オニユリ、イソトマ

近所の花  某団地の入り口にある花壇で見かけたオニユリです。鬼百合、ユリ科ユリ属の多年草。3倍体のため種子が出来ないので、地下の鱗茎と地上茎のむかごで増やす。  左側の花は、斑点と言い、突起と言い、いかにもオニユリですが、右側の花は斑点があまり目立ちません。同じ株なのに、こんなこともあるのですね。  イソトマです。キキョウ科イソトマ属の多年草。原産はオーストラリア。これは薄…

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モミジアオイ、ルエリア・ペドゥンクラータ

近所の花  近所でも一重や八重のムクゲが花盛りになってきましたが、モミジアオイも負けてはいません。ちょっとバックは悪いですが・・・。  紅葉葵、アオイ科フヨウ属の宿根草。原産は北アメリカ。別名コウショッキ(紅蜀葵)。  植物園の温室でしか見ないような花が咲いていました。持ち主の奥様に尋ねたら、名前はご存じなかった。お友達に譲ってもらったそうな。  調べてみたら、ルエリア・ペ…

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ノウゼンカズラ、オレガノ・ケントビューティ

近所の花  今晩は何とかスムーズにアップできれば良いのですが・・・。  夏の空が似合うノウゼンカズラ(凌霄花、紫葳)です。  ノウゼンカズラ科ノウゼンカズラ属のつる性落葉樹。一日花です。原産は中国中部~南部で、平安時代に渡来したと言われる。  他に、花色が濃く、一カ所からたくさん花が咲くアメリカノウゼンカズラ(北米原産)がある。中国原産種との雑種もある。  オ…

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矮性カスミソウ、ハナヤナギ

近所の花  細い茎の先にピンクの小さな花が咲いています。、花径はせいぜい5mmほど。  多分、矮性カスミソウ(矮性霞草)だと思います。ナデシコ科カスミソウ属の宿根草。別名ヌカイトナデシコ(糠糸撫子)。  花は殆ど一重ですが、八重のものも混じっています。  同じお宅で実っていたラズベリー(バラ科キイチゴ属)。美味しそうです。  7月19日撮影。 ~ * ~ * …

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プチロータス・ジョーイ、ネコノヒゲ、ゲンペイカズラ

我が家の花  先月末から、赤紫の小さな花が咲くプチロータス・ジョーイがウェルカムフラワーとして仲間入りしました。 最近流通し始めたヒユ科プティロツス属の多年草で、原産はオーストラリアで、高温・乾燥に強いとのこと。花穂は30cm位まで伸び、花持ちが良いようです。 手前の葉は匍匐性のアサリナのもの。背後の花は、サルビアとサフィニアです。 花穂はフワフワと言うよりゴワゴワという感…

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サルスベリ、ミッキーマウスの木

近所の花  サルスベリが咲き出しましたね。丸いつぼみからフリルのついた花弁が展開します。百日紅(三ヶ月間咲き続けるためついた名前。木肌がすべすべで猿滑とも書く)、ミソハギ科サルスベリ属の落葉中高木。原産は中国南部。  こちらは白花(少しピンクがかっていますが)。  ピンクのサルスベリを探していたら、シモクレン(紫木蓮)の狂い咲きを発見。  7月19日撮影。 …

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ミズキンバイ、イトキンポウゲ

水辺の植物 at つくば植物園(5)  つくば植物園で見た水辺の花を紹介しています。  ミズキンバイ(水金梅)です。アカバナ科チョウジタデ属の抽水性多年草。千葉県、神奈川県、高知県、宮崎県で生育が確認されている絶滅危惧種(VU)。中国から有史以前に帰化したと考えられている。 花径3cmほどの一日花です。  これも絶滅危惧種(NT)のイトキンポウゲ(糸金鳳花)です。キンポウゲ科…

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ミズカンナ、ワスレナグサ、オオボウシバナ

水辺の植物 at つくば植物園(4)  つくば植物園で見た水辺の花を紹介しています。  中央広場で珍しい植物、ミズカンナを見ました。名の通り、カンナのような大きな葉を持った植物で、細長い花茎の先に紫色の花が咲いています。  クズウコン科ミズカンナ属の多年草で、原産は北米や熱帯アフリカ。別名ウォーターカンナ。  巻き貝みたいなつぼみから赤紫色の花が咲きます。  ストラティオテ…

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ナガバミズアオイの仲間、ウォーター・バコパ、シラユキゲシ

水辺の植物 at つくば植物園(3)  6月29日につくば植物園で見た水辺の花を紹介しています。  マルナガバミズアオイ(丸長葉水葵)です。ミズアオイ科ポンテデリア属の多年草。原産は北アメリカ東部。 ナガバミズアオイの変種で、葉が丸くなっているのが特徴。  ひとつひとつの花にはホテイアオイのような模様があります。  マルナガバミズアオイの葉で休むアマガエル。  こちらは…

