新宿御苑にて 花編(1)

 6月23日、新宿御苑で見た花を投稿します。  アメリカデイゴ(亜米利加梯梧、マメ科デイゴ属の落葉低木)和名はカイコウズ(海紅豆)。  サンゴシトウ(珊瑚紫豆、珊瑚刺桐、マメ科デイゴ属の落葉低木)。アメリカデイゴと草本のエリスリナ・ヘルバケアとの交配種。  ニワナナカマド(庭七竈、バラ科ホザキナナカマド属の落葉低木、中国原産、別名珍至梅)。背後の建物は重要文化財…

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新宿御苑にて 人物編

 6月23日(土)に訪れた新宿御苑です。風景や花の写真を撮りながら、人間ウォッチングもしてみました。  肖像権に抵触しない程度の角度や大きさで投稿させてもらいます。 大イチョウからパワーをもらう(温室付近で)。 商用写真の撮影かも(イギリス式風景庭園で)。 息子の足下に気を配る(玉藻池で)。 一人で立っちできるよね(イギリス式風景庭園で)。 読書し…

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新宿御苑にて 風景・樹木編②

 6月23日(土)に訪れた新宿御苑の風景です。 モミジバスズカケの巨樹(新宿門近くで) 旧御涼亭から望む日本庭園 樹陰(千駄ヶ谷門近くで) 静かな中の池 タイサンボク(イギリス式風景庭園で) 小さなキノコ(イギリス式風景庭園で) これもキノコ?(イギリス式風景庭園で) ケヤキの又に積もった落ち葉の寝床から別の命が芽生…

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新宿御苑にて 風景・樹木編①

 6月23日(土)、千駄ヶ谷の国立競技場近くにある明治公園で、消費税大増税・社会保障大改悪反対の集会に参加したついでに、新宿御苑で写真を撮ってきました。例によって、何回かに分けて投稿しますので、おつきあいください。  梅雨の合間で時折強い日差しが射し、気温も上がりました。家族連れ、カップル、グループたちが、それぞれのひとときを楽しんでいました。 くつろぐ人たち(イギリス式風景庭園の大芝生…

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アカバナトケイソウ、キフゲットウ

花ファンタジアにて(12)  野田市にある清水公園「花ファンタジア」で見た花を紹介しています。今回はその最終回、温室で見た花です。  アカバナトケイソウ(赤花時計草、トケイソウ科トケイソウ属の常緑多年草)。原産はベネズエラ、ボリビア。別名紅花時計草。赤い花が咲く時計草にもいくつかの種類があるようです。  濃い赤と白い糸状のものは副花冠、その中央から雄しべが伸び、5裂する(先端に黄色い…

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フウリンソウの多重咲き

花ファンタジアにて(11)  野田市にある清水公園「花ファンタジア」で見た花を紹介しています。  温室前の花壇で紫色のフウリンソウを見ました。風鈴草は、キキョウ科ホタルブクロ属の二年草で、原産はヨーロッパ南部。別名ツリガネソウ(釣鐘草)、カンパニュラ・メディウム。  でも、ちょっと変わっているのです。  一般的に見るフウリンソウの花は、右の写真のように、筒型の花弁が1枚なのですが…

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ローズガーデン

花ファンタジアにて(10)  野田市にある清水公園「花ファンタジア」で見た花を紹介しています。  イングリッシュガーデンの隣のローズガーデンにやってきました。どちらかというと、バラの写真は苦手な方です。 ビンゴメイディランド。小輪の花がたくさん咲く、四季咲きの修景バラ。                    左右とも品種不明 ダブル・デライト(ハイブリッド・ティーローズ) …

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アルケミラ・モリス

花ファンタジアにて(9)  野田市にある清水公園「花ファンタジア」で見た花を紹介しています。  アクケミラ・モリス(バラ科アルケミラ属の多年草)です。原産は東ヨーロッパ。別名レディースマントル、西洋羽衣草。  黄色い小さな花がそれで、葉は、写真の中では一番大きな扇状のものです。左手前に赤い斑入りのドクダミの葉も写っています。  茎の上部に付く葉の表面にはごく短い毛が生えており、雨の時…

