桜の紅葉(都立水元公園にて…5)

 11月24日の都立水元公園です。桜の紅葉だって馬鹿にはできません。水元大橋の近くで撮りました。  サクラには虫がつくのか、病葉が目立ち、紅葉する前に散ってしまうことが多いのが難点でしょうか。  小合溜を挟んだ向かい側は埼玉県のみさと公園になっており、ここの紅葉も見頃を迎えていました。    明治100周年記念広場から遥か南に東京スカイツリーが確認できました。  こ…

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ハゼノキの紅葉(都立水元公園にて…4)

 11月24日の都立水元公園です。公園内にはハゼノキは多くありませんが、花しょうぶ園の近くに1本目立つ木があります。まだ枝の先端が赤くなり始めた頃で、全体が赤くなるには一週間ほどかかるでしょうか。櫨の木、ウルシ科ヌルデ属の落葉小高木。  紅白のサザンカも満開です。山茶花、ツバキ科ツバキ属の常緑広葉樹。  サザンカの花に大きなハチがやって来ました。体調が3cm以上もあるオオスズ…

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メタセコイア(都立水元公園にて…3)

 11月24日の都立水元公園です。ここはメタセコイア(スギ科メタセコイア属)の森が有名なのです。メタセコイアは落葉性の針葉樹で、小合溜の北側、明治100周年記念広場を中心に中央広場にかけて植えられています。  これは記念広場から北側を写したものです。手前には数本のポプラが植えられています。  メタセコイアの森を南側に抜けつつある辺りです。  小合溜越しにメタセコイアの森を望んたとこ…

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ホームページを作ってしまいました

ごあいさつ  花に興味を持ち、近所で咲く花をブログに投稿し始めてはや4年、画像ファイルが増えました。  花の種類も増えるに従い、その名前をどんどん忘れてしまうどころか、見たことすら忘れてしまう爺ですから、備忘録代わりに花色別の図鑑を作ってみました。  初めて作るホームページで、花の種類もわずか千数百、花図鑑を名乗るのは恥ずかしいのですが、皆様の参考になれば幸いです。  合わせて、趣味の建…

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モミジバフウ(都立水元公園にて…2)

 11月24日の都立水元公園です。この公園で真っ先に紅葉するのが駐車場に何本も植えてあるモミジバフウです。  モミジバフウ(紅葉楓)は、マンサク科フウ属の落葉高木で、別名アメリカフウ。北アメリカ中南部~中央アメリカ原産。日本へは、大正時代に渡来した。街路樹などに利用される。以上、Wikipediaより。  もうかなり葉を落としていますが、残った紅葉を写してみました。  名の通り、葉は大…

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ポプラとナンキンハゼ(水元公園にて…1)

 11月24日、天気が良いので、都立水元公園に行ってきました。  駐車場から公園に入ると、全長1.2Kmのポプラ並木の途中に出ます。ここには2種類のポプラが植えられていますが、写真左側の細長いものはセイヨウハコヤナギ(西洋箱柳、ヤナギ科ヤマナラシ属)です。別名、ポプラ、イタリアヤマナラシ、ピラミッドヤマナラシ。右側の紅葉はケヤキ(ニレ科ケヤキ属)のようです。  左下の写真の中央から左側の…

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草津温泉から軽井沢へ

 11月16日です。草津温泉で「草津熱帯園」に寄り道した後、「湯畑」を車窓から見学です(狭いので駐車できません)。  その後、国道292号、同145号、146号を利用して、中軽井沢へ南下しました。時間があったので、有料道路(日本ロマンチック街道や白糸ハイランドウェイ)を通行したほうが良かったかも知れませんが、黄葉には見物にはちょっと遅い時期でした。  国道146号に入って、つづら折れを登って…

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暮坂峠から草津温泉へ(草津熱帯園)

 11月16日、四万温泉からの帰路、妻が軽井沢を通りたいと言います。ならば、草津温泉経由で行こうということになり、宿屋に近道を聞きました。それが、暮坂峠を通る県道55号中之条草津線だったのです。  暮坂峠の駐車場から、うっすらと雪をかぶった草津白根山が望めました。  ここから先、旧六合(くに)村(現在は中之条町の一部)までの10Km弱が「花街道」と名付けられています。若山牧水の詩碑も点在…

