ツタの紅葉、モッコクの実

 今回から温泉旅行の報告をと思っていたのですが、後述の理由により、次回以降に延期せざるを得なくなりました。その間、繋ぎネタです。  近所のお宅のフェンスに這ったツタの紅葉がきれいでした。  中央右の葉は黄色いままですが、日陰を作っていた上の葉が落ちてしまったためです。  最寄り駅に行く途中のお宅で、モッコク(木斛)の赤い仮果皮がきれいです。  モッコクは樹形に風格があり、三大庭木…

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大混雑のローマ空港から帰国へ

南イタリア旅行記(49) 10月5日(土)~6日(日)  旅行9日目、最終日です。  ローマ発11時30分の成田行きにアリタリア便に乗るには、ナポリのホテルを5時20分に出発(モーニングコールは4時20分)しなければなりません(バスの時計は10分進んでいます)。  朝食は簡単なボックスミールで、バスの中で食べました(写真は撮り忘れ)。  2時間ほど走行してトイレ休憩。…

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アマルフィのドゥオーモ

南イタリア旅行記(48) 10月4日(火) その6  世界遺産・アマルフィ海岸(4)  世界遺産のアマルフィ海岸を辿った遊覧船を降り、ドゥオーモ広場に戻ってきました。ここで、30分ほどフリータイムです。私たちとTADAOさん夫妻はドゥオーモを見学することにしました。  先ず、ドゥオーモに隣接する天国の回廊を見学します。  ドゥオーモの階段を上がって、柱廊の左手に入口がありまし…

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海から見た世界遺産・アマルフィ海岸

南イタリア旅行記(48) 10月4日(火) その5  世界遺産・アマルフィ海岸(3)  世界遺産を、貸切りの遊覧船で、海から見学します。 出発直前、船上から眺めたアマルフィの町です(2枚を合成)。  ご一緒に船からの風景をお楽しみ下さい。 先程のブライダルイメージの撮影を港でもやっていました 泳ぎを楽しむ人もいました(左上はドゥオーモの鐘楼) ア…

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サンタンカ、サンゴバナ & 南イタリア旅行記(47)

夢の島熱帯植物館にて(11)  熱帯植物館の温室で咲いていた花たちです。 ハナキリン (花麒麟、トウダイグサ科) マダガスカル島原産の多年草 英名はキスミークイック。しかし、茎から出る乳液は有毒 花は、赤い2枚の花弁状の苞の間にある小さいもの 苞が生えたばかりの頃は色がついていない サンタンカ (山丹花、アカネ科) 中国南部~マレーシア原産の熱帯性常緑低木 …

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エパクリス、スタージャスミン & 南イタリア旅行記(46)

夢の島熱帯植物館にて(10) エパクリス (ツツジ科←エパクリス科) オーストラリアなどが原産の常緑小低木 400種ほどもあるという。花は5数性(1カ所に5コ付く)が多い 熱帯植物館の屋上で2種類が咲いていました エパクリス・ロンギフロラ クリスマスの電飾みたいで楽しい花です エパクリス‘スプリング・オレンジ’ (園芸種) ユーフォルビア・レウコケファラ …

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ゴレンシ、ジュズサンゴ & 南イタリア旅行記(45)

夢の島熱帯植物館にて(9)  今回は、熱帯植物館の温室で見かけた実です。 ゴレンシ (五斂子、カタバミ科) 別名スターフルーツ(実を切ると星形をしているから) 沖縄県や宮崎県で栽培されているそうです セイロンマンリョウ (サクラソウ科←ヤブコウジ科) 実は赤から黒くなる。別名海辺万両 樹高は3~4mになり、よく見るマンリョウとはイメージが全く違います ミラ…

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ウナヅキヒメフヨウ、ホナガソウ & 南イタリア旅行記(44)

