はなごよみ2012(9~12月)

 手作りカレンダー「はなごよみ2012」です。 9・10月用 近所で見かけたツリバナの実 11・12月用 水元公園のモミジバフウの紅葉  今年もたくさんの方にご覧いただき、誠にありがとうございました。皆さんのコメントや気持玉が大変励みになりました。来年もよろしくお願いいたします。  今年の最後に、希望と幸せを呼ぶという黄色い花をプレゼントします。皆さん、良いお年を…

続きを読む

はなごよみ2012(5~8月)

 手作りカレンダー「はなごよみ2012」です。 5・6月用 長男が生まれた産院の駐車場で見たセンダン 7・8月用 隣の町内で咲いていたキョウチクトウ  明日は9月~12月です。 ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~  町内会では恒例の歳末特別警戒として、12月27日より、拍子木をたたきながら、町内を巡回しています。  27日、…

続きを読む

はなごよみ2012(1月~4月)

 これまでに撮影した花の写真の中から選び出した画像を利用して、来年のカレンダー「はなごよみ2012」を作ってみました。日航労組OB・OG会の文化交流会に、旅行記と共に出品したものです。  制作には、エレコム社の手作りカレンダーキット(壁掛けタイプ、型番EDT-CALA4LWK)を使用しました。 表紙です 孫が通う幼稚園を経営するお寺さんの桜 1・2月用です 近くの団地の…

続きを読む

川口グリーンセンターにて…その3 ゲーテにちなむ植物

 12月23日に訪れた川口市立グリーンセンターです。今回から大温室で見た植物です。  大温室は正門を入って右手奥にあります。写真はレストランのテラスから花壇広場越しに見たものです。  真っ赤な苞をもつパボニア・インテルメディアです。アオイ科パボニア属の常緑小低木で、原産はブラジル。苞の中の濃い紫色の部分が萼と花弁で、その中から雄蕊筒に囲まれた花柱がのびています。その先端がアオイ科特有の形…

続きを読む

川口グリーンセンターにて…その2 赤い実

 12月23日に訪れた川口市立グリーンセンターです。  ロックガーデン近くのメタセコイアの木の下で、セイヨウヒイラギナンテンが咲いていました。 西洋柊南天、メギ科ヒイラギナンテン属。花期は11月~1月  ネコヤナギの赤い冬芽です。間もなく、皮を破ってふわふわな毛に包まれたつぼみが現れるでしょう。猫柳、ヤナギ科ヤナギ属。  ロックガーデンのコトネアスターの赤い実です。コトネアスター…

続きを読む

川口グリーンセンターにて…その1 十月桜

 12月23日、埼玉県川口市立グリーンセンターに行ってきました。ここは、四季を通じて、大人から子供まで楽しめる市営の憩いの場です。  右は正門へのエントランスと入場券売り場です。  正門を入って左手でみたシダレガキ(枝垂れ柿)です。  花壇広場の一角では、まだ十月桜が咲いていました。  ロックガーデンで見たシマカンギクです。島寒菊、キク科キク属。図鑑で見るシマカンギクより…

続きを読む

木場公園

 東京都現代美術館を後にして、木場公園を少しぶらついて帰ることにしました。  木場公園は24ヘクタールと、かなり広い公園で、江東区の防災拠点の一つになっています。写真は美術館に隣接する多目的広場です。平日の昼前、犬を遊ばせる婦人が2人、顔なじみのようです。  多目的広場でみたクロガネモチの大木にびっしりと赤い実がついています。  園内マップです。左側のオレンジ色が東京都現代美術館。…

続きを読む

木場親水公園~東京都現代美術館

 12月20日、都内へ出たついでに東京都現代美術館に行きました。  東京メトロ・東西線木場駅から北へ15分ほどですが、近くにある木場親水公園へ回り道。  公園の案内板です。  公園の概要   「木場の風景」をテーマに整備した、延長0.9km、面積1.9ha、江戸情緒を感じさせる木場の面影を再現しています。絵巻のモニュメントに始まり、石積みの掘割、木製の太鼓橋、岸辺の燈籠、筏を操る…

