ウィーンにて(5) 旧市街の内外 その1

クロアチア旅行記(55) 9月4日(その4)  ウィーンのシェーンブルン宮殿の見学を終え、地下鉄でカールスプラッツ駅まで戻ってきました。ここからハプスブルク家の帝都として栄えたウィーンの旧市街内外を駆け足で見て回ることにしました。  ウィーン歴史地区は、オーストリアの世界遺産のひとつ  オーストリアの首都ウィーンは、古代ローマ時代からの歴史を持ち、その旧市街には様々な時代に立てられた様々な…

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新宿御苑の温室にて(1) ヒメフヨウ、ジョウゴバナ

 数年がかりの工事を終え、11月20日に公開が再開された新宿御苑の温室に行ってきました。  温室は新宿門から直進し、旧洋館御休所の先に建っています。この裏手が大木戸門です。  温室で咲いていた花たちを数回に分けてご紹介します。  ヒメフヨウ(姫芙蓉、アオイ科ヒメフヨウ属の常緑低木。原産はメキシコから南米にかけて)。花は直立し、これ以上開かない。別名ヒメブッソウゲ(姫仏桑華)。 …

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ウィーンにて(4) シェーンブルン宮殿 その3

クロアチア旅行記(54) 9月4日(その3)  シェーンブルン宮殿の庭園を見学しています。  グロリエッテが建つ丘への上り下りで見た花たちです。花の名前をご存じでしたら教えてください。  → 太字の名前は菜の花さんから教えて頂きました。  左下、キク科(1)→ セントーレア・モンタナ。右下、ナデシコ科マンテマの仲間 → シレネ・ブルガリス  左下、マメ科(1)→ ? 右下、マメ科…

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新宿御苑の黄葉・紅葉

 良い天気になった25日、新宿御苑へ行ってきました。目的は、建替えが完了し、見学が再開された大温室を見に行くことでした。そのレポートの前に、紅葉や黄葉を紹介します。  桜の紅葉です。日曜日とあって、子供連れが目立ちました。外国人の方たちもちらほら。  コブクサクラ(<十月桜と支那実桜の雑種)が咲いていました。  イチョウの黄葉は見頃を迎えていました。子供も楽しそう。  …

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ウィーンにて(3) シェーンブルン宮殿 その2

クロアチア旅行記(53) 9月4日(その2)  世界遺産のシェーンブルン宮殿を見学しています。  本館内部の見学を終え、南側の庭園に回ってみます。写真は宮殿の東棟で、その手前が皇太子の庭園です(後日紹介します)。  上の写真で、広い通路を隔てた左側の花壇に立ち寄りました。  宮殿の南側に広がる広大な庭園です。  ネプチューンの噴水やグロリエッテを望遠で撮ってみました。 …

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キワーノ(ツノニガウリ)を食す

 高崎在住の忠夫さん宅では、今年、キワーノをグリーンカーテンにしていました。  先日、群馬県の紅葉を案内してもらった帰路、忠夫さん宅に寄ってキワーノを頂戴してきました。  キワーノについては7月にご紹介しましたが、ウリ科キュウリ属の一年草で、ゴーヤーの仲間です。和名はツノニガウリ。果実はデパ地下で1個1,000円もするんだとか。原産はアフリカ地方。それが、ニュージーランドで改良されました…

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ウィーンにて(2) シェーンブルン宮殿 その1

クロアチア旅行記(52) 9月4日(その1)  ウィーン1泊の予定を2泊にしたので、この日は1日観光に費やしました。  まずは、世界遺産に登録されたシェーンブルン宮殿と庭園を見ることにし、ホテルから最寄りの地下鉄駅(Rosauer Lande)から路線U4でシェーンブルン駅に向かいました。景三さんは一人で市内をぶらつくそうなので、景三夫人と私たちの3人です。  左下はRosauer Lan…