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「海野宿を歩く・・・その5(植物 2)」について

「海野宿を歩く・・・その5(植物 2)」について 7、8枚の輪生した葉の中から茎が伸びて咲いているのは、ミニバラだと源爺ちゃんから教えていただきました。  一方の輪生した葉については、クリスマスローズとのご教示があり、nobaraさんからも同様のご意見がありました。それがこの写真です。  私はこんなに大きなクリスマスローズの葉を見たことがなかったので、半信半疑だったんですが、源爺ちゃ…

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四万温泉 時わすれの宿 佳元

 11月15日、海野宿の散策を楽しんだ後、宿に向かいました。ルートは、湯の丸高原から群馬県に入り、国道144号線、145号線と、JR吾妻線沿いに走り、中之条町から北上しました。  シーズン外れの湯の丸スキー場駐車場でトイレ休憩、勿論車は1台も止まっていません。雨が近いのか、雲が上がってきました(左下)。右下は、八ッ場ダムができるとしたら水の底に沈んでしまう辺りです。新聞に登場していた橋は両岸に…

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海野宿を歩く・・・その5(植物 2)

 11月15日に訪れた海野宿の報告、5回目です。  海野宿にも勿論商店やお食事処がありますが、外観が宿場町の雰囲気を壊さないような配慮がされているところが多いようです。土産物店は見せる必要もあるので、店頭に商品を並べるのはやむを得ないことでしょうが、その数が少ないので落ち着いた宿場という印象が強いです。  宿場町の中程にあるガラス工房「橙」に入ってみました。左下はその商品と生花です。右下のガ…

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海野宿を歩く・・・その4(植物 1)

 11月15日に訪れた海野宿の報告、4回目です。今回は宿場町で出会った植物を紹介します。  明治に入って養蚕で栄えた町だけあって、クワ(クワ科クワ属)の木があちこちに植えてありました。  左下は、シダレグワと言われるもののようです。右下は、海野宿資料館の裏庭で見たものですが、葉の変色具合が面白いので写真に撮りました(マグワかヤマグワか?)。  次からも海野宿資料館の裏庭です。左下はムラ…

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海野宿を歩く・・・その3(町並みの特徴)

 11月15日に歩いた海野宿の報告、3回目です。  寛永2年(1625年)、北国街道の宿駅として開設された海野宿は延長約650m、享和年間(1801~1803年)には、本陣1軒、脇本陣2軒、旅籠23軒、伝馬屋敷59軒を数え、かなり賑わったということです。北国街道は、中山道と北陸道を結ぶ重要な街道であり、佐渡で採れた金の輸送、北陸の諸大名の参勤交代のほか、江戸との交通も頻繁で善光寺への参詣客も多…

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海野宿を歩く・・・その2(白鳥神社、媒地蔵)

 11月15日に歩いた海野宿の報告、2回目です。  海野宿の東端に白鳥神社が建っています。「この神社は古代天皇の命を奉じて東征の途についた日本武尊が、この地に滞在されたことから白鳥神社と称し、古代から中世の豪族、海野氏の祖と伝わる貞元親王・善淵王・海野広道公を祭神としています。往古より本海野の住民を始め近郷近在の人々より産土神として崇敬の念をあつめ、春と秋には例大祭が行われています」(案内板に…

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海野宿を歩く・・・その1(海野宿ってどこ?)

 11月15日に海野宿を歩いてきましたので、何回かに分けてご報告しようと思います。  海野宿は長野県の上田市と小諸市の中間に位置する東御市(*)にあり、重要伝統的建造物群保存地区、及び、日本の道百選選定地区に指定されています。上信越自動車道東部湯の丸ICを降りて、10分弱で行くことができます。駐車場には10時半ころ到着しました。海野宿については、記事末のコラムをご参照ください。  (*)東御…

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キング・プロテア

 15日、16日と、1泊2日で晩秋の黄葉を楽しんできました。その報告は明日からということにさせていただいて、もう1回、夢の島熱帯植物館の続きです。  留守中、自動投稿の記事に気持ち玉をたくさんいただき、ありがとうございます。 夢の島熱帯植物館で見た花たち(番外編)  11月6日でしたが、イベントホールで生花展が開かれていました。  左下はガーベラをメインにしたものです。トウガラシや柿…

