カエンカズラ・・・南房パラダイスにて②

 1月23日に訪れた南房パラダイスの温室です。  タイル敷きの通路に橙色の花が散っています。  見上げると、カエンカズラがたくさん咲いていました。冬、沖縄を旅するとあちこちで見ることが出来ます。  ノウゼンカズラ科ピロステギア属の常緑低木、ブラジル~パラグアイ原産。つるは10m以上伸び、炎のような鮮やかな花が株全体に開花するので、火炎蔓の名がある。  カエンカズラの隣でマイソ…

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ポインセチア、トビバ・・・南房パラダイスにて①

 1月23日、小雨だったので、江月水仙ロードの散策は断念して、南房パラダイスに向かいました。ここは道の駅と併設している千葉県最大の動植物園で、11室300mにわたる温室が続いています。ここで見た植物を紹介しようと思います。  エントランス温室で見たポインセチアです。トウダイグサ科トウダイグサ属の常緑性低木ですが、こんなに背が高くなるんですね。  ご存知のように、赤いのは苞葉です。 …

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江月水仙ロード…その4

 1月24日に散策した江月水仙ロードですが、私たちが一番の見どころと感じたのはこちらです(3枚の写真を合成)。一か所にまとまって植えられている本数としては最大ではないでしょうか。  上の写真の右手奥から撮ったものです。  場所は水仙広場まで数分という所。この水仙畑の持ち主は画面左端に写っている方です。  大変見事な風景なので、ここは往路でも復路でも立ち寄った場所です。 …

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江月水仙ロード…その3

 1月24日に訪れた鋸南町の江月水仙ロードを歩いています。  今回は、散策の途中で見た水仙以外の植物にスポットを当ててみましょう。  ソシンロウバイの匂いも水仙に負けてはいません。  このアザミの種類は?  1本だけかなりの花をつけている頼朝桜(河津桜)に出会いました。  頼朝の隠れ里と言われるあたりまで登ってきました。カメラスポットという表示が建てられています(左…

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江月水仙ロード…その2

 1月24日、鋸南町の江月水仙ロードを歩いています。  斜面を利用して、数えきれないほどの水仙が植えられています。立木は桜の木です。  鋸南町には13,000本の河津桜が植栽されているそうです。源頼朝が石橋山の戦いに敗れ、この地で再起を図ったという史実にちなみ、鋸南町ではこの河津桜に頼朝桜と愛称をつけているそうです。  気の早い頼朝桜が咲き始めていました。  ノイバラの赤い実も見…

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江月水仙ロード…その1

 1月24日の午前中、南房総は鋸南町の江月水仙ロードを歩いてきました。水仙の写真ばかり並べても面白くないでしょうから、途中で見た花などを織り交ぜてリポートしたいと思います。  右の写真は水仙まつりのリーフレットの一部ですが、今回歩いたのは中央左黄色いラインです(クリックしてご覧ください)。なお、右端のをくずれ水仙郷は2年前に行った場所です。  江月水仙ロードは保田川にかかる権現橋を渡った…

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UFOピーマン

 1月23、24日と南房総へ行ってきました。目的は鋸南町の江月水仙ロードを歩くことですが、初日は時折雨が降る曇り空。仕方なく、行先を南房パラダイス(道の駅に併設された動植物園)に変更。その前に、道の駅とみうら枇杷倶楽部で昼食です。近くの畑では菜の花が咲き出していましたが、写真は断念。  下の写真は、枇杷倶楽部の裏手にあるカフェと花壇です。  評判のびわカレーをオーダーして外に目をやると、…

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パフィオペディルムの色々

 23、24日で南房総に行ってきましたが、写真の整理が間に合いませんので、1月7日に、池袋サンシャインシティ・世界のらん展2012で見たパフィオペディルムの色々を紹介します。 Paph. Hiro Dimension × Tsukuba Hawk 出品者:沢井眞史氏 見慣れた花の形だけれど、背萼片が大きい。 Paph. wardii ‘Tagara Black Wing’ H…

