栗駒高原・大仁郷湿原の花①

がんばろう東北・温泉三昧の旅(9月8日=4日目の3)  横手市にある「秋田ふるさと村」から、秋田県を更に南下し、栗駒国定公園に向かいます。ここにも人気の温泉宿があるのです。  右の写真で、道路の前方、雲がかかっているあたりが栗駒山です。宮城県、秋田県、岩手県の三県にまたがる山で、標高は1,627.4mです。黒い建物が4泊目の栗駒山荘です。  下は、野鳥の森の駐車場から見た栗駒山荘です。左手…

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藤城清治の世界に浸る

がんばろう東北・温泉三昧の旅(9月8日=4日目の2)  横手市へ向かう途中、「道の駅なかせん」でトイレ休憩です。入口のモニュメントに「ドンパン節の里」とあります。あの、♪ドンドンパンパン ドンパンパン・・・という陽気な民謡ですね(正確には「円満造甚句」を編曲したものだそうです)。替え歌がたくさんあったりして、若い人でもご存知でしょう。  右下は、敷地内にある「こめこめプラザ」です。  …

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ゴマナ、ツリフネソウ

がんばろう東北・温泉三昧の旅(9月8日=4日目の1)  4日目の朝です。山の中の宿なのでTVもなく、昨晩は10時ころ寝たのですが、羽毛の掛布団が暑くて何度も目が覚めました。寝不足状態のまま起き出し、温泉にはしっかり浸かりました。  宿は平成6年のオープンです。下は、私たちが泊まった部屋ですが、地元の雑木を使い地元の職人が建てたそうです。  朝食は、昨晩と同じ囲炉裏端。イワナの開きを焼い…

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乳頭温泉の混浴露天

がんばろう東北・温泉三昧の旅(9月7日=3日目の9)  3泊目の宿は秋田乳頭温泉の鶴の湯別館山の家でしたが、送迎バスで本館の温泉に来ています。  冠木門を通りぬけ、小川を渡って、右に折れると混浴露天風呂です。  下は、小川の手前から露天風呂方向を撮ったものです。ススキの生け垣の向こう側が混浴露天風呂。その左の建物が中の湯です。混浴露天へは中の湯から入ります。  生垣の間から、本陣とつ…

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乳頭温泉・鶴の湯へ

がんばろう東北・温泉三昧の旅(9月7日=3日目の8)  田沢湖から北東へ、20分ほどで乳頭温泉に至ります。乳頭温泉と言えば、6軒8軒ある旅館の中で一番古く、江戸時代から続く「鶴の湯」が有名です。今回は鶴の湯本館で3部屋の予約が取れず、鶴の湯の別館「山の宿」に電話をしました。ラッキーにも、3部屋残っており、ここを押さえました。  左下は、県道194号線の鶴の湯への分岐です。路線バスはここから先…

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田沢湖ハーブガーデン・ハートハーブ

がんばろう東北・温泉三昧の旅(9月7日=3日目の7)  角館の臨時駐車場から田沢湖のたつこ像までは20Kmほどです。金色に塗られたたつこ像は降りて見るほどのことでもないので、車窓見学です。  たつこ像の対岸に「田沢湖ハーブガーデン」があると知ったので、湖岸を時計回りに走りました。  左下がハーブガーデンの入口です。左側の建物がハーブ関連商品を扱う売店(右下)、右側の温室で各種ハーブや花木な…

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まだまだ角館、松本家とお店編

がんばろう東北・温泉三昧の旅(9月7日=3日目の6)  「角館だけで何回投稿するんじゃ、もう飽きた(秋田)ぞ」、とのご批判にもめげず続けております。  おいしい十割そばを堪能して、表町下丁(武家屋敷通り)をぶらぶらと駐車場へ戻ります。  そばきり長介の向かい側左手に松本家があります。小さな武家屋敷ですが、秋田県指定文化財で、現在はイタヤ細工の実演販売が行われていました。  映画「たそ…

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角館、まもなくお祭り

がんばろう東北・温泉三昧の旅(9月7日=3日目の6)  私たちが訪れた9月7日から9日まで、角館ではお祭りが行われます。このお祭りは国の重要無形民俗文化財に指定されていますが、7日は16時開始ということで、残念ながら見ることはできませんでした。  角館には18台もの曳山があり、お囃子と共に引き回されるといいます。  左下は、青柳家の敷地内に展示してあった曳山です。右下の立札によると、昭和6…

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角館の武家屋敷(青柳家・後編=花たち)