続きを読む

水元公園にて…その4 ハゼノキ

 12月18日の水元公園です。  この日、一番鮮やかな紅葉はハゼノキでした。ウルシ科ヌルデ属の落葉小高木で、雌雄異株だそうです。この木には実が見られないので、雄株ですね。  穏やかな日差しなので、お年寄りがベンチで本を読んでいました。  青空に真っ赤な紅葉が映えます。  右後方の緑は柳の木です。  ナンキンハゼの方はすっかり葉を落とし、弾けた蒴果から白い蝋質に包まれた種子が…

続きを読む

水元公園にて…その3 モミジバフウ

 12月18日の水元公園です。今回もモチーフはモミジバフウ(別名アメリカフウ)です。  公園の有料駐車場に何本ものモミジバフウが植えられています。今の時期ではほとんど紅葉が終わり、イガイガの集合果だけになっています。  そんな中、1本だけ紅葉が残っている木がありました。  モミジバフウの枯葉と実を拾ってきました。放射能?大丈夫でしょう、多分。  公園からスカイツリーの…

続きを読む

水元公園にて…その2 ラクウショウ

 12月18日の水元公園です。今回のテーマはラクウショウ(ヌマスギ)の紅葉です。  公園のメインストリートとでも言えるポプラ並木ですが、小合溜側はラクウショウです。たまたま飛んできたカラスが変化をつけてくれました。  カモが遊ぶ細長い掘割の傍らです。右奥は、先回紹介したメタセコイアの森です。  少し南に移動しました。  上の写真の左手前はコスモスの咲き残りです。 …

続きを読む

水元公園にて…その1 メタセコイア

 そろそろネタ切れになったので、12月18日の日曜日、都内葛飾区にある水元公園に写真を撮りに行きました。今回は風景写真が中心なので、偏光フィルター(CPLフィルター)をつけたままでの撮影です。  水元公園は小合溜に沿って造られた、都内で唯一水郷の景観をもった公園です。  小合溜は旧古利根川の一部でしたが、 1729年(8代将軍吉宗亨保14年)に江戸幕府が灌漑用水を調整する遊水池として開削され…

続きを読む

茨城県植物園…その6 トロピカル・クリスマス

 11月29日に訪れた茨城県植物園の熱帯植物館で見た花などを紹介しています。  熱帯植物館では12月1日から25日までの間、ポインセチアやランなどを飾る「トロピカル・クリスマス」と題するイベントが行われています。  私たちが訪れた日はその開催前でしたが、ランは少ないものの、ポインセチアはすでに準備が整っているようでした。  こちらは記念撮影用の看…

続きを読む

茨城県植物園…その5 果物時計の実

 11月29日に訪れた茨城県植物園で見た植物を紹介しています。  ツンベルギア・フォーゲリアナ。キツネノマゴ科ツンベルギア属の常緑小低木。原産は南アフリカ西部。コダチヤハズカズラによく似ている。  プセウデランテムム・ラクシフロルム。キツネノマゴ科プセウデランテムム属の常緑小低木。原産はフィジー諸島。流通名パープルスター、アメジストスター。水戸市植物公園でも見ました。  ギヌラ・パ…

続きを読む

茨城県植物園…その4 エスキナンサス

 11月29日に訪れた茨城県植物園の植物を紹介しています。  2種類のエスキナンサス(イワタバコ科エスキナンサス属の常緑小低木)を見ました。エスキナンサス属はアジアの熱帯や亜熱帯地域に広く分布し、およそ140種あると言われています。  一つ目は、エスキナンサス・ラディカンス。原産はマレー半島、ジャワ島。細くて硬い茎は垂れ下がって、その先に多数の花を咲かせます。  二つ目はエスキナン…

続きを読む

茨城県植物園…その3 マイソルヤハズカズラ

 11月29日に訪れた茨城県植物園の植物たちを紹介しています。  観葉植物に赤い花が咲いていました。エピスシア・クプレアタの園芸品種(シルバーシーン)です。イワタバコ科エピスキア属の非耐寒性常緑多年草。原産は熱帯アメリカ(コロンビアやメキシコなど)。和名はベニギリソウ(紅桐草)。暗いので、フラッシュを使用したら、赤がつぶれてしまいました。  マイソルヤハズカズラ(マイソル矢筈蔓、キツネノ…