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シマトネリコ、タネツケバナ

 先週のことなんですが、あるお宅の門を覆い被さるように大きくなった木に、細長い実がたくさんついているのを目にしました。  こんな木です。  実はマメ科とも思えるのですが、葉にはつやがあり、常緑樹のような感じです。  「葉と枝による樹木検索図鑑」(こちら)のお世話になって、やっと探し当てました。  これはシマトネリコといい、モクセイ科トネリコ属の植物でした。別名タイワンシオジ。 …

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ウィーンにて(1) ホイリゲ(ワイン居酒屋)

クロアチア旅行記(51) 9月3日(その3)  7人揃って予定通りウィーンに到着しましたので、ここで一応解散ということになりました。  康幸団長、研さん、喜久枝さんは空港近くのホテルに向かいます(団長と研さんは1泊で帰国、喜久枝さんは2泊)。景三さん夫妻と私たちはウイーン市内のホテルです。 景三さん夫妻は2泊の予定。私たちは市内に1泊して帰る予定でしたが、翌々日の便にも十分な空席があると…

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シロダモ、ホソバヒイラギナンテン

 江戸川近くにある農家の生け垣の一部です。葉の間から黄色いものが見えました。  花では検索できず、葉の形から、この木はシロダモと分りました。  白だも、クスノキ科シロダモ属 の常緑小高木。別名シロタブ、タマガラ、オキノミノキ。  小さな花はサンシュユに似ているような…。  マクロレンズを持っていなかったので、トリミングしています。  赤い実も見つかったので、狂い咲きかと思っ…

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ドブロヴニクからウイーンへ

クロアチア旅行記(51) 9月3日(その2)  今日はドブロヴニクからウイーンに移動する日です。オーストリア航空のウイーン行きは14:55発OS732便の1便のみで、ウイーンから成田行きの便は当日乗り継ぎが出来ず、ウイーン泊まりになります。  しかし、OS732便は今日から数日、オーバーブッキング(座席数より予約数の方が多い状態)だとのことです。旅行記の冒頭にご紹介したように、私たちの航空券…

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ノブドウ、サクラ、ナツツバキ、ケヤキ

 ぐっと冷え込んで来ましたね。ウォーキング中に撮った紅葉などです。 久しぶりにノブドウの実を見ました。 野葡萄、ドウ科ノブドウ属のつる性落葉低木。 坂川遊歩道の桜並木 夕日を浴びたケヤキ ナツツバキ(ヒメシャラ)の紅葉がこんなに綺麗だったとは!!  11月14日撮影。

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アドリア海の真珠・ドブロヴニク その9

クロアチア旅行記(50) 9月3日(その1)  今日はウィーンは向け出発する日です。空港への出発は12時。それまではフリータイムです。予約上、予定便に空席はなく、心配は募りますが、私たち夫婦はまたもや旧市街に行ってみることにしました。  朝食時、ホテルから見た旧市街です。  9時半、公共ビーには既に人が集まり始めていました。旧港の人影はまばら。  白衣の修道士と黒衣の修道女。朝の…

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ヒメイチゴノキ、コウテイダリア

 江戸川近くをウォーキング中、ドウダンツツジのような花を見ました。近づくと、どうやらイチゴノキのようです。樹高は1.5m程でした。 アセビやドウダンツツジに似た釣鐘状の花です。 葉の様子です。  イチゴノキは、ツツジ科イチゴノキ属の常緑小高木ですが、一般に出回っているのは、園芸種のヒメイチゴノキだそうです。原産は南ヨーロッパ、アイルランド。花期は11月~12月。翌年の秋…

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アドリア海の真珠・ドブロヴニク その8

クロアチア旅行記(49) 9月2日(その5)  スルジ山の上からドブロヴニクの旧市街を眺めた後、ホテルで小一時間休憩しました。その後、夕食会場へ歩いて行きます。集合時間には早いので、旧市街を散策します。  旧市街のプロチェ門から城門を抜けると、すぐ左手にドミニコ会修道院があります。中に入ってみました。ロマネスクやゴチック、ルネサンス様式を取り入れて造られた建物です(13世紀に建造が始まり、1…

