飛騨古川から新穂高温泉へ

2012長野・岐阜の旅(26) 7月29日(6)  飛騨古川の三之町を歩いて飛騨市役所の駐車場まで戻ります。  三之町は壱之町、弐之町に比べ、生活の匂いが漂います。  左下は、ガラス美術館「駒」。       右下は、蕎麦正なかや。  祭屋台・白虎台の収蔵庫。  飛騨古川まつり会館でトイレを借り、車に戻りました。暑い中を歩いてきたので、クーラーが…

続きを読む

飛騨古川・弐之町を歩く

2012長野・岐阜の旅(25) 7月29日(5)  飛騨古川の弐之町を南東の方向に歩きます。  左下は、明治41年創業の井乃廣製菓舗。手焼きの味噌煎餅が評判、  飛騨古川には、新築なのに在来様式の家屋が目立ちます。そうした家屋には、表札と並んで「古川町景観デザイン賞」の札がかけられていました。  「古川町景観デザイン賞」は、1985年、旧古川町観光協会(1965年に全世帯が加…

続きを読む

飛騨古川・壱之町を歩く

2012長野・岐阜の旅(24) 7月29日(4)  飛騨古川の瀬戸川と白壁土蔵街を歩いた後は、一本南西側の通り壱之町を歩きます。散策マップには「匠の技が息づいている」と紹介されています。  格子戸や竹矢来が京都の町を思わせます。左下は、日野根美術館(&カフェ)。右下は、古里精肉店。  240年以上続く「生掛け和ろうそく」の老舗三嶋和ろうそく店です。NHKの連続テレビ小説「さくら」で…

続きを読む

飛騨古川・瀬戸川と白壁土蔵街

2012長野・岐阜の旅(23) 7月29日(3)  飛騨古川の町は飛騨高山よりは狭いので、徒歩で回ることが出来ます。 <飛騨古川の歴史> 戦国時代、豊臣秀吉の命を受けた金森長近が飛騨を統一、二代目の可重は、1589年、ここ古川に飛騨唯一の平城「増島城」を築き、城下町を作りました。それを礎とした町並みが今なお残っています。  (飛騨古川散策ガイドより)  まず、瀬戸川と白壁土蔵街を見ることに…

続きを読む

飛騨古川まつり会館

2012長野・岐阜の旅(22) 7月29日(2)  旅の4日目です。当初の計画では、下呂温泉から高山市へ向かい、市内観光をする予定でしたが、移動中の車内で飛騨古川へ行きたいとの声があり、目的地を変更しました。  私も視聴しましたが、7月2日・9日に放送されたNHK「鶴瓶の家族に乾杯」(森山直太朗さんがゲストで、ロケ地が飛騨古川)の影響が強かったようです。  飛騨古川は、10年前に放送された…

続きを読む

下呂温泉「いでゆ朝市」

2012長野・岐阜の旅(21) 7月29日(1)  旅行4日目の朝です。下の写真は下呂温泉で泊まったホテルの朝食ですが、左上のアルミホイルの中は朴葉味噌。ご飯に絡めて食べたら、これが美味しかった。  ホテルで、「いでゆ朝市」のポスターを見ました。場所は、下呂温泉合掌村入口下とあります。  早朝、散歩に出た良雄さんが、ホテルからすぐだというので、チェックアウト後、寄ってみることにしました…

続きを読む

道の駅加子母から下呂温泉へ

2012長野・岐阜の旅(20) 7月28日(8)  妻籠宿から国道256号、257号を北上しますが、この道は裏木曽街道と呼ばれます。木曽街道(中山道)の裏道という訳です。  裏木曽街道を走っていると、妻が道の駅加子母に寄りたいと言います。加子母という珍しい地名が内田康夫著の浅見光彦シリーズ「還らざる道」の中に登場していたので、記憶に残っていたそうです。  加子母という地名の由来は「かしお」…

続きを読む

江戸時代の面影を残す妻籠宿を歩く(2)

2012長野・岐阜の旅(19) 7月28日(7)  妻籠宿の町並みを南側から半分くらい歩いてきました。延焼防止の卯建がある家も見られます。   2枚目の写真で、白い卯建あがる家の手前は無料休憩所で、木のボールペンや木曽駒が製作実演中。 間口の上に長い材木(鴨居?)を使った建築  妻籠宿本陣(南木曽町博物館)です。本陣には代々島崎氏が任命され、明治に至るまで本陣…

続きを読む

江戸時代の面影を残す妻籠宿を歩く(1)

2012長野・岐阜の旅(18) 7月28日(6)  馬籠宿から馬籠峠(801m)を越えた、次の宿場町・妻籠宿を見学しました。  中央駐車場に車を止め、蘭川(あららぎがわ)を渡って、妻籠宿に入ります。10数年前に来たときは宿場の反対側から見学した記憶があります。  左は、駐車場にあった案内図です(右側が北になります)。  中山道の町並みです。始めは右手(東)が山で、やがて両側に家が並ぶ…

