セネッティ(サイネリア)

 今年最後の花はサントリーのセネッティです。セネッティはサイネリア(キク科ペリカリス属)を改良したものです。英名シネラリア、和名フウキギク(富貴菊。  写真では分かりにくですが、蛍光を発しているのでは?と思えるほど鮮やかな色です。  サントリーのHP(こちら)を見ると、「冬、春、二度咲きの豪華な星咲きサイネリア」と表示してあり、上の写真のものは「レッド」という品種のようです。  2枚目…

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インレーが剥がれた

 夕食中に、奥歯でガリッと固いものを噛みました。舌で探って吐き出すと、右下最奥の歯のインレー(合金の詰め物)だったのです。まだ、歯科医院が営業中だったので、早速翌朝の予約を取りました。  インレーを接着してもらおうと思ったのですが、噛んだ時に変形してしまい、つくり直すことになりました。年末年始の休みが入り、出来上がるのは1月11日。それまでは 仮の詰め物です。  写真は、待合室のお正月飾り…

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萬満寺と棟方志功

 今日、義母の菩提寺となる萬満寺(松戸市馬橋)をお尋ねし、葬儀のお礼を申し上げ、ご住職から義母の戒名の意味を教えていただきました。  お話を伺った客間に、棟方志功の版画が飾られてあり、万満寺(萬満寺)と掘ってあります。  ご住職にお尋ねすると、戦前、棟方志功がしばらく萬満寺に逗留したことがあったそうで、その際、お礼として掘られたものなのだそうです。これには驚きました。その台木は「まな板」…

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オニノゲシ?

 忙中閑ありで、ちょっと取材に。江戸川近くの農業用水路の縁で草丈70cm程のノゲシ(野芥子、キク科ノゲシ属の史前帰化植物の一種)の咲き残りを1本見つけました。別名ハルノノゲシ、ケシアザミ。  もしかして、オニノゲシの可能性があるのでは?と思って、調べてみました。  オニノゲシの茎には繊毛があるそうですが、これはツルリとしています。オニノゲシでも繊毛がない個体もあるそうで、繊毛は決定打では…

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東京スカイツリー529m

 長男が購入することに決めたマンションは南向きの11階ですから東京スカイツリーが良く見えましたが、実は、次男夫婦や孫たちが住むマンションからも見えるんです。4階なんですが、ラッキーなことに、ビルとビルの間の空間にバッチリなんです。  昨日、望遠ズームを持って行って写してきました。テレ端(270mm、35mm版換算430mm)での撮影です。  1枚目はほとんどノートリミング。  2枚目は…

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セレモニー

 昨日、近親者と施設職員代表のみで、義母の密葬を済ませました。  葬儀社での告別式(左下)。火葬後、萬満寺にて繰り上げ初七日(右下)。  我が家に戻ったおばあちゃんのご遺骨。  仮祭壇に飾られた遺影は、まだ元気だった頃、「その日」のために私が撮ったもの。  最近の線香は煙が出ないタイプです。

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仏桑華

 室内に取り込んだ我が家の仏桑華、冬至の日の昨日、今期最後のつぼみを開花させました。  日を同じくして、89歳の義母が介護施設で、眠るように大往生を遂げました。  一昨日から食事がほとんど喉を通らず、昨日往診していただいた医師からは、いつ逝っても不思議でない状況と言われた矢先でした。その時は、医師や妻の呼びかけに反応したり、笑顔を見せたりしており、しばらくは命を長らえるのではという希望も…

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オオイヌノフグリ

 我が家の近所ではまだ見かけませんが、江戸川近くの農業用水路の近くでオオイヌノフグリ(ゴマノハグサ科クワガタソウ属)が沢山咲いていました。一日花のせいか、花に触れるとポロリと花弁が落ちてしまいます。  あまりに気の毒な名前なので、瑠璃唐草、天人唐草、星の瞳という別名を貰っています。  雄しべは2本、その間に雌しべが1本。雄しべが雌しべの方にカールしてきて、自家受粉するそうですが、実を見た…

