一茶が通った小金道…その5 万満寺(1)

 一茶が働いていたと言われる大川油屋の主人栢日庵立砂の邸宅跡から、旧水戸街道をほぼ真北へ向かって270mほどで、萬満寺の山門に至ります。法王山萬満寺(以下、万満寺と記す)は臨済宗大徳寺派の禅寺です。  写真は、現在の万満寺の山門と鐘楼です。  万満寺は鎌倉時代の建長8年(1256)創建で、当時は大日寺と言いました。万満寺となったのは康歴3年(1379)です。ご本尊は阿弥陀如来で、製作年代…

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