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オゼコウホネ、アメリカアサザ、ヒツジグサ

水辺の植物 at つくば植物園(2)  6月29日につくば植物園で見た水辺の花を紹介しています。  これは懐かしい。オゼコウホネが咲いていました。尾瀨河骨、スイレン科コウホネ属の多年草で、日本固有種。根室河骨の変種とされており、絶滅危惧種に指定されています。  花の中心が赤いのが特徴。花弁に見えるものは萼片。本物の花弁は雄しべの外周にあるが、目立たない。  アメリカアサザが咲…

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オモダカの仲間

水辺の植物 at つくば植物園(1)  6月29日につくば植物園で見た水辺の花を紹介します。  先ずは、大きな池の方で咲いていたヘラオモダカです。箆面高、篦沢瀉、オモダカ科サジオモダカ属の多年草。花径は2cm程度です。日本、中国及び朝鮮半島の湖沼やため池などに生息する。和名は、葉の形がへらに似ていることによる。  こちらは中央広場の池で見たオモダカ科の仲間で、エキノドルス・グランデ…

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ヒイラギズイナ、サネブトナツメ、クマノミズキ

梅雨の合間のつくば植物園(13)  6月29日に見たつくば植物園の花を紹介しています。  サバンナ温室と熱帯雨林温室の間の展示も見逃せません。  ヒイラギズイナの長い花穂が見られました。  柊瑞菜、ズイナ科(←ユキノシタ科)ズイナ属の常緑低木、原産は中国西部、別名シナズイナ(支那瑞菜)、トキワズイナ(常葉瑞菜)、イテア・イリキフォリア。  樹高は2mほどでしたが、5~6mになるそう…

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4種類のラベンダー、ポットマジョラム

梅雨の合間のつくば植物園(12)  6月29日に見たつくば植物園の花を紹介しています。  今回は各種のラベンダー(シソ科ラヴァンデュラ属)です。  ラベンダー・ラバンジン‘スーパー’。イングリッシュ(angustifolia)とスパイク(latifolia)の交配種。切り花や、薬用、香料目的で育成される。  イングリッシュ・ラベンダー ‘パ-プル・マウンテン’。香りがよく、古…

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メラレウカ・ティミフォリア、ウォール・ジャーマンダー

梅雨の合間のつくば植物園(11)  6月29日に見たつくば植物園の花を紹介しています。  メラレウカ・ティミフォリア(フトモモ科メラレウカ属の常緑低木)。原産はオーストラリアの南東部。これはまだ若木ですが、レースみたいなピンクの花がとても変わっています。オーストラリアには変わった植物が多いです。  ちなみに、フトモモの花はこんな形です。蒲桃、フトモモ科フトモモ属の常緑小高木。東南ア…

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ツノゲシ、原種系ジギタリス、サントリナ

梅雨の合間のつくば植物園(10)  6月29日に見たつくば植物園の花を紹介しています。  ツノゲシ(角芥子、ケシ科ツノゲシ属の越年草)。南ヨーロッパの沿岸地域に分布。全草にアルカロイドを含む有毒植物だが、種は無毒で食用になる。  名の由来は、種が牛の角のように尖るから。花の周りに細長い蒴果が見える。  アルゲモネ・グランディフローラ(ケシ科アザミゲシ属の多年草もしくは1年草)…

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ヤマホタルブクロ、ノリウツギ、シナノナデシコ

梅雨の合間のつくば植物園(9)  6月29日に見たつくば植物園の花を紹介しています。  ヤマホタルブクロです。山蛍袋、キキョウ科ホタルブクロ属の多年草。本州(東北~近畿)の山地や林縁に分布。  下の画像は、同日撮影したホタルブクロ(蛍袋)です。萼片の間に上へ反り返った付属物があるのが特徴です(写真右上、黄色い矢印)。ヤマホタルブクロにはこの付属物がなく、萼片の間が盛り上がって見える…

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コマツナギ、タケニグサ、ハエドクソウ

梅雨の合間のつくば植物園(8)  6月29日に見たつくば植物園の花を紹介しています。  コマツナギです。皆さんのブログで見たことはあるのですが、実物には初めて出会いました。  駒繋ぎ、マメ科コマツナギ属の落葉小低木。樹高はせいぜい1m。茎が丈夫で馬を繋いでおいても丈夫であることによる名付けだそうですが、馬が好んで食べるので、 .どこかに行かないからと言う説もあるそうです。  …

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カワラサイコ、カワラマツバ

梅雨の合間のつくば植物園(7)  6月29日に見たつくば植物園の花を紹介しています。  カワラサイコ(河原柴胡、バラ科キジムシロ属、砂礫地に生息する多年草)。小葉の切れ込みが深く、茎が赤い。  カワラマツバ(河原松葉、アカネ科ヤエムグラ属の多年草)。名のように、葉は松葉のように細い。 花径は2、3mm。4弁で、稀に5弁。  キキョウソウ(桔梗草. キキョ…