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ピラカンサ、セイヨウヒイラギナンテン

 近くの団地の生垣代わりにされているピラカンサ(バラ科)です。上の方についた実は、花が咲くのが遅かった分、まだ橙色です。和名は、赤い実の品種をトキワサンザシ(常盤山査子=ヨーロッパ南部原産)、オレンジ色の実の品種をタチバナモドキ(橘擬き=中国原産)と区別しているそうです。  ところで、ピラカンサ、ピラカンサス、どちらが正しいのでしょうね。学名(属名)はPyracanthaなので、ピラカンサ…

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鳥じゃなかった

 枯れ木に鳥が沢山とまっているように見えたんですが…。  近づいてみると、栗のイガが落ちずに残っていたんです。  60坪ほどの土地に10本近くの栗の木が植えてあり、その内の3本がこのような状態でした。他の栗の木にはイガはついておらず、枯葉だけが風に揺れていました(左下)。  昔は栗林だったのでしょうか。最近はあまり手入れがされていないようで、枯れ枝と枯れ葉がこんな状態(右下)で積も…

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エリシマム

 近所のお宅の生垣の下に、アブラナに似た黄色い花が咲いています。プランターにエリシマムという名札が挿してありました。アブラナ科エリシマム属には何種類かあるようですが、これはニオイアラセイトウ(ウオールフラワー)の矮性種で、エリシマム・アリオニーではないかと思います。別名シベリアン・ウオールフラワー、宿根チェイランサス。  開花期は4~6月だそうですが、今頃も咲いているので、かなり耐寒性があ…

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フユシラズ

 新坂川の法面でフユシラズが咲いています。フユシラズはキク科キンセンカ属の一年草で、原産は地中海沿岸です。別名カレンデュラ(属名から)、ヒメキンセンカ。  花径は1.5cm~2cm位。11月頃から咲き始め、霜にも負けず、翌年の4月頃まで咲き続けるので、「冬知らず」の和名がついたそうです。ガザニアの花のように、日が差すと開き、曇りや夕方には閉じてしまいます。一年草ですが、こぼれ種で増えるよう…

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ヒメノウゼンカズラ

 引っ越す前の我が家があった所から徒歩10分くらい、もう1本で水戸街道という裏通りで、橙色の花が咲いているのを見つけました。寿々木さんのブログや小梨さんのブログで見たヒメノウゼンカズラではないでしょうか。  帰宅後、ネットで確認するとやはりそうでした。ヒメノウゼンカズラ(姫凌霄花)はノウゼンカズラ科テコマリア属の半蔓性常緑低木で、南アフリカ原産です。沖縄辺りでは通年咲くようですが、関東地方…

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スノードロップ

 先日、スズランスイセン(スノーフレーク、別名オオマツユキソウ)に似た花を見ました。まずは写真をご覧ください。3枚の内花被の先端にへの字型の緑色の斑が入っており、3枚の外花被は長く、大きく開いています。  これは、一般的にスノードロップ と言われる耐寒性植物=球根です。スノードロップというのはヒガンバナ科ガランサス属の総称だそうで、写真の花はガランツス・ニヴァリス(ガランサス・ニバリス)と…

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センダンの実

 昨年初めてセンダンの実を見たのですが、今年も葉をすっかり落とした頃だと思って行ってきました(12/10)。ここは、長男が生まれるときにお世話になった産科病院の駐車場です。センダン科センダン属の落葉高木。  昨年は枝が高すぎて、実が綺麗に撮れなかったのですが、今年は低い枝があったので、バッチリでした。  写真を撮っていると、若い夫婦から「何の木ですか?」と尋ねられました。「センダンで…

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極矮性ヒマワリ

 昨日に続いて、いまだに咲いているヒマワリ(キク科ヒマワリ属)です。場所は常磐線と流山線が近くを走る新坂川の法面です。近所の方が種をまいたのでしょうか。  花も葉も大きなヒマワリそっくりですが、草丈は40cm程度とミニ版です。ミニヒマワリという名がぴったりだと思うのですが、流通名は極矮性ひまわり・ビッグスマイルと言うんですから、面白いですね。北アメリカ原産で、非耐寒性の一年草です。 …

