるそうです。  近くに…

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運転免許の高齢者講習

 過日、千葉県公安委員会から写真のような「運転免許更新のための講習のお知らせ」が届きました。  免許証の更新期間が満了する日における年齢が70歳以上の方は、手続き前に高齢者講習を受けなければ、免許の更新ができない、と書かれています。  高齢者講習は、平成21年の道交法一部改正により、70歳以上、及び、75歳以上の人に義務づけされたのだそうです。  歳を取ると、運転技能が衰えたり、判断に…

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松本 浅間温泉 湯々庵枇杷の湯

信州そばと温泉の旅(10) (最終回)  11月29日、旅行最終日ですが、この日も温泉とそばを愉しみました。  本陣等々力家の見学後は、近くにある「安曇野の里」で「あずみのガラス工房」(HPはこちら)を見学しました。  若い男女が右の男性から指導を受けているようでした。  吹きガラスの体験もできるそうです。  3カ所目の温泉は松本市内にある浅間温泉です。  妻の希望で、温泉街…

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本陣・等々力家の庭園と書院

信州そばと温泉の旅(9)  11月29日、旅行3日目の朝です。ホテルの前の植栽には、寒さを象徴するように、7、8cmはあろうかとう長い霜柱が。  ご婦人方の希望で、ほりがね道の駅へ。写真は、地元の主婦からリンゴの品質について情報を仕入れるTADAO夫人と妻です。  JR穂高駅から東へ1Kmほど(大王わさび農園に向かう途中)にある、安曇野市有形文化財の等々力家へ(…

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光と森のページェント(国営アルプスあづみの公園)

信州そばと温泉の旅(8)  11月28日、安曇野ちひろ美術館から同じ道を南へ戻って、山沿いへ。安曇野蝶ヶ岳温泉のほりでーゆー四季の郷(HPはこちら)にチェックインしたのは16時過ぎ。  先ずは温泉ですが、立ち寄り湯でもあるので、大浴場の写真は撮影できず。宿泊者専用浴場は写真を撮り忘れ。宿のHPの写真を借用しました。左下は大浴場の露天風呂。右下は宿泊者専用の温泉。  夕食後、1Kmほ…

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安曇野ちひろ美術館

信州そばと温泉の旅(7)  11月28日、そば処・時遊庵あわかさわから北へ15分ほど車を走らせ、安曇野ちひろ美術館(HPはこちら)に到着しました。  敷地は広く、公園として整備されています。かなり前に来たのですが、チョットイメージが違っていました。  写真は南東方面。山並みは南アルプスだろうと思います。   こちらは東方向ですが、間違いなく(と言うのも変ですが)安曇野の風景です。…

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そば処 時遊庵あさかわ

信州そばと温泉の旅(6)  11月28日の昼食は、妻が検索した安曇野のそば処・時遊庵あさかわを訪ねました。口コミでも美味しいという。  先ずは地図をご覧ください(北は右方向。大きくなります)。中央上やや右の赤い矢印が時遊庵あさかわです。中央下の青矢印が、午前中見学した穂高神社、水色の線が散策した道です。  地図の左上、緑の矢印がこの日の宿・ほりでーゆーで四季の郷、その右下に国営アルプス…

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旧千国街道を歩く

信州そばと温泉の旅(5)  11月28日、午前中の観光は、安曇野市観光協会のガイドマップを参考に歩きました。  JR大糸線と平行するように旧千国街道が通っており、穂高駅の東側辺りには古い家や土蔵が並んでいる地区がありました。  八十二銀行の裏手にある大型の土蔵です。横にスライドする窓が付いているのが珍しい。  格子戸が並ぶ民家           イチイ(一位)の赤い実  …

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パワースポットの穂高神社

信州そばと温泉の旅(4)  11月28日(旅行2日目)の観光はJR大糸線穂高駅の近くの散策から始めました(報告や写真は、歩いた順序とは異なります)。  穂高駅の駅舎は神社の形をしていました。松の右手にハナミズキがあり、赤い実が綺麗でした。  安曇野は道祖神が多いことで知られており、穂高には男女和合のものだけでも83体存在するという(駅前で)。  穂高駅から数分の所に穂高神社が…

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雪の白骨温泉

信州そばと温泉の旅(3)  10年ほど前、入浴剤投入で問題になった白骨温泉ですが、今はそんなことはありません。  15時半ころ宿(白船荘新宅旅館)にチェックインして、早速、乳白色の露天風呂に浸かります。貸し切り状態でゆっくり出来ました。  画像に白い点が写っていますが、途中から、雪が降り出したのです。  編み笠を被って入れば良かった。右下は、白骨温泉の説明書きです。昔は白船温泉と…

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番所大滝

信州そばと温泉の旅(2)  松本から上高地へ向かう道から左へそれ、乗鞍高原に向かう県道48号線の途中に番所大滝があります。「ばんしょ」と読むと思っていたんですが、「ばんどころ」でした。  県道脇に駐車場があり、滝の展望台まで階段が整備されています。スチールパイプの手すりが設置されていますが、冷たくて掴めません。  5分ほど下って展望台に着きました。高さ40m、幅11mあるそうで…

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そば処・古ばやし安曇野庵、さかた菓子舗のおやき

信州そばと温泉の旅(1)  11月27日から29日まで、信州をマイカーで旅してきました。南イタリア旅行でご一緒したTADAOさんご夫妻との4人旅です。  今回のテーマは美味しい新そばを食すことと、安い宿で温泉に浸かることだったので、旅行記は題して「信州そばと温泉の旅」としてみました。  27日、長野自動車道安曇野IC(旧豊科IC)を降りて、北へ3分ほど戻ると信州安曇野スイス村があり…

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