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榛名神社(群馬の紅葉シリーズ…6)

 11月6日、箱島湧水から榛名山を登る頃には霧が立ちこめ、榛名湖もよく見えない状態でした。ゆっくり車を走らせ、高崎方面に下る途中にある榛名神社に立ち寄りました。最近、パワースポットとして人気が出ているそうです。この日も、相合い傘の若いカップルが多く見られました。  榛名神社の鳥居と、随神門です。  随神門を入ると右手に橋のような鞍掛岩が見えます。このあたりの紅葉が一番きれいな時期なんです…

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アドリア海の真珠・ドブロヴニク その7

クロアチア旅行記(48) 9月2日(その4)  ドブロヴニクの旧市街を城壁巡りで眺めましたが、今度はロープウェイでスルジ山(標高412m)に登って眺めることにします。ロープウェイの乗り場はスルジ門の近くで、一本山側の道にあります。1991年、ユーゴスラビア連邦軍の空爆により破壊され、現在のロープウェイは2010年に出来たものです。  左下はロープウェイ乗り場です。右下は、往復切符(87クー…

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箱島湧水(群馬の紅葉シリーズ…5)

 11月6日、吾妻渓谷の紅葉を見てから吾妻川を下り、日本名水百選のひとつ箱島湧水を訪ねました。榛名湖から見ると北北東に当たります。  箱島湧水は滝になる程の湧水量です。滝の傍らに立つ大きなモミジの紅葉はまだ黄色く色づき始めたところでした。  大きな杉の根元からわき出しています。早速、ペットボトルに汲んで飲んでみましたが、とても柔らかい水で美味しかったです。ペットボトル2本分を持ち帰りまし…

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世界遺産・城塞都市コトル その2

クロアチア旅行記(47) 9月2日(その3)  モンテネグロの城塞都市コトルの旧市街を見学しています。  この旧市街も狭い路地が多いです。上を見ると洗濯物が干してあったりして…。  昔使われていた井戸のようです。路地の一角では、少年がお土産物店の留守番?  旧市街の北側にある聖ルカ広場に建つ二つの教会のうち、小さい方(左下)は聖ルカ教会(1195年建造)です。大きい方(右下)…

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吾妻渓谷(群馬の紅葉シリーズ・・・4)

 11月5日は湯桧曽温泉に泊まり、6日も紅葉見物です。しかし、天気予報は雨。これは予想していたことですが、吾妻渓谷(あがつまけいこく)に行ってみました。ここは、民主党政権が工事を復活させようとしている八ッ場ダムの予定地でもあります。  何とか傘を差さずに歩けますが、コンパクトデジカメでの撮影です。  八ッ場大橋から。前方に国道145号線付け替えのための橋脚工事現場(中断中)が見えます(右…

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世界遺産・城塞都市コトル その1

クロアチア旅行記(46) 9月2日(その2)  モンテネグロの城塞都市コトルを見学します。  城壁には3カ所の門がありますが、今回は海門(西門)から入りました。  コトル湾の最奥部にある町コトルは海と水掘、急峻な山に守られた城塞都市です。古代ローマの植民都市として発展し、セルビア王国やヴェネツィア共和国など、周辺の強国による支配を受けながら、海洋貿易の拠点、中継点として栄えてきました。 …

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奈良俣ダムから照葉峡へ(群馬の紅葉シリーズ…3)

 11月5日、谷川岳から群馬県北部の奈良俣ダムへ、更に、利根川の支流、楢俣川を遡って奥利根水源の森と照葉峡へ回ってみました。この辺りは紅葉の最盛期と言って良いでしょう。 奈良俣ダム手前の楢俣川の流れ 奈良俣ダムを望む地点で 奈良俣ダムの上部から北側を望む ならまた湖の右奥に見えるのは至仏山で、その向こう側は尾瀬ヶ原です。 奥利根水源の森の西端あたりで…