続きを読む

茨城県植物園…その2 アマゾンリリー

11月29日に訪れた茨城県植物園の熱帯植物館で見た花を紹介しています。  ランの花です。  デンドロビウム・フォーミディブル ‘シラサギ’(交配種)。純白の花弁の中で濃い黄色が映える。  ビーララ・スマイルエリー(交配種)。白い花弁を取り巻く紫の覆輪が美しい。  シロアミメグサ(白網目草、キツネノマゴ科フィットニア属)。原産は南米(コロンビア~ペルー)。葉の長さは8cm、幅…

続きを読む

茨城県植物園…その1 カイノキ

 11月29日、水戸市植物園に続いて、茨城県植物園へやってきました。もう午後2時半、木々の影が長くなりました(左下)。中央はケヤキの紅葉です。  ここから国民宿舎鵜の岬へ行く予定ですから、外で咲いている花を見る暇はありません。入口から左手奥にある熱帯植物館へ向かいます。  途中で、見事な黄葉の樹に出会いました。根本にカイノキと名札がありました。果実が見当たらないので、雄株らしい。hiro…

続きを読む

水戸市植物公園…その5 トケイソウ

 鑑賞大温室の隣にある熱帯果樹温室に入ってみました。  プセウデランテムム・ラクシフロルム(キツネノマゴ科プセウデランテムム属の常緑小低木)。原産はフィジー諸島。流通名パープルスター、アメジストスター。  アカバナトケイソウ(パッシフローラ・ヴィティフォリア、トケイソウ科トケイソウ属の常緑多年草)。原産はベネズエラ。葉は3裂する。花がよく似るベニバナトケイソウの葉は細長い。  …

続きを読む

水戸市植物公園…その4 サルビア

 11月29日に訪れた水戸市植物公園で見た花たちを紹介しています。  名前が分からなかったので、植物公園にメールしてお尋ねしました。返信によると、「インパチェンス sp. 京都府立植物園から譲渡されたもの。京都はキューガーデンから~と聞いてます。プラントハンターの採集品でしょう。大変珍しい種類です」と詳しく教えていただけました。 (sp.とは未同定の品種と言う意味)  インパチェンスの仲間で…

続きを読む

水戸市植物公園…その3 エンレイハマオモト

 11月29日訪れた水戸市植物園の鑑賞大温室で見た花を投稿しています。  ルエリア・バルビラナ(キツネノマゴ科ルイラソウ属の常緑多年草)。原産はコスタリカ。しわの目立つ花弁が面白い。花径5㎝程度。  クリナム・アマビレ(ヒガンバナ科ハマオモト属の常緑多年草。原産はスマトラなど。別名エンレイハマオモト(延齢浜万年青)。花は20cm位でした。  パボニア・インテルメディア(アオイ科…

続きを読む

中根寺の大イチョウ

 私たちが通うスポーツクラブは旧水戸街道沿いにあり、その近くに伊久山中根寺という真言宗のお寺があります。その境内にある大イチョウの黄葉が見ごろを迎えています。もしかして、松戸市内でも5本の指に入る古木ではないかと思っています。  門の外から撮ったのですが、コンデジのワイド縦位置にしても収まりません。上の写真は、横位置で獲った上下2枚を合成したものです。 中根寺…

続きを読む

水戸市植物公園…その2 コトネアスター、ベニゲンペイカズラ

 11月29日に訪れた水戸市植物公園で見た花を紹介しています。  前回は外の花でしたが、ひとつ名前の分からない実がありました。それが下の写真。  調べても分からず、お手上げかなと思っていたところ、TOSSYさんのブログ・花日記「今日の花」にそっくりな実の投稿があり(こちら)、お蔭様で名前が分かりました。  コトネアスターだそうです。コトネアスターとは、バラ科シャリントウ属の総称で70~80…

続きを読む

水戸市植物公園…その1 スノードロップ

 11月29日、国民宿舎鵜の岬に行く途中、水戸市植物公園に立ち寄りました。常磐自動車道水戸ICから15分ほどです。  駐車場で見たタイワンフウ(台湾楓、マンサク科フウ属)の紅葉です。  こちらはモミジバフウ(紅葉葉楓、タイワンフウと同属)の実です。イガイガが突き出して、面白いです。  入り口を入るとすぐに、清掃工場へ至る道路をまたぐ橋を渡ります。その両側に並べられたプランターにギョ…