続きを読む

馬篭宿を花を見ながら歩く(3)

2012長野・岐阜の旅(17) 7月28日(5)  中山道の馬籠宿で、花を見ながら歩いています。  馬籠宿は全長約600mですが、馬籠茶屋あたりが中間点でしょう。  馬籠茶屋の2軒隣が島崎藤村の生家であった馬籠宿本陣跡です。  藤村宅は、現在、藤村記念館になっています。藤村記念館の向かいは観光案内所でした。  フクシア(アカバナ科)           釣りしのぶ …

続きを読む

馬籠宿を花を見ながら歩く(2)

2012長野・岐阜の旅(16) 7月28日(4)  坂道の宿場町、馬籠宿を花を見ながら歩いています。女性陣は店舗が気になるようです。  馬籠宿の全長は約600m。下入口から200mほどにある但馬屋は現在も旅館として営業中。 現在の石畳は平成元年に出来たのだそうです。 火之要鎮と書かれた桶の中には消火器が入っているらしい。  クレオメ(フウチョウソウ科)     …

続きを読む

馬籠宿を花を見ながら歩く(1)

2012長野・岐阜の旅(15) 7月28日(3)  駒ヶ根ICから中央道に入り、恵那山トンネル(全長約8.5Km)をで日本アルプスの下をくぐって、岐阜県に入りました。中津川ICで中央道を降り、中央道に沿って戻る形で中山道の馬籠宿に向かいました。  今回から、馬籠宿で見た花たちを宿場町の様子と共にお届けします。  土産物店の大きな駐車場に車を置いて出発です。  馬籠宿下入口と方向表示で…

続きを読む

山野草の宿二人静の花たち(2) キレンゲショウマなど

2012長野・岐阜の旅(14) 7月28日(2)  前回に続き、山野草の宿二人静の野草園で見た花を紹介しています。 キバナノヤマオダマキ(キンポウゲ科)      ダイコンソウ(バラ科)            何の実だろう? → ワタナベソウ                           (ユキノシタ科)の実だそうです。                       …

続きを読む

山野草の宿二人静の花たち(1) ヤマユリなど

2012長野・岐阜の旅(13) 7月28日(1)  旅行3日目です。この日の出発は10時なので、朝食後、のんびりと宿の野草園を見学しました。「山野草の宿」と銘打っているだけあって、多くの花が咲いていました。  左下、ヒヨドリバナ(キク科)。ちっと葉が細い気もするが・・・。右下、ウツボグサ(シソ科)。  サボンソウ(ナデシコ科)          キヌタソウ(アカネ科)  …

続きを読む

光前寺の花たち レンゲショウマ、シライトソウなど

2012長野・岐阜の旅(12) 7月27日(8)  光前寺の本坊と客殿前の庭園を拝観することにしました。  仁王門と三門の途中を右に折れ、門(写真左下)をくぐると、左手奥に客殿(写真右下)があります。  門を直進すると本坊の拝観受付です(左下)。拝観料は1名500円、煎茶とお菓子がつくそうです。右下は、本坊の床下に生えている光苔です(妻撮影)。  本坊と客殿前の庭で見た花…

続きを読む

駒ヶ池、大沼湖、光前寺

2012長野・岐阜の旅(11) 7月27日(7)  千畳敷カールから戻り、宿で着替えをしてから、駒ヶ根高原を散策することにしました。  右のガイドマップは駒ヶ根観光協会のパンフレットから一部を拝借したものですが、中央上、太田切川の傍が菅の台バスセンターで、そのすぐ下の駒ヶ池、マップ中央の大沼湖、さらにはその南にある光前寺をめざします。  ちなみに、宿は左上の橋の近く、③と記されています。 …

続きを読む

日暮の滝へ イワアカバナ、センジュガンピなど

2012長野・岐阜の旅(10) 7月27日(6)  千畳敷カールからロープウェイでしらび平まで下りてきました。時間はたっぷりあるので、日暮の滝まで行ってみることにしました。  右は、ロープウェイ駅近くの案内板ですが、中央に絵がある滝まで15分ほどの緩やかな登りです。  途中まで、玉石をコンクリートで固めた散策路ですが、これが何とも歩きにくい。熊出没注意の看板がありま…

続きを読む

千畳敷カールにて(4) ウメバチソウ、ヒメアカバナなど

2012長野・岐阜の旅(9) 7月27日(5)  千畳敷カールの花たち、もう1回おつきあいください。  千畳敷ホテル付近で咲いていた花たちです。  ヤマブキショウマ(バラ科)の雄株    ムカゴトラノオ(タデ科) ウサギギク(キク科) ウメバチソウ(ユキノシタ科)  シナノオトギリ(オトギリソウ科)     オンタデ(ダデ科) ヒメアカバナ(アカバナ…

