シマシャリンバイ(夢の島熱帯植物館…温室編その3)

 今朝、屋外の温度計が初めてマイナス2℃を示していました。昨晩から寒かったので、冷え込むなーとは思っていたんですが…。その点、温室は別天地ですね。  夢の島熱帯植物館のCドームには小笠原諸島の固有種が展示してあります。  シマシャリンバイ(島車輪梅)もそのひとつです。バラ科シャリンバイ属の常緑小高木です。小笠原ではアレキサンドルとも呼ばれているそうですが、名札に興味深いことが書かれています(…

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リューココリネ

 昨日、妹から仏壇用のフラワーアレンジメントが送られてきました。沢山の花が彩りよくアレンジされ、とても良い感じです。  作っていただいたのは、蕨市にある花屋・SeedSeedさん(こちら)です。我が家でもお願いしたことがありますが、とてもセンスが良いアレンジメントをしてくれます。  アレンジされている花たちをご紹介しましょう。  左下は、和蘭の「春色(しゅんしょく)」という品種。1本の…

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ドンベヤ・ウォリッキー(夢の島熱帯植物館…温室編その2)

 夢の島熱帯植物館のCドームで咲いているドンベヤ・ウォリッキーです。アオギリ科ドンベヤ属の常緑低木で、マダカスカル島や東アフリカが原産です。  学名はDombeya wallichiiなので、他に、ドンベア・・ウォリッキー、ドンベア・ワリッキィなどと読まれています。英名はピンクボール。ピンクのくす玉のようですから、このほうがしっくりきますね。  館内ではこんな状態で咲いています。 …

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ベニゲンペイカズラ、アマゾンリリー(夢の島熱帯植物館…温室編その1)

 1月23日に訪れた夢の島熱帯植物館です。エントランスホールには、蘭などをあしらったディスプレイが飾られていました。  いつものように、光庭にそって進んで温室に入り、Aドームから見ていきます。寒い外から入るとレンズが曇るので、5分ほどは写真が撮れません。  昨年11月に投稿した花と重複しないものを紹介していきます。  今回のトップは真っ赤なベニゲンパイカズラ(紅源平葛)です。クマツヅラ…

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ジャノメエリカ、ギョリュウバイ(夢の島熱帯植物館…屋外編その5)

 ギンヨウアカシア(ネムノキ科アカシア属)に黄色いつぼみが出来ていました。花が咲くのはまだ先のことでしょう。  ギンヨウアカシアの木の陰で、ジャノメエリカ(ツツジ科エリカ属)が咲いていました。左下の写真はフラッシュ使用。  ヤノネボンテンカ(アオイ科ヤノネボンテンカ属)の実を見ました。写真左下の、左側は花後の萼、その右は閉鎖花のまま実になったものらしい。写真右下は種が膨らんできたとこ…

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アコウの木(夢の島熱帯植物館…屋外編その4)

 植物館の東寄りにアコウと名札のある木がありました。近づいてみると、幹や枝に小さい実がびっしりとなっています。  調べてみると、アコウの木はクワ科イチジク属の半常緑高木だとのことです。どおりで、実がいちじくに似ているわけだ。 Wikipediaより抜粋  樹高は約10 - 20m。樹皮はきめ細かい。幹は分岐が多く、枝や幹から多数の気根を垂らし、岩や露頭などに張り付く。  5月…

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カエンキセワタ(夢の島熱帯植物館…屋外編その3)

 昨日紹介したケストルム・クルトゥムの隣で咲いていた花で、初めて見たものです。名札にはレオノティス・レオヌルスと書かれていました。  花はビロードのような毛で覆われています。近くで見ると、つぼみから花が成長する過程が分かって、面白いです。  帰宅後調べると、和名はカエンキセワタ(火焔着せ綿)と分かりました。シソ科カエンキセワタ属の常緑小低木(多年草とするサイトもある)で、原産は南アフリカ…

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ケストルムの一種(夢の島熱帯植物館…屋外編その2)

 夢の島熱帯植物館の裏側(北側)を廻り、西側にやってくると、何やら怪しげな花が咲いていました。  立て札には「ケストルム・クルトゥム Cestrum × cultum ナス科」と表示されています。ケストルムはナス科キチョウジ属の常緑低木のことだそうですが、クルトゥムという品種を説明する日本語のサイトはありませんでした。学名に×が含まれているので、園芸種のひとつだろうと思います。 …

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カミヤツデ(夢の島熱帯植物館…屋外編その1)

 1月23日、夢の島熱帯植物館に行ってきました。植物館の入り口脇に、ビオラなどで作ったうさぎがお出迎えです。  今回は、屋外の植物からご紹介しようと思います。  shuuterさんのブログや寿々木さんのブログでその存在を知ったカミヤツデ、温室の西側に植えられていました。これまで遠くから目にしていたのですが、ちょっと変わったヤツデだなと思っていました。  地味な花で、普通のヤツデより…

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日比谷公園にて(その2)