がんばろう東北・温泉三昧の旅(9月7日=3日目の5)  角館の武家屋敷の中でも目立つ存在の青柳家ですが、敷地内には600種類にも及ぶ植物や樹木があるそうです。これらは歴代の当主が収集したものが多いとのこと。今回目にしたものをご紹介しましょう。  キレンゲショウマ(黄蓮花升麻、ユキノシタ科キレンゲショウマ属)。  オイランソウ(花魁草、ハナシノブ科フロックス属)、別名フロックス、チョウジ…

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角館の武家屋敷(青柳家・前編)

がんばろう東北・温泉三昧の旅(9月7日=3日目の4)  青柳家は公開されている武家屋敷の中では一番見どころの多い屋敷ではないでしょうか。  表通りから青柳家の敷地を見たところです。左端から続く黒板塀は右奥の少し手前までが青柳家です。  母屋と門と蔵が秋田県の指定文化財になっています。左下はその薬医門で、道沿いには武者窓とよばれるのぞき窓のついた造りになっています。門の両側におかれた石は…

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角館の武家屋敷(小野崎家、石黒家)

がんばろう東北・温泉三昧の旅(9月7日=3日目の3)  山形県から秋田県に入り、角館を目指しましたが、雨は一層激しくなり、ワイパーを高速で動かさないとなりませんでした。止んだと思たら、また降り出すの連続で、角館観光はあきらめかと誰もが思いました。しかし、仙北市が近づくにつて、青空が見えてきました。晴れ女の良雄夫人のお蔭でしょうか。  角館には11時ころ到着しましたが、この辺りは雨が降った様子…

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敬老の日・祝う会

 昨日(9月19日)、当町内会でも敬老の日お祝い会を催しました。  600世帯程度の町内会ですが、70歳以上の敬老対象者は294名、その4分の1にあたる73名に参加していただきました。一昨年は40名、昨年は60名、今年は73名と参加者が増加し、来年はもっと大きな会場を押さえないとと、主催者側としては嬉しい悲鳴でした。  近くの市民センター3階ホールはお年寄りの皆さんでいっぱい。  第1…

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鳥海山の伏流水

がんばろう東北・温泉三昧の旅(9月7日=3日目の2)  朝の散歩で見た花の続きです。  この植物は何でしょう? つる性で白い花が咲いています。ご存知の方、教えてください。  → アオツヅラフジ(ツヅラフジ科アオツヅラフジ属)と分かりました。菜の花さん、ありがとうございます。  ヒヨドリバナ(キク科フジバカマ属)。 クズ(マメ科クズ属)。  キツネノカミソリ(左下、ヒガンバナ科ヒ…

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マツヨイグサと日本海の朝焼け

がんばろう東北・温泉三昧の旅(9月7日=3日目の1)  ドライブ旅行は運動不足になりがちですね。この日、朝5時に目が覚めたので、5時半ころからコンデジ片手に散歩に出ました。潮騒の音が大きかったですが、妻はまだ寝ています。  旅館は国道345号の海岸側に建っており、道路の向かいは羽越本線です。散歩中、貨物列車が2回通過しました。  晴れ間が覗く空が朝焼けです。朝焼けを見たのは何年前のこと…

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本間家旧本邸とお店

がんばろう東北・温泉三昧の旅(9月6日=2日目の5)  本間美術館の本館は本間家の別邸だったところです。別邸があるなら本邸があるはずで、係りの方に聞いてみました。すると、美術館から1Kmほど南にあり、公開されているとのこと。早速行ってみました。  本間家の旧本邸は、板と白の漆喰でできた塀の中、平屋建ての建物でした。左下の写真の、赤い幟が立つ手前の長屋門から入場します。  本間家旧本邸は…

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本間美術館

がんばろう東北・温泉三昧の旅(9月6日=2日目の4)  山形県酒田市の本間家をご存知でしょうか。江戸時代、「本間様には及びもせぬが、せめてなりたや殿様に」と歌にも読まれるほどの大金持ちでした。GHQによる農地解放までは日本一の大地主で、所有していた土地は最大3,000町歩(約90万坪)にも上りました。北前船の回船問屋としても利益を上げていたといいます。その本間家が所蔵していた美術品などを展示し…

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羽黒山(後編)

がんばろう東北・温泉三昧の旅(9月6日=2日目の3)  出羽三山神社の三神合祭殿の参拝を終え、駐車場へと戻ります。今回は、境内にあるその他の建物を紹介します。  左下は、鐘楼の左手奥にある霊祭殿です。出羽三山では、ご先祖の御霊を供養する風習が現在も行われているのだそうです。多数の風車が刺してあるところを見ると、幼くして亡くなった霊を慰めるためでもあるらしい。建物は昭和58年に再建されたもの。…

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羽黒山(中編)