続きを読む

千畳敷カールにて(3) ミヤマリンドウ、ミヤマアキノキリンソウなど

2012長野・岐阜の旅(8) 7月27日(4)  剣ヶ池でガスが晴れるのを待ちましたが、無理のようです。  ハイマツ(マツ科)の雄花。        右下は何だろう(セリ科とは葉が違う)  チングルマ(バラ科)の花後(左右とも)  ゴゼンタチバナ(ミズキ科)         ツマトリソウ(サクラソウ科) ミヤマリンドウ(リンドウ科)  ガスは下…

続きを読む

千畳敷カールにて(2) ミツバオウレン、チングルマなど

2012長野・岐阜の旅(7) 7月27日(3)  千畳敷カールの南端、駒ヶ岳神社から23分、まだこれしか進んでいません。  カールの下の方に剣ヶ池が見えます。右下は、ウラジロナナカマドを写す私です(妻撮影)。  ミヤマハンノキの実(カバノキ科)    ショウジョウバカマ(ユリ科) 雪渓を通過して、八丁坂との分岐へと進みます。 八丁坂を登る人が列をなしてい…

続きを読む

千畳敷カールにて(1) クロユリなど

2012長野・岐阜の旅(6) 7月27日(2)  駒ヶ岳神社から千畳敷カールの遊歩道を歩き始めると、早速、ミヤマキンポウゲ(キンポウゲ科、左下)や、キバナコマノツメ(スミレ科、右下)がお出迎えです。  千畳敷カールの遊歩道(下の図、駒ヶ根観光協会のHPから借用)を時計回りに回ります。一周40~50分のコースですが、写真を撮りながら2時間かけて歩く予定です。  カラマツソウ(…

続きを読む

ロープウェイで千畳敷カールへ

2012長野・岐阜の旅(5) 7月27日(1)  旅行2日目、27日の朝7時半です。旅館の部屋から東側には、甲斐駒ヶ岳(2966m)、仙丈ヶ岳(3033m)、北岳(3192m)などの南アルプスが見渡せます。  旅館の廊下から西側、千畳敷カールがよく見えました(250mm望遠ズーム)。中央左手の黄土色の建物が駒ヶ岳ロープウェイの千畳敷駅とホテル千畳敷です。中央のピークは宝剣岳(2931…

続きを読む

白樺湖から南信州駒ヶ根高原へ

2012長野・岐阜の旅(4) 7月26日(4)  蓼科御泉水自然園を後にした私たちは白樺湖に向かいました。画像は湖の北側から写したもので、妻が写した2枚を合成したパノラマ写真です。  こちらは車山の方向です。同じ日、信徳さんがここへ登っておられたとのことです。  写真の背後は黄金アカシアパークで、チェアーリフトの脇の斜面にはたくさんのユリの花が咲いていました。  …

続きを読む

蓼科御泉水自然園の花たち(2)

2012長野・岐阜の旅(3) 7月26日(3)  蓼科御泉水自然園には蓼科山(2枚目)の伏流水による池と湿原があります。  蓼科山から湧き出た水は「御泉水」と呼ばれます。早速、味わってみましたが、冷たくてとても美味しい。  蓼科御泉水自然園で見た花たちの続きです。  ハクサンフウロ(フウロソウ科)       カワラマツバ(アカネ科)  左下、ケブカツルカコウソ…

続きを読む

蓼科御泉水自然園の花たち(1)

2012長野・岐阜の旅(2) 7月26日(2)  蓼科白樺高原の女神湖を後にし、蓼科牧場の信号を左折(写真左下)、白樺高原国際スキー場を右手に見ながら蓼科山方面に登っていきます(信号を直進すると白樺湖を経由して諏訪方面に至ります)。目指すは蓼科御泉水自然園です。  右下は、現地で入手した案内図ですが、クリックしたら中央上に蓼科御泉水自然園の文字が読めると思います。  蓼科御泉水自然…

続きを読む

蓼科白樺高原・女神湖へ・・・2012長野・岐阜の旅(1)

 7月26日から31日まで長野県、岐阜県を旅行してきました。今回から、連載で旅行記をアップします。山野草や高山植物もたくさん登場しますので、ご期待下さい。  メンバーはいつもの夫婦3組。松戸駅で良雄さん夫妻をピックアップして、高崎の忠夫さん宅に向かいました。  忠夫さん宅で咲いていた赤と黄色のグロリオサ(ユリ科)です。  グリーンカーテンに見慣れない実がなっています。キワーノと…

続きを読む