 1月20日に散策した日比谷公園です。  第一花壇から小音楽堂を右手に見て大噴水のある広場にやってきました。大噴水の先には第二花壇があるのですが、仮設の建物が建ち、ダ・ビンチの文字が…。  日比谷通り側に大きな看板があり、「特別展 ダ・ヴィンチ ~モナ・リザ 25の秘密~」とありました。昨年、ニュースで見たような記憶があります。事前に知っていれば、もっと早めに家を出たのに…残念。2月20…

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日比谷公園にて(その1)

 1月20日、新橋で労組OB・OG会幹事会が開かれたので、ちょっと早めに家を出て、日比谷公園を散歩してみました。  日比谷交差点側から園内に入ると、左手に心字池があります。毎年、池畔にある松の木に雪吊りがされ、冬の風物詩となっています。  1月4日付の日比谷公園ニュースによると、「お正月の装飾として、『松の雪吊り』(南部方式)とワラボッチ(霜よけ)を行った」とありました。    心字池の…

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プリムローズ

 シクラメンの管理に失敗して、今年は花が望めないので、代わりになる鉢植えを私の部屋用に買ってきました。  名札に、プリムローズとありました。  プリムローズ(プリムラ・ブルガリス)とはサクラソウの原種の一つで、白い花弁で花芯部がレモンイエローの花のことですが、この写真の花はそれではありません。流通名がプリムローズというプリムラ・ポリアンサのバラ咲き品種らしいです。花芯部が黄色で、赤い花弁…

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ブプレウルム(ツキヌキサイコ)

 花屋さんに仏花を求めに行ったら、ある種のユーフォルビアに似た小さな花を見かけました。花の名前を聞くと、ブプレリウムだとのことで、1本加えてもらいました。  早速、ネットで情報を集めてみると、和名はツキヌキサイコ(突抜柴胡、セリ科ミシマサイコ属)と分かりました。ヨーロッパ~西アジア原産の耐寒性一年草だとのことです。和名の由来は、下の写真のように、葉が茎を巻き、茎が葉を突き抜けるように見える…

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オキザリス

 昨日、用事があってひろ君とさーちゃんが住むマンションに行ってきたんですが、マンションの管理棟前の道端にピンクのオキザリス(カタバミ科カタバミ属)が咲いていました。雑草のようにはびこりますが、好きな花のひとつなんです。  オキザリスは、一説には園芸種が500種類もあるとか。背後に、ニホンスイセンが一輪咲いていました。  こちらは黄色いオキザリスです。近くのゆりのき通りの植え込みで見つ…

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トルコギキョウ

 昨日の朝は、予想外の雪になりました。未明から降り始めたようで、8時前後はかなり激しく降りました。8時半ころにはほとんど止んだのですが、2cm位積もったでしょうか。止んだ後は雪が嘘のような快晴。でも、かなり寒かったですから、路面が凍結。自転車でスリップ・横転した人を目撃してしまいました。  写真は我家のベランダに積もった雪です。花はネメシア。  その前日の夕食後のことです。食器を洗ってい…

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消防出初式

 朝起きたら雪がチラチラ舞っており、気温も氷点下でした。その後、8時20分ころまで断続的に強く降り、車の屋根に2cmほど積もりました。  さて、一週間も前のことですが、1月8日に、松戸市の消防訓練センターで行われた松戸市消防出初式を見学してきました。当日は快晴、風もない日でしたが、やはり寒かった。初めての出初式見学なので、連写に連写を重ね、結果的には600数十枚も撮ってしまい、整理が大変で…

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山手七福神巡り…その8(瀧泉寺=恵比寿神)

 1月6日に参加した山手七福神巡りの報告、最終回は目黒不動として知られれる瀧泉寺(=恵比寿神)です。  弁財天の蟠龍寺の門を出て、山手通りを右に進み、五百羅漢寺と彫られた石柱が見えたら右折します。右はその五百羅漢寺ですが、階段の上に本堂があるようです(階段の左側は斎場)。  五百羅漢寺の隣が目黒不動の境内ですが、ちょっと遠回りして商店街を歩くことにしました。羅漢会館前を左折、突き…

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山手七福神巡り…その7(蟠龍寺=弁財天)

 1月6日に参加した山手七福神巡りの報告をしています。  山手通りの大鳥神社交差点から150mほど南に下ると、歩道橋の手前右手に蟠龍寺(弁財天)の門柱が建っています(左下)。社務所の手前で、ムラサキハナナ(紫花菜、アブラナ科マッティオラ属)が出迎えてくれました(右下)。  突き当たりが蟠龍寺の本堂です。 霊雲山蟠龍寺   宝永6(1709)年、増上寺の高僧・霊雲上人が浄土宗の戒律…

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山手七福神巡り…その6(寄り道=目黒雅叙園)

 1月6日に山手七福神巡りに参加しました。  大円寺の隣は目黒雅叙園ですが、行人坂から左折したらびっくりしました。それが、この風景です。  現在、雅叙園のある付近一帯は、江戸時代に「夕日の岡」と呼ばれ、紅葉が夕陽に映える風景が見事だったそうですが、まるで江戸時代の秋にタイムスリップしたような光景です。  左下は、目黒雅叙園のエントランス棟(瓦屋根)と円弧のアルコタワー(目黒雅叙園と…