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モンテネグロへ

クロアチア旅行記(45) 9月2日(その1)  旅行7日目、ドブロヴニクで最初の朝です。今日はオプショナルツアーで、隣国モンテネグロの城塞都市コトルに向かいます。コトルも世界遺産に登録されています。  先ずは、ビュッフェで朝食です。  旧市街を望むテラスでいただきます。  ロビーに集合して9時ちょっと前に貸切バスで出発しました。出発して間もなく、後方に旧市街が望めました。左手に目…

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谷川岳(群馬の紅葉シリーズ…2)

 11月4日、谷川岳の紅葉を撮りに行ってきました。谷川岳と言っても、この日から通行止めが解除されたマチガ沢出合と一ノ倉沢出会からの画像です。  数日前は吹雪だったという谷川岳の雪と紅葉の両方が見られるというのは贅沢でしたよ。単焦点レンズEF24mmの試し撮りでもありました。 マチガ沢を望む マチガ沢に向かって右手の斜面 マチガ沢を背にして、白毛門方面 一ノ倉沢を望む…

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アドリア海の真珠・ドブロヴニク その6

クロアチア旅行記(44) 9月1日(その10)  ドブロヴニク初日の夕食は旅行会社がセットしてくれたレストランでした(飲み物以外はツアー代金に含まれている)。  旧市街の城壁巡りをする前に場所を確認しておきました。ピレ門(写真右)を出て1、2分、ナウティカというレストランです(日本語のHPはこちら)。  右下は、城壁巡りの時に写した店舗の写真です  「地球の歩き方」によると、ドブロ…

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吹割の滝(群馬の紅葉シリーズ…1)

 11月4日に群馬県の吹割の滝を見に行ってきました。今年の紅葉は半月程遅れているようで、ここは色づき始めという頃でした。 鱒飛の滝 片品川の流れ はんにゃ岩? 吹割の滝(国の天然記念物。高さ7m、幅30m余) その形から、東洋のナイアガラと形容される。 モミジ チヂミザサ(縮み笹、イネ科チヂミザサ属の一年草) 第一観瀑台…

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アドリア海の真珠・ドブロヴニク その5

クロアチア旅行記(43) 9月1日(その9)  ドブロヴニクの旧市街を囲む城壁の上を歩いています。  この堅牢な城壁は8世紀頃基礎が築かれ、15~16世紀の大工事で現在の姿になったそうです。 城壁の南側から見た旧市街とスルジ山です。  カフェテリアの上には洗濯物が干されていますが、お茶や食事に来た観光客は気付かないかも知れませんね。  城壁巡りの途中には土産物屋があったり、トイレ…

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アドリア海の真珠・ドブロヴニク その4

クロアチア旅行記(42) 9月1日(その8)  再びピレ門から旧市街に入りました。  城壁巡りの入場券はオノフリオの大噴水の近くで購入します(70クーナ=1,050円)。左下は入場券売り場です。  城壁へはフランシスコ会修道院の西側から登りました。写真中央の階段がそれですが、かなり高いです。  城壁を反時計回りに歩きます。ピレ門の上辺りから、先ほど歩いたプラツァ通りをみた写真です…

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アドリア海の真珠・ドブロヴニク その3

クロアチア旅行記(41) 9月1日(その7)  ドブロヴニクの旧市街を見学しています。  スポンザ宮殿の角を曲がるとルジャ広場に出ます。  中央が今通ってきた門で、左の建物がスポンザ宮殿。16世紀前半建造のラグーサ共和国の税関だった建物。17世紀の大地震でも倒壊を免れた。  スポンザ宮殿と向かい合って建つ聖ヴラホ教会(1715年再建)。結婚式が終わったばかりのようです。右手前の柱はオ…

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