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セアノサス

花ファンタジアにて(8)  野田市にある清水公園「花ファンタジア」で見た花を紹介しています。  イングリッシュガーデンで、セアノサスと名札の付いた花木を見ました。それが下の写真です。  セアノサスは、クロウメミドキ科ソリチャ属(セアノサス属)の半耐寒性常緑低木で、原産は北アメリカ。カリフォルニア州を中心に多く見られ、花穂がライラックに似ているので、カリフォルニアライラックとも呼ばれてい…

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キョウカノコ(京鹿子)

花ファンタジアにて(7)  野田市にある清水公園「花ファンタジア」で見た花を紹介しています。  イングリッシュガーデンの最奥部、ローズガーデンに近いあたりでキョウカノコがたくさん咲いていました。  キョウカノコ(京鹿子)はバラ科シモツケソウ属の多年草で、シモツケソウの園芸種です。茎にトゲがないことで、シモツケソウと見分けます。  長いしべを持つ、とても繊細な花です。  …

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ラバテラ(ハナアオイ)

花ファンタジアにて(6)  野田市にある清水公園「花ファンタジア」で見た花を紹介しています。  イングリッシュガーデンにやってきました。  2枚目の写真の手前はガウラですが、中央やや左手奥にピンクの花が見えるでしょうか。  それが、下の写真の花です。  タチアオイに似ていますが、草丈が低いし、直立していませんね。ネットで調べたんですが、時間がかかりそうなので、花ファンタ…

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続・梅雨の合間の日比谷公園

 6月18日、日比谷公園で見た花の続きです。 第一花壇で ラベンダー・アングスティフォリア(シソ科)とクマバチ ヘメロカリス(ユリ科) アカンサスモリス(キツネノマゴ科) ヒペリカム・ヒドコート(オトギリソウ科)。咲き始めのシベは5つの束になっている。 心字池の近くで アメリカデイゴ(マメ科) タイサンボク(モクレン科)…

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梅雨の合間の日比谷公園

 月に1回訪れる日比谷公園ですが、今回(6月18日)はとても賑やかでした。  大勢の小学校高学年くらいの、それも多数の学校の子供たちがお弁当を食べたり、おしゃべりをしたり、追いかけっこをしたり、植物観察、スケッチ、等々・・・。 大噴水 にれの木広場 フェリーチェガーデン日比谷付近で  ゲラニウム(フウロソウ科)         ビヨウヤナギ(オトギリソウ科) …

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メキシカン・ハット、エキナセア

花ファンタジアにて(5)   野田市にある清水公園「花ファンタジア」で見た花を紹介しています。  これも大きな池を回る遊歩道で見た花です。黄色とえび茶の小さな花ですが、お分かりになりますか?  もう少し寄ってみましょう。どうですか、面白い形の花でしょう。  これは、ラティビダというキク科ラティビダ属の耐寒性多年草で、北アメリカが原産です。花の形がソンブレロに似ているため、メキシカ…

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アネモネ・バージニアナ

花ファンタジアにて(4)  大きな池の周囲を巡る遊歩道で、草丈70cmほどの白い花が咲いていました。今までに見たことがない花です。  調べてみると、アネモネ・バージニアナと分りました。キンポウゲ科イチリンソウ属の耐寒性多年草で、原産は北アメリカ。アネモネの野生種だそうです。  妻が、これを見たとき「秋明菊みたい」と言いました。シュウメイギクは秋に咲くものなので、「違うだろう」と答え…

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クマツヅラ

花ファンタジアにて(3)  野田市にある清水公園「花ファンタジア」で見た花を紹介しています。  ムギナデシコの咲く季節の花畑の近くで、名前を知らない花を見ました。  調べてみたら、何とクマツヅラ(熊葛)でした。クマツヅラ科カリガネソウ属の多年草で、別名バベンソウ(馬鞭草)。クマツヅラ科の植物はこれまでに色々見てきましたが、本家に初めて出会ったわけです。  ムラサキシキブ(…

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明治神宮のハナショウブ

 6月14日、所用で新宿へ行ったので、明治神宮へ寄り道して菖蒲田の花菖蒲を撮ってきました。  夕方だったので、明治神宮御苑の東門は既に閉まり、北門から入場しました。17時の閉門までわずか20分ほどでしたので、パワースポットと言われる清正井までは行けませんでした。  その他の写真をウェブリアルバムにしました。ご覧いただけると幸いです。  下の画像をクリックすると、スラ…