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日本橋七福神めぐり…番外編④ ばち英、浜町緑道、明治座

 1月10日、日本橋七福神めぐりを終えた後、人形町の甘酒横丁を散歩しています。  森乃園や豆腐屋双葉のある次のブロックにばち英楽器店(日本橋人形町2-10-11)があります。大正6(1917)年創業の三味線店です。  かつて吉原があったこの界隈は、明治に入り芳町の花柳界、料亭街としても栄えたといいます。花街には芸妓が住み、三味線は欠かせなかったのです。大正期、この界隈に4軒の三味線店があ…

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日本橋七福神めぐり…番外編③ からくり櫓、甘酒横丁

 1月10日、人形町界隈を散歩しております。  蠣殻銀座跡地を見て、人形町交差点方向に進むと、人形町からくり櫓が建てられています(写真は人形町交差点方向から撮ったもの)。  2009年11月に人形町の新しいランドマークとして作られたとか。午前11時より午後7時まで1時間毎に木やり歌と共に「は組」町火消しの人形が動きます(YouTubeでどうぞ)。櫓は2基あって、こちらは小さい方。大きい方…

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日本橋七福神めぐり…番外編② 鯨の石像、魚久本店、谷崎潤一郎、蠣殻銀座跡

 1月10日、日本橋七福神めぐりの後、一人で人形町界隈をぶらついています。  日本橋小学校の正面にむかって左手(南)に進むと、左手に鯨の頭の石像がありました(日本橋人形町1-6-10)。何故、ここに鯨?  そのなぞは説明板を読んで解けました。 鯨と海と人形町  (作 松橋 博、中田浩嗣)  あやつり人形のバネは今でも鯨ヒゲが使われています。  特に人形浄瑠璃から伝承された文楽人形…

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日本橋七福神めぐり…番外編① うぶけや、玄冶店、よし梅

 1月10日、日本橋七福神めぐりを終えた後、私一人、人形町方面に舞い戻りました。  堀留町交差点を超えて、間もなく人形町交差点という辺り、軒上に年季の入った板看板を掲げる店がありました。うぶけやという老舗刃物店です。  ネット情報によれば、創業は江戸時代の天明3年(1783年)で、大阪で開業し、幕末頃現在地の近くに江戸店を開業、明治初年(1868年)にこの場所に移って現在に至るという。現…

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日本橋七福神めぐり…その9(寳田恵比寿神社)

 1月10日の日本橋七福神めぐりはいよいよ最後の神社です。七番目の椙森神社から西方向へ6、7分という所に、寳田恵比寿神社(日本橋本町3-10)があります。その名の通り、恵比寿神を祀ります。恵比寿神は椙森神社に続き2カ所目です。  左右の駐車場に挟まれて建っています。前後左右から土地を削られ、鳥居の半分は歩道にはみ出してしまいました。  恵比寿像は徳川家康から賜ったものだそうで、運慶作…

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日本橋七福神めぐり…その8(椙森神社)

 1月10日の日本橋七福神めぐりは最後の恵比寿神を残すのみになりました。シリーズの初めにご紹介したように、恵比寿神は二つの神社に祀られています。その一つ目が椙森神社(日本橋堀留町1-10-2)です。椙森はすぎのもりと読みます。  金座通りを、出発点の人形町の交差点まで戻り、人形町通りへ右折します。写真は人形町通りのモミジバフウの並木ですが、西日を受けた紅葉が輝いています。東京が暖かいという証明…

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日本橋七福神めぐり…その7(笠間稲荷神社)

 7月10日に行ったの日本橋七福神めぐりはあと三つです。  六番目は笠間稲荷神社(日本橋浜町2-11-6)で、寿老人が祀られています。  末廣神社の方向からやってくると拝殿の正面の鳥居から入ります。  人形町の交差点から「金座通り」を進んでくると、こちらの鳥居から入ります。金座通りを挟んだ向かい側は久松警察署です。 笠間稲荷神社東京別社  ここは、日本三大稲荷(注)のひとつ…

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日本橋七福神めぐり…その6(末廣神社)

 1月10日に行った日本橋七福神めぐりは後半に入りました。  松島神社の次は、五番目の末廣神社(日本橋人形町2-25-20)です。ここには毘沙門天が祀られています。  松島神社から末廣神社に向かう途中、甘酒横丁を横断します。甘酒横丁を右手(北東)に向かうと明治座に至ります。  甘酒横丁を横切ってから1分ほどで、古風な家を発見しました。「歯科多和田」と看板が出ていますが、今は営業していません…