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ナミキソウ、テリハノイバラ、ヒメガマ

梅雨の合間のつくば植物園(6)  6月29日に見たつくば植物園の花を紹介しています。  ナミキソウです。ナミキソウ(浪来草) は、シソ科タツナミソウ属で、海岸の砂地に生える多年草です。名の由来は、波(浪)の来るところに生えるから。北海道・本州・四国・九州、朝鮮・中国・サハリンに分布します。 上の写真で、左下の大きなギザギザの葉はハマアザミのものです。  横から          …

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アソオカタラコウ、スカシユリ、オオムラサキシキブ

梅雨の合間のつくば植物園(5)  6月29日につくば植物園で見た花を紹介しています。  アソオタカラコウ(阿蘇雄宝香)がありました。キク科メタカラコウ属の多年草で、阿蘇に分布するオタカラコウの変種とされています。絶滅危惧種です。  草丈は1~2m、大きな葉には光沢があります。  昨年、nobaraさんが本場のアソオタカラコウを投稿されていました(こちらをクリック)。  こち…

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エチゴトラノオ、オカトラノオ、ハマボッス

梅雨の合間のつくば植物園(4)  6月29日に見たつくば植物園の花を紹介しています。  エチゴトラノオです。初めて知りました。  エチゴトラノオ(越後虎の尾)は、ゴマノハグサ科ルリトラノオ属の多年草で、北陸地方から東北地方の日本海側の海岸に自生するそうです。花穂は直立し、葉の外周には上向きの鋸歯があります。  こちらは、オカトラノオ(丘虎の尾、サクラソウ科オカトラノオ属の多年…

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カキラン、オオバジャノヒゲ、ヤブレガサ

梅雨の合間のつくば植物園(3)  大きな池の縁でカキランがたくさん咲いていました。カキラン(柿蘭)は、ラン科カキラン属の多年草で、日本では北海道、本州、四国、九州に、アジアでは朝鮮半島、中国に分布しています。  花色が柿の実の色に似ることからの命名。唇弁の先端にある紅紫色の模様が特徴です。  これも池の縁で咲いていたハンゲショウ(ドクダミ科)です。ノシメトンボがやってきました。…

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きっずパトロール、3年目に

 チョボラ(ちょっとしたボランティア)で、小学生の通学路にある交差点で、登校時と下校時、交通安全の見守り活動を初めて3年目に入りました。  6年間続くこの活動、正式には「千葉県交通安全推進隊まばし小きっずパトロール」と言います。パトロールには二つの町会が協力、わが町会からは17名が登録しています。  7月4日、最寄りの小学校で、パトロール隊員と小学生児童全員との「顔合わせ」がありました。 …

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アポイマンテマ、マツモトセンノウ

梅雨の合間のつくば植物園(2)  アポイマンテマとマツモトセンノウとの取り合わせ、奇異に感じられますが、同じナデシコ科の絶滅危惧種つながりと言うことで・・・。  アポイマンテマ(ナデシコ科マンテマ属の多年草)。  カラフトマンテマの変種で、北海道のアポイ岳特産の品種だそうです。  マツモトセンノウ(松本仙翁、ナデシコ科センノウ属の耐寒性多年草)。  阿蘇のツクシ…

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パイナップルリリー、クサノオウ

梅雨の合間のつくば植物園(1)  梅雨の合間の6月29日、金曜日はスポーツクラブの定休日だったので、妻とつくば植物園に行ってきました。つくば植物園は、正確には、国立科学博物館筑波実験植物園といいます。  いつ行っても、初めて出会う花があり、楽しいところです。  正門近くで、妻が、パイナップルリリーと書かれた名札を見つけました。画像の中央上にパイナップルみたいなものが見えますか? …

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新宿御苑にて 花編(2)

 今日(7月1日)は「半夏生」。この日にちなんで、ハンゲショウを投稿しました。新宿御苑の母と子の森にある小さな池の畔で繁茂していました。  ハンゲショウはドクダミ科ハンゲショウ属の多年草で、日本では本州以南に分布します。 ミックンさんも投稿されていましたね(こちら)  名前の由来は、半夏生(太陽の黄経が100°になる日)の頃に花を咲かせることに由来する説と、葉の一部を残して白く変化…

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ひろ君と遊ぶ

 昨日(6月30日)、小学1年生になった孫のひろ君と半日遊びました。さーちゃんは、風邪気味だったので、残念。  ダイエーのゲームコーナーで、100円入れるとカードが買え、カードのバーコードを読み込ませて遊ぶゲームです。もう何度も遊んでいるようで、カード収集用のファイルまで持参しています。  100円にしては高いような気がしますが、本人は結構面白いらしい。ミッションが成功したらしく、小さく…

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