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宿根ヒマワリ

 チョボラの旗振りをしている交差点の近くに畑があるのですが、各種の菊に混じって、ちょっと趣の違う花があるのです。花径は7cm程度です。  ダリヤのようでもあるのですが、鋸歯の大きさや葉脈が違います。  調べてみると、キク科ヒマワリ属のヘリアンサス・ムルチフロルスが一番近いようです。北アメリカ原産の多年草で、別名は宿根ヒマワリ、コヒマワリ。一重と八重があるそうで、これは八重ですね。 …

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キク科の植物でしょうか? → ヤーコンの花でした

 先日、近所の貸し農園のような空き地でこんな花を見つけました。ヒマワリを小さくしたような花径3cm程度の花です。  左下が植物の全体像ですが、中央下や右上に黄色い花が見えますか?かなり成長した後らしく、対生する三角形の葉は20cm以上の長さになっています。  これが花のアップです。多分キク科だろうと思うのですが、種類が多すぎて、素人が同定しようとすると大変です。どなたか品種名をご存知…

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グラジオラス・カリアンサス & ロウヤガキ

 町内の喫茶店の店先でグラジオラス・カリアンサスを初めて見ました。昨年は見た記憶がないので、今年店頭用に鉢植えを買われたのかも知れません。  グラジオラス・カリアンサスはアヤメ科グラジオラス属の多年草(球根)です。エチオピア原産で、花期は9~10月だそうですから、これはかなり遅咲きですね。別名アシダンセラ(アキダンセラ、アシダンテラ)=旧属名から、ニオイグラジオラス=かすかに良い匂いがする…

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京みやげよりもっと嬉しい

 今年40歳になった長男が京都旅行のみやげを持ってきてくれました。  2泊3日の紅葉見物だったのですが、最盛期をちょっと過ぎていたそうです。でも、まだあちこちに見頃の場所があったそうです。  写真は、左から、私のリクエストしておいた本家西尾のニッキ入り八つ橋、妻には、馳走高月の佃煮セットと福寿園の伊右衛門セットですが、これは嬉しいですね。  実はもっと嬉しいことがありまして、長男が、7…

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蘭の花その2(新宿御苑にて…8)

 11月30日に訪れた新宿御苑の「エコハウス」に展示されていた蘭の花その2です。  (  )内のⅡはワシントン条約附属書Ⅱに記載の品種です。  左下、リパリス・コンディロブルボン(Ⅱ、東南アジア、台湾、ニューギニア、太平洋諸島に分布)。右下、バルボフィルム・レピドゥム(Ⅱ、インド~インドネシアに分布する着生ラン)。  左下、マキシラリア・ピクタ(Ⅱ、ブラジルに自生する着生ラン)。右下、…

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蘭の花その1(新宿御苑にて…7)

 11月30日に訪れた新宿御苑です。  ここにも温室があったのですが、老朽化のため昨年から建て替え中で、来年完成予定なのだそうです。栽培していた植物は他の場所に移されていますが、一部の蘭が「エコハウス」に展示されています。  (  )内のⅠ、Ⅱはワシントン条約附属書記載品種、園芸は園芸品種。  左下、パフィオペディルム・スパイセリアヌム(Ⅰ、ビルマからアッサムに分布)。右下、パフィオペディ…

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ニシキギの紅葉と実

 昨日はマユミの紅葉と実を投稿しましたが、今回はニシキギ(錦木)です。これは昨日のマユミがあったお隣りで撮ったものですが、こんなに近くで見られるなんて灯台下暗しでした。  ニシキギの葉はマユミと比べると少し厚めですが、鮮やかに紅葉します。この木は紅葉してから少し日にちが経ったようで、濁った赤になっていますが、遠目からみるとまだまだ綺麗です。  ニシキギはニシキギ科ニシキギ属の落葉低木…