夢の島熱帯植物館にて(8)  熱帯植物館の温室で咲いていた花たちです。 ウナヅキヒメフヨウ (頷き姫芙蓉、アオイ科) つぼみのうちは上を向いていますが、成長するにつれ下向きに なるので、この名があります。花はこれ以上開きません。 減産はメキシコ~ペルー。別名シガレット・ハイビスカス こちらはピンクの品種。白花もあるそうですが、見たことはありません。 パキスタキス…

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タチハナアナナス、プルメリア & 南イタリア旅行記(43)

夢の島熱帯植物館にて(7)  熱帯植物館の温室で咲いていた花たちです。 チランジア・キアネア (パイナップル科) 南アメリカ原産の常緑多年草で、温室の定番です。 和名はタチハナアナナス(立ち花アナナス)だけれど、 茎が斜上したり、横になっているのも見かけます。 アシスタシア・ガンゲティカ (キツネノマゴ科) マレー半島~インド、アフリカに分布する常緑小低木 別名コ…

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日比谷公園の菊花展

 11月19日、永田町に所用があったので、その前に日比谷公園で行われている菊花展(23日12時まで開催)を見てきました。  日比谷門から入り、プラタナスが色づいた噴水広場を抜けて草地広場へ向かいます。  草地広場は高い木々に囲まれ、日陰が多い。  厚物(左下)に、丁字菊(右下)  管物と一文字菊(手前)。こういう展示が並ぶのが菊花展の良いところですね。 管物  菊の園…

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グズマニアなど & 南イタリア旅行記(42)

夢の島熱帯植物館にて(6)  熱帯植物館の温室で咲いていた花たちです。長いカタカナが多いですが、ご勘弁を。 ペリストロフェ・ヒッソピフォリア (キツネノマゴ科) インドネシア原産の常緑多年草。ハグロソウの仲間です グズマニア (パイナップル科) 橙や黄色の苞状葉が美しい観葉植物。温室展示の定番ですね。 花は中央の白い部分 メガスケパスマ・エリトロクラミス…

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ベニマツリ、ベニツツバナ & 南イタリア旅行記(41)

夢の島熱帯植物館にて(5)  今回から、熱帯植物館の温室で咲いていた花たちです。  温室のAドームに入ると、フウリンブッソウゲが迎えてくれるのですが、今回は何故か一輪も咲いておらず、隣のハイビスカスを撮りました。 ハイビスカス (アオイ科) ベニマツリ (紅茉莉、アカネ科) 中南米原産の常緑低木。花期は3~10月 温室では周年ですが、ここで見たのは初めて オ…

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今時、ゴクラクチョウカが & 南イタリア旅行記(40)

夢の島熱帯植物館にて(4)  熱帯植物館の周囲で咲いていた花たちです。 ゴクラクチョウカ (ゴクラクチョウカ科) 管理棟の右手裏、戸外で見ました。かなり耐寒性があるようです。 別名ストレリチア サフラン (アヤメ科) 花期10~11月。 カロライナジャスミン (マチン科) 花期は4~7月ですから、戻り咲きですね。 クロガネモチの実 (モチノキ科)…

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テコマリア、カエンキセワタ & 南イタリア旅行記(39)

夢の島熱帯植物館にて(3)  熱帯植物館の周囲で咲いていた花たちです。 テコマリア (ノウゼンカズラ科) 和名はヒメノウゼンカズラ(姫凌霄花) 花期は6~12月(暖地では周年)。赤橙色や黄花種もある ヤノネボンテンカ (矢の根梵天花、アオイ科) 花期は7~11月。別名タカサゴフヨウ(高砂芙蓉) カエンキセワタ (火炎被綿、シソ科) 花期は10~12月。英…

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ヒネム・ギョリュウバイ & 南イタリア旅行記(38)