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ホナガソウ、セキドウサクラソウ

夢の島熱帯植物館で見た花たち(5)  「小笠原の植物とオウギバショウ」と題したCドームで、ホナガソウが咲いています。直射日光が当たらない場所で、花径1cmちょっとと小さいので、撮影しにくい花です。  ホナガソウ(穂長草)はクマツヅラ科ホナガソウ属の常緑多年草で、熱帯アメリカが原産です。大航海時代に世界中に広まりました。日本には小笠原諸島や沖縄に自生しているそうです。  その名の通り、長い穂…

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フリワケサンゴバナ、ウナズキヒメフヨウ

夢の島熱帯植物館で見た花たち(4)  下向きに咲く半透明の筒花はディフルゴサ・コロラータです。キツネノマゴ科ディフルゴッサ属の常緑小低木で、熱帯アジアとマダガスカル島に自生しているそうです。和名はフリワケサンゴバナ(振分珊瑚花)ですが、名前の由来は不明です。細い枝が二つに分岐し、その先に珊瑚色の花が二つ同時に咲く様子(写真左下)からの命名ではないかと、勝手に想像しています。  次も下向き…

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蘭のいろいろ

夢の島熱帯植物館で見た花たち(3)  今回はAドームに展示されていた蘭の花です(11月6日撮影)。  黄緑色のデンファレが展示されていました。名札がなかったので、品種名は不明ですが、プリティミサキという品種に似ています。  カトレアはやはり見ごたえがありますね。これも品種名は不明です。  左下はオンシジューム、右下はデンファレです。  こちらは、温室からでたイベントホールに…

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コダチムラサキツユクサ、キバナノオオゴチョウ

夢の島熱帯植物館で見た花たち(2)  Bドームは「ヤシと人里の景観」名付けられています。ここに珍しい花が咲いていました。名札にはディコリサンドラ・ディルシフロラと書かれていましたが、すぐに忘れてしまいそうな名前です。  ツユクサ科ディコリサンドラ属(タチカラクサ属)の非耐寒性常緑多年草で、原産はブラジルです。とてもツユクサ科の花とは思えません。別名はブルージンジャーだそうで、これなら覚え…

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プルメリア、ブルーエルフィン、ベニツツバナなど

夢の島熱帯植物館で見た花たち(1)  11月6日に東京都夢の島熱帯植物館に行きましたが、ブログでの報告は3回目でやっと温室に入ります。  最初はAドームで「木性シダと水辺の景観」と題したゾーンです。ここで、2種類の白い花が咲いていました。  一番目はヤスミヌム・レックスです。モクセイ科ソケイ属のツル性常緑小低木で、原産はタイ。同属のマツリカやボルネオソケイに似ていますが、この花は匂いがしま…

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トウワタ & オオバナイトタヌキモ

 11月6日、東京都夢の島熱帯植物館に行きました。65歳以上は入場料が120円というのは嬉しいです。年間パスポートというのもあって、こちらは65歳以上の場合480円でした。  温室入り口の左側にある芝生には、10月31日までのハロウィン・パーティで使われたおばけかぼちゃが残っていました。  上の写真の左端にちょっと見えますが、トウワタ(カガイモ科アスクレピアス属)が花盛りでした。黄色に赤…

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トベラの実 & アメリカデイゴ

 11月6日に、夢の島熱帯植物館に行ってきました。京葉線の新木場駅を降り、夢の島公園の奥まで歩いて行くのです。  途中、赤い花が咲いていたので、近づいてみると、何とアメリカデイゴの花でした(マメ科デイゴ属の落葉広葉低木、原産ブラジル、アルゼンチン)。アメリカデイゴは結構耐寒性があるようです。  OSAMIさんのブログ(こちら)や寿々木さんのブログ(こちら)でも、秋の開花が報告されていまし…

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ヒマツリ

 昨日はアラゲカエンソウ(粗毛火焔草)をご紹介しましたが、今回も「火」つながりでヒマツリ(火祭り)をご紹介します。  隣町のあるお宅です。使用していない駐車場に色々な鉢がおいてありますが、そのうちの二つで、溢れんばかりになっています。  ヒマツリはベンケイソウ科クラッスラ属の常緑多年草で。肉厚の観葉植物ですが、秋になると白い小さな花を咲かせます。写真ではまだまだですが、晩秋から冬にかけて…