がんばろう東北・温泉三昧の旅(9月6日=2日目の2)  山形の羽黒山に来ています。朱塗りの鳥居をくぐると茅葺の独特な形をした三神合祭殿が迫ってきます。  三神合祭殿は高さ28m、間口24.2m、奥行き17mで、茅葺の厚さは2.1mもあります(萱葺神社建造物としては日本で最大。羽黒修験の根本道場でもあった)。現在の合祭殿は文政元年(1818)に完成したもので、昭和45年~47年にかけ開山1…

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羽黒山(前編)

がんばろう東北・温泉三昧の旅(9月6日=2日目の1)  温泉に行くと、夜10時ころ寝てしまいますから、朝の目覚めも早いです。5時ころは小雨が降っており、人間将棋が行われるという舞鶴山までの散歩は出来ませんでした。その分、朝風呂にゆっくり…。  ブッフェ式の朝食を済ませるころには、青空が広がってきました。出発前に旅館の前で記念写真です(あまり大きくなりません)。  山形というと山寺や出羽…

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広重美術館

がんばろう東北・温泉三昧の旅(9月5日=1日目の2)  天童で宿泊した旅館(写真、左下)の隣のブロックに広重美術館(写真、右下)があります。チェックインして、直ぐに見学に行きました。  この旅館の裏手が滝の湯という旅館で、妻が「15年近く前に泊まった」と言っていましたが、すっかり忘れていました。広重美術館の1階左側はJTBの店舗でした。  広重美術館では、作品保護のため毎月展示替え…

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山形・天童へ

がんばろう東北・温泉三昧の旅(9月5日=1日目の1)  夫婦3組で山形・秋田方面へ5泊6日の旅をしてきました。一昨年の北海道一周、昨年の新潟一周に続いての車1台6人旅です。  今回は、義捐金だけでなく、実際に東北へ足を運んで、ささやかながら現地へお金を落としてこようという大義名分ですが、実際は温泉三昧の旅なのです。  朝8時、JR松戸駅で良雄さん夫妻をピックアップ、高崎市内の忠夫さん夫妻宅…

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ノシラン

 8月27日、江戸川近くの畑と道路の境に植えてある生垣の下から白い花穂が顔を出していました。形がヤブランに似ていますが、初めて見る花です。  帰宅後、早速調べてみると、ノシランと分かりました。ノシラン(熨斗蘭)はラン科ではなく、ユリ科(またはスズラン科)ジャノヒゲ属の多年草で、原産はアジア。  花茎が丈夫ではないのか、皆、横向きなので、手で持ち上げて花の写真を撮りました。花被片は5枚で、…

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オオニシキソウ

 先回、コニシキソウ(小錦草)を取り上げました(こちら)が、昨日投稿したニラの手前でオオニシキソウ(大錦草)を見つけました。コニシキソウと同じく、トウダイグサ科ニシキソウ属の一年草で、北アメリカ原産の帰化植物です。  一緒にコニシキソウも見つかりましたので、大きさの違いが分かります。写真手前がコニシキソウ、たばこのフィルターが大きさの目安です。  コニシキソウは地を這いますが、オオニシキ…

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ニラ、タマスダレ

 江戸川近くの田んぼで稲が頭を垂れています。千葉県産の米は放射能が基準値以下だと認定され、農家の皆さんも胸をなでおろしていることでしょう。  稲の手前で、ニラ(韮、ネギ科ネギ属)が咲いています。古くは「みら」と呼ばれていたのが、いつの間にか「にら」になったと言います。  6弁の花に見えますが、そのうち3枚は苞です。  ニラの群生が途切れたあたりに、タマスダレ(玉簾、ヒガンバナ科タマ…

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センニンソウ

 先日、ダイエーで買い物をした帰り道、ゆりのき通りを自転車で走ってくると、反対側の歩道のツツジの植え込みの上に白い花が咲いているのに気づきました。  翌日、コンデジを持って見に行ってみると、何とセンニンソウ(仙人草、キンポウゲ科 センニンソウ属)が咲いているのでした。  まさか、住宅街で見られるとは思いませんでしたよ。馬も食べない毒草といいますから、どこから種が持ち込まれたのでしょう。 …

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画像ストックから掘り出しました

 今回は8月17日に日比谷公園公会堂の裏側で見た花です。上からの2種類は名前が分からず、そのうち調べようと思いつつ、後回しになっていました。それを思い出し、画像ストックの下から引っ張り出してみたんですが、なかなか手強く、名前が分かるまでに延べ2日かかりました。  アシスタシア・イントルサです。キツネノマゴ科アシスタシア属の常緑多年草(亜低木)。東南アジア原産。別名タイノオモイデ・スーワンソ…

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