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山手七福神巡り…その5(大円寺=大黒天)

 1月6日に参加した山手七福神巡りを報告しています。  目黒駅前の先(西)、目黒通りから斜め左にそれて、行人坂を下ったところに大円寺(大黒天)があります。行人坂の標識は大円寺に隣接した小さな神社の脇に設置されていました(左下)。  坂の途中・右手に、大手芸能プロダクション・ホリプロのビルがそびえていました(右下)。江戸時代、ここらに富士見茶屋があり、あたりは夕日が岡と呼ばれていたそうです。 …

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山手七福神巡り…その4(妙円寺=福禄寿、寿老人)

 1月6日に参加した山手七福神巡りの報告です。  瑞聖寺を後にし、目黒通りを目黒駅方面に向います(左下)。三番目の妙円寺(福禄寿、寿老人)は自然教育園の向い側にあります。右下は、あるビルのウインドーに飾られた生花です。センリョウやグロリオサ、オンシジウムなどがあしらってありました。  妙円寺への入り口はちょっと分かり難いですが、七福神と書かれた幟が目印になりました。スロープを下った右手、…

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山手七福神巡り…その3(瑞聖寺=布袋尊)

 1月6日に山手七福神巡りに参加しました。今回は、二番目のお寺、瑞聖寺(布袋尊)です。  瑞聖寺は白金台小学校の建物北端の向かい側、路地の奥にあります。途中に山門があり(左下)、更に狭い階段を登っていきます。 紫雲山瑞聖寺(しうんざんずいしょうじ)   宇治萬福寺を本山とする黄檗宗寺院であった。当寺は、「本山の光景を   模擬する所にして、其経営頗る他に異なり、江戸黄檗宗寺院最初創建…

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山手七福神巡り…その2(覚林寺=毘沙門天)

 1月6日に、山手七福神巡りに参加しました。今回、最初に訪れたのは覚林寺(毘沙門天)で、国道1号線清正公前交差点の近くです。  左下は、国道1号線の向かい側から見た覚林寺、右下は、山門です。 覚林寺(かくりんじ)   日蓮宗の寺院。山号は最正山。加藤清正の位牌や像が祀られていることか   ら清正公(せいしょうこう)と通称される。付近の住民からは「清正公さま」と   呼ばれ、勝負祈願…

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山手七福神巡り…その1(覚林寺へ)

 1月6日、労組OB・OG会が企画した「元祖・山手七福神巡り」に参加しました。    (山手七福神めぐりのお寺については、こちらや、こちらをご覧下さい)  11時15分にJR品川駅前に集合したのは23名、先ずは品川プリンスホテル内の和食レストラン「ななかまど」の個室を借りて、松花堂弁当(左下)の昼食です。新年早々の企画なので、新年会を兼ねることにました。会長あいさつに続き、副会長のムーさんが…

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エンドウの白花

 我が家近くのマンションの庭で、プランターに植えられたエンドウが、寒さに負けずに白い花を咲かせています。茎もしっかりしています。 ← スナップエンドウ(スナックエンドウ)と判明しました(nobaraさん、ありがとうございます)。  古代ギリシャ時代から栽培されているエンドウは、マメ科エンドウ属の一・二年草です。通常は秋に種を播いて、翌春花が咲いて実を収穫するというサイクルですね(寒冷地では…

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マサキの実

 昨日、泌尿器科から帰宅する途中、ある家の門前で赤い実を見つけました。  早速調べてみると、マサキ(柾、正木、ニシキギ科ニシキギ属の常緑低木)の実と分かりました。同属のマユミの実と良く似ています。  写真の品種は、葉の周囲に黄色い斑が入るもので、キフクリンマサキ(黄覆輪柾)と呼ばれる園芸種です。  外側の仮果皮が割れて、橙色の種が顔を出し、種が大きくなってこぼれるようです。左下は種…

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干支切手

 今年はうさぎ年ですね。うさぎをあしらった年賀状は印刷後に没になりましたので、代わりと言ってはなんですが、干支文字の切手を貼りつけておきましょう。  上の干支切手のデザインや意匠の説明は、日本郵便のHP(こちら)で御覧いただけます。  実は、毎月、航空一般労働組合スカイネットワークのDMのために切手を120枚ほど購入するのです。個人加盟の労働組合ですから、電子メールで送れないものは個…

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今年もよろしくお願いします

 皆さん良いお年をお迎えのことと存じます。  昨年中は、多くの方にお訪ねいただき、更に、コメントや気持ち玉もたくさん頂き、大変ありがとうございました。お陰さまで、年間12万ヒット、累計40万ヒットを達成することが出来ました。右は、1月4日8時現在の数値です。  年末年始の4日間は喪中を言い訳に、ブログの更新を休みましたが、今年も毎日更新を目標にしたいと思っていますので、ご支援をよろしくおねが…

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