 夕食後、先日に続いての震度4、今度は少し長い揺れでした。 夢の島熱帯植物館にて(2)  熱帯植物館の周囲で咲いていた花たちです。 ヒネム (緋合歓、マメ科) 花期は4~11月と長い。別名ベニゴウカン(紅合歓)、カリアンドラ カラミンサ・ネペタ (シソ科) 小さな花がたくさん。これも花期が7~11月と長い ギョリュウバイ (檉柳梅・御柳梅、…

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コバルトセージ & 南イタリア旅行記(37)

夢の島熱帯植物館にて(1)  先週(11月9日)、都立夢の島熱帯植物館に行ってきました。初めて見る花を期待して…。 カボチャ (オータムゴールド) 毎年、ハロウィンが近づくと前庭に飾られます。 キダチチョウセンアサガオ (木立朝鮮朝顔、ナス科) 白、黄色、ピンク、橙などの品種がある。別名エンゼルストランペット サルビア・アズレア (シソ科) コバルト…

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2種類のアザミ & 南イタリア旅行記(36)

目黒・自然教育園にて(9) タイアザミ(大薊、別名トネアザミ。ナンブアザミの変種) 飛来したホシホウジャク。シャッタースピードを変える暇もない ノハラアザミ(野原薊) イヌショウマの実 (キンポウゲ科) 緑色の小鳥が枝に止まっているように見えて、ユーモラス。  11月4日撮影  (シリーズ終了) ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * …

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ツリフネソウ & 南イタリア旅行記(35)

 今朝は今シーズン一番の冷え込みで、外壁に吊した温度計は5.5℃でした。寒くて、ダウンを着込んでしまいました。 目黒・自然教育園にて(8) ツリフネソウ こんな所に花柄が付いている花は他にあるでしょうか。 これが5弁花だなんて信じられない。 2枚の萼があることに気づきました。調べてみたら、後方に伸びた距は萼が変化したものなんですって。 実には緑の線があ…

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赤い実、いろいろ & 南イタリア旅行記(34)

目黒・自然教育園にて(7)  園内で見た赤い実を集めてみました。 センリョウ 黄色い実を付ける品種もある ヤブコウジ カラタチバナ  11月4日撮影  (つづく) ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ 南イタリア旅行記(34) 10月2日(水) その3  タオルミーナ観光 ウンベルト大通りで(1)  ギ…

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センニンソウの実 & 南イタリア旅行記(33)

目黒・自然教育園にて(7) センニンソウの実 羽毛が伸び始めたが、仙人になるのはもう少し先 ナンバンギセル 俯いて咲き、万葉集には「思草(おもいくさ)」として登場する ちょっと傷んでいるのが残念  11月4日撮影  (つづく) ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ 南イタリア旅行記(33) 10月2日(水) その2  …

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キチジョウソウなど & 南イタリア旅行記(32)

目黒・自然教育園にて(6) キチジョウソウ(吉祥草、クサスギカズラ科) 花茎がちょっと短いです。庭で咲くと縁起が良いとされる ウバユリの実 右下の実は、割れ始めたものを人為的に引きはがしたように見えますが、植物園では絶対やって異は行けない行為です。 カラスウリの実           ヘビイチゴの実  11月4日撮影  (つづく) ~ * ~ * …

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ケチヂミザサ & 南イタリア旅行記(31)

目黒・自然教育園にて(6) ケチヂミザサ(毛縮み笹、イネ科チヂミザサ属) チヂミザサの変種とされている 花軸に毛がある 葉の基部にも長い毛がある  11月4日撮影  (つづく) ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ 南イタリア旅行記(31) 10月1日(月) その6  シチリア島 タオルミーナへ アーモンドワイン…

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チャノキなど & 南イタリア旅行記(30)

目黒・自然教育園にて(5) チャノキの花が数輪、夜来の雨でしべが濡れていました。 少し、大きめの花でした。 ヤツデ             シロヨメナ ムサシアブミの実 まだ赤くない。マムシグサより小粒のようだ ノシランの実(正確には、種らしい) 緑 → 青 → 紺、と色が変わる  11月4日撮影  (つづく) ~ * ~ * ~ * …