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アラゲカエンソウ

 近所で、初めて見る花を発見しました。長さ2cmほどの赤い筒型の花で、先端が黄色く、やや五角形。筒花の表面には毛が生えています。  帰宅後、早速ネットで検索です。今回は「K'sBookshelf」の「花の図鑑」(こちら)を先ず利用させてもらいましたが、赤い色の筒花で一発回答。このHPにはいつもお世話になっていますが、皆さんにもお勧めのサイトです。  この花の名は、アラゲカエンソウ(粗毛火…

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この実、何の木?(その2) → センダンでした

 我が家から江戸川に向かって徒歩15分位、やがて田んぼというあたりでこんな木を見つけました。  幹が数本に枝分かれしているところだけに、沢山の丸い実を付けています。  まだ緑色ですが、一部黄色く変わりつつあります。  葉は細長く、奇数羽状複葉で、周縁は緩やかな波形。主脈から直角に葉脈が伸びているのが特徴です。  写真の葉は濃い緑ですが、黄緑の若い葉も沢山出ていました。  ハゼノ…

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この実、何の木?(その1) → リュウキュウマメガキでした

 細い枝に小さな黄色い実をびっしりとつけた木がありました。樹高は3m位でしょうか。  葉はやや長め、葉脈がくっきりしており、表は濃い緑色、裏は灰緑色とでもいうのでしょうか。木肌はなめらかな感じです。  実の重みが原因か、枯れ枝がいくつも落ちていたので、拾ってきました。実は1.5cmから2cmほど(方眼は1cmです)、ヘタは小さく、実の先端が付き出して尖っています。  候補として…

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ポーチュラカ & 七五三参り

 江戸川近くの農家の門の両側に、色とりどりのポーチュラカが植えられていました。植えられているというよりは、はびこっているといっても良いくらいでした。  ポーチュラカはスベリヒユ科スベリヒユ属の非耐寒性多年草です。花がマツバボタンに似ていて、葉が広いヘラ状なので、ヘラマツバボタン、ヒロハマツバボタンという別名もあります。  別名ハナスベリヒユとも言われます。ポーチュラカはスベリヒユを品種改…

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キヅタの花

 間口3間ほどの金網フェンスにびっしりと蔦が絡み、黄緑色の小さな花がたくさん咲いていました。帰宅後調べると、これはキヅタ(木蔦、ウコギ科キヅタ属の常緑つる性木本)の花と分かりました。花期は10月から12月。夏緑性のツタと比較し、冬にも葉があるので、別名フユヅタ。  星型になった5枚の花弁は中央に山があ、花弁と花弁の間から5本の雄しべが伸びています。雌しべは低い円錐形で、白い粉が吹いているよ…

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マユハケオモト & 東京スカイツリー

 昨日、隣町の一角でサルビアの花を接写していると、通りがかりのおばあちゃんから「あら、あんた。いい趣味してるね」と声を掛けられました。ありがとうございます。下が、そのサルビアです。いわゆるブルーサルビア(シソ科サルビア属)ですね。別名サルビア・ファリナセア、ケショウサルビア(化粧サルビア)。  やがて、窓があいて、「珍しいのがあるから、見ていきなさいよ」との声、先程のおばあちゃんでした。こ…

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ムラサキルーシャン

 畑の道路際にムラサキルーシャンが咲いていました。畑の持ち主が植えたのでしょうが、半分野生化しているようです。  キク科ケントラテルム属。 中南米・西インド諸島原産の半耐寒性多年草です。ムラサキは分かるのですが、どうしてルーシャンなのかが分かりません。別名はリンゴアザミ(葉に触れるとりんごのような匂いがすることから)。学名はケントラテルム・プンクタツムという難しいもの。  しゃがんで写真…

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アツバキミガヨラン & プリンクーヘン

 今日は午後になって久しぶりに青空が見え、夕方には快晴になりました。  江戸川の堤防手前でキミガヨラン(リュウゼツラン科ユッカ属)が咲いていました。この花は初夏から夏にかけて咲くものだと思っていましたから、狂い咲き?と思って調べてみたら…、意外にも秋にも咲く品種があるのだそうです。  キミガヨラン(君が代蘭)は和名です。君が代というと国歌を連想しますが、原産は北アメリカでした。学名はユッ…

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