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日本橋七福神めぐり…その5(松島神社)

 水天宮から、四番目の松島神社(日本橋人形町2-15-2)はすぐ近くです。水天宮の社殿に向かって右奥、新大橋通りを横断した先にあります。  水天宮の弁財天の背後にある階段を下りて、左手に向かいますが、右手の路地でシコンノボタンが咲いていました。左下は、水天宮のブロックを新大橋通りに右折したところです。  松島神社は郵便局の隣のビルの1階にありました。  ここは大国主神を祀っています…

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日本橋七福神めぐり…その4(水天宮・後編)

 1月10日に行った日本橋七福神めぐりの報告・その4です。  東京水天宮は宝生辨財天のお社の左手に位置します。江戸時代から安産の神様として親しまれてきたのはご承知の通りです。この日も、赤ちゃんを抱いて、あるいは乳母車に乗せてお礼参りに来ていた人々に会いました。  権現造りの現在の社殿は、昭和42(1967)年に完成したものです。  額堂内に掲げられた奉納額の1枚は昭和9年と読める。…

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日本橋七福神めぐり…その3(水天宮・前編)

 1月10日に行った日本橋七福神めぐりの報告・その3です。  弐番目の茶ノ木神社から徒歩1分で水天宮前交差点です。交差点を望む交番も水天宮の一部かと思えるデザインでした。  人形町通りから階段を上ると水天宮(日本橋蛎殻町2-4-1)の境内です。  階段を上って正面が宝生辨財天のお社です。壱番目の小網神社にも弁財天が祀られていたので、2回目となります。  お社の扉は毎月5日と巳…

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かやぶき蕎麦やぶ(新松戸)

 正月に行ったらまだ開店していなかった新松戸のかやぶき蕎麦やぶに妻と行ってきました。  入り口にはまだ門松が飾られています。  そばを注文して、店内から入口ののれんをバックにシクラメンを。  こちらは敷地内のお稲荷さんです。赤い幟は松の内だけかも。  今日は、何故か肉も食べたくなって焼肉そばを食しました。ボリューム、味、ともに満点。  妻は温かい天ぷらそば。海老が重くて…

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日本橋七福神めぐり・・・その2(茶ノ木神社)

 1月10日に行った日本橋七福神めぐりの報告・その2です。  日本橋小網町の名のもとになったという小網神社を後にして、弐番目の茶ノ木神社(布袋尊)に向かいます。  小網神社もそうですが、東京大空襲で焼け残った地域ですから、昔の面影があるかと思いきや、周りはビルばかりです。わずかに、こんな木造家屋を目にしました。戦前からと言う訳ではなさそうですが、かなり古そうです。右下は、中央区が設置した街路…

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日本橋七福神めぐり…その1(小網神社)

 1月10日、労組OB・OG会の仲間たち23名で、日本橋七福神めぐりをしてきました。何回かに分けて報告しようと思います。  日本橋七福神めぐりは最寄駅も多く、廻り方は自由に選べますが、私たちは地下鉄人形町駅に集合して、コースは以下の通りでした。  右上は人形町交差点で、画面左手へ進みます。  人形町駅出発13:30→(壱)小網神社(福禄寿・弁財天)→(弐)茶ノ木神社(布袋尊)→ (参)水天…

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池袋の洋らん展にて…その2

 池袋で開かれた洋らん展(第51回全日本蘭協会洋らん展『サンシャインシティ世界のらん展2012』~彩り・世界の蘭・色々~、1月5日~9日)で見た、ちょっと変わった洋ランを紹介しています。  デンドロビウム・ウシタエ(Den. usitae、原種、出展者:井上治三郎氏)。自然交配種でできたそうですが、小さな花がたくさん咲きます。年に数回開花するそうです。  トリコグロッティス・ブラキアタ(…

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池袋の洋らん展にて…その1

 池袋のサンシャインシティで、全日本蘭協会(AJOS)の洋らん展が行われているのを知ったので、1月7日に見に行ってきました。  第51回全日本蘭協会洋らん展『サンシャインシティ世界のらん展2012』~彩り・世界の蘭・色々~(1月5日~9日)。  会場入り口の大型ディスプレーです。    洋ランは基本種だけでも2万種類と言われており、それから生まれる交配種を含めると膨大な数に上りま…