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サネカズラの実 & 南イタリア旅行記(29)

目黒・自然教育園にて(4)  今日は「立冬」、暦の上では冬ですね。朝晩寒さを感じるようになりました。 サネカズラの実  皆さんのブログで拝見していましたが、実物は初めて サネカズラとムラサキシキブの実  11月4日撮影  (つづく) ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ 南イタリア旅行記(29) 10月1日(月) その…

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世界遺産シラクーザ 期待外れのウニ・パスタ & アカンサス文様 & ノイバラの実

南イタリア旅行記(28) 10月1日(月) その3  シラクーザのネアポリス考古学公園を見学した後、有料入場口近くのレストランで昼食となりました。  飲み物の注文をなかなか取りに来ないので、のどが渇いていた私は敷地内の売店で絞りたてのオレンジジュースを調達。ここは赤オレンジではなかった。  ウニのパスタと聞いていたので、期待したんですが、ウニの香りがしたのは最初だけ。ウニの形は見え…

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世界遺産シラクーザ ネアポリス考古学公園 & サクラタデ・シロバナサクラタデ

南イタリア旅行記(27)  10月1日(月) その2  ネアポリス考古学公園はシラクーザの新市街に隣接しており、ギリシア、ローマ時代の発掘地域です。1950年代の初めから整備されてきました。  今回見学するのは、ギリシア劇場、天国の石切場、ディオニッシオスの耳です。  先ずは、ギリシア劇場です。 ギリシャ劇場  紀元前5世紀初期の建造。その後、紀元前238年~215年に僭主ヒエロン…

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世界遺産の町・シラクーザへ & 日比谷公園ガーデニングショー2013(7)

南イタリア旅行記(26)  10月1日(月) その1  旅行5日目の朝です。朝食は昨晩と同じ、ホテルのレストランでプッフェスタイルです。  出発は8時半、パレルモからシチリア島東端のシラクーザに向かいます。  有料道路の両側は殆ど牧草地、トラクターで耕したところが多かったです。たまに、羊の群れを見かけました。  トイレ休憩は有料道路のサービスエリアのようなところ。  バスは…

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世界遺産 アグリジェント神殿の谷(4) & 日比谷公園ガーデニングショー2013(6)

南イタリア旅行記(25)  9月30日(月) その9  アグリジェント神殿の谷で紀元前5世紀頃造られた神殿遺跡を見てきました。エルコレ(ヘラクレス)神殿(左下)を振り返りつつ、次の神殿に向かいます。  やがて、大量のがれきが並ぶ遺跡が見えてきます(右下)。  これはジョーヴェ・オリンピコ(ジュピター)神殿で、その基壇部分です。  ジュピター神殿からヘラクレス神殿を見たところです。…

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世界遺産 アグリジェント神殿の谷(3) & 日比谷公園ガーデニングショー2013(5)

南イタリア旅行記(24)  9月30日(月) その8  アグリジェント神殿の谷の観光をしています。  ヘラ神殿、コンコルディア神殿と見てきましたが、500mほど西の神殿遺跡に向かいます。  右は、途中で見た遺跡ですが、キリスト教時代の墓地だとの説明だったと思います。  墓地の隣にある「ヴィッラ・アウレア(黄金色の館)」(アレキサンダー・ハードキャッスル卿の邸宅)です。ハードキャッ…

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世界遺産 アグリジェント神殿の谷(2)

南イタリア旅行記(23)  9月30日(月) その7  アグリジェント神殿の谷の観光をしています。  ヘラ神殿から次の遺跡まで、約800mです。その途中、ガイドが「アーモンドの花が咲いている」と言うので、写真を撮りましたが、これ(左下)は違うようです。右下はオリーブの実。  尾根の海側に、神殿と神殿を結ぶように作られた城壁が断続的に残っています。城壁のくぼみは墓地だそうです。  …

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