続きを読む

つくば植物園・・・その6

 11月30日に訪れたつくば植物園の報告を続けてきましたが、今回で最終回です。  傾いた午後の日差しを浴びるケヤキの黄葉です。黄葉と言っても、赤みがかった黄褐色ですね。欅、ニレ科ケヤキ属。  アワブキの黄葉です。泡吹、アワブキ科アワブキ属。面白い名前です。その由来は木を燃やすと切り口からたくさんの泡を出すことからとか。  遠くから見ると同じ色に見えますが、近づくとまばらに緑が残って…

続きを読む

つくば植物園・・・その5 メグスリノキ

 11月30日に訪れたつくば植物園の報告です。  受付で頂いたプリント「みごろの植物」によると、ハウチワカエデとメグスリノキが「今週のベスト1」に挙げられていました。さすがに、素晴らしい紅葉です。  まずは、ハウチワカエデの紅葉です。羽団扇楓、カエデ科カエデ属。  続いて、メグスリノキの紅葉です。目薬の木、カエデ科カエデ属。  続いて、木の実の紹介です。  ウメモドキ、梅擬…

続きを読む

つくば植物園・・・その4

 11月30日に行ったつくば植物園の報告を続けています。  ミズキの渋い紅葉です。水木、ミズキ科ミズキ属。  ドウダンツツジの紅葉は鮮やかです。緑色のものは花芽でしょうか。灯台躑躅、満天星、ツツジ科ドウダンツツジ属。  ゴンズイの実です。赤い果皮(袋果という)が割れ、黒い種が露出します。赤い果皮も時が過ぎれば枯れて醜くなります。権萃、ミツバウツギ科ゴンズイ属。  ネムノキ…

続きを読む

つくば植物園・・・その3 イソギク

 11月30日に訪れたつくば植物園の花や実を紹介しています。  今回は菊の比較をしてみました。  イソギク(下田産)と表示が出ていました。見慣れたイソギクより葉が細いようです。磯菊、キク科キク属。  こちらはハナイソギク(サトイソギク)と名札が出ていました。花磯菊、キク科キク属。菊(イエギク)とイソギクの雑種。  ワカサハマギク(若狭浜菊)、キク科キク属)。日本固有種。準絶滅危惧…

続きを読む

つくば植物園にて…その2

 11月30日に訪れたつくば植物園の黄葉(紅葉)や木の実を紹介しています。  入場券売り場のある教育棟の裏手の風景です。左手奥は黄葉が始まったメタセコイアですが、中央で黄葉しているのはケヤキでしょうか?  ブルーベリーも紅葉するの?とちょっとびっくり。ツツジ科(スノキ属)なら当然なんですが。写真の品種は、ノーザンハイブッシュブルーベリー‘チャンドラー’。  ウワミズザクラの黄葉です…

続きを読む

つくば植物園にて…その1

 11月30日、国民宿舎鵜の岬を出発して、筑波実験植物園(通称つくば植物園)へ行きました。お弁当持ち込みで、昼食時間を差し引くと約2時間強、紅葉や黄葉、さまざまな実、菊などを見てきました。  正門の脇にあるタイワンフウ(マンサク科フウ属)の黄葉です。晴れてはいるものの、日差しは弱く良い色に写りませんでした。  入場券売り場がある教育棟の横手から奥へとメタセコイア(スギ科メタセコイア属)の…

続きを読む

鵜の岬周辺で ハマギク

 11月30日、国民宿舎鵜の岬での朝食後、周辺を妻と散歩しました。  国民宿舎のレストラン棟の脇で、ハマギクが見られました。ハマギク(浜菊、キク科ハマギク属=一属一種)は茨城~青森の太平洋岸に自生する日本固有種。学名もNipponanthemum nipponicumと日本種を強調。花期は9~11月。  トベラ(扉、トベラ科トベラ属)の実が弾けていました(左下)。右下は、スイカズラの実ら…

続きを読む