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川口グリーンセンターにて…その8 アマゾンリリー

 川口市立グリーンセンターで見た花たちです。  大温室で見たアマゾンリリーです。先月茨城県植物園で見たものを投稿しましたが、大好きな花の一つなので、2か月続けての投稿です。  つぼみは上を向いていますが、開花し始めるとうつむきます。  ヒガンバナ科ユーチャリス属の球根性多年草。コロンビアのアンデス山地の10種が分布。  観賞温室で見たパフィオペディラム F. C. パドルです…

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川口グリーンセンターにて…その7 こびとラン

 川口市立グリーンセンターの観賞温室で見た蘭です。  ゴメザ・レクルバ(Gomesa recurva)と表示されていました。ブラジルで発見された種だそうで、日本語で検索できたHPはとても少ないので、日本では珍しい品種のようです。  花の長径は2cm程度。説明板に「花の形が手足を広げた妖精に似ているため『こびとラン』という愛称で親しまれています」と書かれています。  ジゴペタラム・マ…

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十月桜

 一昨日(1/4)は仕事始めの日だったので、久しぶりに美味しいそばを食べようと、新松戸へ。フレンチの鉄人・坂井宏行氏も色紙を残している「かやぶき蕎麦やぶ」なんですが、開店は明日(1/5)からでした。  このジュウガツザクラ(十月桜)は、その蕎麦屋さんの敷地の一角で咲いていたものです。背後にかやぶき屋根が見えますよね。  十月桜、バラ目バラ科サクラ属の植物。桜の園芸品種。毎年、…

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川口グリーンセンターにて…その6 ハマオモトの基本種

 昨年12月23日、川口市立グリーンセンターの大温室で見た花です。  クリヌム・アシアティクム(またはクリナム・アシアティクム)です。舌を噛みそうな名前ですが、白い花が咲くハマオモト(別名ハマユウ)の基本種と言ったら分かっていただけるでしょうか。  ヒガンバナ科ハマオモト属の常緑多年草で、原産は日本(三浦半島以西)~東南アジア。  昨年11月、水戸市植物園で同属のクリナム・アマビレ…

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ソシンロウバイ

 天気の良い時間帯にウォーキングをして、ロウバイを探しました。まだつぼみの木が多く、花はなかなか見つかりません。花が咲かないと、ロウバイかソシンロウバイか区別が出来ません。  西側の隣町でソシンロウバイの花がやっと見つかりました。北側がブロック塀で守られているせいか、まだ葉がしっかりついています。  ロウバイの花は中心部が暗紫色ですが、ソシンロウバイは黄色一色です。  月並みな表現…

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川口グリーンセンターにて…その5 不気味な花

 12月23日に訪れた川口市立グリーンセンターの温室で見た花たちです。  蔓が温室内の支柱に絡み付いてかなり上まで伸びており、その途中に花が咲いています。これでは小さすぎてわかりませんね。  蔓の下側に回ってみました。花の正面ですが、中央に穴が開いています。何と不気味な雰囲気の花なんでしょう。花径は20cm以上あります。  横から撮ってみました。白い部分が袋状になっています。花のよ…

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川口グリーンセンターにて…その4 マンゴーの花

 我が家の初イベント、長男と次男の家族を呼んでの元日の新年会も無事終了し、今日から通常投稿です。  新年会が始まる前に、孫たちをトイザらスに連れて行き、お年玉代わりにおもちゃをプレゼント。ひろ君の希望はレゴのニンジャゴー、さーちゃんはレゴの基本セット・ピンクのコンテナが気に入ったようです。  レゴを組立て中のさーちゃんとひろ君です。 ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * …

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謹賀新年

皆さま宛の年賀状を作りました ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~  昼食がいつもの日本そばだったので、紅白を見ながらの年越しそばはお歳暮で頂いた喜多方ラーメンでした。  傍らに置いてあるのは万満寺の檀家に送られてきた除夜の鐘つきの案内状。今回はどうしよう、思案中。

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