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マユミの紅葉と実

 同じ町内のHさん方でマユミ(真弓)が美しい紅葉を見せています。  マユミはニシキギと同じ、ニシキギ科ニシキギ属の落葉低木です。ニシキギの紅葉は独特の赤ですが、マユミの紅葉もそれに劣らず美しい色をしています。その一番美しいところを撮ってみました。この色、何の加工もしていません。  この木はまだ若い木ですが、それでも高さは3m近くに達しています。紅葉してからも葉は長いこと散らずに残っている…

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ツワブキ(新宿御苑にて…6)

 11月30日に訪れた新宿御苑です。  ツワブキ(キク科ツワブキ属)はどこででも見られるのですが、御苑のあちこちで咲いているツワブキの花弁に違いがあるのを再認識しました。即ち、丸っこいものと、長めのものです。  こちらは長めの花弁の方です。  こちらは丸っこい方です。  どちらかというと、長めの花弁のツワブキが多いように思いますが、どちらが正統派なのでしょうか。  ツワブキは古…

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日本庭園へ(新宿御苑にて…5)

 11月30日に行った新宿御苑です。プラタナス並木を後にして、池の周辺を散策しながら帰ることにしました。  こちらは中の池(左下)や下の池(右下)の風景です。  水面に映った紅葉が楽しめます。中の池の向かいはレストハウスです。  旧御涼亭から見た風景です(3枚の写真から合成したパノラマ)。ここから下の池になります。  イロハモミジが綺麗です。  かなり日が傾いてきました…

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イチョウ、プラタナス並木(新宿御苑にて…4)

 11月30日の新宿御苑です。  紅葉の代表がモミジなら、黄葉の代表はイチョウでしょうね。新宿御苑の中にも大木が何本もありますが、手前に別の木があったりして、写真になりにくいものも多いのです。下の2枚は管理事務所と温室(建て替え中)の中間辺りのものです。  下の写真の左手に写っている尖ったビルはNTTドコモ代々木ビル(通称ドコモタワー)です。都内で第3位の高さで、御苑の中からでも目立ちま…

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花の木の紅葉と桜の花(新宿御苑にて…3)

 11月30日に行った新宿御苑です。  新宿門を入って左手へ、モミジのトンネルを抜けて、管理事務所の手前辺りにハナノキ(カエデ科カエデ属の落葉高木)の大木があり、紅葉が見頃でした。写真の左下に人物が写っているので、木の大きさがお分かりいただけると思います。  右下は、上の写真の中央下に写っている立て札を撮ったものですが、ハナノキは絶滅危惧種に指定されているそうです。  右下は、葉の様子…

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モミジの紅葉(新宿御苑にて…2)

 11月30日、会社OB仲間と訪れた新宿御苑です。  「母と子の森」でラクウショウの気根を見た直後あたりで、近くにいた女性が「地震だわ」とつぶやきました。立ち止まると本当に大地が動いていました。  気象庁のHPによると、「12時25分頃発生。震源地は小笠原諸島西方沖。震源の深さは約480km、地震の規模(マグニチュード)は6.9と推定」とあり、新宿あたりは震度2でした。  このモミジの紅葉…

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モミジバスズカケノキの紅葉(新宿御苑にて…1)

 11月30日、会社OBの仲間と共に新宿御苑の紅葉を楽しみに行ってきました。  当日は14時集合だったのですが、雲行きがあやしいし、前日、日が陰ってしまった横浜三渓園の二の舞はごめんとばかり、2時間前に入苑して、「母と子の森」を中心に写真を撮りました。  新宿門を入って右手奥が「母と子の森」ですが、その手前に大きなモミジバスズカケノキがあり、黄葉が輝いていました。  モミジバスズカケノ…

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横浜。中華街、そして、三渓園

 11月29日、横浜に行ってきました。先ずは、中華街でランチをしたのですが、その写真は後にして、横浜三渓園の風景を投稿します。  中華街東入口前から市営バスで三渓園へ行こうとしたんですが、バスが30分近くも遅延し、三渓園に着いたのは14時25分ころ。訪れた方ならお分かりでしょうが、西側が山になっており、釣瓶落としの秋の日も遮られ、写真にはなりにくい時間となってしまいました。  そんな三渓園で…

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