一茶の通った小金道…その1 はじめに

< はじめに >  私が住む町・松戸市馬橋は俳人小林一茶のゆかりの地でもあります。  小林一茶は、天明2年(1782)、20歳の頃、馬橋の油商・大川平右衛門の店に奉公し始めたと伝えられています。平右衛門は俳人であり、栢日庵立砂(はくじつあんりゅうさ)と号していました。一茶は立砂の影響で俳諧の道に入ったようです。  立砂は、俳人山口素堂の一派である葛飾派に属しており、同じ葛飾派で…

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