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コモンタイム、ムギナデシコ

花ファンタジアにて(2)  野田市にある清水公園「花ファンタジア」で見た花を紹介します。  コモンタイム(シソ科イブキジャコウソウ属の常緑小低木)。地中海沿岸原産の代表的なハーブ。  白い花かと思って近づくと、うっすらピンクを帯びていて、ピンクの葯がとても可愛らしい。  ヒメエニシダ(姫金雀枝、マメ科エニシダ属 の常緑低木)。地中海沿岸原産。  「季…

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清水公園花ファンタジア

花ファンタジアにて(1)  千葉県野田市にある清水公園内のフラワーガーデン「花ファンタジア」が10周年を迎えたとのことです。その記念として入場料半額の感謝祭(6/2~10)が行われたので、6月8日に夫婦で行ってきました。  受付を抜けると、目の前に虹の花壇が広がります(2枚の写真を合成)。  上の写真の右側にはイングリッシュガーデン、その奥にローズガーデン、ボタン・シャクヤク園などが続…

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スズランノキ、ヤエザキモモバキキョウ

国営武蔵丘陵森林公園にて(12)  ハーブガーデンから都市緑化植物園・展示棟前の植え込みに移動しました。  スズランノキ ‘ブルースカイ’ です。ツツジ科ゼノビア属(一属一種)の落葉または半常緑の小低木で、アメリカ南東部(バージニア州からジョージア州の海岸平野)に分布しているそうです。別名ゼノビア、銀葉スズランノキなど。写真の‘ブルースカイ’は園芸種で、葉の色が青みがかっているのが命名の由来…

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ヘメロカリス・ステラデオロ

 6月8日、千葉県流山市内の畑の脇で、ちょっと変わったヘメロカリスに出会いました。花は小さめですが、花付きがとても良いのです。  ヘメロカリスはユリ科キスゲ属の宿根草です。ヨーロッパで、日本のニッコウキスゲやカンゾウ等と中国の赤いキスゲ等を交配してつくられたそうです。  ヘメロカリスは多くの品種がありますが、これは矮性で四季咲きのヘメロカリス・ステラデオロだと思われます。 …

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コリアンダーなどのハーブ

国営武蔵丘陵森林公園にて(11)   ハーブガーデンで、コリアンダーの花を初めて見ました。  コリアンダーはセリ科コエンドロ属の1年草(2年草)で、原産は地中海沿岸からから西アジア。  古代エジプト時代から香料として利用されているそうです(種=上の写真の左上に写っている=を乾燥させてスパイスを作る)。  花の下にテントウムシが・・・。  別名パクチー、シャンツァイ(香菜)。和名…

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ピオニー(洋種芍薬)、シシリンチウム

国営武蔵丘陵森林公園にて(11)  ボーダー花壇の隣にあるハーブガーデンにやってきました。広さは2,430㎡、ハーブやオールドローズが植えられ、用途別に7つのエリアで構成されています。  ピオニー‘オリエンタルゴールド’(ボタン科ボタン属の耐寒性宿根草)です。ピオニーは別名を洋種芍薬(オランダ芍薬)と言うそうですが、ハーブに分類されているとは知りませんでした。  オリエンタルゴール…

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ヤナギバチョウジソウ、ゲウム

国営武蔵丘陵森林公園にて(10)  ボーダー花壇で見た花たちです。今回は地味な花と派手な花をご紹介します。  地味な花は、ヤナギバチョウジソウ(柳葉丁字草、キョウチクトウ科チョウジソウ属の耐寒性多年草)です。  原産は北アメリカ。全草にアルカロイドが含まれていて有毒だそうで、「食べるな」と学名(アムソニア・タベルナエモンタナ)の中にも書いてあります(笑)。  左は、密集した株立ち…

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ギンパイソウ、コウリンタンポポ

国営武蔵丘陵森林公園にて(9)  ボーダー花壇で見た花です。白い杯型の花が咲いていました。初めて見る花です。その名はギンパイソウ(銀盃草)と言います。ナス科アマモドキ属の耐寒性多年草ですが、原産は熱帯アメリカ(アルゼンチン~チリ)。別名ニーレンベルギア・リブラリス、サカズキソウ(杯草)、ホワイトカップなど。  コウリンタンポポ(紅輪蒲公英、キク科ヤナギタンポポ属の多年草)です…

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ブルーキャットミント、サルビア・ネモロサ

国営武蔵丘陵森林公園にて(8)  ボーダー花壇で見た花たちです。今回はシソ科の花です。  ブルーキャットミント(イヌハッカ属の常緑多年草、コーカサス・イラン原産)の‘ウォーカーズロウ’という交配種です。  よく見ると、小さな斑があったり、毛が生えていたりで、繊細な花なんですね。  サルビア・ネモローサ(サルビア属の多年草)です。原産はヨーロッパ~中央アジア。 …

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2種類のベロニカ

国営武蔵丘陵森林公園にて(7)  ボーダー花壇で見た花です。今回はベロニカ(ゴマノハグサ科クワガタソウ属)です。  最初はベロニカ・ブルーフォンテンです。ヨーロッパ中部および南部、北アジア原産。  二番目はベロニカ・アズテックゴールドです。原産はヨーロッパ。ベロニカ・プロストラータ の園芸種で、明るい黄緑色の葉を持つので、ゴールドと名付けられたようです。  アルメ…

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ムラサキセンダイハギ

国営武蔵丘陵森林公園にて(6)  ボーダー花壇で見た花です。ムラサキセンダイハギはここで初めて出会った花です。  ムラサキセンダイハギ(紫千代萩、マメ科ムラサキセンダイハギ属の耐寒性多年草)。原産は北アメリカ。別名バプティシア。日本のセンダイハギは秋に咲きますが、このムラサキセンダイハギは初夏に咲きます。  ケン坊さんのブログにも登場していましたね(こちら)。  ナデ…

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アケボノフウロ

国営武蔵丘陵森林公園にて(5)  ボーダー花壇で見た花です。今回は鮮やかなピンクが美しいアケボノフウロに注目してみました。  アケボノフウロはフウロソウ科フウロソウ属の多年草で、ヨーロッパが原産です。アケボノフウロ(曙風露)はゲラニウム・サンギネウムの和名です。  ニホンミツバチ                セイヨウミツバチ                         …

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ペンステモン

国営武蔵丘陵森林公園にて(4)  ボーダー花壇で見た花たちです。  今回は、ペンステモンに注目してみました。ペンステモンは、ゴマノハグサ科ペンステモン属(イワブクロ属)の多年草で、北アメリカを中心に約250種分布しているそうです。和名はツリガネヤナギ(釣鐘柳)。花色は、白、ピンク、赤、青、赤紫など。イワブクロ属はオオバコ科に再分類されたという。  左下でニホンミツバチが吸蜜中。 …

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ひろ君の運動会

 6月2日、小学生になったひろ君の初めての運動会を、バーバと見に行ってきました。天気予報に反して、とても良い天気でした。  先ずは、かけっこ。遠くて、いつ走ったか分らず、これは押さえに撮った写真(左端がひろ君)。このあと、余裕で一着だったそうですが、残念ながら、ゴールインの写真はなし。右下は、1位の列に並ぶひろ君(左奥、白い帽子)。  2番目の出番は、玉入れ。白組は決勝の3回目を制し…

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宿根アマ

国営武蔵丘陵森林公園にて(3)  ボーダー花壇で見た花たちです。  宿根アマ(宿根亜麻、アマ科アマ属の耐寒性多年草)。ペレニアルフラックス、アマ、ブルーアース、リナム、リナムペレンネ、フラックスと、多くの別名があります。原産はヨーロッパ(おもにアルプス周辺に分布)。根を乾燥させ、染料にしたという。  青花と白花がある。  斑入り葉のオオベニウツギ(大紅空木、スイカズラ…

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シャーレーポピー

国営武蔵丘陵森林公園にて(2)  今回の主役は、都市緑化植物園のハーブガーデン外側で見たシャーレーポピー(ケシ科ケシ属)です。別名ヒナゲシ、虞美人草。原産はヨーロッパ。八重の実物を初めて見ました。  ジギタリス(ゴマノハグサ科)        カモミール(キク科)  コバノズイナ(ユキノシタ科)。咲き始めたばかり。  デルフィニウム(キンポウゲ科)…

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